モンハンライズ VR化手順

１．モンハンライズ・サンブレイクをインストールして普通に遊ぶ
Steamでモンハンライズ・サンブレイクを購入し、インストールして普通に遊んでください。
新規で始めてキャラクターを作成し、チュートリアルをこなして動きに問題ないことを確認してください。
問題なければ設定を以下のようにしてください。

オプション > ディスプレイ
・フルスクリーン（フルスクリーン以外ではうまくVR表示できないようでした）
・1920ｘ1080

グラフィックボードのRTXシリーズではDLSSを使用できますが、私の環境ではVRにした時に人物の輪郭がぼやけたりしましたので、ご自分の環境に合わせて設定してください。




２．OpenXRツールキット
・OpenXRツールキットをインストール
https://mbucchia.github.io/OpenXR-Toolkit/
このサイトにて「Download Latest」で最新の OpenXRツールキットをダウンロードして、インストールしてください。

・OpenXRツールキットを起動して、モンハンライズをOpenXRが使えるようにします。
下のように「OpenComposite_MonsterHunterRize(MonsterHunterRise.exe)」にチェックを入れてください。





３．モンハンライズ・サンブレイクにVRMOD（Reframework）をインストール
・Reframeworkをダウンロードする
https://github.com/praydog/REFramework/releases/tag/v1.1
このサイトを開き、「>> NEWER BUILDS CAN BE FOUND HERE <<」をクリックして最新のページを開く。
開いたページで最新のReframeworkをダウンロードしてください。
MODダウンロードサイト「NEXUS」に上がっている「Reframework」は古いのでこちらの最新版を使ってください。


・ダウンロードしたファイルを開き、中のフォルダー＆ファイルをモンハンフォルダーにコピー


　　↑↑　このすべてをモンハンライズのフォルダーにコピーしてください。↓↓



コピーしたファイル「openvr_api.dll」を削除してください。


「openvr_api.dll」ファイルが入っていると OpenXR でVR起動したときに2重に動いてしまいカックカクになります。
上にある「DELETE_OPENVR_API_DLL_IF_YOU_WANT_TO_USE_OPENXR」ファイルがOpenXRを使う場合はopenvr_api.dll ファイルを削除しろって名前になってますねｗ




４．モンハンライズ・サンブレイクを起動してReframeworkの設定
・モンハンライズ・サンブレイクを起動
ここまでできたらモンハンライズを起動してください。
VRを調整するための前設定を行います。


Reframeworkの導入に間違いが無ければ左上に Reframework のメニューが表示されます。

・Reframeworkのメニューを引き延ばし、文字を大きくする
本来ならQuest2/3を接続しVRに入ったらこのReframeworkメニューがVR内に表示され設定を変更できるはずなのですが、私の環境ではなぜか表示されなかったため、ディスプレイ上で設定を変更する必要がありました。
そのためこのように引き延ばして文字を大きくし、設定がしやすいようにしています。
キーボードの「Insert」キーを押すことで Reframework メニューのON／OFFができます。





５．VD（バーチャルデスクトップ）のOpenXR設定
・VD（バーチャルデスクトップ）をインストール
Quest用のVD（バーチャルデスクトップ）を購入し、Quest2/3にインストール

・PCに VDStreamer（バーチャルデスクトップストリーマー）をインストール
https://www.vrdesktop.net/
このサイトからウィンドウズ用のVDStreamerをダウンロードして、PCにインストールしてください。

・VDStreamerの設定
PCでVDStreamerを起動し、以下のように「VDXR」に設定してください。
これにより、SteamVRが必要ないVRゲームはSteamVRが立ち上がらず、VDXRが使われて動作が軽くなります。





６．Quest2/3でVD（バーチャルデスクトップ）を起動し、PCと接続
・Quest2/3でVD（バーチャルデスクトップ）を起動して、PCと接続します。
VD（バーチャルデスクトップ）については「バーチャルデスクトップ　Quest2」などで検索すると解説ページがでてきますのでそちらでご確認ください。




７．モンハンライズ・サンブレイクを起動してVRで遊ぶ
・モンハンライズ・サンブレイクを起動
Quest2/3とPCが接続されたらモンハンライズ・サンブレイクを起動してください。
VRで起動してきます。VRのモンハン世界をお楽しみください。
VD（バーチャルデスクトップ）のOpenXRを使用しているので、SteamVRは起動してきません。
これによりいつもよりちょっと軽く動きます。
ただ、最初は視点が上の位置になっており、会話の表示などが下の方に下がってしまってます。
次の8.でReframeworkの設定を調整していきます。




８．モンハンライズ・サンブレイクを遊びながらReframeworkを調整
・視点位置の変更
最初NPCとの会話やメニューなどが下に表示されてしまい、下を向かなければ見られない状態になっています。
これを直すには Reframeworkの設定を変更しますが、私の環境ではVR内に表示されないため、モニター上で変更します。
マウスカーソルの位置が表示と合ってなくて、メニューの下の方にマウスカーソルを持って行く必要があります。
大体の感でやってみてください。合えばメニューの項目が明るくなりますのでがんばって設定しましょう。
メニューの大きさが元の小さな表示に戻ってますが、文字の大きさは先に設定したように大きくなっています。
メニューの右下端をつまんで大きくしてから設定しましょう。


・Set Standing Origin Key
目線の高さをリセットする設定です。
視線の高さをリセットするためのキーを設定します。
最初は「Not bound」で設定されていません。
この項目を押してからキーボードの任意のキー（Num0など）を押すことでキーがセットされます。
セットしたキーを押すことで目線の高さがリセットできます。

・Recenter View Key
横方向の視線をリセットする設定です。
横方向の視線をリセットするためのキーを設定します。
最初は「Not bound」で設定されていません。
この項目を押してからキーボードの任意のキー（Num1など）を押すことでキーがセットされます。
セットしたキーを押すことで横方向の視線がリセットできます。

・Use AFR
これをチェックすることでNPCの髪の毛がちらちらと半透明になっていたのが解消されます。
ただ、これをチェック入れるとちょっと頭を動かしたときの挙動が変わるような気がします。
どちらが良いかご自分で判断してください。

【注意】
Use AFRにチェックを入れることにより、NPCの禿げ現象とドスフロギィやタヌキなどの一部のモンスターが左目にしか表示されない現象は直りますが、この設定をすることで画面全体が変にちらつくようなちょっと気持ち悪い動きになります。ドスフロギィとの戦いのときだけ設定をしてください。
この設定をしない方が安定してとてもきれいなVR世界に浸れます。


以上でモンハンライズ・サンブレイクのVR化完了です。
最初は川の水の流れが異様に気持ち悪く見えたりしますが、やってたらそのうち慣れましたｗ
酔いやすい方は、酔って気持ち悪くなる前に止めましょう！これ大事です。
酔って気持ち悪くなってしまったら、VR＝気持ち悪いと頭が解釈してしまいVRが楽しめなくなってしまいます。
少しでも「気持ち悪くなりそう」ってなったらすぐに止めて休憩しましょう。
最初は5分だけしかできなくても、何度もやっているうちにだんだん体が慣れてきて、そのうち平気になりますｗ
「気持ち悪くなってしまう前に止める」これが最善の方法です。

VRのモンハンライズ・サンブレイク楽しんでいきましょう！