週末ミッション(ストーリー考察)

ページ名:週末ミッション(ストーリー考察)

目次

概要[]

週末ミッションのストーリー考察。シーズン2に関わりそうな部分を抜粋。

スペースアノマリーには特に役割のないNPCが幾人かいるが、彼らはこのストーリーのために用意されていたようだ。期間限定ミッションであったため、この内容をゲーム内で見ることはもうできない。今後恒常的なミッションでの再実装が望まれる。

ミッション開始時にスペースアノマリー内のNPCと会話して送り出される。近隣の惑星で知識の石を3つインタラクトしたあと、ポータルをくぐり、その先でイベントの構造物を見つけ、崩壊に捧げるアイテムを収集する。アイテムを提出すると終了。

以上の行動が定形となっていて、冒頭のNPCの会話とイベントの構造物のログが物語仕立てになっており内容は意味深。その部分を書き起こした。

選択肢の部分を斜体にして表現した。

ただしシーズン1開始時には日本語版のテキストが用意できずに日本のPS4ではパッチがリリースされなかった。PC版では遊べたが日本語モードだと文章は表示されなかったり、英文がそのまま表示されるなどした。順調に始められなかったためかシーズン1ではここに掲載するWeek29~30のようにとりとめのない話ばかりで進展はなかった。その代りシーズン2では正式に物語が展開するようになった。シーズン2はWeek31からだ。

展開から想像するに恐らく人狼ゲームみたいなシステムが実装される予定があったのではないかと思うが、残念ながらシーズン3以降は自動生成されるようになり、この続きは未だに語られていない。

Week29[]

いつにもましてとっつきにくいテティス。どうもミッションで行方知れずになった者がいるようだ。それを裏切られたと思っているようだ。

テティステティスは不機嫌そうなため息をつく。 何も言わず、この会話が終わるのを待っている。

ため息について尋ねる

あまり話す気分ではないんだ。 私はただ... 怒りを覚えている。 もう半年が経とうとしているのに、 どうしてああも愚かでいられる?信じられない。

続きを促す

私は... ... わかった。あなたが望むなら話そう。

この宇宙の不安定さ、この乱れには... 犠牲もあっただろう?
数か月前に消えた協力者から、まだ連絡が来ない。 もう来ないだろう。消えてしまった。それが腹立たしい。 私は自分の友を見る目がもっといいものだと思っていた。 あの協力者は信用できると思ったのだ。

テティスは深呼吸する。

すまない。 あなたは手を貸してくれているのに。
アノマリーから出て知識の石を見つけてくれ。 ポータルに入力しなければならない象形文字の配列が わかるだろう。そのポータルを通り抜けたら、 あなたの助けが必要な場所にいけるはずだ。

ポータルの向こう側私の前にある建造物に気付くのと同時に、 どういうわけか、別バージョンの建造物の存在も感じる。 過去の亡霊が現在の建造物に重なり、 目がかすんで涙が出てくる。

ノイズが大きな音を立て、私の注意を引く。 この建造物は不安定だ。 この惑星で余っている物質を捧げれば、 現実の浸食を修復するのに役立つだろう...

物資を捧げる

ノイズは落ち着きを取り戻したようで、物質を消費する。 私の役割はこれまでのようだが、 乱れは完全に治まっていない。ノイズを満足させるには、 もっとトラベラーが必要なのだろう。

Week30[]

ヘスペロスはなぜこんなことを聞いてきたのだろうか?

ヘスペロスやあ。乱れの解決に手を貸しているのか? 今ではたくさんの仲間がいる。 こんな風にたくさん会話をしてきたが、 まったく疲れないよ。
立ち去る前に、最近出会った仲間について 少し聞かせてくれないか? 私の記憶に、この会話をブックマークしたいんだ。

希望にあふれた話をする

ヘスペロスの目が穏やかになる。

トラベラーの寛大さは予測できないことがあるが、 今のような物語を聞くと、繰り返しあることで 不滅なのだと思い出す。トラベラーの仲間よ、ありがとう。
古代のポータルを通れば、 乱れが発生している場所へたどり着けるだろう。 だが象形文字コードは休眠状態の知識の石に 保存されている。協力者なら石を起こせるだろう。

悲しい話をする

ヘスペロスは眉をひそめる。

そのようなことが起きているのか。悲しいことだ。 あなたと友人のトラベラーの幸運を祈ろう。
古代のポータルを通れば、 乱れが発生している場所へたどり着けるだろう。 だが象形文字コードは休眠状態の知識の石に 保存されている。協力者なら石を起こせるだろう。

ポータルの向こう側この墜落現場の異常さは、接近してみると明らかだ。 墜落するまさにその瞬間に時間が止まったようで、 停止したアナログ表示のように揺れている。 その場所の周りでノイズの泡が膨れ、破裂する。

プロセスを...完了させるのに...手を貸してくれ。 データを保存し...記憶を守って...

物資を捧げる

求められていた物質を捧げると、空気が変わる。 墜落現場は元に戻り、今はもう、不幸なパイロットの 最期の瞬間を悲しくも記録しているものにすぎない。 できることはやったと思う。

ここまでがシーズン1。とりとめのない話ばかりで雰囲気は楽しめるものの物語として今一つ面白みは少なかった。

Week31[]

アリアドネはなにかを決意しているようだ。どうやら裂け目を安定させるために資源を要求しているのは深淵(the Abyss)のようだ。v1.7The Abyssで謎のまま終わってしまった深海の夢ミッションの続きが始まるのかもしれない。

アリアドネトラベラーの仲間よ。災難に直面しても望みは捨てるな。 私に考えがある...

考えについて尋ねる

知識の石が示す道をたどってポータルへ行き、 この病を癒すのだ。私の道?
トラベラーの仲間よ、我々は逃げも隠れもしない。 時は来た。
どんな犠牲を払ってでも、私はこのアノマリーや乱れの原因に 立ち向かうつもりだ。

ポータルの向こう側壊れた建造物から通信が発せられている。 ゲックの狂信者が発する叫び声の合間に、一つの言葉が はっきりと何度も聞こえてきた。
それは犠牲を、資源を求めている。
「深淵」。

狂信者は自分の主人を満足させられなかった。 その代わりに私の貢献が求められている。 ここに資源を持ってこなければ...

物資を捧げる

その通信はアノマリーの崩壊と共に変化した。 代わりに、ゲックの声が感謝と友情を口にする。
この惑星は私にとって家になるはずだから、 留まるべきだと言う。水は飲んでも安全だとも。
ずっと孤独だったのだと言う。

Week32[]

アリアドネが行方不明に。深淵の発信源を探していたという。それを追っていくがあるのは廃墟だけだった。

しかし新たなトラベラーの名前が判明する。

  • トラベラーの英雄アステリア ※Week35でその墓を訪れることになる
  • 最後の民の仲間ナルキッソス
  • ラザラス
  • ヒルデブラント

この場所をなぜアルテミスが訪れたのか、その前に訪れたラザラス、そして後に訪れたヒルデブラントは何者だろうか?

ジェミニアリアドネが消えてしまった!
私は止めようとしたんだ... 道理をわきまえさせようとしたのに! ああ、無事だといいが...

安心させる※以下の返答はメッセージIDの誤りで表示されなかった

どうしてそんなに落ち着いていられる? アリアドネは深淵の発信源を探しているのだ!
私にもっと分別が無ければ、 アリアドネの行き先がわかっていれば、 追いかけて無事を確かめられるだろうに。
あなたにポータルを通って知識の石を探すよう 頼むことはできない... それはあなた自身が独りで決めることだろう。

できることはないか尋ねる

ジェミニは身振り手振りで、安心したこと、 手助けに感謝することを伝えてくる。

アリアドネは深淵の発信源を探しているのだ! その足跡を追わなければ!
知識の石を探し、ポータルへ足を踏み入れ、 私たちの友人を見つけてくれ! 急げ! 一刻の猶予もない!

ポータルの向こう側時空を超えたトラベラーたちの声と共にアノマリーが歌う。
ノイズの中に名前が聞こえる... アステリア、トラベラーの英雄... ナルキッソス、最後の民の仲間... 数え切れないほどの名前が続く。
アノマリーは犠牲を求めているが、悪意はない。 痛みに苦しんでいるのだ。

無数の声が私の助けを求めて叫ぶ。 資源を渡し、この世界を癒さなければ。

立ち去る

構造物はたくさんの苔に覆われている。 手を近付けると、その小さな葉が興奮したようにうごめいた。 何か役立つ贈り物だろうか?

堆肥がぽろりと私の手の中に落ちてくる。 甘い匂いに食欲がそそられそうだ。

物資を捧げる

裂け目は自己再生する。 私はこの場所を通った者たち全員の ナビゲーションデータをたどった。
頭の中に名前が広がる。 ラザラス。アルテミス。ヒルデブラント。
ナビゲーションデータをネクサスへ転送する。 このデータを解読するのは少し時間がかかるだろう...

Week33[]

アリアドネの船が見つかったとのこと、選択によってはマーキュリーから絶対に水を飲んではいけないという奇妙な注意を受ける。

マーキュリーポータルを知る者よ。 私は自分たちの存在の本質について、よく疑問に思う。 アリアドネが最近消えたことは、何か意味があるのだ。
トラベラーたちの魂は一つで、無数のイテレーションや 宇宙を超えて分裂したのだと信じる者もいる。
私たちが異なる人生を過ごしてきたのだとすれば、 一体どうやって...

ミッションについて尋ねる

マーキュリーは疲れたようにため息をつくが、やはり頷く。

そうだな。偉大な仕事こそが何よりも大切なものだ。
アリアドネの船の場所を見つけた。 あるいは、既知の宇宙中に複製され変形した 何百もの船を見つけた、という方が正しいかもしれない。
ポータルネットワークは荒廃し、危険だ。 踏み込むときは気をつけろ。
知識の石と語り合え。 ゲートに足を踏み入れ、真実を見つけるのだ。

導きを求める

まだわからないのか? 知識の石をたどり、ポータルの向こう側で アリアドネの船を見つけるのだ。
何をするにせよ... 絶対に水を飲んではいけない。

ポータルの向こう側アリアドネの船は目の前にあるが、エクソスーツが叫び声を上げ、 後ろに下がるよう促す。私を感染から守ろうとしているのだ。

深淵が目の前にある。贈り物を、それ以上を求めている。

物資を捧げる

船から崩壊が消えていく。 そして同時に、星間に散らばる無数の複製体が消える。 私はデータログを読んだ。
この船の現実が裂ける前に、 船は2つの太陽の間にある暗闇の中、 奇妙で巨大な貨物船に出くわした。
船の唯一の乗員は墜落の前に脱出することができたようだ。 アリアドネはまだどこかで、どうにかしている。
私の友はまだ生きている。

Week34[]

相変わらず面倒くさいテティス

テティス私はかつて、ヴァイキーンの外見で まる一年暮らしていたのだ。 後悔するようなことをたくさんやった。
どうしてこんなことを話しているのかな。 私たちは友人ではない。あなたはよそ者だ。

友人になろうと申し出る

私のために働いてくれるなら考えてやってもいい。 あなたにミッションを与えよう。 工場を標的にしてきた地下活動に... 少し興味があるのだ。
それはセンチネルに検知されないよう 星から星へと移動している。 知識の石をたどり、現在のポータルの座標を見つけてほしい。
失望させないでくれ。

同意し、黙っている

テティスは失望しているようだな。 友情のため、あなたに戦ってほしかったのだ。

ああ... あなたにミッションを与えよう。 工場を標的にしてきた地下活動に... 少し興味があるのだ。
それはセンチネルに検知されないよう 星から星へと移動している。知識の石をたどり、 現在のポータルの座標を見つけてほしい。
助けが必要なのだ。

ポータルの向こう側かつてこの場所で働いていたさまざまな種族は、 遺伝的データを集めて操作し、外見変更モジュールを作った。
工場の記録はノイズに壊されていたが、 最後のデザインにはアクセスできる。 彼らは、頭の代わりに清らかな光の球体がついた外見モジュールを 作り始めていた。
今やすべて死んでしまった。

構造物は新しいデータを求めている。犠牲を求めている。

物資を捧げる

崩壊が弱まったので、最後にもう一度、 工場の記録を探すことにした。最後の日々の証拠を見つけたい。
どこかの時点で、作成したホログラムディスプレイが 本物の頭蓋骨の代わりになっていたことに 働いている者たちは気付いた。
この光の球体は悪夢を呼んだ。 そのイメージはどういうわけか見覚えがある。 前に見たことがあるような顔だ。

外見変更モジュールのルーツが明らかに。光の球体の頭を持つトラベラー-ナル-が思い浮かぶ…。

ハーク(Hirk)と対立して死んだナル(Nal)が復活したのがトラベラー-ナル-(-null-)と思われるが、かつてのナルはトラベラーではなくヴァイキーンだったという矛盾があった。ここで外見変更モジュールはトラベラーならよく使っているものと判明する。モノリスの声が聞けたのもやはりトラベラーだったためなのかもしれない。もっとも同じ世界にトラベラーは複数いないはずだが…。ハークとナルの対立についてはヴァイキーン#歴史を参照。

Week35[]

ヘスペロスは何かを隠しているようだ。そしてアステリアの不吉な予言の意味するものは一体なんだろうか。深淵の正体は見かけとは異なるもの。外見変更モジュールで見かけを欺いているものがいるということか。

どうやらかつてアステリアはテティスのように外見変更モジュールヴァイキーンに成りすましていたようだ。それもセンチネルをアウターエッジから追い払ったときのヴァイキーンの最高司令官だった。さすがは英雄だ。

ヘスペロスヘスペロスは困っているようだ。 私が近づくと、データパッドを隠してしまう。

アリアドネから連絡があった... 無事こちらに戻っているところだそうだ。

何が問題なのか尋ねる

教えてくれ。あなたはトラベラーの英雄アステリアの話を 聞いたことがあるか? 世界の狭間にある裂け目を破った最初の一人だ。
我が民にとって、時間の流れは奇妙なものだ。 アステリアは死後、マインドアークに保存された。 その墓からは知識を得られる。
我々全員がやった巡礼だ。我が同胞よ、自分の予言を探す時だ。
その世界を見つけろ。 知識の石に従い象形文字を使ってポータルを通るのだ...

ポータルの向こう側見慣れた崩壊のせいで、 アステリアの墓はシューシューと音を立てる。 辺り一面に現実から切り取られたトラベラーたちの気配を感じた。
疲れ切った声が話し掛けてくるが、 ノイズのせいでほとんど聞こえない。
かつてヴァイキーンを率いてガラスの使者たちと戦ったのだと アステリアは言う。一度はセンチネルの艦隊を破ったのだ。
アステリアは私が裏切られることになると言う。 私が裏切り者になるとも言う。

崩壊はこの場所にも侵食していた。それは取引を求めている。 可能な限りすべての物質と生命を求めている。

物資を捧げる

マインドアークは清められた。 中にいた魂はトラベラーたちの助力に感謝している。
私はアステリアに、予言と敵の正体について尋ねた。
アステリアは、深淵は見かけとは違うものだと言う。
声が聞こえなくなった。 聞いたことに頭を悩ませながら、私はそこを後にする。

Week36[]

アリアドネは帰還したが深淵の正体については分からなかった。

アリアドネ戻った。ようやく戻ったぞ。 トラベラーの仲間よ、君の顔を見られてとてもうれしい。

同じ思いであることを伝える

深淵を探しに行ったのだ。 もう少しで敵と対面するところだったが...
私は... その空間で自分に何が起こったのか思い出せないのだ、 トラベラーの仲間よ。
わかることと言えば、私が目覚めたということと、 追われたということだけだ。とりつかれたのだ。
そこには巨大で恐ろしい船があった。 いまだに崩壊が波打っている...
知識の石を見つけろ。ポータルを通り抜けるのだ。 君が戻るまでの間、私は力を蓄えておこう。

ポータルの向こう側その貨物船はかつてヴァイキーンだった。 異端審問官が乗り込み、異端者を探して宇宙を巡っていた。

見つけたのは死だけだった。今やここは崩壊している。 至るところにある崩壊が、贈り物を渇望している...

物資を捧げる

崩壊は消えた。 残されたのは、苦しみながら自らの無罪を断言する生き物の、 悲しいログだけだ。
メカ司祭の親は、自分の子どもの居場所を知らず、 いまだハークの道をたどっているところだと主張する。
データによると、反乱の前にすべての囚人が処刑され、 残りのクルーは暗闇の中に置いていかれた。
残骸のそばには何もない。

Week37[]

ヘスペロスがいなくなってしまった。彼はコーバックスと手を組んで何かを企んでいたが、それは大変な事故を引き起こしてしまったらしい。

ジェミニアリアドネが戻ってきた! 私たちの友人は無事だ! うれしいことじゃないか!

喜ぶ

私たちの同胞もこの気持ちを 分かち合ってくれるとよいのだが!

ミッションがあるか尋ねる

そうだな。私たちの任務はこれまで以上に重要だ。

ヘスペロスは私たちを避けている。 コーバックスの宙域に行く回数が多くなっているのだ。
恐ろしいことだ。 何か危険なことを企てているのではないだろうか。 今は、秘密を作るべきときではないのに...
ヘスペロスを尾行してもらえないか? 座標を探して、知識の石に従ってくれ。 ポータルが道を示してくれるだろう。

導きを求める

お願いだ。知識の石に従って、崩壊の現場へ行ってくれ。 ポータルに従え。ヘスペロスを見つけてくれ。恐ろしい...

ポータルの向こう側コーバックスの魂の残骸が大量に検知された。 この星系全体に散在している。
深淵のシミュレーションを試みたのだ。 その注意を引くことだけには成功した。

この虚無を癒すのは大変だ。栄養となるものがなければ、 星系が次から次へと犠牲になってしまう...

物資を捧げる

裂け目は癒え、私は実験の発端を見つけた。
ヘスペロスはコーバックスと手を組み... この窮状を解決しようとしていた...
ヘスペロスの失敗が、コーバックスに惨状をもたらした。 友人は生きているだろうか...

Week38[]

マーキュリーからヘスペロスを信じられるかと問われる。しかし他人どころか自分の中に違和感を感じてしまう。なぜプレイヤーは深淵から歓迎されるのだろうか。

マーキュリーポータルを知る者よ、厄災が起こった。 たくさんのコーバックスの魂がコンバージェンスから 切り離された。
仲間のトラベラーの野望が彼らの理解を超えた結果だ。 ヘスペロスはコーバックスと手を組み、 深淵そのもののシミュレーションを試みた。 その結果、深淵を呼び寄せてしまったのだ。
ヘスペロスが帰ってきた場合、 信じてもよいのだろうか? ヘスペロスは大いに責任を負わねばならない。

「信じる」と断言する

ポータルを知る者よ、その考えが正しいことを願おう。

首を振る

ポータルを知る者よ、つらいことだ。 だが、それは正しいと思う。

アリアドネは、私たちには希望を失う余裕はないと言った。 アノマリーは広がり続けている...
知識の石が道を示すだろう。それだけが望みだ。
次の襲撃はポータルを通して知ることができる。

導きを求める

ポータルを知る者よ、知識の石が道筋を照らしてくれる。 行け。私のできないことをやってくれ。

ポータルの向こう側崩壊は歓迎してくれている。私に会ったことがあるらしい。 それも、繰り返し。

ノイズが頭の中に流れ込んでくる。贈り物を要求しているようだ。 私にたくさんのものを与えたから、と...

物資を捧げる

アノマリーは停止する。私はマーキュリーの疑いを...それからへスぺロスの失敗を思い出す...。
他のトラベラーたちも全力を尽くしている。我々は助け合わなければならない。そうとも。
そう思った時、何かが背筋を走った。自分自身の声ではない。自分の中にある声だ。
「助け」なければならない。

Week39[]

ミッション開始前に、アリアドネ、マーキュリー、ジェミニがスペースアノマリーからいなくなった。ヘスペロスも戻っていない。テティスだけが残っている状態だ。

テティステティスは落ち着かない様子だ。 まぶたの無い目を、空になったマーキュリーのポストに向けている。

教えてくれ。孤独を感じたことはあるか?

「誰でも感じる」と答える
誰でも、の中に私は入らない、だろう? 優れた者なのだから...

「いいえ」と答える
いいえ? ふん。虚勢だな。

テティスがぎこちなく向きを変える。

一人きりで旅をすれば、生き残る確率は高くなるかもしれない。 ここもいつまで安全かわからないのだ。
今や、知識の石は私たち全員を呼んでいる。 ポータルにはあなたが必要だ。

ポータルの向こう側崩壊は墜落した船を取り囲んでいる。 だが、どういうわけか船長のログは無事だ。

パイロットは仲間だと思っていた者に裏切られたらしい。 深淵が餌食にできるのは、招き入れられた場合だけだ。 今になってもなお、多くを求めている...

物資を与える

崩壊が浄化され、墜落した船のより詳細なデータを確認できた。 トラベラーのパイロットには、墜落前の数日間、 声が聞こえていたらしい。
そのエクソスーツから出たささやきが、 虚無にさらけ出され、生存を求める...
自分のエクソスーツに不正や故障がないことを確認しつつ、 その場を離れた。エクソスーツに問題はなさそうだ。

Week40[]

ヘスペロスのみが帰還し、いまだにアリアドネ、マーキュリー、ジェミニは戻ってこない。ヘスペロスは我々の中に裏切り者がいるという。#Week35のアステリアの不吉な予言と符合する…

ヘスペロスああ、同胞よ... 恐れることはない。 私の罪悪感はすべて、私の心から消え去った。 ナノマシンクラスターはニューロンを やすやすと変質させられる...

話を聞く
コーバックスが深淵のシミュレーションを行うのに 手を貸した。彼らの死を嘆き悲しんでいる。 だが、あの作業だけが彼らの運命を決めたのではない!
私たちの中に裏切り者がいる... そいつが深淵をもたらした!
わからないか? 知識の石は乗っ取られているのだ!
裏切り者が誰にせよ、 私たちにポータルをくぐらせたがっている。 アノマリーに糧をやるよう、仕向けたいのだ。
裂け目にもう一度踏み込んでくれ、同胞よ。 この恐ろしいループから解放されるよう、やってみる...

導きを求める
知識の石を見つけ、ポータルをくぐれ。私は見守ろう...

ポータルの向こう側墓は風変わりなエネルギーで音を立てている。
かつてここに眠っていたトラベラーはもういない。 別の宇宙のマインドアークに捕獲されたのだ。

墓は今や、果てしなく続く切望の場になっている。 その存在は資源の贈り物を求めている。

物質を差し出す

墓は浄化された。 かつてここで死んだ者の名前を探そうとしたが、 見つかったのはヌル値[1]だった。
不安な気持ちでその場を離れる。 誰かに見られているような気がした...

  1. 一般的にはナル値という。プログラミングにおいて動的に確保するデータ領域が未確保の状態を指す。それとも-ナル-の墓なのか…。墓標に名前は「アルメス - 第ZH1-D52版」ついていたがこれは手続き的に生成されたもので「アステリアの墓」と違って特に意味はなさそうだ

Week41[]

アリアドネ、マーキュリー、ジェミニが戻ってきた。アリアドネはトラベラー全てで一つの生命体だといい。知識の石はアトラスの贈り物だという。前回ヘスペロスはこの中に裏切り者がいるといい。知識の石は乗っ取られているといっていた。さてどちらが正しいのだろうか。ポータルの向こうで見るのはアトラスに裏切られた人々の話だった。

アリアドネああ、トラベラーの仲間よ。帰ってきたのだね。

ほほ笑みを返す

すべてのトラベラーが一つの生命体で、 無数の形や体にわかれたものだと信じている者もいる。
私はあなた、あなたは私。
だからあなたを信じるのだ、トラベラーの仲間よ。 協力すれば、私たちみんなを救うことができる。
知識の石はアトラスの贈り物だ。 ポータルの呼びかけを拒む者がいるだろうか?

導きを求める

知識の石に従え、トラベラーの仲間よ。 ポータルが次の任務へと導いてくれる。

ポータルの向こう側一度、アトラスの信奉者が、 この星に祈りをささげに来たことがある。
アノマリーは彼らの墜落した船を変形させてしまった。 ずっと昔、中にある命を求めたのだ。

今やアノマリーはより多くを求めている。 私たちの旅への招待を待っている。 計り知れない渇きを癒すための糧としたいのだ。

物質を差し出す

墜落した船からは、異常な痕跡がすべて除去されている。
ログによると、アトラスがすべてを引き起こしたらしい... 損失や嫌悪さえも。
最期のとき、乗組員たちは自分たちの神を 信じていたのだろうか。救済を望んでいたのだろうか...

Week42[]

ジェミニは日常になりつつあるような今更な謎を掘り返してくる。

そしてポータルの先で見つけたAIの痕跡はまるでアトラスのことのようにも思える。

記憶を取得したプレイヤーはご存じだろう。残りあと16分で自身の所属する宇宙が消滅することを予知したアトラス。孤独のまま消滅するかに思われたが最後の1分になって創造主と同じ姿をしたものが訪れる…という予測。その15分間に符合する。本作には同じ事柄の相似形が随所にみられる。その一つなのかもしれない。

長らく放置してきた謎はいまだに謎のまま残っている。

ジェミニジェミニがエクソスーツの図面を見ている。 私が近寄っても、気づかないようだ...

あいさつする

ジェミニは図面を隠し、ためらいがちにこちらを向いた。

私たちの生には謎が多い。持って生まれた顔...
着ている服。エクソスーツを作ったのは誰だ? 誰が声を発している?
知識の石、私たちを導いてくれるポータル...
それらは当然の権利としてある。 外にはもっと多くの謎があるのだ。

導きを求める

これまで通り、知識の石に従え。 ポータルを通るトラベラーなら、誰もが持つ権利だ...

ポータルの向こう側かつて人工知能が格納されていた構造物だ。
崩壊がその外殻をむしばみ、かつての存在を嫌悪している。

この場所は物質だけを欲しがっている。もっとよこせと訴えている。

物質を差し出す

崩壊が消え、AIの最後の痕跡を見つけた。 かつてこの中にあった命の最後の15分間だ...
それは、私がここに来て、助けようとすることを知っていた。
星が虚無の中にごった返している。深淵が広がる。

Week43[]

マーキュリーはコミュニティに危機が訪れているという。ヘスペロスは誰も信じられなくなってしまったようだ。再びいなくなってしまった。

マーキュリーポータルを知る者よ、今は厳しい時だ。 私たちのコミュニティは衝突のさなかにある。

何が問題なのか尋ねる

ヘスペロスが被害妄想にとりつかれているのだ。 会議に出席するのを拒み、ナーダとポーロさえも避けている。
あなたはヘスペロスのようにならないでくれ。 あなたの仕事は重要だ...
知識の石がポータルを通じて道を示すだろう。 救済への道が示されるはずだ。

導きを求める

行き先は知識の石の導きに委ねろ。 ポータルが救済への道を示す。

ポータルの向こう側構造物は感染している。 異常な呼び声が、惑星そのものにこだましてる。

深淵は資源を求めている。 資源を与えなければ、この星は永遠に失われるだろう...

物質を差し出す

自分の務めを果した。崩壊が消えていく。 その声が聞こえる... その感情を受け取る...
感じたのは、恨み、憎悪、失望... すべて自身に向けられていた...
水の記憶が見える...

Week44[]

どうもテティスも深淵の声が聞こえているようだが、その件はそれ以上は触れずテティスの友人を探しに行くことになる。向かった先にあったのはトラベラーの墓標だった。彼は殺害されていた。そして手をかけたのが誰か判明する。

テティストラベラーよ... エクソスーツは適切な能力で作動しているか?

「適切に作動している」と答える
「適切に作動していない」と答える
ふむ。
ここのところずっと、私のエクソスーツから 奇妙なノイズが聞こえるのだ。まるで、ささやき声のようなノイズだ。
私の友が、信号の分析を完了させるために コーバックスの宙域へ行ったが、戻ってこない。
ポータルを通って、探しに行ってくれないか? 知識の石が道を示すだろう。

導きを求める
行方がわからない友がいる。ポータルから探してくれ... 知識の石が、行き先を示すだろう。迅速に頼む。

ポータルの向こう側トラベラーがやったのだろうか?
亡くなったテティスの友人はマルチツールで撃たれた痕跡がある。 分析は完了していないのだ。

墓の周りには崩壊が広がり、贈り物を求めている。

甘味を加えた堆肥を集める

苔むした膨らみに覆われた墓所だ。手を近づけると、細かい葉が興奮したように震える。これは贈り物だろうか。私を助ける何かなのか。

物質を差し出す

墓は浄化された。
戦闘の痕跡を調べ、戦死したトラベラーの記憶を探った。
顔でない顔が見え、武器を放とうと上げられた腕が見える。
殺害したのは...
アリアドネだった。

深淵に接触してひとたびは行方不明になったアリアドネ。やはりその際に乗っ取られたか入れ替わったか、何かがあったのは確実のようだ。

Week45[]

戻ってきたヘスペロス。そして入れ替わるようにいなくなったジェミニ、マーキュリー、テティス。疑惑のアリアドネには話しかけようがない。そしてヘスペロスはアリアドネについて語りだす。

ヘスペロス他の者たちはすぐ戻るだろう、同胞よ。 あまり時間がない...

話を聞く

アリアドネが、宇宙は崩壊によって燃えているが、 対処できるのは私たちトラベラーだけだと教えてくれた。
だが、この任務は... このうそは... 同胞よ、私たちはだまされていた。
私のスキャンが間違っているのだと思った。 頭の中に聞こえるささやきを夢に見たと思った。

ヘスペロスが苦痛に体を震わせる。

数週間前に船を墜落させたのは、アリアドネだ。 船に乗っていた者は戻らなかった。 私たちを率いているのは偽者だ。
知識の石を見つけ、ポータルで行き先を調べてくれ。 真実を自ら確かめてくれ。

導きを求める

アリアドネ... 本物のアリアドネはまだどこかにいる。 偽りを証明してくれ、同胞よ。 知識の石を見つけ、ポータルネットワークをくぐれ。 真実を見つけるのだ...

ポータルの向こう側構造物は風変わりなエネルギーをまとい、歌っている。 こちらが見えている。心を見られている。
歌の中に名前が聞こえ、遠くなり、消えていく... すべての終わりに、数字が聞こえた。
ささやきの正体が見えた。 名もなき者がアリアドネを追いやったのだ...
そして、複製されたそれが、墜落の現場から生じ、 その姿を求めて戻ってきたのが見えた。
このビジョンを信じるなら、ヘスペロスの言うことは正しい。 アリアドネは偽者だ。

この場所は私に助けを求めている... 資源を提供してくれと言っている。

物質を差し出す

風変わりなエネルギーは消散したが、あの歌はまだ残っている。
アリアドネになったのは何者だ? アリアドネの立場を乗っ取った偽者は誰だ?

本物のアリアドネを追いやった「名もなき者」とは-ナル-のことなのだろうか?そもそもプレイヤーもイテレーション番号のみで名前はないのではないだろうか?今後疑惑の矛先がこちらを向く可能性も考えられる。アステリアの予言はその可能性も示唆していた。

ストーリーの続きが大変気になるところなのだが、第2シーズンはここまでのようだ。

補記[]

  • いっとき、戻ってきたヘスペロスの目は赤かった(たしか#Week40#Week45ごろ)。ちなみに普段は黄色。
  • だいぶあとになってゲームに追加されたセンチネルピラー。そこでログを読む選択肢を選ぶと、ログ表示の前に
    ACCESS LOG: [IMPOSTER DETECTED] [OVERRIDE CODE: 4R1ADN3]
    と出る。「4R1ADN3」はleetで「Ariadne」。
    • アリアドネ本人(#Week31#Week36)の痕跡なのか、そう思わせる他者(#Week44)の痕跡なのかは不明、情報不足。ともかく(プレイヤーキャラクターのエクソスーツが出したこの表示を偶然ではないと思うなら、だが)アリアドネ(というイテレーション)は一時期「センチネル&深淵」「スペースアノマリー&トラベラー達」両方に立ち入ることができるバックドアとして機能していたようだ。
  • プレイヤーキャラクターが初めてスペースアノマリーに入った際。アリアドネと会話し、なぜ自分をトラベラーと呼ぶかとたずねる選択肢を選ぶと、こう言われる。
    -{{ 私はあらゆるトラベラーの顔を覚えている。収集していると言ってもよい。たとえあなたがその外見を変えても、私はあなたを覚えているだろう。 }}-
    • あらゆる生物を守ろうとしているセンチネルにも通ずるものがあるし、やたらな親愛と記憶力を誇るリバイアサンおよび有機フリゲートにも通ずるものがある。アリアドネの思想や倫理、行動原理には、どこか人間離れして、ナノマシン・ガラス・深淵と同調しやすい部分があったのだろう。ただし結局、それで彼が深淵を探りはじめたのか、それとも深淵のほうが彼を利用しはじめたのか、どちらだったのかは定かでない。


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