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{{コンピュータゲーム|Title=|Image=|Genre=|platform=|developer=|OnlineGame=|publisher=|distributor=|producer=|director=|designer=|writer=|programmer=|composer=|artist=|license=|series=|version=|mode=|media=|discless=|activation=|ArcOnly=|released=|latest release version=|latest release date=|latest preview version=|latest preview date=|1Block=|Charge=|ratings=|ContentsIcon=|Download content=|input=|requirements=|engine=|picture format=|resolution=|cabinet=|arcade system=|cpu=|sound=|display=|Sale=|etc=}}『スーパードンキーコング』(Super Donkey Kong)は、イギリスのレアが開発・任天堂が発売したアクションゲームである。日本では1994年11月26日にスーパーファミコン向けに発売した。日本国外でのタイトルはDONKEY KONG COUNTRYである。
当時最新の3DCGを用いており、複数の色を交互に高速に点滅させることで、スーパーファミコンの持つ性能以上の色数を表現する[2]。
本項では、本作を元に製作されたゲームボーイ用ソフト『スーパードンキーコングGB』( - ジービー、以下『GB』)、SFC版のリメイク作『ドンキーコング2001』(以下『2001』)、ゲームボーイアドバンス版での移植バージョン(以下GBA版)についても扱う。『GB』の日本国外のタイトルはDONKEY KONG LANDである。
太字は本項目内で扱うタイトル。
『GB』のゲームボーイカートリッジは世界で初めて灰色以外の色を使用している。また、本編の後に起こった外伝ストーリーであり、ステージ構造に新要素が取り入れられている。
GBA版は全てスーパーファミコン版(以下SFC版)の移植だが、オリジナルのステージや敵キャラクター、ミニゲームなどの要素が追加されている。
シリーズ唯一のゲームボーイカラー作品となった『2001』は、SFC版の移植でありながら基本的に『GB』のシステムをも継承しており、ステージの変更点や新ステージなどがあるほか、BGMは『GB』を基本としている。
リターンズは今までのシリーズを開発していたレア社ではなくレトロスタジオが開発している。
この作品を元にしたテレビアニメも製作・放送された。
詳細は「ドンキーコング(アニメ)」を参照
ドンキーの家の真下にあるバナナ倉庫にはたくさんのバナナが貯蔵されている。ある日、ドンキーはその見張り役をディディーに任せるもその日に限って、悪名高いクレムリン軍が、前々から計画していたバナナ泥棒計画を実行に移す日であった。大量のクレムリン部隊に囲まれたディディーは、得意の横トンボ返りで応戦するも、ついに捕らえられ、タルに入れられた挙句にジャングルの奥地に放り捨てられてしまった。
翌日ドンキーは、クランキーの大きな声で目を覚ます。そしてクランキーが指示するままにバナナ倉庫を見に行くと、バナナは全て盗まれていた。クレムリン軍の仕業であることを見抜いたドンキーは、ディディーを助け、バナナを取り返す冒険に出かけるのであった。
SFC版には3つのモードがある。
基本は横スクロールのアクションゲームで、待ち受ける敵を倒したり避けたりしながら、ステージの最後にあるゴール(「EXIT」と書かれた看板のある出口)にたどり着けばステージクリアになる(ボスステージではボスとの対決のみが行なわれ、倒すとクリアになる)。コースは6つの「レベル」に分かれ、1レベルあたりそれぞれ5-6のステージとボスステージで構成されている。ステージの分岐という概念はなく、順番にこなしていく必要がある。ただし、一度クリアしたステージは何度でもプレイすることができる。
操作できるキャラクターはドンキーコング及びディディーコングの2種類であるが、一度に同時操作はできず、常に一方のキャラクターを操作することになる。両者には性能差があり、ドンキーはより頑丈な敵を倒すことが可能で、ディディーは素早さとジャンプ力に優れている。状況に応じて操作キャラクターの交代が可能で、活用することで有利に進めることができる。
敵やトラップからダメージを受けた場合、コングが2匹いる場合は操作中のキャラが逃げ出して、もう片方のコングに自動的に交代する。コングが1匹しかいない場合および谷底に落下した場合はミスとなり、残機が1減る。本作では残機をライフと表現しており、他のゲームに見られる「ライフ=体力」の構図とは異なる(これは本作に限らずレア社のゲームにたびたび見られる「ライフ=命の数」という構図である)。
残機はドンキーコングのバルーンでカウントされ、残機が0のときにミスをするとゲームオーバーとなる。一部の裏技を使用しない限り原則的にコンティニュー機能はなく、セーブはステージマップ上にあるセーブポイントで行うことができるが、レベルによってはセーブポイント(後述)が後半部分に設けられていることがあるため、セーブできない区間の攻略に注意を要することもある。
ステージによっては味方キャラ(アニマルフレンド/後述)がいる場合があり、コンテナを壊して跳び乗るとアニマルフレンドを操作できる(一部操作できない者もいる)。アニマルフレンドに乗っている間は、操作方法もアニマルフレンドのものに変更され、それぞれ独自の能力を活用して攻略することが可能だが、他のステージには持ち越せない。アニマルフレンドはダメージを受けると高速で逃げ出すが、谷底に落ちるなどして見失わない限りは乗り直せば再び利用できる。
ここではSFC版に則った操作方法を説明する。
ただし、全ての敵に同じ攻撃手段が通じるわけではなく、一部の攻撃は効かなかったり、そればかりか逆にコング側がダメージを受けるケースもある。
このゲームには「全体マップ」と「レベル内のマップ」の2種類のマップ画面がある。全30以上あるコースは、おおむね5-6コースをひとまとめにした「レベル(『スーパーマリオブラザーズ』などで言うところのワールド)」で区切られており、レベルの最後にはボスとの対決をするコースがあり、倒すことで次のレベルに進める。クリア済みのコースやレベルを訪問することも自由にできるが、「全体マップからレベル内マップに入る」ことは自由にできる反面、「レベル内マップから全体マップに出る(=レベル間を移動する)」ことには制約があり、その方法は「ファンキーコングの小屋を利用する」「ボスを倒す」のどちらか。それぞれのレベル内にはコングファミリーの施設も個別に設置されており、レベル内の攻略具合に応じて利用できるようになる。
マップ上のレベルやコースには顔のアイコンが表示されており、クレムリン(ワニ)の顔が描かれているならばまだクリアされておらず、コングの顔が描かれているならばクリアしたことになる(ドンキー・ディディーのどちらの顔になるかは、最初にクリアした方のコングとなる)。コングファミリーの施設には、そのコングの顔のアイコンが常時表示されている。ステージ名の末尾に「!」が付くと、そのステージを完全クリア(ボーナスステージ全制覇およびコースクリア)していることを示す。
ステージ内の数か所にある隠し部屋。一部のステージやボスとの対決を除くほとんどのステージにあり、アイテムの宝庫になっていることが多い。特定の壁を壊して入る(最初から入口が開いていることもある)・特定のタル大砲を使うなどの方法で行くことができる。見落としやすい場所に入口がある場合、不自然な場所に置かれたバナナが目印になっていることも多い。
中にはミニゲーム形式でアイテム取得に挑戦するタイプもあり、ダメージを受けたりミニゲームに失敗するとアイテムを得られず外に追い出されるが、ボーナスステージ内の結果にかかわらず「ボーナスステージを発見した扱い」に変わりはなく、ゲーム全体の攻略の度合いを示す「達成率」に加算される(アニマルトークンを集めて入れるボーナスステージは達成率に加算されない)。また、ボーナスステージ内でダメージを受けたり谷底に落ちても、パートナーを失ったりミスになることはない。
残機数や集めたアイテムの数は画面に常に表示されない。残機数やバナナ数は、ステージ開始時・増減時に数秒間だけ表示される。普段はゲーム画面しか表示されないため、非常にすっきりした画面構成になっている。プレイヤーの意思で任意に残機数などを確認することはできないため、残機数などは自分で覚えておくことが望ましい。
中には、通常はその場に見えておらず、特定の条件を満たした場合のみその場に出現する、隠しアイテムも存在する。
主に空中に設置されており、持ったり投げたりはできず、触れるとその場で壊れ、なんらかの効果が出る。
コンティニューバレル「☆」マークがたくさん描かれている。ミスした場合に壊した場所からスタートできる。破壊時に通常のタル同様の攻撃判定がある[3]。ストップ・ゴーバレル通常は「GO」の文字が書かれている。触れても壊れず、一定時間だけ「STOP」に変わり、特定の敵の動きを停止させることができる。オン・オフバレル通常は「OFF」の文字が書かれている。触れても壊れず、一定時間だけ「ON」に変わり、暗いステージの照明が点灯する。仕掛けタイプステージ内の仕掛けとして用意されたもので、ほかの種類のタルより一回り大きいものが多い。セーブバレルコンティニューバレルと同じデザイン。キャンディーコングの小屋にあり、入るとゲームデータをセーブ出来る。タル大砲コング自身が中に入って撃ち出される、人間大砲のような仕掛けの一種。詳細は後述。ドンキーとディディーを道中でサポートしてくれる猿の仲間達。マップ上の拠点でコングたちが訪れるのを待っており、立ち寄ると下記の助力を得られる。テンプレート:Main2
クランキーコングゴリラ。若い頃にマリオと戦った元祖ドンキーコングだが、寄る年波のためかロッキングチェアに座っている。長老で物知りのため各種アドバイスを行なうが、説教癖がある。ファンキーコングゴリラ。ドンキーの親友であり、バンダナとサングラスを着用した陽気な性格。趣味はサーフィンであり、ファンキーバレル空港を経営しており、既にクリアしたレベルやステージに連れていってくれる。島の事情に明るいため役立つ情報をくれることもある。キャンディーコングドンキーとファンキーの憧れの女性コング。セーブバレルを用意しており、これまでのデータを記録してくれる。『2001』ではオートセーブ制なので、代わりにミニゲームに挑戦することが可能。クリアすると特典つきのメダルが貰える。アニマルフレンドテンプレート:Main2
ランビサイ。踏みつけ以外にも鋭い角で攻撃できるため、前方なら直接敵に触れるだけで倒すことができる。非常に力が強いため、通常ならタルが必要になる壁を直接壊してボーナスステージなどに行くことも可能。エクスプレッソダチョウ。足が速く、空中でゆっくりと下降するホバリングが可能(ボタン連打で降下を抑えられる)。ただし足が弱いため攻撃は不可能(小さい敵は無視して通過可能)。スコークスオウム。コングたちの後ろをついてきて、暗い洞窟をライトで照らしてくれる。乗ることは出来ず、攻撃もしない。エンガードカジキ。水中を平行に泳げるうえ、長い鼻で前方を攻撃可能。水中では唯一の攻撃手段となる。ウィンキーカエル。非常に高いハイジャンプが可能で、脚力が強いためランビ並に様々な敵を踏みつけで倒せる。ワニで構成されたバナナ泥棒団。敵キャラクターの主力。
クリッター軍団の中では格下で、二足歩行。色によって行動が異なり、緑は歩行・赤はジャンプ・青はジャンプ移動・灰は高さを変えてのジャンプ移動・黄はジャンプ往復。『2001』ではカラーリングがやや異なる。クラップトラップ通常のワニと同じ四足歩行。口が非常に大きいためローリングアタックでは返り討ちに遭う。色によって行動が異なり、青は歩行・紫はこちらに合わせてジャンプ。『2001』ではカラーリングが異なる。ロッククロック二足歩行。高速で往復し、皮膚が非常に固くこちらの踏みつけを返り討ちにする(ローリングアタックやタル投げでも通過するのみ)。「ストップ・ゴーバレル」で動きを止められる(この時ならSFC版に限りハンドスラップで倒せる)。クレムリン軍団の中で唯一、イニシャルが「K」でない。クランプ二足歩行で太っている。ヘルメットをかぶっており、ディディーの踏みつけを無効にする。それ以外の攻撃なら倒せる。クラッシャ二足歩行で非常に体を鍛えている。飛び道具はひと通り有効だが、直接攻撃で倒すにはドンキーで踏みつけるしかない(ただしハンドスラップで何度でもバナナを盗める)。銀色の強化版は直接攻撃を全て受け付けず、バナナも持っていない。『2001』ではカラーリングが異なる。クラッシュトロッコに乗っているクリッター。コースを逆走しているが、行き場が無くなって立ち往生しているものもいる。トロッコごと踏むとダメージを受けるが、直接踏めば倒してトロッコを横取りできる。各レベル最後のコースにいる。『GB』では倒すと自動的にセーブされる。
ベリーノーティ緑の大きなノーティ(GBA版では赤)。画面中を飛び跳ねる。ローリングアタックは弾かれる。踏みつけを繰り返すことによって倒せる。マスターネッキー大きな赤いネッキー。画面の端から顔だけ出して巨大なココナッツを吐いてくる。踏みつけを繰り返すことによって倒せるクイーンB大きなジンガーの女王蜂。ジンガー同様に直接攻撃は通じない。出現するタルでダメージを与える。攻撃後はしばらく無敵になり、この時はSFC版だと上下に激しく動き、GBA版だと周囲にジンガーを出現させる。リアリーノーティー赤の大きなノーティ(GBA版では緑)。踏みつけるたびに大ジャンプで襲ってくる(GBA版ではさらに氷柱を落とす)。大ジャンプをやめるまでこちらの攻撃は無効。ダムドラム大きなドラム缶の怪物。上空からのプレス攻撃と、様々な敵の排出を行なう(ここの敵にはハンドスラップが通用しない)。直接攻撃は全て返り討ちにするが、SFC版では出てくる敵を倒し続ければ自滅する。GBA版では敵を倒した後に出現するTNTバレルを当ててダメージを与える。マスターネッキーシニア大きな紫のネッキー。踏みつけるたびに吐くココナッツが増え、特にGBA版では2匹1組で襲ってくる。ココナッツを吐ききるまでこちらの攻撃は無効。キングクルール最終ボス。王冠を投げつけて攻撃してくるほか、ダッシュ攻撃や、ステージの端から端までの大ジャンプ、地響きを起こして鉄球を落とすなど多彩な攻撃手段を持つ。弱点が踏みつけなのはこれまでの多くの敵と同じだが、頭に王冠があると踏みつけても返り討ちに遭う(ただし、ドンキーのハンドスラップで何度でもバナナを盗むことが可能)。偽エンディングを使っての大掛かりなだまし討ちも行なう。舞台は、ドンキーコングアイランド。ドンキー達コングファミリーが住む島でドンキーの顔に似る。【 】内は英語版での名称。ここでは『2001』も並列して取り扱う。
※印…SFC版の場合、ステージの地形に関わらず共通したBGMとなる。英語版では【KONGO JUNGLE】。最初のレベルのため難易度は低く、ジャングル内部なので全体を木々が取り囲んでいるのだが、洞窟や海といった多彩な地形や、タル大砲で空中を渡るコースなどトリッキーなステージも用意されている。
1-1「バナナジャングル」【Jungle Hijinx】(ジャングル)最初のステージ。ドンキーの家もある。ただクリアするだけなら簡単だが、ライフアップバルーンが大量に隠されており、それらを全て回収する場合はほとんどのアクションを使いこなす必要がある。なお、ラストボスであるキングクルールを倒しているとスタート地点の倉庫の内容が変わる。昼間のジャングルだが、ゴール付近は急に暗くなる。1-2「ロープジャングル」【Ropey Rampage】(ジャングル)主にロープを使って進むことになる。ステージのほとんどは雨が降っていて、さらに夜間なので視界が悪い。バナナジャングルとは逆に、ゴール付近で夜が明けて天候が回復する。1-3「クレムリンの洞窟」【Reptile Rumble】(洞窟)クリッターやスリッパーが住み着いており、タイヤが大量に設置されている。1-4「サンゴの海」【Coral Capers】(海)最初の水中ステージ。海の敵がひととおり住み着いており、他にもエンガードが登場する・アイテムの眠る隠し通路があるなど、水中ステージの要素は簡単ながらひと通り組み込まれている。1-5「タル大砲の谷」【Barrel Cannon Canyon】(ジャングル)ジャングルといえど足場が非常に少なく、タル大砲を次々に使って大きな谷を越えていく。特定のタルに入ると大幅なショートカットができる。1-6(BOSS1)「ボスノーティ」【Very Gnawty's Lair】(ボスステージ)英語版では【MONKEY MINES】。崖の上が舞台。大量の立て札や、廃坑や遺跡が存在するなど、かつて人工開発された様子がうかがえる。
2-1「ウインキーの洞窟」【Winky's Walkway】(鉱山)足場が狭く、ウインキーを仲間にすることでしか行けない場所がある。無限に敵キャラを吐き出すドラム缶が初登場する。2-2「マインカートコースター」【Mine Cart Carnage】(廃坑※)全編にわたり、一度乗るとノンストップで進むトロッコに乗って進む。2-3「クレムリンの洞窟2」【Bouncy Bonanza】(洞窟)今回はジャンプするタイプのクリッターや、ジンガーが住み着いている。途中でウインキーを仲間に出来れば、後半の攻略が非常に楽になる。ステージ内は全体的に暗い。2-4「ストップ&ゴーステーション」【Stop & Go Station】(廃坑)多数のロッククロックが住み着いており、「ストップ・ゴーバレル」で制御しながら進む。2-5「ノーティの遺跡」【Millstone Mayhem】(遺跡)ノーティやクリッターが住み着いた遺跡。至る所で石臼を動かすノーティが襲ってくる。2-6(BOSS2)「ボスネッキー」【Necky's Nuts】(ボスステージ)英語版では【VINE VALLEY】。ジャングルとは別種の、大海に臨む森が舞台。マップ中央部に大きな橋があり、深部に存在する遺跡へと続いている。
3-1「ネッキーのもり」【Vulture Culture】(森)その名の通りネッキーとミニネッキーが多く登場する。単なる敵である以上に、足場としての活用も要求される。3-2「もりのかくれが」【Tree Top Town】(隠れ家)木で作られた足場や、連続するタル大砲を使って木々の間を渡っていく。3-3「ジンガーのもり」【Forest Frenzy】(森)ジンガーが多く登場するうえに足場が悪く、ロープを使って移動する局面が多いため、敵を避けるテクニックが要求される。3-4「ノーティのいせき2」【Temple Tempest】(遺跡)石臼に乗ったノーティが待ち伏せし、コングたちを追い回す。3-5「うらぎりマンキーコングのもり」【Orang-Utan Gang】(ジャングル)ジャングルではあるが、木々の間を張ったツタが主な足場になるため、寄り道できる足場が少なく、そんな中をマンキーコングが行く手を塞ぐ。3-6「クランボーの海」【Clam City】(海)水中ステージの中でもクランボーが特に多く、飛び道具である真珠を避けるテクニックが問われる。3-7(BOSS3)「ボスクイーンB」【Bumble B Rumble】(ボスステージ)英語版では【GORILLA GLACIER】。雪山のため全体的に滑りやすく、足場が悪い。
4-1「ふぶきの谷」【Snow Barrel Blast】(雪山)急斜面や谷底が多い雪山が舞台。途中から吹雪が吹き始めるため視界まで悪くなる。足場がない場所を連続タル大砲で抜けなければならない場所もある。4-2「クリスタルトンネル」【Slipslide Ride】(氷)一面が凍りついた洞窟で、たくさんのクリスタルが生えている。ロープに色がついており、コンベアのように自動移動する(青は上昇・赤は下降)。4-3「ふたたびふぶきの谷」【Ice Age Alley】(雪山)足場の少ない谷の多い雪山。ロープを使ったアクションが主体となる。4-4「クロクトパスの海」【Croctopus Chase】(海)多くのクロクトパスが待ち伏せし、ステージのほとんどで追われることになる。エンガードは、終盤にならないと仲間に出来ないので、やや難度を極める。4-5「トーチライト トンネル」【Torchlight Trouble】(洞窟)真っ暗な洞窟。スタート地点にいるスコークスの助力を借りてライトで照らしながら進む。除去できないトラップが多く、ライトがないと突破は難しい。4-6「もりのかくれが2」【Rope Bridge Rumble】(隠れ家)木々の間を渡るために今回は動く足場を活用する。特に、動く足場とタイヤの組み合わせが多数登場する。4-7(BOSS4)「いかりのボスノーティ」【Really Gnawty's Rampage】(ボスステージ)英語版では【KREMKROC INDUSTRIES INC.】。クレムリン軍が作った巨大な工場地帯。人工的な仕掛けが多い。
5-1「オイルこうじょう」【Oil Drum Alley】(工場)危険な石油缶がトラップとして多数登場する。火が消えた石油缶を渡らなければならない場所もある。ボーナスステージのうち1箇所は、ある条件を満たさないと入ることが出来ない仕組みとなっている。5-2「トリックトラックリフト」【Trick Track Trek】(鉱山)一定のルートを通るリフトに乗って進んでいく。5-3「エレベーターアンティクス」【Elevator Antics】(洞窟)所々でエレベーターが動いており、これを乗り継いでいく場面もある。5-4「ヘドロのみずうみ」【Poison Pond】(海)ヘドロで汚染され緑色に濁っているため視界が悪い水中。エンガードでも倒せないスピナーが主な障害物となる。5-5「マインカートコースター2」【Mine Cart Madness】(鉱山※)トロッコに乗って進む。今回はトロッコから直接ジャンプができるため、敵を倒す必要にも迫られる。5-6「オンボロこうじょう」【Blackout Basement】(工場)ステージ構成は単純だが、一定時間ごとに電気が消える。消灯中はコングとアイテム以外のほとんどが見えなくなる。5-7(BOSS5)「ボスダムドラム」【Boss Dumb Drum】(ボスステージ)英語版では【CHIMP CAVERNS】。日の当たらない入江であり、多数の鉱山を中心に文明を感じさせる地域。
6-1「トリックトラックリフト2」【Tanked Up Trouble】(鉱山)リフトに乗って進むのだが、燃料制限があり、補充しながら進むことになる。6-2「あばれスピナーのがけ」【Manic Mincers】(洞窟)ステージの至る所でスピナーが動き回っている。序盤でランビに出会えるが、スピナーはランビさえ返り討ちにする。6-3「どくガストンネル」【Misty Mine】(廃坑)霧が発生しており視界は悪い(ただし無害)。ノーティやスリッパーを出すドクロ缶が多く存在する。K・O・N・Gパネルは、あるボーナスステージに入ると全て手に入る。6-4「クレムリンのどうくつ3」【Necky's Nutmare】(洞窟)『2001』のみに登場。直接攻撃を全て弾き返す銀色のクラッシャが登場。6-5「やみのスイッチトンネル」【Loopy Lights】(廃坑)真っ暗な廃鉱。「オン・オフバレル」で照明を点灯させ続けて進む。6-6「さいごのステップ」【Platform Perils】(鉱山)乗ると一定時間後に落下するステップを次々に乗り継いでいく。銀色のクラッシャが多数待ち受けており、ステップ上ではタルを一発で命中させなければミス確定になる。本作の最難関候補。6-7(BOSS6)「いかりのボスネッキー」【Necky's Revenge】(ボスステージ)英語版は【Gang-Plank Galleon】。ここではキングクルールとの戦いのみであり、全体マップから直接コースに入る。
7-1(ラストステージ)(海賊船)このコースはクリアする毎に自動的にセーブされる。各コースは、その特徴によって以下の様に分けられ、それぞれのイメージに合ったBGMも作られている。[w]印はデビッド・ワイズ、[f]印はイーヴリン・フィッシャー(英語版)によるもの。
Donkey Kong Island Swing[w](ジャングル)レベル1・3に登場。ジャングルというだけあって、植物が生い茂っている。天候の変化が激しい。ドンキー達のホームグラウンドだが、クレムリンや様々な敵がうろついている。大きな谷がある場合も。ハンドスラップで大きな木の葉と葉の間をたたくとアイテムが出てくる場合がある。Cave Dweller Concert[w](洞窟)レベル1・2・4・5・6に登場。岩で出来た天然の洞窟。クレムリンが住み着いている。切り立った壁や階段状の地形が多い。Aquatic Ambience[w](海)レベル1・3・4・5に登場。珊瑚礁で囲まれた海の中を泳いでいく。隠し通路が存在する。基本的にエンガードがいなければ敵が倒せない。コースによって、ヘドロで汚れていたり、雪山では寒冷地を思わせる色合いだったりする。Life in Mines[w](鉱山)レベル2・5・6に登場。上下にとても広い洞窟。足場はパイプで組まれた簡素なものだけで、妙なリフトや板に乗って進まなければならない場所もある。Mine Cart Madness[w](コースター)レベル2・5に登場。地形とは関係なく、マインカートコースター系のコースで使用される。Misty Menace[w](廃坑)レベル2・6に登場。壁が木で補強されていたり、明かりのためのランプがかかっているなど明らかに人工的な洞窟。石炭を発掘するためのものだったと思われる。そのため、洞窟内の至る所に採掘用の道具などが置かれている。真っ暗な洞窟もある。Voice of the Templef(遺跡)レベル2・3に登場。かつて栄えていた文明の存在をうかがえる建築物の中を進む。あちこちにクレムリンの頭部を象ったと思われる柱が立っている。立派な神殿のような建物も、今ではノーティ達の住処になってしまっている。Forest Frenzy[f](森)レベル3に登場。ロープや木の上をつたって移動する所が多い森林地帯。ジャングルと同様、辺り一面に植物が生息している為、やや薄暗い。ジンガーやネッキーが多い。Treetop Rock[f](隠れ家)レベル3・4に登場。誰が作ったか不明だが、沢山の木に隠れ家がある森の頂上。木で組まれた足場を使って木から木へと渡っていく。足場上には様々な道具や、小屋のようなものまである。Northern Hemispheres[f](雪山)レベル4に登場。雪に覆われており、急斜面が多く、滑る為に移動しにくい。雪山にも関わらずジンガーやネッキーがいるコースもある。吹雪いていない時は、背景に連なる山々の景色が見える。Ice Cave Chant[f](氷)レベル4に登場。凍りついており、至る所にクリスタルが生えている洞窟。コンベア状に自動で上下するロープがたくさん設置されている。Fear Factory[w](工場)レベル5に登場。大自然に覆われた地形の多い島の中では異彩を放つ、近代的な工場。何を作っているのか不明だが、石油缶が大量に置いてある。電気が点いたり消えたりするオンボロ工場もある。Bad Boss Boogie(ボスステージ)レベル1-6に登場。背景にはクレムリン軍団が盗んできたと思われる大量のバナナが置かれている。地形自体は平坦で、一部のコースにタイヤがある以外は仕掛けもない。Gang Plank Galleon[w](海賊船)ラストレベルに登場。船のデッキが舞台。キングクルール戦専用で、外見は木製だが鉄球の落下に耐えられる頑丈な作り。ファイル:Wiki letter w cropped.svg | この節の加筆が望まれています。 |
海賊版として『スーパードンキーコング'99』が中国で発売されていた(発売年月日は1998年)[5]。ハードウェアはメガドライブであり、プレイヤーの操作キャラクターはドンキーのみ・攻撃はジャンプのみ。登場するコースは『スーパードンキーコング1』『2』『3』がアレンジされて使用されており、敵キャラクターも3作品混じって登場する。この海賊版ゲームは他作品のBGMも使われており、更にコンティニューシステムも導入されている。
また、ファミリーコンピュータ用に移植された海賊版として『スーパードンキーコング1(香蕉船を含む)』『2』『4(タイトルは日本国外のものを採用)』『The Panda PrinceおよびSuper Lion King 2(スーパードンキーコングに登場するプレイヤーキャラクターをパンダ(ライオン)に差し替えて、ファミリーコンピュータ用のソフトとして移植されたもの)』も中国で存在している。
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{{コンピュータゲーム|Title=|Image=|Genre=|platform=|developer=|OnlineGame=|publisher=|distributor=|producer=|director=|designer=|writer=|programmer=|composer=|artist=|license=|series=|version=|mode=|media=|discless=|activation=|ArcOnly=|released=|latest release version=|latest release date=|latest preview version=|latest preview date=|1Block=|Charge=|ratings=|ContentsIcon=|Download content=|input=|requirements=|engine=|picture format=|resolution=|cabinet=|arcade system=|cpu=|sound=|display=|Sale=|etc=}}『スーパードンキーコング』をベースに、新たな仕掛けなどを登場させた、物語上は外伝のような位置づけにあたる続編。日本国外版でのタイトル名はDONKEY KONG LANDになっている。カートリッジは初のバナナ色になっている(本作の続編にあたる『ドンキーコングランド』も同様)。
キングクルールを撃退したドンキーとディディーだったが、クランキーからの説教は相変わらずだった。そしてクランキーは「『スーパードンキーコング』での華々しい活躍は(当時としては)高いレベルのCGによる演出だったのではないか? 果たして、モノクロで8ビットのゲームボーイでも面白い冒険を繰り広げられるのか」と問う。これに対して当然であると答えたドンキーとディディーだったが、クランキーの誘導尋問だった。最初からクルールと結託し、クレムリン軍団と相談してバナナを奪わせ、ドンキーたちに挑戦状を叩きつけるつもりだったのである[6]。
ボス戦の曲は、ニンテンドウ64ソフト『ブラストドーザー』でもアレンジされて使われている。
レベル1「海賊船がやってきた!」英語版は【Gangplank Galleon Ahoy!】。
1-1「ランビ・ジャングル」【Jungle Jaunt】(ジャングル)最初のコースであり、ランビにも出会える。ボーナスステージは最初から割と多彩。1-2「吹雪の山」【Freezing Fun】(雪山)雪山だけあって地面が滑るが、地形は平坦なので地面に足をとられなければ難しくは無い。1-3「ロープ・ジャングル1」【Simian Swing】(ジャングル)ロープを活用して進むことになるジャングル。1-4「海賊船1」【Deck Trek】(海賊船)かなり広い海賊船が舞台。網の目状に張られたロープがシリーズ初登場となる。BGMはスーパーファミコン版のキングクルール戦のアレンジ。1-5「タイヤ・ジャングル」【Tire Trail】(ジャングル)地面に埋まっているタイヤが非常に多い。1-6「ロープの谷」【Rope Ravine】(雪山)ロープを使って谷を越えながら進むことになる雪山。1-7「海賊船2」【Riggin' Rumble】(海賊船)足場の悪い海賊船。1-8「ロープ・ジャングル2」【Congo Carnage】(ジャングル)ロープを使って谷を越えながら進むジャングル。足場が狭い。1-9「雪山のタル置場」【Arctic Barrel Arsenal】(雪山)多くのタルが置かれた雪山。1-10(BOSS1)「ボス:ワイルド・スティング」【Boss:Wild Sting Fling】(海賊船)レベル2「巨大遺跡」英語版は【Kremlantis】。水中コースが集中している。
2-1「クリッターの遺跡」【Tricky Temple】(遺跡)クリッターがたむろする広大な遺跡。2-2「海底遺跡1」【Kremlantis Kaos】(海底遺跡)初めての海底遺跡。2-3「サンゴの海」【Reef Rampage】(海)構造が海底遺跡より複雑で隠し通路も多い。2-4「スリッパーの遺跡」【Snake Charmer's Challenge】(遺跡)多くのスリッパーが登場する遺跡。2-5「海底遺跡2」【Chomp's Coliseum】(海底遺跡)最初の海底遺跡よりも、敵が厄介な場所に配置されている。2-6「ノーチラスの追跡」【Nautilus Chase】(海)あちらこちらに待ち構えるノーチラスが追いかけてくる、緊張感のあるコース。2-7「トルネードの遺跡」【Swirlwind Storm】(遺跡)小型の竜巻トルネードが登場する。上に乗って足場にする場面が多く、活用する必要がある。2-8(BOSS2)「ボス:クランボー」【Boss:Seabed Showdown】(海底遺跡)レベル3「モンキー・マウンテン」英語版は【Monkey Mountain and Chimpanzee Clouds】。洞窟内と、足場のほとんど無い空中が舞台。
3-1「ふもとの洞窟」【Pot Hole Panic】(洞窟)最初の洞窟コース。3-2「モンキー・マウンテン1」【Mountain Mayhem】(岩山)最初の岩山コース。足場が狭い場所が多い。3-3「リフト・アタック」【Track Attack】(空中)空中をトリックトラックリフトで進む。3-4「スピナーの洞窟」【Spiky Tire Trail】(洞窟)スピナーが多く配置されている洞窟。3-5「空中迷路」【Sky High Caper】(空中)一定の範囲内なら自由に動かせる新型のトリックトラックリフトを使って進む。3-6「モンキー・マウンテン2」【Landslide Leap】(岩山)より足場の悪くなった岩山。落石が頻繁に行く手を塞ぐ。3-7「スカイ・ハイ」【Collapsing Clouds】(空中)一度乗ると消えてしまう雲の足場が多く登場するがそれ以外は平坦。エクスプレッソが登場する。3-8(BOSS3)「ボス:ハードハット」【Boss:Mad Mole Holes】(洞窟)レベル4「大都会」英語版は【Big Ape City】。ドンキーが活躍することに憧れていたイメージの都市。
4-1「バルーン・リフト」【Balloon Barrage】(大都会)上下に移動する風船のリフトを乗り継いで、高層ビルの間を渡っていく。4-2「飛行船1」【Kong Krazy】(飛行船)K・O・N・Gパネルを取った状態でスイッチを押すと、そのパネルが足場になる。4-3「工事現場」【Construction Site Fight】(工事現場)高層ビルの鉄骨の上を進んでいく。しかし完成したビルが並ぶ大都会系のコースよりも足場は広い。4-4「飛行船2」【Fast Barrel Blast】(飛行船)足場の非常に少ない飛行船の中を、タル大砲を乗り継いで進む。4-5「ビル・クライム」【Skyscraper Caper】(大都会)上下に移動するロープを使って高層ビルを登る。4-6「ボタンバレル」【Button Barrel Blast】(工事現場)タル大砲を乗り継いで進む。スイッチを押すことによりタル大砲の方向転換を自分で出来る。4-7「オイル缶スラム」【Oil Drum Slum】(大都会)火の付いた危険なオイル缶が行く手を阻む。4-8(BOSS4)「ボス:キングクルール」【Boss:K. Rool's Kingdom】(飛行船)ラストステージ。他のボスステージと異なり、クリアしても束バナナ3つはもらえない。本作のみの地形『スーパードンキーコング』には登場していない新たな地形が数種類登場している。
海賊船本作では通常のコースになっており、デッキやマストを進んでいく。下から上へと登っていくコースもあり、その場合は上からの攻撃に対して特に注意が必要。大都会ビルの合間や空中を浮かぶ風船などを渡っていく。他にも、自動で上下するロープや石油缶などがいたるところに仕掛けられている。工事現場工事中のビルを進んでいく。タル大砲による移動がメインとなる。タル大砲の向きを自分で操作することの出来るスイッチなどがある。海底遺跡海に沈んでしまった遺跡。他の水中コースと比べると狭いので敵の攻撃を避けにくい。空中雲の上やリフトを渡っていく。非常に足場が狭く、一度踏むと消える足場があったり、移動リフトが極端に狭いなどの理由で、総じて難しい。岩山険しい岩山を登っていく。上から岩が落ちてくることも。足場も悪く、ランビに乗るとジャンプ力の無さが原因でかえって仇になることもある。飛行船バルーンには「DK」の文字が入っている。直線的な地形が多い。ロープやタル大砲による移動がメイン。K・O・N・Gパネルが本来の用途ではなく足場として機能することもある。[ヘルプ] |
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