キー配列について
60%キーボード
UHKは60%キーボードと呼ばれるキーボードである。日本でデスクトップPCを買ったときなどに付いてくる大きなキーボードはキーの数から109キーボードと呼ばれるものである。また,英語圏などでは,日本語入力に必要なキーを除いた101~104キーボードが主流である。UHKはこのキーボードから,
- テンキー
- F1~F12キー
- Home,PageDown,PageUp,Delete,End,Insert
- PrintScreen,ScrollLock,Pause
といったキーボードを抜いた60前後のキーで構成されており,フルサイズのキーボードに対するキー数の割合から60%キーボードと呼ばれる。
配列
UHKで用意されている配列はUS配列とISO配列の二つである。
ここでは,日本で最も普及しているJIS配列と,US配列,ISO配列を比較する。
JIS配列
日本でキーボードやパソコンを買った場合,ほぼ間違いなくこの配列のキーボードがついてくる。
スペースキーの脇に,変換/無変換キーがあったり,数字の1の左が全角/半角キーだったり,日本語を書くためのキーがいくつか追加されている。
US配列
アメリカなどで普及している配列。英語圏の人々にあわせているため,日本語用のキーはない。また,いくつかの記号の位置がJIS配列と異なっている。
JISとの大きな違いはEnterキーの形。JIS配列では逆L字形なのに対し、US配列はtabやshiftキーのような横長キーとなっている。
ISO配列
日本でUS配列より知名度の低いキー配列。US、JIS配列との違いは、左ShiftとZの間にもう一つキーがあること。
その一方で、Enterキーの形はJISと同じである。
UHKで選べる配列
UHKはハンガリー製なので,当然JIS配列はない。選べるのは上記のUSかISO配列だが、UHKのISO配列は"Half-ISO"とも呼ばれる,純正のISOとも異なったものになっている。
具体的には,Zの隣のキーを増やしつつ,EnterキーはUS配列と同じ横長になっている。
日本語キーボードに慣れているユーザーは、どちらを買うにしても慣れるのに時間がかかるだろう。
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧