通称「けいはんな」と呼ばれる「関西文化学術研究都市」が今回の会場となる都市です。
何のために作られた都市?
他の国内学園・学術都市と違い、「文化」が含まれている点が特徴。Makerに解りやすいところでは、「Ogaki Mini Maker Faire」のキャッチフレーズ「つくることからはじめよう。 もの あそび ぶんか」にも近い所がある。古来からあるニーズを直接的に解決するための工学等による社会発展の限界に対応するために文化としての成長が必要となっており、Maker精神とは根底の部分で非常に親しい都市と言える。(akira_you私見)
関西文化学術研究都市の建設に関する基本方針(初出 1987年)より引用:
経済のグローバル化や情報通信技術の急速な進展等による世界規模での競争が激化しており、また、世界各国の急激な経済成長や人口増大による地球環境問題等、地球規模での人類の生存に関わる諸問題が深刻化している。一方、国内においては、少子・高齢化が急速に進行しつつあり、また、研究・開発を含め様々な分野で国際競争力の確保が求められている。こうした時代潮流の中で、我が国が社会・経済面での活力を今後とも維持しつつ、先進国の一員として世界規模の諸問題の解決に取り組んでいくためには、自然科学のみならず人文・社会科学のさらなる発展とその総合化に取り組むことが必要であり、文化学術研究拠点としての本都市の果たす役割はますます重要なものとなってきている。
http://www.mlit.go.jp/crd/daisei/daikan/kihon_houshin.pdf
Wikipedia「関西文化学術研究都市」より引用
学術研究都市」構想が理工学系の研究だけを重視する方向に偏ることを危惧し、文化開発の重要性を指摘した(「新京都国民文化都市構想」)。梅棹のこの提案をきっかけとして、「学術研究都市」に「文化」の語が加わり、「文化学術研究都市」と呼ばれるようになった。
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