オールドラインについて
オールドラインはセロメンティスから来た人類のこと。
元を辿ると我々の地球人の系譜であり未来人に相当する。
どうやってこの宇宙に来たかは不明だが、
22世紀~23世紀程度の地球の文明力を持っていて太陽暦で数千年かけてなんとか復元した。
現在はインナーリムを支配しているが、アウターリムには企業が進出している。
かつて企業が大々的にアウターリムへの移民キャンペーンを行ったが人類はそれを拒んだ。
生活様式
6つの恒星圏に共通することだが、惑星のテラン・コンストラクトは成功とは言えず多くの人口が宇宙に居る状態。
政府は期待を宣伝しているがいつになったら終わるのかと嘆きながら一生を迎える。
惑星に降りるのが憧れであり市民の目指す特権とされているが本物の権力は宇宙にある。
大多数の人口は準惑星や小惑星の地下に穴を掘ったジオチャンバーに住んでいる。
医療は比較的進んでおり大体の病は解決していて、肉体を入れ替えて永遠の命なんてことも理論上は可能ではある。
ただし定命をいかに生きるかというナチュラルポリシーのライフスタイルが根強く治療を拒むひとも少なくはない。
(サイケネス化などは借金の利息も長くなったり労働環境といい、あまりいいことが無かったりする・・・定命が一番楽に生きれる世界)
宇宙生活
ほぼ現代と変わらず人類は宇宙でも脆弱である。
人口問題の課題は常にあり、恒星圏やコロニーごとの政策による影響が大きい。
食料の多くは宇宙の菜園場で製造されるが、巨大なハウスを建造できる惑星も存在する。
一般的には隣の恒星に行くことは許可されていない。その生まれた恒星で最期を迎える。
極秘裏に行く人もいるが入港管理局に付け狙われるだろう。ザルの目だが管理社会である。
宇宙機はアウターリム文明とは異なり組織で管理するようなイメージが強い。
ルールでガチガチに固めているので乗るにはライセンスが必要だし船籍登録も必須。
文化
残念ながら娯楽や芸術などに関しては我々の地球とは比べられないほどに豊かさに欠けている。
まるで虚無な荒地で過ごしているかのような印象を受けるだろう。
酒やたばこなどの趣向品は存在するがネットメディアなどは進んでいない。
企業について
国家という家を支える巨大な柱
インナーリムの出生者の多くは生まれの恒星圏に存在する各3大企業に所属することになる。
出生番号が割り当てられ成人と共に企業にすることになる。
番号に紐づけられるので解雇も無ければ転職もできない。自由になるには会社の子会社として起業するしかないだろう。
ここまでくると悲観的に見えるが、最低限の衣食住が約束されるので意外と何も考えずに仕事をして生きるには過ごしやすい。安いブロック飯を食べさせられるとかそういうのは無い。