相武線(そうぶせん)は、渋谷駅と相模湖駅を結ぶ路線。
全線が複線で地下鉄と合流する駒場から砧本村までは複々線化もされています。(相急線で全線複線なのは相急の前身となる相武電気鉄道と南津電気鉄道がそれぞれの本線として開業させた相武線と南津線の2路線のみです。また複々線は2021年を目処に溝ノ口まで延長を予定)
路線データ
・会社 相武急行電鉄
・路線名 相武線
・路線記号 SB
・全長 54.9km
・駅数 39駅
・開業 1928年9月16日
・線路数 全線複線以上
駅一覧
駅名 | 総距離 | 駅間距離 | 補足 |
渋谷 | 0.0 | - | |
神泉 | 0.5 | 0.5 | |
駒場 | 1.3 | 0.8 | |
淡島 | 2.1 | 0.8 | |
代沢 | 2.7 | 0.6 | |
南代田 | 3.4 | 0.7 | |
新若林 | 4.1 | 0.7 | |
世田谷 | 4.9 | 0.8 | |
桜木 | 6.1 | 1.2 | |
上用賀 | 7.1 | 1.0 | |
砧大蔵 | 8.6 | 1.5 | |
砧本村 | 10.1 | 1.5 | |
宇奈根 | 10.8 | 0.8 | |
新久地 | 11.7 | 0.9 | |
西久地 | 12.4 | 0.7 | |
向ヶ丘 | 13.8 | 1.4 | |
菅生 | 15.3 | 1.5 | |
美しヶ丘 | 16.6 | 1.3 | |
元石川 | 17.9 | 1.3 | |
虹ヶ丘 | 19.1 | 1.2 | |
上麻生 | 20.9 | 1.8 | |
鶴川 | 22.7 | 1.8 | |
鶴川本町 | 24.4 | 1.7 | |
野津田 | 25.5 | 1.1 | |
図師 | 27.4 | 1.9 | |
忠生 | 28.9 | 1.6 | |
青山学院前 | 30.4 | 1.5 | |
淵野辺 | 31.9 | 1.5 | |
相生 | 33.0 | 1.1 | |
相武相模原 | 34.2 | 1.2 | |
上溝 | 35.3 | 1.1 | |
本上溝 | 36.1 | 0.8 | |
新田名 | 37.6 | 1.5 | |
相模大沢 | 39.7 | 2.1 | |
相模大島 | 41.6 | 1.9 | |
城山川尻 | 43.4 | 1.8 | |
津久井 | 45.3 | 1.9 | |
相模中野 | 47.3 | 2.0 | |
内郷 |
(本線)50.6 (支線)0.0 |
3.3 | |
・(支線)相模湖遊園 |
(渋谷-)52.9 (内郷-)2.3 |
2.3 | |
千木良 | 53.0 | 2.4 | |
相模湖 | 54.9 | 1.9 |
***廃止区間
玉電との競合を理由に渋谷方面への許可が下りなかったため、当初原宿に接続していましたが、戦時中に井の頭線に乗り入れる形で渋谷への乗り入れとなり大東急時代の1947年に廃止となりました。
原宿ー神南町ー松濤ー駒場
**開業等沿革
当初は、全線を一括で開業させる予定でしたが、関東大震災後の復興に伴う砂利の需要増、恐慌による開業危機などの事情からまず第一期区間として相模川の砂利輸送を見込める淵野辺 - 久所間を優先的に開業させる事としました。次点に、都心からの安定旅客需要に応えかつ小田原急行並びに親会社鬼怒川水力電気からの開業援助を得るべく鶴川へ延伸し小田急への直通を開始しました。この際、鶴川より都心側の自社での建設が困難な状況下で安定した直通先があった方が良いとの判断より、鶴川以東の建設は凍結されました。翌年愛川田代への延伸を経て、1931年に郊外側ターミナルの与瀬へ延伸しました。
一方、1930年代に建設凍結となったこの区間には別に相模原急行鉄道がありました。渋谷 - 鶴川間は相武電気鉄道も計画していましたが、現在の相武線鶴川以東の直接の前身はこの相模原急行鉄道の路線になります。相模原急行鉄道は相模原地区の開発を目的とした路線で1932年に建設を開始し1936年に渋谷 - 鶴川間を一気に全通させました。当初は相模原までの計画でしたが、鶴川以遠は相武電鉄の路線とルートが重複するため、相武電鉄に乗り入れる形態に変更されます。これにより、相武電鉄は相模原急行と小田原急行(小田急)の2路線に乗り入れるようになります。
・1928年9月16日 淵野辺 - 上溝 - 愛川線久所間単線開業(設置駅:淵野辺、相模原、丸山、上溝、相模四谷、久所)
・1929年8月1日 鶴川 - 淵野辺間開業(設置駅:鶴川、鶴川本町、図師・忠生信号場以東は複線)小田急線への直通開始。
・1929年10月1日 駅名改称(丸山→上溝、上溝→相模上溝)
・1931年5月1日 相模上溝 - 与瀬間単線開業(設置駅:新田名、相模大沢、川尻、津久井城址、相模中野、中郷、与瀬)
・1936年2月1日 相模原急行鉄道 原宿 - 鶴川間複線開業(設置駅:原宿、神南町、松濤)
・1938年3月1日 駅名改称(相模原→相武相模原)
・1941年5月10日 忠生信号場 - 相武相模原間複線化、国鉄と共用していた淵野辺駅のホームを分離
・1944年4月1日 駅名改称(津田山→相武津田山)
・1945年7月1日 原宿 - 相武駒場間休止。井の頭線渋谷駅への再乗り入れ開始
・1946年6月1日 原宿 - 相武駒場間廃止
・1948年3月5日 渋谷 - 松見坂信号場間相武線部分増設。渋谷駅へ単独乗り入れ開始。
・1954年7月1日 相武相模原 - 本上溝間複線化
・1956年4月10日 駅名改称(与瀬→相模湖、国鉄に合わせ)
・1956年9月15日 本上溝 - 城山川尻間複線化
・1957年2月10日 駅増設(梶ヶ谷、東有馬)
・1959年7月19日 城山川尻 - 相模湖間複線化
・1962年5月1日 駅増設(相模湖遊園、同日開園の相模湖遊園地へのアクセス駅として設置)
・1977年6月20日 駅増設(相生台)
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