崩(烈火の炎)

ページ名:崩_烈火の炎_

登録日:2010/05/15(土) 23:20:43
更新日:2023/11/09 Thu 13:41:22NEW!
所要時間:約 4 分で読めます



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烈火の炎 火竜 壱式 火影 ポニテ 忍者 黒髪 八竜 サラシ 野田順子 亡霊 くノ一 炎術士 火玉崩




「我が名は……崩」
「烈火。私はやはりお主が好きだ」


担当声優:野田順子



▼概要


なだれ。安西信行の代表作、烈火の炎に出てくる登場人物。
烈火の持つ炎を操る能力の源である八匹の火竜の一つ。


元々炎術師と呼ばれる炎を操る能力を持った人間の一人で、崩は火の玉を操ることを得意とした。
死後は烈火の中に宿り続け、作品中盤で覚醒。その後は烈火を主とし彼と共に戦っていくことに。


崩が烈火の火竜として召喚された際には無数の火の玉として顕現される。
そのため、火玉(かぎょく)崩と呼ばれることもある。


召喚される際に作者の遊び心で姿がかかれることも。



▼容姿
生前の性別は火竜の中でも珍しい女性で、おそらく十代後半の黒い髪をポニーテールにした凛々しい顔つきの少女で、同じ女性の塁とは違った系統の美人。
“惑わす”ことを得意とする塁とは真逆の、“戦う”ことに特化した女性忍者。
白い半袖の羽織のような和服を着て、黒い野袴と呼ばれるズボンを穿いている。
足にはわらじを履き、胸にはサラシを巻いていた。
かといって貧乳というわけではなく、少なくとも柳以上はある模様。


あれ? あんなところに炎g(ry


ちなみにこのシーンで崩はなんと乳首を晒している。
サンデーに烈火が連載されていた時代。
サンデーの乳首の露出しやすさ。
作者のお色気描写に対する抵抗感の少なさ。


それらが混ざることによって完成した至高の一枚であるといえる。



▼性格
曲者揃いの火竜の中では比較的まともな部類で、ほかの火竜からはお人好しといわれていた。
温和で温厚。穏やかな性格の持ち主。
烈火には信頼とも親愛とも呼べる感情を抱いている模様。
最終戦では烈火に最も使われていた火竜と称されている。
おそらく、戦いを重ねるうちに深い絆で結ばれていたのだろう。


▼能力
複数の炎の玉を放つ。
それまで単純な火炎放射だった烈火の炎に、初めて明確な形を与えた。
非常に使い勝手が良いため、烈火から最も愛用されていた。
その特質上、虚空と併用した時の相性は抜群。


▼人気
外見。性格。後述する烈火との別れから非常に読者人気が高い。女性キャラの中ではトップを争うだろう。



▼最期


以下ネタバレ注意



















天道地獄との最終戦で烈火は七竜同時召喚に挑むことになる。
烈火の呼びかけに応え現れる火竜達。



「ついに……八竜最後の力、裂神を使うのだな。親子の絆がいかに深いとて、かような不可思議な絆はまたとあるまい。なあ? 七代目火影頭首!!」
烈火を七代目の火影と讃えた参式――焔群



「途中でへばんじゃねえぞ、ヘッポコ野郎! これでも円様はおめーの力ってヤツを評価してやってんだ! 見てるぞ!! 見せてみろ!!!」
最後の最後で烈火に賞賛の言葉をかけた伍式――円


「大好きだったよ、烈火!! がんばれ! がんばれ! がんばれ!! がんばれ!!!」
烈火に対する心からの親愛の情を力一杯告白した陸式――塁



「気に入らねぇ……!! 気に入らねぇ……!! あの天堂(ガキ)は気に入らねえなァ―――っ!!! 殺す!!!」
あくまで馴れ合うことはなく故に烈火にとっての最高戦力になった肆式――刹那



「お主が一番使う(つこう)てくれたのは崩か私であったな、烈火。このような言い方は不適切とは思うが…楽しかった…楽しかったぞ!!」
己を烈火の相棒であり、自らを戦友と語った弐式――砕羽



「同時火竜は逆字に出すという理もあっさりやぶりおって…まこと最後まで頭の悪い宿主であった
右手をかしてくれんか、烈火。
あくしゅ。
この右腕――――この右腕が力を…勇気を…希望を与えてくれた。
あきらめるでないぞ! 希望はきっと残っておる!!!
然らば!!!」
体外を自在に出入りできるという特性を活かし烈火の導き手であった漆式――虚空



皆が主である烈火に胸中の想いをぶつける中、砕羽の次に現れた崩は





何もいわなかった。





大きく、強く、逞しく――成長した烈火を見て、戦友でもあり相棒でもある少女――壱式、崩は――静かに、微笑むのだった。



















◆余談◆


初期は竜之炎弐式だったはずなのだが、いつの間にか壱式に代わっていた。恐らく虚空が火竜の印をスレマゲドンした時最初に再び烈火を認めたからであろう。こらそこ作者が順番忘れてたとか言わない。





烈火の炎を愛する人。
崩を愛する人。
追記・修正お願いします。




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  • 崩の最後の笑顔を見たとき、なんか知らんが「本当に最後なんだな」って実感が湧いたなぁ… -- 名無しさん (2013-08-15 22:53:15)
  • 作者に崩の短編ハヨッて送ったのも今となっては良い思い出…… -- 名無しさん (2013-08-15 23:54:52)
  • 合体竜の一人ってことは、生前に何かしら無念の終わり方をしたってことなんだよなぁ・・・。優しすぎたが故なのか、跡目争いの末なのか・・・。 -- 名無しさん (2013-08-16 00:20:12)
  • 砕羽は鷹、円は亀、焔群は蛇、裂神は不死鳥… 崩は竜の感じからして虎かな? あとの三人は刹那→山嵐、塁→蜥蜴(カメレオン?)、虚空→獅子ってとこだろうか。あとついでに煉華は蜂。 -- 名無しさん (2013-08-30 20:51:11)
  • 色んな炎の型があるって説明のとこで出てた蝙蝠、狐、馬、獅子がそれぞれ刹那、塁、崩、虚空じゃないかと勘ぐってる -- 名無しさん (2014-05-26 11:42:46)
  • 弐式だったことに違和感を覚えてはいたが、修正されてたのは知らなかった… -- 名無しさん (2014-05-27 11:11:39)
  • 漫画もアニメも色々と惜しい作品だったな。 -- 名無しさん (2014-09-21 14:58:20)
  • これは崩だけの話じゃないけど八竜のそれぞれ守れなかった物ってなんだろう 個人的には焔郡と円は家族、崩は主君、虚空は「海魔に殺された火影の民」だと思うけど… -- 名無しさん (2014-11-18 17:19:24)
  • ↑砕羽と塁は恋人なのかもね。刹那は無念というより怨念で火竜になったって感じだろうけど。 -- 名無しさん (2014-11-18 17:31:00)
  • 砕羽と崩と焔群は忍者と思えないくらいクセの無い性格だよね。そこが良いんだけど -- 名無しさん (2015-06-16 23:58:55)
  • 崩は女として烈火のこと好きだよなあ -- 名無しさん (2015-07-28 04:20:46)
  • ↑好きだけど触れ合えずにいる…あれ?面白そうだぞ? -- 名無しさん (2015-07-31 14:09:05)
  • 崩に乳首なんてあったっけ?何巻? -- 名無しさん (2015-09-04 00:11:28)
  • 最初の頃は少女って感じがあまりしない容姿だったのに、最終巻だと烈火と同年代ぽい凛々しい女の子になってて、すごい可愛かった -- 名無しさん (2015-10-10 00:14:39)
  • 炎術師って家系で受け継がれるものらしいから八竜って皆烈火の遠いお爺ちゃんお婆ちゃんとかなのかね? -- 名無しさん (2015-12-15 15:05:50)
  • 兄弟とかもありえるから完全に直系だけってことは無いと思うけど全員血が繋がってるのは確か -- 名無しさん (2015-12-15 15:08:23)
  • 正直刹那が嫁さんもらえたとは思えないし -- 名無しさん (2015-12-15 15:09:06)
  • どこかの記事で刹那と円は兄弟で母親を守れなかったって書いてあったけどどこ情報なんだろう?後、自分の主観だけど、何か塁っていつも刹那と一緒に居るイメージがあるな。例CRの火竜が人型で二人ずつ揃う時と原作。 -- 名無しさん (2016-02-11 21:53:41)
  • 何となく崩は一応党首だったけど子供とか作らず甥っ子にあとを託したとかだと予想してる。あと刹那の処分を決定したのも崩の時期なのかと思っている。 -- 名無しさん (2016-03-26 05:34:51)

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