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ユージア大陸紛争(Usean Continental War)は1997年にユージア大陸で発生した大規模クーデターに伴うユージア同盟軍とクーデター軍による紛争である。なお名称は終結後に付けられた[1]。
ゲームでは月日のみ記載され(3月20日[2]-9月18日[3])、年は不明である。しかし、次に挙げるゲーム内の間接的な証拠によれば、ユージア大陸紛争は1997年の出来事でなければ辻褄が合わない。
まず、ゲーム内に地球に接近する小惑星についての会話がある[4][5]ことから、小惑星ユリシーズの落着発表がされた1996年4月20日[6]よりも後でなければならない。一方でジョン・ハーバードが傭兵からUTOに戻ったという記事が1998年9月18日[7]なのでこれよりも前となる。最後に、ユージアクーデター時にエルジア海軍のマティアス・トーレスが砲術長として乗艦していた駆逐艦ハーンが「時化の中で30km先の敵艦に攻撃を当てた」のが1997年7月11日である[8][9]。
以上から、ユージア大陸紛争は1997年3月20日以前に発生し、同年9月18日に終結したと考えられる。
なお ACES at WAR:A HISTORY 及び ACES at WAR:A HISTORY 2019 ではクーデター発生が1997年5月30日と記載されているが、これは上記の考察および ACE COMBAT 3D の日付設定と矛盾し、また鎮圧した勢力も同盟軍ではなく ACE COMBAT 2 の統合軍となっている[10][11](ACES at WAR 巻末年表の信頼性問題も参照)。ちなみに1997年8月にイギリスで発売されたゲーム雑誌 Computer and Video Games #189 によるとACE COMBAT 2の永瀬ケイの誕生日は1977年3月31日(攻略本では月日のみ記載[12])とされており[13]、作中での20歳という設定からACE COMBAT 2でも1997年頃が舞台だと分かる。
なお、ACE COMBAT 2 のジョン・ハーバード(John Hervard)[12]は ACE COMBAT 3D ではジョン・ハーバート[14](John Herbert[15])となっており、AC04Webの記事のジョン・ハーバードとAC3Dのジョン・ハーバートとは別人と読み取ることも可能ではあるが、AC3DはAC2のリメイク[16]であるので同一人物として意図されているとみられる。別人として読み取った場合、上記の考察の根拠のうち一つは無効となるが、残りだけでも1997年に特定するには十分である。
ACE COMBAT 3D - CROSS RUMBLE
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