船体
サブシステムというよりはメインフレームになるが船の骨格になるハードポイント。
大体の船はフェルムライト製でトリアダモス構造を採用。わずか1m3あたり25kgという軽量な構造体だ。そこにホイップルバンパー構造を持つ厚手のアルミニウム合金の外装パネルを張り合わせてデブリの侵入を防ぐ
戦闘用の船はタイタニウム製の骨格を持ち強い強度を誇る。
センサー
航宙船の目であり耳に相当する部品
目と耳で例えると、目が光学レーダー、耳が電磁レーダーになる。
秒速200kmを超える速度で航行する船にとって、懐中電灯で暗闇を照らしているようなイメージだろう。
電源
核融合エンジンからのMPD供給が主電源で、副電源として長期的には液化バッテリー、短期的にはフライホイールへのエネルギー貯蔵が行われる。予備原子炉は大型の船でない限りメンテナンスコストの関係からあまり搭載されてない。
推進器
主に使用される核融合エンジンはオライオン型と呼ばれる効率を廃して推力と冷却の問題を解消したモデル。
軽量で簡素。ただし核出力効率はやや低い。
そのほかに航宙船は電気プラズマスラスターを姿勢制御に採用する。小型宇宙機ならば主機に相当するが電源による。
化学ロケットも独自に進化をしておりタグボートなど即応性が必要な物には常に採用される傾向がある。
熱交換器
この世界の宇宙機は船の外装(フェアリング)に放熱パネルを持つ。セミモノコックなので船のフレームとは独立した断熱処理がされていてそれなりの熱容量がある。
居住モジュール
深宇宙を航行する航宙船の場合は居住区格の割合は本当に少ない。
カーゴホールド
船
転送炉
スタードライブを可能とする中枢部品。スプリットスペース・シンセサイザーといわれる船の全長に相当するビームとそれらを接続する部品で構成されている。
ヒュージデバイス
特殊な船に装備されている巨大な設備のこと
ヒュージデバイスを持つ船はそのデバイス基準としスラスターや電源設備を設計する。
例えば大砲を持つ船ならば船に大砲を乗せるのではなく、大砲に船としての装備を接続するイメージだ。