神秘コレクション(神秘屋にあるアレ)のフレーバーテキストをまとめました。
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不思議で遊び心満載な書物。とある無名のメイジに循環術式をかけられたこの本は、魔法によって中の登場人物に命が吹き込まれ、キャラ自身が物語の続きを紡ぐようになった。だがこの本に結末はない。なぜなら中のキャラクターたちはたとえ何度も同じ内容を演じたとしても、自分たちの物語に幕を下ろすつもりはないらしい。メイジ・マーリンがエスペリアを周遊していた時、偶然にもこの愉快な魔法の書籍を見つけ、自分の書庫に加えた。そして今も時々めくって楽しんでいる。 |
煙滅の剣 |
いにしえの時代にその名を轟かせた一振りの長剣。伝説によれば、剣の持ち主は皆名だたる英雄たちで、この剣は彼らと共にエスペリアを支配していた神々と戦い、数多くの伝説の誕生を目の当たりにしてきた。人間が神々の手から世界を取り返し、最後の勝利を手にしたあと、この剣は最後の持ち主と共に姿を消したらしい。そしてメイジ・マーリンが名もなき遺跡からこの伝説の長剣を見つけ、自分の宝物庫に加えた。 |
約束の手紙 |
魔法協会の首席である偉大なメイジ・マーリンは、交友関係が非常に広く、ブライトの名店「月桂冠」の常連客でもある。店主の娘ドリーの世界旅行の夢を知ったマーリンは、彼女が「月桂冠」の支店を開けるように、自身の輓獣の一角を貸し与えることにした。しかし、輓獣に近寄る人自体が少なかったため、ドリーの商売は上手くいかず、結果としてマーリンはドリーの家主兼債権者となった。ドリーは借金を返すために、マーリンの身の回りのお世話をしながら酒場の経営を続け、さらにマーリンの仲間を募集する役目も引き受けた。マーリンもまた、自身のかつての軽はずみな提案を申し訳なく思いながら、黙々と酒場「月桂冠」の日々の出費を負担し続けた。これらの手紙はドリーが送ったものであるが、手紙にはマーリンのハンコが押されており、これこそが二人の不思議な雇用関係の証明である。 |
不敗者の兜 |
いにしえの時代、人間はその身で神々に抵抗し、多くの死傷者が現れた。だがそれでも負けを認めない屈強な戦士たちが人類の防衛戦を死守し続けた。後にこれらの戦士の兜は、不屈の意志と至高の栄光の象徴となった。戦いが終結してから長い年月が経ち、かつての栄光はもう歴史の塵に埋もれてしまった。千年後、メイジ・マーリンが偶然にもブライト王国の首都にある骨董品店で、保管状態が完璧な兜を見つけ、それを高値で買取り、自分の宝物庫に加えた。 |
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カタストロフは人々の夢に浸透し、弄ぶ。故に魔法協会はそれを重要な研究課題の一つと見ている。かつて、メイジ・マーリンがとあるカタストロフの裂目を調べていたとき、カタストロフの夢に引きずり込まれた。この霧が立ちこめているクリスタルは、マーリンが夢境を探索していた時に、恐ろしいナイトメアを倒して手に入れた物だ。クリスタルの中にはカタストロフが集めた魂が大量に入っており、これを手にした者は、他人の夢に入ることができる。その後、研究と保護の目的でマーリンはクリスタルを安全な場所に保管した。 |
(ミスリルVIP) |
数年前、マーリンは倉庫で埃を被った魔法のボードゲームを見つけた。 驚いたことに、このゲームは独特な魂を持っており、自分のことを「キング」だと名乗ったばかりか、何度もマーリンを手合わせに誘った。そして今、この「キング」は陳列されている駒の中で唯一喋らない駒となった。実のところ、このボードゲームはとある「キング」というあだ名を持つメイジが、自分の死を予言した後に、自ら親友のマーリンに残した記念品だ。ただ残念なことに、記憶を失ったマーリンはいまだにこの友人の名前を思い出せずにいる。 |
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