天気の子

ページ名:天気の子

登録日:2019/08/12 Mon 01:51:20
更新日:2024/04/19 Fri 10:58:38NEW!
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夢に僕らで帆を張って


来るべき日のために夜を超え


いざ期待だけ満タンで


あとはどうにかなるさと 肩を組んだ







天気の子

Weathering With You



『天気の子』とは、新海誠監督によるアニメーション映画。2019年7月19日公開。
2016年に超大ヒットし、社会現象を巻き起こした『君の名は。』と同じく劇中の使用曲には、バンドのRADWIMPSが書き下ろした曲が使われているが、
『君の名は。』の時以上に映画製作に深く携わっており、新海監督がストーリーを作る→それを元にRADWIMPSが曲を作る→それを受けてさらに新海監督が話を膨らませていく
というような場面も多かったようで、実質的には音楽監督のような立ち位置になっている。
また、本作では新たな試みとしてオーディションによって選ばれた三浦透子が新たに女性ボーカルとして迎えられている。


新海監督によれば、「大ヒットした前作で受けた批判などを意識した上で、批判した観客を逆にもっと怒らせる映画を作りたい」というのが最初のイメージだったとのこと。
また、新海監督曰く「ド真ん中のエンタテインメントが来た」とコメントする一方で、「あえて賛否が分かれるメッセージを込めた」とも語っている。


公開されるや前作の評判を受けたロケットスタートを決め、1ヶ月ほどで興行収入100億を突破。
その後は賛否がわかれる作風もあり勢いは衰えているが、それでも動員1000万人を大きく上回り、興業収入は140億を超えた。
いずれにせよ2作連続で100億超えを果たした新海誠の名声は不動のものとなり、ポスト宮崎駿の最右翼に躍り出たと言っても過言ではない。


ちなみに、作中にコスプレイヤーが登場するシーンがあるのだが、そこに初代プリキュアアクアゴジラ初音ミクのコスプレをしたキャラクターがいる。
クレジットされていないがプリキュアのコスプレイヤーの声優は花澤香菜。「コスプレをしている人」とはいえ制作会社が違う為、ちゃんと東映に許可を取ったという。





◇ストーリー


――これは、僕と彼女だけが知っている、世界の秘密についての物語――


「あの光の中に、行ってみたかった」
高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。
しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、
怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。


彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。
そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は一人の少女に出会う。
ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らす少女・陽菜。
彼女には、不思議な能力があった。


「ねぇ、今から晴れるよ」
少しずつ雨が止み、美しく光り出す街並み。


それは祈るだけで、空を晴れに出来る力だった――


(映画パンフレットより)





◇登場人物

◆森嶋 帆高
声 - 醍醐虎汰朗
本作の主人公。離島から家出してきた16歳の少年。
家出の理由については劇中では詳しい説明はされておらず*1、周囲に対して嫌気がさしたからと本人は言っている*2


とにかく喧嘩早いと言われた前作の主人公の瀧とは別ベクトルの激情家であり、新海作品屈指のアウトロー。
「スマホの充電を限界まで使い切るタイプ」と新海監督に解説されたように、良くも悪くも考えたことを即座に実行に移すところがある。


東京に来てからしばらくはネットカフェに泊まり、その金すら無くなった後は殆ど路上生活同然の根無し草な日々を続けていたが、東京に行くのに利用した船で出会った須賀圭介に雑誌記者として雇ってもらう。
そして、ホームレス生活をした時に「ある物」を拾ってしまい、それが彼の生活に大きな影響を及ぼす。


幸か不幸か、記者の仕事としてネタの一つである「100%の晴れ女」の都市伝説特集への投稿締め切りが丁度終わった頃に、探し求めていた陽菜と出会った。
やがて帆高は彼女に魅かれ、彼女の能力で「晴れを届ける」商売をすることを思いつくが、この決断が後々重大な「運命」と、帆高自身の「暴走」をもたらし、一つの固い覚悟と共に抱く大きな夢へと結びつく。


ちなみに、カップヌードルは2分派。



◆天野 陽菜
声 - 森七菜
本作のヒロイン。
長い髪をおさげの二つ結びにしている、(自称)18歳の少女。
胸は慎ましい。実はある意味で当然だったのだが
1年前に母親を病気で亡くしており、現在は弟の凪との二人暮らし。
代々木の廃ビルの屋上にあった小さな祠で祈ったことで局地的な範囲を一時的に晴れにする、不思議な能力を手に入れる。
基本的には明るくやや強気な性格だが、一方で帆高程じゃないが相当にアグレッシブであり、自己犠牲的な一面もある。


元々はハンバーガー店で働いていたが、ある理由からバイトをクビになり、生活費に困窮するあまり風俗のバイトに手を出そうとするほどに追い詰められていたところを帆高に出会い、彼の思いついた「晴れを届ける」商売を共に行うことを決める。


実はもうすぐ18歳ではなくもうすぐ15歳。
本来なら施設に保護されるのが妥当な処遇だが、弟と離れ離れになることを怖れて、それを拒絶していた。
バイトをクビになったのも、実年齢がバレてしまったから。
実は陽菜と出会う前に帆高が集めていた「晴れ女」の情報の中にも「晴れ女は女子中学生?」という情報がちゃんとある。


作中で神主が軽く言及し、小説版にて詳細に触れられているが、厳密には天気の巫女が願うと晴れるのではない。
天気の子は、自分を含む周辺に住む人々の願いや想いの力を感じ取り、祈りを捧げて空と一体になることで願いの力を空に届けて気候に干渉する。
量子力学における意志の力が確率に影響を及ぼすとする理論を下敷きとしたもの。
ざっくり言えばアクシズ・ショックである。


そして、「晴れ女」の能力を使う度にその代償は彼女の肉体を蝕んでいった。
力を使えば使う程、空と一体になる割合が増えて肉体が消えていくのだ。
これは過去の天気の巫女にも見られた現象であり、月刊ムーの特集記事にもあるように、東京は大昔から彼女のような人柱によって支えられてきたことが示唆されている。
夏美に「晴れ女」の人柱としての宿命を教えられて以降、彼女自身もそれを受け入れていたが…!!


終盤、帆高によって空の生贄としての責務を放棄したため、再び豪雨が降り始めた。
東京に永遠に雨が降り続く事になってしまい、海が増水した事で半分近くが水没。2024年時点では武蔵野台地の西部に移譲して首都としての機能を維持しているが、それも時間の問題と言う状況である。
帆高が去った後の東京で、巫女の力を失った後の彼女が迎えるラストは必見。


なお、小説版では東京が水没するまでの3年間も凪と田端駅周辺で暮らせていることが示唆されており、須賀か夏美が姉弟の未成年後見人になった可能性がある。



◆天野 凪
声 - 吉柳咲良
陽菜の弟。小学生だがイケメンで大人びた性格。
プレイボーイで絵に描いた美少年。とにかくモテる。
姉の陽菜の勉強机の周りは彼女の好きな小物が一杯なのに対して、凪の部屋はトロフィーや表彰状が並ぶ。幼くして完璧超人である。
恋愛経験豊富であることから帆高には「先輩」というあだ名で呼ばれている。
当初は帆高を警戒して彼にキツく当たっていたが、「晴れを届ける」商売をするうちに打ち解け、彼に懐くようになる。
そしてゆるキャラ化。



◆須賀 圭介
声 - 小栗旬
主に都市伝説をメインに扱い、雑誌『ムー』などに記事を提供する有限会社K&AプランニングのCEOで、ライター。
大雑把だが面倒見のいい性格。
だが過去の経緯や境遇もあってか、どことなく斜に構えたちゃらんぽらんな男である。


東京に向かう船の中で帆高が船から落ちそうになったところを救い、船内の食堂で食事とビールを奢らせた後、帆高に名刺を渡した。
後にその名刺を頼って訪ねてきた帆高を記者として採用する。
数年前に妻・明日花を交通事故で亡くして以降そのことを強く引きずっており、妻の私物やメモを捨てずに残している。
亡き妻との間には娘の萌花がいるが、現在は親権を妻の両親に取られており、親権を取り戻そうとしている。


自分も過去に両親の元を飛び出して東京に出てきたことから、同じような境遇の帆高には感情移入しているが、一方で大人としての常識や上記の自身の抱える問題などから板挟みとなり、苦悩する。


新海監督曰く彼は常識人としての世間の代弁者として描かれており、初期のプロットでは映画のラスボス的な立ち位置にいたこともあったとのこと。


物語終盤、再び陽菜のもとへ向かう帆高が警察に追われていることを知り、代々木の廃ビルにて彼を待つ。
あまりにも突飛な帆高の話を信じられず、一度は帆高をぶってまで落ち着かせようとする。
しかしそれでもなお陽菜に会いにいくことを諦めない帆高の本気さに心を打たれ、彼を逃がす(陽菜のもとへ向かわせる)ために高井刑事をぶん殴ってしまい、公務執行妨害で捕まる。幸い書類送検だけで済み、大事にはならなかった模様*3
三年後はマンションの一室を新たなオフィスとして構えている。従業員も少し増えており、結構順調のようである。




◆夏美
声 - 本田翼
須賀の事務所で働く女子大生。
カラッとした明るい性格。
圭介と共に、事務所に住み始めた帆高の面倒を見る。
圭介の事を「圭ちゃん」と呼んでおり、本人曰く「そういう関係」との事。


大学卒業後は事務所ではなく別の会社に就職するつもりでおり、就職活動に勤しんでいる。



フルネームは『須賀 夏美』
圭介とは叔父と姪の関係。
初対面時の思わせぶりな態度や圭介を「圭ちゃん」と呼ぶ言動から、帆高にはしばらくの間圭介の愛人だと勘違いされていた。
そして本人はその勘違いにドン引きしていた。
小説版では、かつては圭介に対して憧れを抱いていたことが示唆されており、帆高を勘違いさせた思わせぶりな態度も、それが原因と思われる。


映画終盤で登場したK&Aプランニングの新オフィスには彼女のバイクのヘルメットが置いてあり、卒業後は結局そのままK&Aプランニングに就職したものと思われる。



◆須賀 萌花
声 - 香月萌衣
圭介と亡き妻の娘。幼稚園生。
親権は圭介の妻の両親が持っており、圭介は親権を取り戻そうと協定中である。
喘息の持病があるため雨の日は外では遊ぶことができない。



◆安井刑事
声 - 平泉成
経験豊富でベテランの老刑事。
ヤクザの「シバタ」が逃走中に捨てた拳銃の行方を捜査しており、その拳銃を偶然拾った帆高に行きつくと同時に、帆高が両親から捜索願いの出されている家出少年と判明したことから、帆高を確保するべく行動する。


刑事ドラマに出てくるベテラン刑事風の性格で、力ずくの確保ではなく相手への説得を重視する方針を取っている。
恐らく拳銃にも実弾は入れてないと思われる。実際、帆高に突撃されるまでは一切銃を向けようとしなかった。
帆高を確保したのが高井でなく彼だったなら、終盤の陽菜探しに協力してくれ、帆高の『暴走』を防げたのではないか…というシーンも幾つかある。運命の皮肉を感じずにはいられない。



◆高井刑事
声 - 梶裕貴
安井の相棒でリーゼント風の髪型をした若い刑事。
安井と同じく帆高を確保するべく行動する。
正義感は強いが感情的になりやすい性格で、相手の言い分に耳を傾けないようなところがある。
帆高に対して拳銃の発砲をさせないよう呟くなど、決して悪人というわけではないが、若さゆえに融通が聞かない面もある。
拳銃絡みの事件であるが故に視聴者も高井刑事に共感出来るが、よくよく見ると黒に限りなく近いグレーな行為*4を重ねてしまっており、その点からも青さが目立つ。


主人公目線では本作の『悪役(ヴィラン)』に近いポジションであり、上述の通り社会制度的な不備を体現するかのような場面もあるが、その彼もただ一刑事がやれる範疇で真面目に仕事をしているだけ(むしろ彼の目線から見れば、主人公は何をしでかすかわからず言うことも聞かない傍迷惑な少年である)。
という点も、主人公と色んな意味での社会の対立を描く本作において重要である。
職務上仕方ない部分もあるが、彼がもう少し帆高に手を差し伸べていれば、帆高が暴走するような事も起きなかったであろう感は否めない。
帆高とはあらゆる意味で対極、そして似た者同士。



◆冨美
声 - 倍賞千恵子
夫の初盆の日を晴れにしてほしいと依頼してきた老婦人。
盆の煙の意味や、昔からの信仰の中での天気と人とのつながりの意味を陽菜に教える。


実は『君の名は。』の主人公である立花瀧の祖母。
フルネームは『立花 冨美』


終盤で再登場した場面では、小説版では孫の結婚写真を家に飾っており、映画の同じ場面では、手に宮水家の組紐を身につけている。


つまり……



◆スカウトマン木村
声 - 木村良平
新宿の違法風俗のスカウトマンをしているチンピラ。
陽菜を未成年と知りながら風俗の仕事をさせようとしたが、帆高に割り込まれ、危うく射殺されそうになる。
その時は完全にビビって腰を抜かしてしまうなど、所詮はいきがってるだけのチンピラである。


実はこれでも嫁と子供もいる。バチ当たり。



◆アメ
帆高がホームレス時代に知り合った野良の子猫。
帆高に懐いており、K&Aプランニングの事務所で保護され、そのまま須賀のペットになった。
結構お利口さん。


エンディングでは成長してすっかりデブ猫になっていた。



◆立花 瀧
声 - 神木隆之介
今作最大のサプライズ。前作『君の名は。』の主人公。
今作では大学生として登場。上記のお盆の依頼のシーンで切ったスイカを持って登場する。
セリフもそれなりにあり、本作に登場する『君の名は。』のキャラクターの中では一番分かりやすい。
…が、隠しキャラ的な扱いの他のキャラと違いあまりにも堂々と出てくるので逆に分かりにくいかもしれない。
本作で行った行動と言えばスイカを振る舞ったり、主人公・帆高に対して誕生日プレゼントをしたらどうかというアドバイスをしただけなのだが、登場時の只者ではない常人離れした存在感とオーラは必見。


新海監督曰く「瀧と三葉が互いを探しながらも生きている様子を描きたかった」のが登場させたのが動機というだけあり、存在感バリバリながらもどことなく上の空な演技は前作『君の名は。』視聴者は必見。


ちなみに前作で瀧と三葉が再会する2021年の東京は平穏な姿だったが、本作のラストシーンである2024年の東京はえらい事になってしまっている。
そのことから『君の名は。』と本作はパラレルの関係にあると推測される。
後に同様の質問への回答という形で、パンフレットにて監督が『君の名は。』と本作はパラレルワールドであると明言した。


しかし、本作においても雑誌『ムー』にもティアマト彗星を扱った胡散臭い記事が掲載されていることから、「君の名は」と同様の事件が起こったことが窺える。
また、上述の冨美の再登場シーンのことを考慮すると…
&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){恐らく三葉と結ばれる運命自体はどちらのルートも同じと思われる。
ちなみに、新海誠氏への質問にて、二人が一緒に映る写真があるシーンがあったが、カットされてしまったと回答している。}}



◆宮水 三葉
声 - 上白石萌音
前作『君の名は。』のヒロイン。
帆高が陽菜の誕生日プレゼントを選んだジュエリー店の店員として登場する。
BD特典の台本にて、ショップには出向してきていると記載されており、『君の名は。』の世界同様に、三大学卒業後は服飾関係のデザイナーになっている。
デザイナーであっても新人時代は研修も兼ねて店頭に立つこともあるので、その一環であろう。


よく見ると「MIYAMIZU」と書かれたネームプレートをつけている。



◆勅使河原 克彦
声 - 成田凌
前作『君の名は。』の登場人物。通称テッシー。
帆高と陽菜がフリーマーケットを晴れにしたシーンで登場。


恋人である早耶香と観覧車に同乗している。



◆名取 早耶香
声 - 悠木碧
前作『君の名は。』の登場人物。通称サヤちん。
帆高と陽菜がフリーマーケットを晴れにしたシーンで登場。
上述の通り克彦と観覧車に同乗している。


また、終盤で帆高が警察署から抜け出したシーンでも警察署の入り口で帆高とすれ違っている。



◆宮水 四葉
声 - 谷花音
前作『君の名は。』の登場人物。
終盤の晴れになったシーンで快晴の空を見上げる女子高生のうちの1人。
『君の名は。』の本編後、四葉は祖母と共に飛騨に残ったそうなので、恐らく修学旅行か何かで来ていたものと思われる。


成長した姿での登場なので、本作に登場する『君の名は。』のキャラクターの中では一番見つけ辛い。



上記の五人の登場は今作トップシークレットであり、試写会をやらなかったのも相まって、事前情報は一切出されなかった。







怖くないわけない

でも止まんない


ピンチの先回りしたって 僕らじゃしょうがない


僕らの恋が言う

声が言う


「行け」と言う








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  • 個人的に、主人公とヒロインが幸せであればハッピーエンドだと感じるタイプだから、今回の映画は最高の映画だったわ -- 名無しさん (2019-08-12 03:15:28)
  • 割とすぐに弟と打ち解けててギスギスしなかったの良かったな -- 名無しさん (2019-08-12 07:06:10)
  • 見る人や視点で見え方が全く異なる万華鏡みたいな作品。そういう意味では凄い傑作だし作った新海監督は天才。なぜあの結末なのかを逆算していくと帆高が現代社会と分かり合えなかったからという事になり、映画が現代社会で商業的に成功すればするほど風刺が強くなるというブラックな解釈もできる -- 名無しさん (2019-08-12 08:08:28)
  • 個人的には、穂高があの程度の処罰で済んだのが驚いた、未成年であるのと精神的に不安定だったとか思われていたのかな? -- 名無しさん (2019-08-12 09:04:33)
  • ↑安井刑事のおかげ、だと何となく思ってる。あとは状況とか調べとか?撃った事自体は間違いないから卒業するまでとか。まあ公務執行妨害も含めてって考えると破格ではあるが、個人的にはあの後で須賀さんが成功していたのが驚いた。あと、再開しないバッドエンドじゃなくてホッとした。やっぱこの監督の作品だとラストは心臓に悪い。てっしーとか見えた瞬間「あれ?」と思ったり、前作主役二人出た時ビックリしたりさせられてサプライズ的にも面白かった。まあ序盤でヒロインと出会うまでは陰鬱としてるけど、そこ抜けたら明るくなっていい感じ -- 名無しさん (2019-08-12 09:28:19)
  • 晴れ女の商売を始めた時に、「やめとけ絶対ロクでもないことになるぞ」とツッコみたくなったのは俺だけではない筈。俺が想像してたのは、怪しい裏組織に絡まれるとかそういう方向だったけど -- 名無しさん (2019-08-12 10:38:53)
  • ↑同じような想像してたわ。組織的なのが出て小栗のキャラがどうせ裏切るんだろう?みたいに考えたのに、あんな熱い方に持っていくなんてな -- 名無しさん (2019-08-12 11:56:53)
  • やっぱりRADWIMPS無しじゃ成り立たないのがよく分かった。冒頭の歌詞の曲が流れた瞬間涙腺崩壊する… -- 名無しさん (2019-08-12 13:45:42)
  • やっぱり原作のゲームにあったエッチシーンから逃げるのはよくないと思うんですよ(ぐるぐる目) -- 名無しさん (2019-08-12 14:02:33)
  • 正直、複雑な気持ちにさせられた。帆高くんが陽菜ちゃんを救うのは分かるが、終盤の行動は少し暴走気味じゃないか?って思いが残る。無論、最後の最後で会えたのは良かったとも思ってるよ。 -- 名無しさん (2019-08-12 15:55:24)
  • 正直、カップヌードルのCMの方が印象に残ってる… -- 名無しさん (2019-08-12 17:38:15)
  • 須賀さんは最終局面であの廃ビルにいたのが全ての答えだよね(帆高は明らかにあの場所について話していない→晴れ女と廃ビル屋上の鳥居の関係を知ってる) -- 名無しさん (2019-08-12 17:56:18)
  • ↑3 その通り。決して帆高は正しい事をやってる訳でもないし、暴走してる。でも、帆高は世間一般から見て正しくなかろうと、自分がやりたいと思った事をやったし、だからあの結末。 -- 名無しさん (2019-08-12 18:03:48)
  • 花澤香菜 佐倉綾音 木村良平の演じたキャラの名前はわりとそのまんまである -- 名無しさん (2019-08-12 18:09:58)
  • あそこまで水没しても新しく生活したり埋め立て始めたりと出来る辺り、あんな風に状況が変わったとしても人間は生きていけるから結局は正しい在り方に戻っただけだろうなと -- 名無しさん (2019-08-12 23:45:41)
  • 観たけど確かに前作を超えるのはちょっと難しい。それでも100億は楽に超えそうだ。見方を変えれば、敢えて万人受けしない作品に仕上げて100億超えしそうというのはそれもまたトンデモない。 -- 名無しさん (2019-08-13 01:37:47)
  • 君の名は世界とはパラレルとしてどの程度パラレルなんだろう -- 名無しさん (2019-08-13 03:39:54)
  • 程度によっては日本列島が隕石と雨で町2つ壊れて地形変わっている中々の状態ってことになるな -- 名無しさん (2019-08-13 03:47:20)
  • ↑ 未知の敵が出てくるタイプの架空戦記物だとよくある気がする -- 名無しさん (2019-08-13 09:26:04)
  • ↑14 実際、初期のプロット案の中には陽菜を狙う闇組織が出てくるというものもあったらしい -- 名無しさん (2019-08-13 10:35:19)
  • ↑マジでか…やらなくて良かったな -- 名無しさん (2019-08-13 12:27:38)
  • 今年は7月の長梅雨で映画と現実がリンクしてたな。雨続きで日本中うんざりしてた。 -- 名無しさん (2019-08-13 12:30:07)
  • あの万人受けしなさそうな結末。前作であんなバケモノじみた興行成績叩き出したのに、媚びない新海誠監督に感動した!! -- 名無しさん (2019-08-13 12:49:29)
  • 予告で須賀さんが悪役に思える演出(大人になれよ、少年のあたり)は、初期設定の名残だったか。 -- 名無しさん (2019-08-13 15:53:37)
  • 作中にソフトバンクのお父さんが出演している -- 名無しさん (2019-08-13 16:28:24)
  • 2分が美味いんだよ知らないの? -- 名無しさん (2019-08-13 17:46:28)
  • 2周目だと主人公への印象がまったく違う。最初から超やべーやつで一貫してる… -- 名無しさん (2019-08-13 21:22:14)
  • ゼロ年代のエロゲという感想が多かったけど、見てきて理解した。確かに万人受けはしなさそうだけど、自分は好き。 -- 名無しさん (2019-08-13 22:10:27)
  • 昨日までで興収78億円。150億ラインが見えてきた。 -- 名無しさん (2019-08-14 12:07:44)
  • 須賀さんの奥さんが晴れ女説は交通事故で亡くなったと小説版でハッキリと明言されているので消したほうがいいと思います -- 名無しさん (2019-08-17 05:50:16)
  • 一般的な創作の大前提にある自己犠牲の精神に真っ向から殴りかかるような主人公の独善的・エキセントリックな行動には逆に爽快感を覚えたな。ずっと雨降りっぱなしで東京沈むとか普通に発狂もんだがあの結末は好き -- 名無しさん (2019-08-21 16:20:25)
  • ↑2 -- 名無しさん (2019-08-23 22:10:58)
  • ↑3 自分もその意見に同意です。もし奥さんが晴れ女に関係しているなら、須賀さんは帆高をすぐに信じたはず。しかし実際は帆高が発砲するまで信じれなかった。あと、須賀さんが廃ビルの場所が分かったのは、スマホのGPSによるものだと思う。中盤にも帆高の居場所をGPSで確認しているシーンがあったし。 -- 名無しさん (2019-08-23 22:22:38)
  • 神話とかの生け贄にされたヒロインを英雄が助ける話を何の力もない一般人が実行するとこうなる、って感じだよね。途中まではサイヤ人声の占い師の台詞や島で晴れ間が逃げてく描写が伏線で帆高にも特殊能力あるのかと思ってたけど。個人的には君の名はよりこっちのが好き。 -- 名無しさん (2019-08-24 23:53:06)
  • 今度は候補じゃなく、ガチで日本代表としてアカデミー賞ノミネート決定…!!? -- 名無しさん (2019-08-26 15:42:52)
  • 東京という街も天気のようなものだなって感じた。穂高達の決断は確かに東京を大きく変えたけど多分穂高達が何もしなくてもあの東京は海に還ってたんだろうな -- 名無しさん (2019-08-27 03:28:58)
  • 自分的には映画観てる時の暴走で訳がわからんとなったけど -- 名無しさん (2019-08-27 05:42:45)
  • ↑ミスです でも、主人公の答えは良いなと思う 東京沈んでるけど少なくとも人柱を阻阻することに誰に文句を言わせないって感じで -- 名無しさん (2019-08-27 05:48:35)
  • ↑というかアレが正しい在り方で人身御供で一時の平穏を得ていたことがおかしかったんだなと、終わった時は思った。多分、瀧くんのおばあさんと再会していた場面を見たからだと思う -- 名無しさん (2019-08-27 06:48:38)
  • 「陽菜が人柱になれば雨は降らなかった」という考え方がそもそもの間違いだと思うのは俺だけかな?地球史では永い周期で環境変化を繰り返しているし、そこには天候の変化も当然含まれる。自然環境を壊すのが人間の傲慢なら、「自然環境を守る」「地球に優しい」も人間の傲慢。(実際は「(人間が住みやすい)自然環境を守る」「(人間にとって都合がいい状態の)地球に優しい」だと思う。)人の手が加わっていないあるがままの地球と自然現象は人類には厳しすぎて、人ができるのは一時の安寧が幾久しく続くよう、寝た子を起こさない様に注意するだけ。(地球の活動が活発になったら大地震や津波が頻発する等の事象が起きそう)これは人類全体で行うべき事で、一部の人を切り捨てる事を前提にして仮初めの安寧を得るべきではない。大人が治水・利水や埋め立て等で立ち向かうべきで社会が一人のガキに寄りかかっていい理由にはならない。(そういう「一部の切り捨て」は本当の意味での最後の手段)だから、男(帆高)が惚れた女(陽菜)を救う為に全力疾走したのは人として正しいと思うわ。 -- 名無しさん (2019-08-27 22:14:57)
  • 君の名は。では結局2人は最後触れ合う事無く、最後は春の晴天をエンディングバックに映す。天気の子は抱き合う2人と3年雨を降らせ続けた空をエンディングバックに映す。新海監督が天気の子で君の名は。を皮肉りたい気持ちを感じるだけに一々深読みしてしまう -- 名無しさん (2019-08-31 12:55:48)
  • なんていうか、「女か世界か」で「女」を選んでもなんやかんやあって世界も救われる世の中のありがちなストーリーへの強烈なアンチテーゼを感じた -- 名無しさん (2019-09-02 15:34:39)
  • ワイ、「女か世界か」の二択になっていることすら気づかなかった模様。まあ言っちゃ悪いけど女を選んだところで雨が止まなくなるだけで直接的に人死にが出るわけでもないし、個人的には二択にすらなってないもんで。 -- 名無しさん (2019-09-26 23:59:31)
  • ↑普通に考えてあれだけの異常気象で死人が出ないなんてあり得ないでしょ -- 名無しさん (2019-09-27 00:49:12)
  • アニヲタwikiなら絶対架空のエロゲーのページにすると思ってたのに真面目に解説しててちょっと驚き -- 名無しさん (2019-09-27 01:29:56)
  • ↑時代が変わっちまったのさ。そして陽菜の中学生とは思えん色気よ -- 名無しさん (2019-09-27 10:37:49)
  • ↑↑そういうのはアンサイクロペディアの役割だしなぁ…… -- 名無しさん (2019-10-10 10:28:27)
  • 脚の雪乃、乳の三葉、腋の陽菜 -- 名無しさん (2019-10-10 20:05:50)
  • ↑うまい‼︎ -- 名無しさん (2019-10-18 16:12:16)
  • 映像もストーリーも良かったが、東京の行き先がまさかのはいふり化とは。後陽菜はどうやって1年間も年齢詐称してバイト出来たんだろう?普通なら速攻でリークされてもおかしくないのに。 -- 名無しさん (2019-11-02 20:22:19)
  • 新海監督は「賛否分かれる映画にした」って言っていたけど、どこらへんが批判されるんだろうか...。前作と同じくらいすっごく良い話だったし。また感動してしまった...。 -- 名無しさん (2019-12-07 05:43:13)
  • 興収140億超えたが、これ以上は伸びなさそう。 -- 名無しさん (2019-12-07 08:51:36)
  • 会社の女性見て、女なら中三でも充分18歳のフリできるなって思った。 -- セイ (2020-01-13 23:29:06)
  • レインボーブリッジ沈んでるから雨のせいじゃ無くて他の原因で海面上昇が起こった説 -- 名無しさん (2020-03-20 21:38:55)
  • 雪野先生「…まあ『水上靴屋』ってのも香港みたいでいいわよね~♪」孝雄くん「でも常連さんって全員旧糸守町のみなさんばかりなんですよね。早い話が先生のコネですからね」 -- 名無しさん (2020-05-20 18:29:30)
  • ギャルゲーと絡めて論じる批評を見たけど、本作がADV化されたらどうなりそうかな? -- 名無しさん (2020-06-14 11:30:44)
  • 同級生二人はおろか須賀さんの娘まで落とした凪くんはキセイ蟲の標的にされるタイプではあるわな。 -- 名無しさん (2020-09-03 01:58:46)
  • 帆高や彼と関わった人達がした事って、なんだか空想法律読本で叩かれそうな感じ…(笑&汗)。 -- 名無しさん (2020-10-04 15:58:24)
  • ↑警察の失態を棚に上げて勝手なことを言うな -- 名無しさん (2020-12-04 17:08:19)
  • それと高井の項目に異議あり真面目に仕事していたのは可笑しいだろ。拳銃を帆高が拾う前に回収しない失態を犯しといて訂正を申してたてる -- 名無しさん (2020-12-04 17:10:30)
  • キノコが十本あれば10(テン)キノコ -- 名無しさん (2021-01-22 08:09:01)
  • いまだに東京への出張や観光が危険である昨今、この映画を見ると何だか東京の表だけでなく裏の裏まで観光できたような気分になる。最初に見たときは「『君の名は。』に比べるといま一つかな?」と思っていたのだが、今はこちらの方が遥かに好きなぐらいだ。 -- 名無しさん (2021-03-21 22:36:59)
  • ↑4別に勝手なことを言っているわけではありません。ただ、現実の世界だったらやばいなと思って書いただけです。 -- 名無しさん (2021-03-22 11:46:31)
  • ↑2 そうかな?自分はやっぱり『君の名は。』の方が好きだけど。 -- 名無しさん (2021-06-21 13:15:29)
  • 追記修正がしっくりこなかったので、映画の最後に流れたモールス信号で書いてみました。気に食わなければ修正お願いします。 -- 名無しさん (2022-12-13 22:10:55)
  • 何故かこの映画2度程見てるんだけれどどうしても中盤以降見る気がなくなってしまう。なぜか唐突に「もういいや」ってなる...ここでラストまでの流れを知ったけどBAD寄りのエンドだったのか。しかし海が増水する程の雨って海水の成分変化してしまって相当危ういのでは? -- 名無しさん (2023-04-07 23:32:59)
  • ↑まあヒロインのミスを最後尻拭いして終わりだからなぁ(うろ覚え) -- 名無しさん (2023-10-28 11:13:26)

#comment

*1 これは「全力で力を使い果たすまで何かを追い求めるような物語を目指し、マイナスの動機に追い立てられる物語にしたくなった」という意図で敢えて詳細を伏せている。
*2 小説では両親と殴り合いのケンカをしたことが示唆されており、映画でも序盤では絆創膏を顔に貼っている。ただし、帆高当人も後になって「当たり前の生活の場所」と振り返っている他、夏美や須賀も帆高の入社祝いの際に「そんな理由で東京まで来たのか?」「馬鹿な奴だなぁ」と呆れている台詞がひっそり挿まれており、児童虐待等の深刻なニュアンスを含む関係性ではないようである。
*3 公務執行妨害は結構重罪であり、普通ならば三年後に新しくオフィスを構えることはまずできない。安井刑事が温情をかけてくれたのか、もしくはこの一連の事件自体が警察にとっても厄ネタだったのが幸いして不起訴や略式の罰金で済んだのだろう。
*4 作中、逮捕令状を提示出来ない任意同行の段階で、帆高を暴力でもって拘束してしまっていたり。刑事事件ではない家出人の帆高をこれまた任意同行であるにも関わらず追いかけまわしたり。公判が維持出来るか際どいチョンボが見て取れる

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