戦略_戦術

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1.0. 目標

より迅速に、勝利条件を達成する。

1.1.0. 勝利条件とは?

ターンプレイヤーは、自分の直轄地にある全てのカード(プリンセスカード・領地カード等を含む)の継承点の合計が20点以上になった時に「戴冠式」を宣言出来ます。
(「農村」などマイナスの継承点を持つカードが直轄地にある場合は、マイナス分、合計点数を減らす事に注意して下さい。)
「戴冠式」宣言後、ターンが一巡して宣言したプレイヤーにターンが戻った時に、そのプレイヤーの直轄地にある継承点の合計がまだ20点以上かつ、他に戴冠式を宣言した対戦相手が居なかった場合、そのプレイヤーがゲームに勝利します。ターンが一巡する間に「戴冠式」を宣言したプレイヤーが複数出た場合、「戴冠式」を宣言出来たプレイヤー達のみでサドンデスルールによる延長戦を行います。
一巡する間に継承点の合計が20点を下回った場合は、戴冠式は解消され、ゲームはそのまま続行されます。

2.0. 戦略

目標達成の為の基礎的な方針。

どんな状況であれ、下記の戦略を念頭に行動を選択したい。

2.1.0. 税収(コイン)を増やす

目標達成の為の、目下の目標となるのはコイン/継承点比で効率が良い公爵を購入することにある。
公爵購入に必要な8コインを捻出するためにデッキの税収を増やすことは必要不可欠である。

コイン/継承点比であれば、皇帝の冠が最高効率となるが、コスト13を達成するには相応の準備が必要であり、皇帝の冠購入後に税収が過大となってしまい、活用できなければ無駄ともいえる為、基本的には公爵が最もバランスの取れたカードとなる。

さて、デッキ、あるいは手札から多くのコインを得るにはどうしたら良いのだろうか。
一般的には下記のようなアプローチがあると考えられる。

2.1.1.0. 多くのコインを得ることができるカードをデッキに加える

大都市等、少ない枚数で多くのコインを得ることができるカードをデッキに加えることで、手札からより多くの税収を得ることができるようになります。

2.1.2.0. 不要なカードを排除する

寄付等、あらかじめデッキからコインを得る量が少ないカードを除外しておくことで、手札からより多くの税収が得られるようになります。

2.1.3.0. 手札の数を多くする

錬金術師等、使用することで手札の枚数が増えるカードによって、手札からより多くの税収が得られるようになります。

2.1.4.0. コインを得る量が少ないカードを別のカードにする

願いの泉等、手札のカードの入れ替えを行うことで手札からより多くの税収が得られるようになります。
また、のみの市等、副次効果をもたらしながら"カードを1枚引く"の効果を持ったカードも、手札を入れ替えることでより多くの税収が得られるようになります。

2.1.5.0. 購入の為のコストを下げる

舞踏会等、購入コストを下げることで相対的により多くの税収があったものとみなすことができます。

2.2.0. 継承権カードを効率の良く直轄地へセット

勝利条件達成のためには、直轄地へ継承権カードをセットする必要がある。
より効率的に継承権カードをセットする必要がある。

2.2.1.0. デッキの総枚数を減らす

必要以上に購入した都市大都市や、デッキに必要な大都市の枚数を確保し終わった後、20継承点分の継承権カードを購入し終わった後の都市開発などは、呪いと同じ扱いになる。寄付等で無駄なカードを極力除外したい。

2.2.2.0. 自動的に直轄地へセットされるカードを利用する

皇室領辺境伯は、自動で直轄地へと送られる。購入と直轄地へのセットを同時に行えるため額面以上のメリットが生じる。

2.2.3.0. 継承権カードを手札に加える

デッキの枚数を減らす手段に乏しいサプライでは、継承権カードを手札に加える手段を用意したい。
魔法の護符であれば直接手札に加えることができる。
ドローカードが豊富であれば、隠れ家と組み合わせるのも有効。

3.0. 戦術

上記の戦略を実行するための具体的な手法。

3.1.0. デッキサイクル高速化

3.1.1.0. 錬金術師

手札1枚を使うことで、2枚のカードを引くことができるため手札の枚数が+1される。
リンク:1であるため引いたカードの扱いにも困らない強力なカード。

3.1.2.0. 星詠みの魔女

カードを引く枚数は1枚だが、確認した山札の上2枚を捨て札にすることで最大3枚山札を掘り進めることができる。
継承権カードを引きたい場合などには、錬金術師凌ぐ効果がある。

また、リンク:2であるため他のカードとの組み合わせにも使える。

3.1.3.0. 斥候

コストが1下がり、リンク2→リンク1、山札をめくる枚数2枚→1枚になった星詠みの魔女
効果こそ控えめだが、山札を掘り進める速度は錬金術師と同じでありコストに対して効果が非常に大きい。

3.1.3.0. 願いの泉

不要な手札を別のカードに交換することができる。
手札の枚数が-1されるというデメリットはあるものの、継承権カードを引きたい局面では、不要な領地カードなどが継承権カードに置き換わる可能性があり、最大2枚山札を掘ることができる点で優秀。

3.2.0. 効率的なカードの組み合わせ

前提として、ハートオブクラウン第二版(基本セット)では特定の組み合わせが前提となるカードの収録が見送られている。
ハトクラ第二版制作記録2

3.2.1.0. 交易船 + リンク:2 カード

交易船錬金術師相当の効果にすることができる。
特に、交易船 + 星詠みの魔女は、合計コスト以上の強力な相乗効果を生み出す。

3.2.2.0. 購入コスト減少効果の重複

南洋の市姫 クラムクラムや、舞踏会魅了術の魔女による購入コスト-1の効果はそれぞれ重複する。これらの効果を組み合わせることで宮廷侍女をコスト1で購入することが可能となる。
コイン/継承点比で考えた場合皇帝の冠をも凌ぐゲーム中最大の効率となり、購入後のデッキの肥大化を考慮して余りある速度で継承点を積み上げる事ができる。
最大のデメリットとして、大量の宮廷侍女を購入するとその後身動きが取れなくなるという点である。
トドメの一撃として、購入タイミングには細心の注意を払いたい。

3.2.3.0. 図書館による行動カードの強化

図書館の効果によって、すべての行動カードに"1コインを得る"の効果が追加される。この効果は、早馬のみの市のようにすべての行動カードの価値を実質的に2コスト上昇させている。4コスト以上の行動カードの連打がどれほど強力かはどんなプレイヤーでもわかるだろう。
あまりに強力過ぎるため、図書館が含まれるサプライでは真っ先に狙われる。

3.3.0. デッキサイクル鈍化

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