高校在学中に歌手としてデビューし、衝撃的なパフォーマンスや心のこもった歌から、
若者からカリスマ的存在となった尾崎さんですが、彼もまた、イジメの被害者でした。
両親の都合で、小学校を途中から転校することになると、その端正な顔立ちから女子にもてたり、
転校生という理由もあり、クラスメートの男子たちからイジメを受けるようになりました。
そのようなこともあり、次第に尾崎さんは学校を「ずる休み」するようになりました。
朝、登校時間に家を出て、外をブラブラしてしばらくしてから家に帰るという生活を続けていたのです。
ご両親が共働きだったため、ご両親が仕事で家を出るのを見計らって家に帰ったそうです。
そのような日々を過ごすなか、尾崎さんを変えたのはお兄さんからもらったギターでした。
もともと、フォークソングにとても興味があった尾崎さんは登校拒否をしている間、ずっと、
ギターを片手に歌の練習をしていたそうです。
そのこともあり、尾崎さんは後に「音楽に救われた」と語っています。
その一芸を身に付けたこともあり、尾崎さんはイジメられなくなったそうですが、
イジメを乗り越え、カリスマ歌手として活躍した尾崎さんのあまりに若すぎる死は、胸が痛むばかりです。
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