ヴェイルの向こう側

指導者様
あなたは呪われ、不幸の道を辿っていると霊が囁いています。

ですが、どうか絶望しないでください！✕✕✕家に便宜を図れば、破滅は避けられましょう。
―――関心の高い村民より

✕✕✕家に対し、公的に便宜を図る

あなたは✕✕✕家の子たちを模範として育てた。これでより安心だ。

⇒悪魔憑き生存で『新たなヴェイルの向こう側』に続く

誰がこの手紙を送ったのか、○○家に問い詰める

✕✕✕家の者は全員、〇〇〇には霊界と繋がることができる異常な能力があり、

〇〇〇が霊の言葉を代弁するのだと話した。

⇒悪魔憑き生存で『数多のヴェイルの向こう側』に続く

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数多のヴェイルの向こう側

絶望した〇〇〇✕✕✕は、死者の怨霊が生ける者たちの数を圧倒的に凌駕していると囁いた。

彼／彼女はこう質問した。"それは今後もずっと変わらないでしょうか？"

恐れてはなりません。我らもすぐに逝くのだから。

〇〇〇✕✕✕は夜の闇を見つめ、音を立てず唇を動かし、姿を見せぬ人々との意思の伝達をした。
⇒悪魔憑き生存で『新たなヴェイルの向こう側』に続く

神にきっと考えがあるのでしょう。

〇〇〇は一瞬希望に輝き、その薄い唇を動かして珍しく笑顔を見せた。

死者は生者を、生者は死者を妬むものです。

〇〇〇✕✕✕は思考を巡らせ、ゆっくりと頷いた。

後にあなたは、彼／彼女があなたの知恵を他の者に教え始めたことを知った。

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新たなヴェイルの向こう側

霊が再び怒っています！彼らは指導者様の血の奉納を要求しています。

✕✕✕家より、指導者様に最大の祈りを。
ーーー関心の高い村民より

この血を流し、哀願しましょう。

あなたは親指を切り、紅色の液体が静かに、確実に地面に落ちるのを見守った。

霊の怒りはこれにて鎮まった。

霊は他の誰かから血を貰えばいい。

〇〇〇✕✕✕は霊に恐怖し涙を流して歯を食いしばり、金切り声を上げていた。

✕✕✕家は精一杯彼／彼女の世話をした。