ジャイアン大いに歌う事件

ジャイアン大いに歌う事件（ジャイアンおおいにうたうじけん）は、ジャイアンリサイタルの音が夜中に聞こえてしまった事件である。

概要

この話は、10巻「おそだアメ」に登場する内容である。

近々、ジャイアンが3時間ぶっ通しのリサイタルを計画していることを知ったドラえもんとのび太は、「おそだアメ」という道具を使用してジャイアンの歌を聴くのを回避する事を思いついた。

おそだアメは、声が聞こえるのを遅らせる事ができるドラえもんの道具であり、1粒服用するごとに10分、声が聞こえるのを遅らせる事ができる。2人はジャイアンにこれを服用させて歌を聴くことを回避しようとした。

当初は、20粒ほど服用させる、すなわち声が聞こえるのを200分（3時間20分）ほど遅らせるつもりだったようだが、ジャイアンは20粒どころか全量服用してしまった。

ジャイアンの歌は深夜2時ごろになっていつもの空き地で聞こえ始めた。それを聞いた近所の住民が抗議しに行った。

残る謎

近所の住民たちは空き地へ抗議しに行ったわけだが、行った先では無人の空き地から大音量の歌が響くという怪奇現象が発生していたはずである。また、抗議しに行けばジャイアンの歌を直接聞くことになり、文字通りの意味で「罹災」するであろう。

その結果、「真夜中の無人の空き地で大音量の歌が響く、抗議に行った周辺住民は謎の病に倒れる」というオカルトじみたことが起きることが簡単に予想できるが、漫画ではもちろんこのあたりの話には言及されていない。

この「問題」に関しては、栗まんじゅう問題など他の諸問題に比べると言及されることも議論されることも少ない。

関連項目

• スターになろう
• のび太航空ハイジャック事件
• ジャイアン殺人事件
• リサイタル問題
• 栗まんじゅう問題

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