【WD】概要

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要素

NL、BL、オメガバース、ファンタジー、異世界

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世界観

魔術と様々な種族が存在する、現代とは別の世界。
電気は通っておらず、交通などは魔術による。
主に魔法に頼り人々が生活を営んでいるものの、個人差があるため、万人が魔術を使えるわけではない。
この世界では大陸が中心となり栄えていることから、大陸で共通言語として使用されている言語を「共通語」と総称する。
 

種族

「人」かそれ以外か、という基準で動物が判断されている。
下記に当てはまらない生物は「魔獣」と総称する。

• 人間
  • 平均寿命：80～100程度、魔法などによってさらに伸びる場合あり
    性別：男女/αβΩ
    魔力：個人差が大きい。ほとんど持っていない者から、魔族並みの者まで様々
    身体的特徴：肺呼吸。肌が柔らかく外傷に弱い。また、比較的穏やかな気候の地上でのみ生活できる。細かな作業に長けている
    内面的特徴：集団生活を好むが、臆病であり、外敵や異物に非常に敏感。思考することが得意
• 有角族（亜人）
  • 平均寿命：200～300
    性別：男女（性問わず交配可能）
    魔力：なし。生きているうえでは多少持ち合わせがあるが、魔術は使えない
    身体的特徴：肺呼吸。男女ともに、必ず1本以上の角を有する。色形は個体差となり遺伝や生活も影響する。また、筋肉質で身体が大きい傾向であり、力が強い。亜人の特徴として、耳が尖っている。
    内面的特徴：気性は穏やかで、規律や伝統を重んじる。職人気質。身体は強いものの、争いごとは基本的には好まない。
• エルフ（亜人）
  • 平均寿命：なし。寿命はなく、事故死や病死が一般的で、寿命が定かではない
    性別：男女（性問わず交配可能）
    魔力：かなり多い。主に回復、精神系に特化した魔術が得意である
    身体的特徴：細身で関節が柔らかい。筋肉は目立たないが、森の中や木の上で生活するための筋力が発達している。また、視覚・聴覚が発達している。亜人の特徴として、耳が尖っている
    内面的特徴：縄張り意識が非常に強い。自然を愛し守る使命感を持つ。森が唯一の住処であり、その生活を脅かす者は徹底的に排除する攻撃性も持ち合わせる
• 魚人族（亜人）
  • 平均寿命：50～  個体によって寿命が大幅に異なるため詳細な寿命は把握されていない
    性別：男女（見た目の差のみで雌雄同体である）
    魔力：少ない。水の中で生活するうえであまり必要でなかったことから。扱えるのは水属性魔術のみである
    身体的特徴：えら・肺呼吸。人間の耳部分は尖ったえらとなっている。肌色に種類があり、個体により異なる。肌の表面は鱗に覆われており保湿の役割を果たすため、外皮が乾いても問題はないが、水分の維持が必要なため乾燥した地上では生活が難しい。個体により白目・黒目の色が異なる。手足の水かきが発達している。半身が尾ひれになっている個体、人間型の個体がいる。
    内面的特徴：好奇心旺盛だが臆病で、複数での行動を好む。本能的問題ではあるが、獣人族を恐れており敏感に反応する。水中では独自の周波数と言語で会話ができるため、地上の共通語はあまり浸透していない。
• 有翼族（亜人）
  • 平均寿命：80～100
    性別：男女（性問わず交配可能）
    魔力：やや多い。風属性魔術を得意とし、飛行などの際に用いる。
    身体的特徴：肺呼吸。姿は非常人間に近く、耳が尖っていない。背中から腰にかけて1～4対の翼を持ち、数が多く大きいほど神聖であるとされる。生まれた直後には翼はなく、成長に伴って生える。高度の高い場所の飛行に耐えうるよう、肺と筋肉が発達しているが小食で軽い。翼の色形には個体差がある。
    内面的特徴：信心深くまじめ。独自の宗教を形成しており、異端は容赦なく排除する意識を持つ。正義感が強く、ルールに反する行動は許さない。半面、慈悲深く情に厚い。
• 魔族
  • 平均寿命：300～ 元から長命なため、最高年齢が不明。見た目で年齢は判断できない。
    性別：男女（性問わず交配可能）
    魔力：かなり多い。闇属性魔術を得意とする魔術の始祖
    身体的特徴：肺呼吸。耳が尖っており、人間で言う白目と黒目は反転した色をしていることがほとんど。肌や髪の色などほとんど個体によって異なり、一貫した特徴は多くない。栄養の摂取方法が様々であり、料理や他種族の体液など多岐に渡る。夜に適した身体で、昼間は活動が鈍いことが多い。
    内面的特徴：魔族であることに誇りを持っておりプライドが高い。個人の能力を評価する傾向があり、特に魔術の扱いが上手いほどよいとされる。魔術以外にも、突出した才能があると非常に特別視される。一方、同族を非常に大事にしている。知識欲があり、柔軟な対応のできる個体が多い。
• 獣人族
  • 平均寿命：50～ 個体の原種動物に依存する
    性別：男女（性問わず交配可能）
    魔力：多い。魔力を用いて獣型と人型の姿を使い分けており、魔力のほとんどはその点に費やされる
    身体的特徴：個体の原種動物に依存し、さらに個体がどれだけ人型になれるか、獣型をとるかに依存する。利便性などを考慮し、人型になった際には耳や尻尾などを残しておくのが一般的。
    内面的特徴：身体的特徴と同様、おおもとの性質は原種動物に依存する。温厚、攻撃的、臆病などさまざまだが、必ずしも特徴が原種から強く出るとは限らない。
• 竜種
  • 平均寿命：500～ 非常に長命な種族のため、正確に判明していない
    性別：雌雄
    魔力：非常に多い。もともと多く持って生まれるが、成長し生きていくにつれ保有量が増していく
    身体的特徴（竜型）：種類によって差があるが、成竜の体長は10メートル前後。基本的に硬い鱗に覆われており、四足で、爪や牙、バランスをとるための尻尾を備える。飛ぶものは翼を持ち、泳ぐものは水かきやえらを持つ。
    身体的特徴（人型）：原種に依存するが、基本は耳が尖っており、肌には鱗が目立つ。牙が鋭い。年齢や個体によって特徴に差が出るため、共通の特徴は少ない。
    内面的特徴：小型種は臆病なため攻撃的で気性が荒い。大型種は温厚で争いを好まない。種別による敵対や宗教などはなく、共通して長命なほど偉いとされる。また、より長命な個体のほうが他種族に慣れており接しやすい。

寿命

各種族の寿命はそれぞれ異なっており、正確に比較を行うことはできないが、数の多い人間を基準として比較を行った平均的な例が設定されている。

遺伝

各種族間での交配を行った際には、種族ごとに血統の優性劣性が現れる。
研究により傾向は確認されたものの、個体差は存在する。

気候

大陸および島を合わせて、大まかに横に分割することで気候帯を分ける事ができる。

学校制度

大陸では、魔術は「魔術学校」を卒業した者のみ公の場での使用が許可される。
現代で言う車の免許のようなもの。
魔術学校は各地に点在するが、最大の規模と体制を誇る学校は大陸の中心部に存在する。
多様性、バックアップ体制、立地など様々な点において魅力を感じた生徒が各地から集まっている。

魔術学校

一律に「魔術学校」と称しているが、魔術学校には【初等学校】【中等学校】【魔術学校】【魔術学院】と4つの分類が存在する。
現代で言うのであれば【初等学校】＝小学校、【中等学校】＝中学校、【魔術学校】＝高校、【魔術学院】＝大学である。
学校では本当に学ぶ意欲のある者を受け入れており、この学校に入ることが今後の人生にとって必須であるという訳ではない。
各学校の分類と存在する学科は下記のとおりである。

【初等学校】：読み書きや計算、道徳などの一般教育を受ける場。6歳で入学し12歳で卒業となる。
【中等学校】：初等学校からエスカレーター式で進学となる。引き続き、より広い分野の一般教育を受ける。

【魔術学校】：魔術の使用資格を得るためには必ず卒業しないといけない場所。

• 基礎学科
  • 基礎学科Ⅰ：魔術の成り立ちや基本的な使用方法の勉強、練習を行う
  • 基礎学科Ⅱ：より複雑な魔術を扱えるよう勉強と実践を行う
  • 基礎学科Ⅲ：属性専攻選択式。生徒が希望する属性についてより学べるようクラス分けされている

【魔術学院】：学校を卒業したうえで、さらにそれぞれの学問や技術を学びたい生徒の進学先。成績によって卒業可否は左右されず、3年で卒業資格を得る。本人の希望があれば何年でも在学し勉強や研究を行うことができる

• 魔術学部
  • 技術学科：魔術使用に関する技術を研究する
  • 召喚学科：召喚魔術に関しての研究を行う
  • 生活学科：生活にどのように魔術を生かすか、改革や新しい道を模索する
  • 総合学科：魔術全般の研究を行う
• 文学部
  • 史学科：世界における様々な分野の歴史を研究する
  • 文化学科：衣食住など、文化に関する研究を行う
  • 語学科：世界中の言語に関する研究を行う
  • 教育学科：教育のための勉強を受け研究を行う。教師は必ずこの学科で1年以上学んでいる必要がある
• 医学部
  • 医学科：各種族に対応できる医学を学ぶ。医者はこの学科で3年以上学んでいる必要がある
  • 薬学科：薬について学び、薬草に関する研究や、新しい薬の開発を行う。薬師はこの学科で3年以上学んでいる必要がある
• 生物学部
  • 人類学科：人間に関する研究を行う
  • 亜人学科：亜人（エルフ族/有角族/魚人族/有翼族）に関する研究を行う
  • 魔獣学科：魔獣全般に関する研究を行う
  • 植物学科：植物全般に関する研究を行う
  • 昆虫学科：昆虫に関する研究を行う
  • 海洋生物学科：海洋生物（魔獣含む）に関する研究を行う
• 環境学部
  • 地学科：気候や地理、地形に関する研究を行う
  • 天文学科：天候、星読みに関する研究を行う
  • 海洋学科：海に関連する全般の研究を行う
  • 森林学科：植物学とは別に、森林の構造や暮らす者などの研究を行う
• 理学部
  • 物理学科：物理学の勉強や研究を行う
  • 建築学科：建築の基礎や、世界中の建築物についての研究を行う
  • 飛行学科：飛行の原理や方法の研究、道具の開発などを行う