リエース派統一戦線

ページ名:リエース派統一戦線

リエース派統一戦線(Lyes United Front[1]、略称:LUF)は小惑星ユリシーズ落着後にエストバキアで成立した軍閥の一つである。なお成立当初の名称はリエース派軍閥である。指導者はリエース中将[2]

目次

歴史

軍閥の形成

1999年7月8日の小惑星ユリシーズ落着において、エストバキアには少なくとも8の破片が落ちた[3]。これによってエストバキアは甚大な被害を被り、産業基盤や物流インフラ崩壊による経済破綻に直面することとなった。加えて官僚や政治家たちが国外へ脱出していった結果エストバキアは無政府状態に陥った。無政府状態のエストバキアを救おうと各地の軍人たちによって作られた6つの軍閥のひとつがリエース派軍閥である[2]

しかし軍閥による統治が国内の秩序を回復することはなく、逆に各軍閥間での物資略奪や小競り合いを生み出す結果となった。2007年4月にリエース派軍閥が首都を奪取すると、彼らは新たに「リエース派統一戦線(LUF)」と名乗り、国内外に自分たちが正当な政府であることを主張した。その後LUFはエメリアからの復興支援の窓口となり、各地への物資の分配を行っていたが、LUFに従わない都市グレジーナへの弾圧を行ったため、東部軍閥がLUFへの対立姿勢を表明。他の軍閥もこれに呼応して蜂起し[2]、同年6月30日にエストバキア内戦が勃発した[4]

エストバキア内戦

内戦中にLUFは自主関税同盟を併合し、国土の50%を支配化に置くことに成功。しかし戦線の急速な拡大はLUF内の混乱を招き、LUFの進撃は一時停滞した。その後戦局はLUFと、北部高地派および諸島連合を吸収した東部軍閥との対決となった[2]

2013年1月15日、LUFは内戦に終止符を打つべく、陸海から東部軍閥への総攻撃を開始。戦力では東部軍閥に勝っていたが、東部軍閥の新兵器「アイガイオン」と精鋭航空部隊のシュトリゴン隊、ヴァンピール隊、さらにLUFによるエストバキア統一を懸念したノルデンナヴィクが極秘裏に東部軍閥支援のため派遣したノルデンナヴィク王国空軍グレンデル隊[5]によって戦局は逆転し、わずか1週間で支配地域の80%を失った。その後もLUFは後退しながら抵抗を続けるも[2]、10月29日にエメリアとの国境付近で大敗し、リエース中将も討たれ、内戦は終結した[4]

内戦後

内戦終結後、LUFは東部軍閥に吸収されたが、一部残党はエストバキアを統一した東部軍閥に対してテロを行っていた。2013年11月25日に、エメリアへの訪問途中のアイザック・アレンスキー外相を襲撃、2014年2月4日にはエストバキア西部のビストークの復興支援物資一時集積所を襲撃し、5万人分あまりの食料と医薬品などを含む援助物資を奪った[6]。この襲撃でエメリア兵8名が死亡し、NGOスタッフを含む民間人27名が死傷した[6]

戦力

リエース派統一戦線の戦力は陸軍主体である[1]

装備品

航空機

  • ワーグ P-26[5]
  • ワーグ P-46[5]
  • 名称不明の大型爆撃機[5]

車両

  • 名称不明の対空車両[5]

艦船

  • 名称不明の小型戦闘艦[5]

メンバー

  • リエース中将(指導者)[2]
  • ミハイロ・メシッチ[1]
  • ヤコヴ・ヴァベク[7]
  • ゴラン・ロサンディッチ(元自主関税同盟)[8]
  • ドラガン・パナディッチ(元自主関税同盟)[9]

登場作品

出典

  1. 1.01.11.2 ACE COMBAT 6 - 解放への戦火 アサルトレコード No.14 ミハイロ・メシッチ
  2. 2.02.12.22.32.42.5 エースコンバット6 解放への戦火 コンプリートガイド p171
  3. ACES at WAR:A HISTORY 2019 p059
  4. 4.04.1 ACES at WAR:A HISTORY 2019 p142
  5. 5.05.15.25.35.45.5 ACE COMBAT NORTHERN WINGS Mission 8
  6. 6.06.1 ACE COMBAT 6 - 解放への戦火 公式サイト もっと詳しく ACE6 ワールドニュース The Emmerian Chronicle February 5,2014
  7. ACE COMBAT 6 - 解放への戦火 アサルトレコード No.22 ヤコヴ・ヴァベク
  8. ACE COMBAT 6 - 解放への戦火 アサルトレコード No.20 ゴラン・ロサンディッチ
  9. ACE COMBAT 6 - 解放への戦火 アサルトレコード No.17 ドラガン・パナディッチ


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