ブレイズ・ベイリー(ボーカリスト)

ページ名:ブレイズ_ベイリー_ボーカリスト_

登録日:2010/11/06(土) 11:41:57
更新日:2023/11/17 Fri 11:02:32NEW!
所要時間:約 4 分で読めます



タグ一覧
音楽 歌手 ロック ハードロック ヘヴィメタル hr/hm モミアゲ 悪人面 不遇 いらない子 もっと評価されるべき ボーカリスト iron_maiden iron_maiden←の黒歴史 フォ~リンダ~ン♪ ←アイアン・メイデンの人気が いらない子←それがどうした ブレイズは犠牲になったのだ・・・ハイトーンの犠牲にな・・・ ブレイズ・ベイリー



堕ちてゆく!そうさ堕ちてゆく!お前は堕ちてゆくのさ!


イギリス出身のミュージシャンでボーカリスト。
睨みつけるような目つきと極太モミアゲという人相は、誰もが威圧される悪人面である。



80年代後半から90年代初頭にかけて自身が筆頭であるWOLFSBANEというバンドでボーカリストとして活動、その声質は“英国のディヴィッド・リー・ロス(VAN HALENの初代ボーカリスト)”と称されていた。
つまり、クセの強い歌唱スタイルである。


ある日、WOLFSBANEのコンサートを観ていたIRON MAIDENのリーダーであるスティーブ・ハリスは、ブレイズの歌いっぷりに感銘を受け、それ以降目を付け始める。
そして、IRON MAIDENの当時のボーカリストだったブルース・ディッキンソンがバンド側との不仲が頂点に達して脱退、それをチャンスとばかりにスティーブはブレイズを口説き、ボーカルオーディションを行い、その結果WOLFSBANEから引き抜く形でブレイズはIRON MAIDENに電撃加入した。
尚、これによってブレイズを失ったWOLFSBANEは解散する羽目になる。


しかし、ここから大きな問題と波紋が待ち受けていた。


発表当時、WOLFSBANEを知る者は誰もが“ブレイズはIRON MAIDENに合わない”と感じていた。
元々低音重視のブレイズの歌唱力はそれほど高くは無く、高音は勿論あらゆる場面に難無く対応出来るブルースの後釜を務めるには大きな壁があった。


ブレイズについて熱く語るスティーブとは裏腹に、難色を示す音楽雑誌とファン達。
そして遂にブレイズ加入第1弾アルバム『The X Factor』をリリース、音楽雑誌のインタビューでスティーブは相変わらずアルバムとブレイズについて熱く語っていた。
いつもより変調子が多くてプログレ指向のアルバムを聴いたあらゆるファンと雑誌からは、それに合わないブレイズ歌唱力について扱き下ろされ、“ブレイズは下手糞”のレッテルを貼られることに…。


特にライブでは前任だったブルース時代の楽曲が歌いこなせず、音程を外した間抜けな歌声を会場に響かせ、前任との大きな壁を見せ付けてしまう。


しかし、スティーブはブレイズについて熱く語っていた。



96年のチリ公演では最前列の観客に唾を吐きかけられ、放送禁止用語を連発して大激怒する様がTV放送されてしまった。
普段は笑顔のスティーブも珍しく、怒りの形相を露にしている。


続いて第2弾『VIRTUAL XI』をリリース、ここでは前作ほどの違和感は無くなり、アルバム楽曲については一先ず挽回出来たと思われた。


が、ライブでは前任の(以下略


相変わらずスティーブは(以下略


業を煮やしたマネージャーは、スティーブに対して“ブレイズを解雇するよう”通達、だがスティーブは(以下略


その後マネージャーとの間に何があったのかは現在まで触れられていないが、圧力に屈したスティーブはブレイズを解雇、ブルースの復帰に同意したという。
スティーブは残念な表情を隠しきれていなかった。


スティーブは一体何を考えていたのだろうか?
今もメタル史の謎の一つである。



まぁ、要は黒歴史である。


このメイデン最強と謳われるブルースと、メイデン最低と罵られるブレイズとのウソのようなホントのツーショット写真は、最早皮肉の1枚でしかないだろう・・・。
(WOLFSBANEがメイデンの前座をした時の記念写真)



フロントマンの風格バリバリだが歌がイマイチなブレイズ、{同時期の前任すら超えかねない強靭なボーカルだがカリスマ性皆無で見た目普通な兄ちゃんティム・リッパー・オーウェンズとは何かと比較されやすい。




その一方、ブレイズはスティーブの設立したレーベルで自分の歌唱スタイルに完全にマッチしたソロアルバムをリリース、かつてのWOLFSBANEの光を取り戻し、現在も北欧地域を中心に活躍中。
かつて以上にワイルドで漢らしさ溢れる歌声を響かせている。


ブレイズは下手糞ではなく、単にメイデンとは合わないだけだった。



いらない子とかいうな!!


意外にも、メイデンのメンバーソロ活動では意外にも評価されているメンバーでもある。



ちなみにオフ時はというと・・・
誰だこのイケメン!?








そして今年・・・








どうしてこうなった











ブレイズに思い入れある者だけ追記・修正可



&link_up(△)&aname(メニュー,option=nolink){メニュー}
項目変更&link_copy(text=項目コピー)&link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ)


この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,2)


  • 高いキーで歌えるから歌が上手いって訳じゃないんだが、前任者とタイプが違うボーカルを後任にしたらファンは戸惑うわな -- 名無しさん (2014-05-26 20:46:05)
  • ディアノ時代の曲なら合いそうだが -- 名無しさん (2016-09-22 17:15:37)

#comment

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧