アニメ制作/撮影

プロダクションの最終工程がこの「撮影」である。撮影作業は、撮影監督が全体を統括するが、具体的な作業内容としては、仕上げと背景を組み合わせることである。以前のセルアニメとは異なり、現在のデジタルアニメでは、本来の意味での「撮影」という作業はしない。ただし、セルアニメと同様に、動画と背景を合成して一つの映像データにするという点では変わっていない。また、単純に各部署から上がってきたアニメの素材を合成するだけでなく、多重露光や透過光といったエフェクト処理も加える。なお、セルアニメにおいては、動画と背景が完成したあと、それらを適切な順序・位置に重ねて撮影台にセットし1コマずつフィルムに撮影する作業を行う。

SHIROBAKOでは、特にこの「撮影」工程の描写は行われていない。

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