モノリスビジョン（ゲック）

概要[]

モノリスを通じ、ゲックの過去の追体験ができる。選択肢の難易度は他の生命体よりニュアンスが分かりづらく、やや高め。文中の改行や誤字脱字も含め、原文ママで掲載。ビジョンの内容は、恐らく「はじまりの民」がまだ存在する時代で、現在のゲックとは違い攻撃的な面が垣間見える。

内容[]

試練に正解することで、様々なものが貰える。試練は上から順番に発生していき、成否問わず完遂することにより「称号:ビジョンマスター」を獲得。完遂後は、また最初の内容からループする。

ネタバレ注意！

翼のある生き物

翼を持つ小さな生き物がモノリスの上に降り立った。
その目は突然赤く光り、その頭が一回転した。 それは古代の声で叫び、自らに死を与えるよう求めた。

この哀れな生き物の首は確かに破壊されていたが、
なんらかの力によって取りつかれ、動かされているようだった。

「下っ端! その ゲック 最初の 民 要求する あなた 破壊する その 弱い! 終わり その 弱い!」

この哀れな翼のある生き物の急に死に絶え、そしてビジョンは終わった。

嫌悪

古代の建造物の扉が開くと、氷に包まれた体が現れた。
異なる体のパーツを繋ぎ合わせて作られているようだ。
つぎはぎのくちばしは動物の内臓で縫いつけられている。

氷の体の頭上には、古代トレーダーの言葉が手書きで記されている。
燃料のようなものなら水を溶かせそうだ...

「注意しろ! 殺意のある 嫌悪! 〜する ない 目を覚ます! 恐怖! 恐れよ! 〜する ない 目を覚ます!」

モノリスは再び生物を消費した。 この場所に住んでいた魂が私に注目する。

メタルゲック

ギザギザの爪が私を掴むのを見た。 壊れて破片化しているにもかかわらず、それは私をしっかりと捉え、
生きた岩から金属のくちばしが出現した。

「下っ端! その ゲック 最初の 民 要求する 手助けする! 与える 金属! 金属! 金属!」

私は金属の爪から逃げた。ビジョンは薄れていった。

くちばし

古代の石からくちばしが現れた。 何か叫んでいるが聞き取れない。 これを見つけた者に宛てた誰かの助言が
石の上の方に走り書きされていた。

「与える 最初の 民 くちばし 普通の 触媒! 金属 もたらす 痛みを伴う 雑音! 激怒した 雑音!」

くちばしは声の出ない叫びを私に向ける。 かつてここで
崇拝していた古代人たちの言葉を使って猛烈な勢いでなにかを唱えている。
スキャナーが周囲に触媒の痕跡を検知したが、どれがそれなのか特定できない。

くちばしに餌をやると、かつてここで崇拝していた人々の言葉を発した。

聖地

モノリスに向かって歩いていくと、低い音が聞こえ、やがてそれは古代の叫びへと変わった。 これまでに聞いた
ことがないような音だった。

見知らぬ土地の静寂は、痛みと死による悪夢のような耳障りな音へと変わった。 私は集中しようとした。叫び
の中に言葉が混ざっていた。

「労働階級ゲック あえて 〜する 近づく 最初の 民 神聖な 場所? あっち行け! あっち行け! 去る または
死ぬ! あっち行け!」

復讐に燃える魂が、私の従順さに気づいたのだ。

溶岩

モノリスが目の前で溶けていく。 トレーダーの顔が現れたが、
なぜかくちばしが切り落とされている。沸き立つ溶岩の中で
身をよじらせ叫び、私に向かって必死に手を伸ばしていた...

「その ゲック 最初の 民 破壊する その 海賊! 破壊する その 海賊! obey!」

モノリスは私の行動を見た。 そしてビジョンは非物質化した。

卵

私は真っ黒な空の下でクレーターの中に立っていた。 暗間で、ピンク色に光る液体に膝まで浸かっていた。

丸い卵が私の周りにぷかぷかと浮かんでいる。粘液で覆われた卵にはひどい臭いのものも、
甘くておいしそうな匂いのものもある。

卵の腐敗は繁殖プール全体に影響を及ぼしている。 卵をより分くて仕方なかった。

「保つ 鼻につく 最初の 民 悪臭! 取り除く 甘い 卵 〜から その 産卵所 液!」

私は卵をいくつか取り除いた。 ここに住む古代のゲックの魂が判断を下した。

力

モノリスの文字が微かに黄色く色付き、明減を繰り返していた。
生気がない。 この岩を動かす謎の力が高まっているようだ。
惑星を吹き抜けるそよ風に乗って、消え入りそうな鳴き声が聞こえた。

「最初の 民... パワー... 低い... 与える... 資源... organic... 炭素...」

私は石碑の土台に開いた穴に気づいた。 穴にぴったりはまる鉱物を持っているかもしれない...

モノリスはエレメントを消費した。

労働者と見物人

モノリスから焼けた金属と鉄のような臭いがした。 不思議な象形文字がを巻いて変形し、
私の意識深くにイメージが浮かび上がる。

「その 最初の 民 与える 手助けする 〜へ/〜すること その 働き者. その 最初の 民 破壊する その
怠け者.」

過去を見ていた。 小さなくちばしのある影が鍛治場の明かりに
照らされ、一心不乱に防具を金づちで叩いているのが見える。
その隣ではマントを着た連れがぼんやりと見つめている。 仕事をサボれて満足しているように見える。

両方の生命体が私を見つめていた。私が1つ選ぶと、その場所の魂が奇妙な力で私の装備を変えた。

ギブオアテイク

モノリスの目の前の地面には、かつて何千もの古の巡礼者がいたことでできたくぼみがあった。

目の前の石のブロックが ゆっくりと後ろにずれる。 空洞の中には、驚くことに長い時をかけて
積み上げられた無数の豪華な筒状の容器が眠っていた。 私は囁き声を聞いた...

「商品 〜の為に その 最初の 民! 商品 〜の為に その 古代の 恐怖 〜の その 銀河!」

私の一挙手一投足を監視する欲深い未知の力を感じた。

ザ・ロー

私は一人ではなかった。くちばしのある小さな生物たちが
私の足元を跳ね回っていた。彼らにとって私は巨大で、
頭上高くそびえ立つ私を見て、彼らは恐怖で後ずさった。

生物たちが強固なモノリスの構造体に追い詰められると不穏な空気で 場が満たされた。

裁きを下す恐ろしいオベリスクは、私とビジョンの小さな彼らの頭上に鎮座していた。

「破壊する その 不純な. 破壊する その 低い. 破壊する その 不純な. 破壊する その 低い.」

その小さな生物はエーテルの中に消えていった。この場所に取りついた魂がそれを見えていた。

喉が渇く

極度の喉の渇きに襲われたが、水分補給システムが突然
動かなくなってしまった。喉はからからになり、頭もぼーっとしてきた。 古代の石杯が2つ現れた。

「下っ端! 飲む その 治癒 唾 または飲む その リチャージする 産卵所 液 〜の その 最初の 民! 選ぶ または 死ぬ!」

1つは滑らかな泡と透明な液体で満たされた鮮やかな赤の杯。
もう1つは薄黄色の液体が入った赤の丸い盾が型押しされた杯。

今何かを飲まなければ死は確実だろう。どちらを選ぶか、私の手は2つの杯の間で揺れ動く。 私はそれを口に
した。

液体は不快で、私は一瞬吐き気にわれた。古代のゲックは喜んでいるようで、私にナノマシンを与えてくれた。

実行

見たことのない私自身のコピーが モノリスの端のあたりをうろうろしている。
古代の言語で私に喚き散らし、私を跪かせた。

「選ぶ 君の 死! 最初の 民 〜を好む 従順な 労働階級ゲック 下っ端!」

ドッペルゲンガーはまずボルトキャスターを私の額に押しつけ、
マインビームで私の腹部を切り開く仕草をしてみせた。 楽しそうに微笑んでいる。
死ぬ方法を選べということらしい。

私が決断を下すと、そいつは自分の力を明らかにして消え去った。

貢物

古代の建物の中心にかすかに割れ目が見え、そこから埃が
吹き出している。モノリスが振動し、2枚の巨大な扉が開いた。 建物の内部は空洞になっており、
以前は埋葬室として使われていたようだ。

「燃やす 全能の 最初の 民 従順な 労働階級ゲック! 崇めろ 最初の 民 所持品!」

使用前の火葬台の上に膨れた目とくちばしがある古代の生物が
干からびて横たわっている。来世へと持って行くためだろうか、その足元には古代の財宝とテクノロジーが置
かれている。

私の行動のあかしとして、死体はビジョンが消える前に目覚め。

静寂

モノリスが寂しそうに立っている。どうやら忘れられたらしい。
目を凝らすと、地面にかすかな印が見える。かつては古代の種族が
この場所で巨大な建造物をあがめ心を通わせていたのだろう。突然そよ風と共にかすかな囁き声が聞こえた。
何とか聞き取ろうと耳を澄ました。

「友達... 崇拝する 私たちを... ひざまづく 〜の前に その ゲック 最初の 民 〜の中に 静寂...」

その声が何度も私の周りで繰り返し聞こえた。
今回はもっとはっきりとしている。 私は注意を引こうとするその叫ぶ言葉を理解しようと、
その声をなだめた。

爆発

私はじっと見ていた。くちばしを持ったトレーダーたちが最新式のエクソスーツに
身を包みモノリスの台座に何かを書くのを目撃した。ワイヤーとキャニスターでできた小さな網だ。
彼らは奇妙な金属をその装置に詰め込むと素早く立ち去った。

夢の中にいるような感覚で私は古代の建物に近づいた。 すると急に現実を感じた。
私は近い過去の世界で息をしている。

「とめる その 破壊! 守れ その モノリス! 保護する その 最初の 民! とめる その 破壊!」

装置はすさまじい爆発を起こした。

私はビジョンから目覚めると、 モノリスと自分が無傷であることに気づいた。この場所に住む魂が近くで見て
いた。

目

私は監視されていた。上を見ると、モノリスの上にまぶたのない巨大な目が浮かんでいた。 目は私をじろりと
見下ろした。目は動かず、じっと私を見ていた。

その視線は無情だった。いつもそこにあるかのようだった。その中心はパチパチと音を立てて、明るく揺るぎ
ない青色の...

「その 最初の 民 見ている あなた 下っ端. 縮こまる そして 恐れよ! その 最初の 民 見ている あなた 下っ端. 縮こまる そして 恐れよ! その 最初の 民 見ている あなた 下っ端. 縮こまる そして 恐れよ!」

記憶に残る光で、目は消えていった。現実に戻ってきた。

収集家

小さな緑色の手がモノリスから伸びてきた。 爪が黄ばんで汚れている。 手には何も持っていないことを見せ、
私の反応を持っているようだ。

これは古代の習慣のようなものだろうか。 悪意はなくただ静かに待っているだけだ。

「最初の 民 要求する 税. 支払う ユニット直ちに.」

私は自分が正しいと思うことをした。 そこでビジョンは終わった。

処罰

私はモノリスにつながれて、 頭上で両腕に手かせを掛けられた。 足は地面から数10センチ浮いている。

黒い皮のマスクからくちばしをのぞかせた生物が、
柱に近づいてきた。 赤く熱せられた金属棒を振りかざした。

それは私の両目をつつき、次に舌をつついてきた。私は自分の罰を選ばなければならなかった。

「進歩 〜を通して 痛み! 目 〜の為に 知識. 舌 〜の為に 言語.」

私は耐えられると思うほうを選び、その罰を受けた。

判断

時間が過去に戻ったようだ。私は台に座って死刑の執行を見下ろしていた。小さなくちばしを持ったトレーダー
2人が私の前で跪いていた。1人は小柄で細身、 もう1人はまるまると太っていて、木製の足場にあごの肉をこす
り付けていた。緑色の布のマスクを被った別の生命体が2人の後ろで斧を振り上げる。

「最初の 民 友達 受け取る 所持品 〜の その 処刑された者. 殺人 太った トレーダー, または 殺人 金持ちの 鉱山労働者?」

トレーダーたちは、私に命乞いをした。古の者たちの、聞きなじみのある乾いた弱々しいささやき声が私に決断
を迫る。

私は決断した。 モノリスの魂が私の判断を見届けていた。

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