Acta est fabula.

ページ名:芝居は終わりだ

 

 

 

登場神話生物

宇宙からの色

鉱物と生物の中間、半不可視の何か。このシナリオ内には一応の知性があるみたく、魔術による契約が可能。

剥き出しの宇宙線を浴びてるからか知らんが放射能を帯びている。

行動原理:今のところなし

関連呪文:【対価の締結(仮称)】

呪文を使う際、宇宙からの色に代わりにMPを支払ってもらうことができる契約を取り付ける呪文。ただし、支払ったMPに相応しいだけの生命を契約者と縁のある存在から吸い上げる。(これを以後シナリオ内で「残機」と呼称する)

宇宙からの色は他者からステータスを吸引することで自分のPOWを高めるため、呪文を使えば使うほど同時に使用可能なMPが向上していく。クレジットカードの使用残高みてえだな

撃退方法:”磁場発生装置”で閉じ込めた上で退散呪文を行使する。

 

登場人物

シャーデン・フロイト

魔術師。魔術によって得た便益で”あしながおじさん”なる基金を建てられるほど出世し、年老いた今はセカンドライフで他人の人生を弄ぶことをライフワークにするという順当に殺されるための黒幕のキャリアを積み上げている。

他人に価値を感じなくなったことで「残機」足りえる縁を持たない持てない状態になっているが気付いてない。他に駒の時田の顔も今まで一度も確認しようとしたことがないなど詰めがだいぶ甘い。文通を他人に代筆させたり仕掛人も他人任せだったりと何かと堕落を促す悪魔としての自覚が足りていない。

行動原理:【対価の締結】を霊辺まいんの破滅を特等席で眺める

手段:時田巳巳に情報を吹き込んで眺める

 

時田巳巳

(一応)一般人。震災による被災でメンタルがヘラってるとき、”あしながおじさん”基金によって救済され、かつそのときしたためたお礼の手紙に神対応の返事が帰って来たことで無事あしながおじさんガチ恋勢になった。地頭は割といいようで、シナリオ内のおおよそのことには察しが付いてるものの、全部見ないふりして人生丸ごとをあしながおじさんに貢ぐなど相当なドルオタの才能がある。

行動原理(大元):シャーデンの目を自分に向けさせる。それが叶わない場合、せめて一緒に死ぬ。

手段:【対価の締結】をまいんから奪取(行動原理1)し、シャーデンを「残機」にする。(行動原理2)シャーデンが靡かなければ、「残機」としてシャーデンを消費する。

行動原理1:【対価の締結】をまいんから奪取する。

手段:まいんの「残機」になるところまで親しくなった上で、一番メンタルに来るタイミングで「残機」真実を語って心を圧し折って契約を手放させる。

行動原理2:シャーデンを「残機」にする

手段:”あしながおじさん”基金の代表としてエル学に訪問するシャーデンの顔を見る。また、そのために同席の権限をもぎ取る。

 

霊辺まいん

一般人。幼少期にぽんと貰った【対価の締結】を特にこれと言って疑問に思わず現在に至るまで使い倒していた。等価交換の原則の概念を持たないので恐らくハガレン未読勢。【対価の締結】で所縁のある人間がゴリゴリ死んだので多分ぼっち。

行動原理:未設定

手段:同上

他に必要そうなこと:何がそんなにシャーデンの性癖にぶっ刺さったのかとか人格とか

 

探索者達

誘導すべき行動原理:自身が死なず、なるべくNPCも死亡させない。

誘導すべき手段:時田の魂胆を見破り心中作戦を挫く。魔導書を回収し、”磁場装置”のアイデアに辿り着く。

 

理事長

今回は元凶ではない。なので自主的に解決する気も毛頭ない。

行動原理:成長を促すため生徒間の努力で神話事象を解決させる。

手段:解決手段を生徒が手に取れるようにしておく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イベント:見るなのタブー

移行条件:イブン=グハジの粉を理事長から受け取り時田の居合わせる空間で使用する。

内容:魔法の粉塵は空を舞い、毒々しく光を反射する。そして風に乗った粉の一部が時田の前を過ぎると、その背後に聳え立つ「宇宙からの色」を目撃する。SANC後戦闘開始。

 

イベント:魔法の対価

移行条件:「宇宙からの色」に対して攻撃呪文を使用する。

内容:呪文を使用するが、それは「宇宙からの色」に対して何ら影響を及ばさない。どころか、呪文の使用に併せて「宇宙からの色」はSTRを3ポイント、「残機」である時田から吸収する。

これは公開情報であり、またその事実へSANCも行う。

引き止めない限り、まいんは錯乱し【対価の締結】を放棄する。

 

イベント:君のその顔が見たくて

移行条件:まいんが【対価の締結】を放棄する。

内容:時田が【対価の締結】を使用、「残機」が入れ替わる。「これで立場が入れ替わったね」とか「ずっと待ってたの」とか言う。時田が動機を供述する。

「フロイトさんと目的は同じ。あなたのその顔が見たくて」「私に命を握られて震えるあなたはきっとかわいいから」

【心理学】:フロイトの目的がそれであることは真実を述べているが、時田の動機としては虚偽である。

 

「さ、あとはフロイトさんのとこに行こうかな」的なことを言って退場する。

PCが攻撃を仕掛けようとしても、その場合呪文使い放題かつ「残機」でまいんが死ぬことを通知する。

 

自由行動

次のフロイトの訪問までが自由時間になる。探索者が調べることは以下。

・時田の真の動機を追求する。

・宇宙からの色についての情報を得て、対抗手段を構築する。(必須)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クライマックスイベント:役者は揃った。

移行条件:自由行動終了

内容:予定通りにシャーデンがエル学を訪問する。探索者は臨戦態勢を隠すだろうが、どちらにせよまいんが「残機」になっていることを確認した時点で隠し立てしなくなり、直接これは何があったと尋ねてくる。答えた場合

「……そうか。うだうだと時間ばかり掛けるかと思えば。一丁前に私のことを理解した気でいたと」

「はっ。何もわかっていやしない。ならばいっそ私が一番美しく引金を引こうと出向いてきたのにその機会を潰すとは」

とみるからにキレてる様子を見せる。

遅れて時田が合流する。時田はお膳立ては全て済ませた、理解者である私を褒めろと言わんばかりの態度を示す。

シャーデンは理解者に喜んで見せ、抱擁のハグをすべく両腕を広げる。

 

→時田を止めない。時田の作戦を明らかにしない。

シャーデンは自らの腕が時田に届くまで近づいたのを確認すると、呪文で殺害する。

それに合わせ、時田が呪文を使用し、「残機」としてシャーデンのステータスを根こそぎ削り取る。

弱体化した状態のシャーデンと戦闘を行う。

 

→時田の作戦を明らかにする。

慌ててシャーデンが【対価の締結】を解除し戦闘開始。この行動には1ターンを消費するため、その間の行動が許される。

ただし、それでも時田はシャーデンの元につくため、攻撃を庇う。この行動原理は死ぬまで続く。

 

→時田の作戦を明らかにした上で、時田を説得する。

ほぼ同上だが、時田を説得できれば庇い要員から外れる。用意されているものとしては『初めからシャーデンという男は手紙を書いてなかった』など。(それまでの探索で筆跡などの情報を提示するべきかもしれない)

 

シャーデンとの戦闘

弱体化状態(時田死亡ルート)はもうほぼただの人間でいいんじゃないか(適当)

それ以外の場合、シャーデンは【対価の締結】により1ステータスを1MPとして消費することで呪文を乱打できる。

この事実を告げ、また、まいんが「残機」になると脅してもいいだろう。

【アイデア】ここまで人間性を失った男が果たして所縁など持ちうるのだろうか?

このアイデアに成功しなくても、シャーデンが呪文を使用した際にどちらにせよこの事実は判明する。

 

アフターイベント:クトゥモンゲット&速攻リリースだぜ

移行条件:シャーデンが死亡する。

内容:大元の契約対象を失った「宇宙からの色」がシャーデンから少しでもステータスを吸い上げようと集合する。”磁場発生装置”を使用したあと、退散の呪文を使用し全ての問題は解決する。

 

 

 

 

 

 

 

 

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧