アニメ制作/全体

アニメ作品の制作工程は大きく分けると3つの工程に分かれている。

第一に、プロデューサーが作成した企画書を元にスタッフ編成と制作のフローを確定し、脚本・設定・絵コンテなど制作に必要な各種設定などを行う「プリプロダクション」という工程がある。次に、プリプロダクションの設定をうけて、原画や動画、撮影や仕上げ等のアニメーションの実際の作成作業である「プロダクション」工程がある。その後、アフレコやBGM、効果音を加える音作業やVTR編集などの作業である「ポストプロダクション」がある。なお、SHIROBAKOではプリプロダクションの後半部分である「絵コンテ」からポストプロダクションまでを描写するシーンが多く、特に宮森と安原らにとって中心となる工程である「プロダクション」の工程がもっとも描かれている。「プロプロダクション」に関しては、渡辺や葛城による営業のシーン、木下や山田、円など演出陣の絵コンテのシーンが描かれている。ポストプロダクションのシーンは、背景音をつけたり声優によるアフレコのシーンなどが本編で描かれている。

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