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アンカーヘッド(Anchorhead)はエルジア南東部に位置する港湾都市・軍港である[1]。
1990年代半ばのユージア同盟軍結成後、アンカーヘッドに同盟海軍のアンカーヘッド海軍基地が置かれ[2]、重要な補給港として機能していた。ユージア大陸紛争勃発後、アンカーヘッドはクーデター軍に占領され、クーデター軍の補給基地となった。1997年4月5日、キネアー級空母を中心とした艦隊が停泊していたところへユージア同盟空軍スカーフェイス隊の攻撃を受け、その後同盟陸軍によりアンカーヘッドは解放された[3][4]。(ルート次第では)同年5月22日にクーデター軍による都市機能低下を目的とした無差別爆撃の目標とされたが、スカーフェイス隊によって阻止された。この功績からスカーフェイス隊のフェニックスはアンカーヘッド市民の人気者となった[5]。
大陸戦争末期の2005年8月15日から9月19日までにアンカーヘッドは独立国家連合軍(ISAF)によって占領された[6]。
灯台戦争までアンカーヘッドにはIUN国際停戦監視軍(IUN-PKF)が駐留していたが、灯台戦争勃発後の2019年6月6日までにアンカーヘッドから撤退した[7]。
同年9月、エルジア海軍は首都ファーバンティ防衛のため残存艦艇の集結を開始したが、9月10日のオーシア空軍長距離戦略打撃群(ロングレンジ部隊)のドミノ作戦により集結していた艦艇は壊滅し、市内の施設も被害を受けた[8]。
その後、9月19日の両軍による衛星破壊の後の混乱により、10月1日には市街地には戒厳令が敷かれ、エルジア軍が急進派と保守派に分裂して戦闘を繰り広げ、展開していたオーシア軍も敵味方が分からず同士討ちをするという泥沼の戦場と化していた。オーシア側から停戦交渉の重要人物として見られていたラバルト中将はオーシア陸軍のカール大尉に護衛されてヘリによる脱出を試みたが、ロングレンジ部隊の支援(ゴーガン作戦)にもかかわらず、ヘリは離陸後オーシア空軍機によって撃墜され2人は死亡した[1]。
アンカーヘッドはエルジアの港湾都市であるだけでなく、エルジア海軍の複数の艦隊の母港であり重要拠点であった[8]。またユージア・ビッグ8のうちの2つであるアンカーヘッド・ドックとダキアーク工廠が存在する[9]。
アンカーヘッドの港湾施設は北のアンカー港と南のダキアーク港からなる。アンカー港付近は高層ビルが立ち並ぶ都市部であり、ダキアーク港にはスマキア造船所が存在する[8]。
市内には国道208号線などが通る。アンカー港市街地北東の埠頭には巨大パーキングエリアのグランダーパークがあり、アンカーブリッジと繋がる[1]。
1990年代半ばにはアンカーヘッド西方に同盟軍のレーダー基地が存在していた[4]。
2019年9月10日時点でアンカー港とダキアーク港には1基ずつイージス・アショアが設置されていたが、オーシア空軍のドミノ作戦で破壊された[8]。
ACE COMBAT 2 ならびに ACE COMBAT 3D でのアンカーヘッドと ACE COMBAT 7 でのアンカーヘッドは、ツインタワーや湾および湾口の橋といった特徴を共有しているが、それ以外はほとんどの点で異なっている。
AC2 と AC3D は地形のほとんどが共通だが、ツインタワーのデザインが異なっている。ツインタワーは AC2 ではワールド・トレード・センターに酷似している一方、AC3D では9.11以後だったためか、高さが大きく異なる2本が空中回廊で繋がれた独自のデザインとなっている。
AC7 ではツインタワー以外は現実の横浜から横須賀がモデルになっており、アンカー港は横浜港、ダキアーク港は横須賀港に対応している。湾口の橋であるアンカーブリッジは横浜ベイブリッジである。ツインタワーは現実のシンガポールにある UOB プラザがモデルとなっており[注 1]、横浜ランドマークタワーに対応する場所に置かれている。
ACE COMBAT 2
ACE COMBAT 3D - CROSS RUMBLE
ACE COMBAT 7 - SKIES-UNKNOWN
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