聖なる夜に祝福を~I_miss_you~@3-1898

ページ名:聖なる夜に祝福を~I_miss_you~@3-1898

目次

◆注意事項な◆[]

◆このページは聖なる夜に祝福を~Giving for you~@3-1898の雑談タブRP集◆
◆本編に絡みそうなRPとその他RPで分割◆
◆裏RP少な目◆表の補足重点◆
◆今回は以前のログを読んでるか否かで破壊力が変わる◆
◆もし非参加者が居るのならば全部読んでおくことをお勧めする◆
◆割と真面目◆勢い重点◆
◆あなたのRPを守る彷徨うブラック鎮守府
◆備えよう◆


表に関わるかもしれないRP集[]

導入前1:大和「曙さーん……いらっしゃいます?」[]

01:56:大和@2-866:「曙さーん……いらっしゃいます?」
01:58:曙@NPC:「……何よ」
01:59:大和@2-866:「いえ、おみやげでもと思いまして……要ります?」
01:59:大和@2-866:と、黒い紙袋をちょいっと示し
01:59:曙@NPC:「……」 少し、面喰ったように目を丸くして
02:00:大和@2-866:「曙さん相手には、おみやげを用意すると約束しましたし用意したのですが……」
02:01:大和@2-866:「ああ、不要というのであればこちらで処分しますよ?」
02:02:大和@2-866:「なんでも東京でも有名なショコラティエによるショコラトリーらしいのですが……」
02:02:曙@NPC:「へ、へぇ……おみやげね。そ、そう言えばそんなこともあったわね」
02:03:曙@NPC:「貰うわよ、貰う。甘いものは……その、嫌いじゃぁないし?」
02:05:大和@2-866:「……本当ですか?」無理をしてません?といった様子で
02:07:曙@NPC:「し・て・な・い・わよ!」
02:08:曙@NPC:「……ったく、あの雪風とか、クソ提督とか。そんなのと一緒にしないで欲しいわ」
02:08:大和@2-866:「そうですか……量はあまり有りませんが、質は保証できるかと」と、少しふふんと言った様子で
02:09:大和@2-866:丁寧にラッピングされた包みを袋から取り出して曙へ
02:10:曙@NPC:「関係ないわよ、アタシが食べて美味しいかどうか。大事なのはそれだけよ」
02:11:大和@2-866:「それでは……喜んでいただけるよう祈りましょうか」
02:16:大和@2-866:[]
02:17:大和@2-866:「とりあえず……あとは、適当に鎮守府におみやげを配ってといった所でしょうか」ふむぅ、と
02:18:曙@NPC:「ま、悪くならないうちにでも食べるわよ」
02:19:大和@2-866:「ええ、曙さんの分は特別に奮発したのですから……味わってくださいね?」そう、笑顔で
02:20:曙@NPC:その発言に不意を突かれたように、怪訝な顔をして
02:21:曙@NPC:……すぐに、顔をいつも通りの様子に戻し
02:22:曙@NPC:「………それなりには味わうわよ、もったいないし」
02:24:大和@2-866:「まあ、そこも自由になさると宜しいかと……ちなみに、皆さんに配ろうと思ってるこれも要ります?」
02:24:大和@2-866:と、ひよこを模したお菓子を手に乗せ
02:24:曙@NPC:「……………」
02:24:曙@NPC:「…………貰えるなら、貰うけど」
02:25:大和@2-866:「では、どうぞ……ちなみに、ひよこはあまり日持ちはしませんし……チョコレートも、冷蔵庫保管だそうですのでお気をつけて」
02:27:曙@NPC:「それぐらい知ってるわよ、見れば分かるでしょ」
02:28:大和@2-866:「まあ……念のため、でしょうか?」
02:29:曙@NPC:「世話焼きは1人で間に合ってるの、十分よ」
02:29:大和@2-866:「大丈夫とは思っても……声を掛けるのが事故防止に繋がるのですよ。」
02:29:大和@2-866:「それに……そんなお世話を焼くつもりもないのですがね?」ふふん?
02:30:曙@NPC:「……分かってるのならそれでいいわ」 つーん、と
02:31:大和@2-866:「それでは、お土産を配りに行くので……今日はこれにて」
02:32:大和@2-866:「ともあれ、鎮守府は変わらず安心しました。……ありがとうございました」
02:32:曙@NPC:「そ、じゃあこれはそのうち食べとくわ。そのうちね」 と、言いつつ
02:33:曙@NPC:「逆にあたし一人でどうにかなったらそれこそお笑い草でしょ、当然よ」
02:34:大和@2-866:「変わらない誰かが居るというのは……思っている以上に効果があるものなのですよ。」と、次に向かうのか振り返りつつ零し
02:36:曙@NPC:その背に声はかけず、
02:37:曙@NPC:手を振ったのか、払ったのか、どちらともつかない程度の見送りをして
02:41:曙@NPC:………………………


導入前2:大和「ええ、少しお話を……と思いまして」[]

23:27:大和@2-866:(執務室のドアをノックする音)
23:28:提督@2-246:<……ん、いいぞー
23:29:大和@2-866:それを受け、少しドアを開け……ひょっこりと、中を覗き込みながら
23:29:大和@2-866:「提督……だけ、のようですね。少し、お時間よろしいでしょうか?」
23:36:提督@2-246:扉越しに見える大和の顔を見た瞬間
23:36:提督@2-246:ほんの少しだけ、その存在に反応して
23:37:提督@2-246:しかし、すぐにいつも通りの様子に戻って
23:37:提督@2-246:「……大和か。どした?」
23:38:大和@2-866:「………?」
23:38:大和@2-866:「ええ、少しお話を……と思いまして」と、両手は後ろに回したような体勢でドアから半身を出すように
23:38:提督@2-246:「む、入ってこないのか?」
23:40:大和@2-866:「む……それでは、入りますよ?」と、言いながら何かを後ろに隠しつつ入り…静かに、ドアを閉め
23:42:大和@2-866:そのまま……提督の前までゆっくりと歩いて行く
23:43:提督@2-246:こちらは、大和が目前に来るのを待って……
23:44:大和@2-866:「えーっと、ですね……」右手を口元に持って行きコホン、と少し咳払いをしつつ
23:44:大和@2-866:「少し早いかもしれませんが……誕生日プレゼントを、と思いまして」
23:45:大和@2-866:笑顔でそう言いながら、先程から背後に隠していたであろう箱を取り出し、提督の方へと差し出し
23:46:大和@2-866:大きさは、片手で持てるといえば持てるものの……少々大きめの箱といった所だろうか
23:46:提督@2-246:「誕生日……ああ、そういや大和に言ってたっけか」
23:47:大和@2-866:「ええ、たしかクリスマスの少し前……と伺っていましたので」
23:48:提督@2-246:「そっか。サンキュな、大和」 と言い、箱を受け取って
23:48:大和@2-866:その箱を受け取ると……意外と重い、という印象を受けるかもしれない
23:48:大和@2-866:「その……お誕生日、おめでとうございます    で、良いのでしょうか?」
23:49:提督@2-246:「ん、どういたしまして……っと」
23:50:提督@2-246:「……大和。これ、開けてもいいか?」
23:51:大和@2-866:「ええ、どうぞ♪」
23:51:提督@2-246:「それじゃ、失礼して……っと」
23:52:大和@2-866:包みを解くと……中からは、しっかりとした作りの木の箱が
23:53:提督@2-246:その箱を手に取って、外観を眺め
23:54:大和@2-866:「………」そんな提督の様子を眺め
23:55:提督@2-246:一通り眺めたのち、今度は声には出さずに目で問いかけて
23:55:大和@2-866:「開けて頂ければ、わかりますよ」
23:56:大和@2-866:と、ふふんといったいつもの様子で
23:57:提督@2-246:その言葉を受けて、ゆっくりと箱を開けて
23:57:大和@2-866:すると……音が、音楽が流れ始める
23:59:提督@2-246:その音に、目を丸くして
00:02:大和@2-866:「♪」
00:05:提督@2-246:……目を閉じて、聞こえてくるオルゴールの音に耳を傾けて
00:07:提督@2-246:「良い音だな………」
00:08:大和@2-866:「ええ……提督は、オルゴールの音色はお好きですか?」
00:09:提督@2-246:「結構好きな方、だと思う」
00:09:提督@2-246:「聞いてたら、落ち着くんだよな」
00:10:大和@2-866:「不思議な、音色ですよね」
00:11:大和@2-866:「一つ一つは、ただの音なのに……それらが重なりあい一つ曲となる……そう、実感させられます」
00:15:提督@2-246:「……うん、やっぱ良いな」
00:18:提督@2-246:「サンキュな、大和。 ……もうちょっと気の利いたコメントできりゃ良かったかな?」 と、苦笑して
00:18:大和@2-866:「気に入って頂けたのであれば……なによりです」
00:19:大和@2-866:「それに……提督の様子が何よりも雄弁に語っているかと」こちらは、笑みを浮かべ
00:21:提督@2-246:その言葉に、嬉しそうに微笑んだまま
00:22:提督@2-246:また、ゆっくりと箱を閉じて
00:22:提督@2-246:「……また一つ、貰っちゃったな」
00:29:大和@2-866:「私も、多くのモノを貰いましたから……そんなに、お気になさらなくても良いのですよ?」
00:31:提督@2-246:「む………俺、そんなに何か大和にあげたっけ」
00:32:大和@2-866:「ええ……本当に、多くのモノを」少し目を伏せ、噛みしめるように
00:36:提督@2-246:「俺が言うのもなんだけどさ……」
00:36:大和@2-866:「……なんでしょう?」キョトンと
00:36:提督@2-246:「あんまり、実感ないなぁ……それ」 と、もう一度苦笑して
00:37:大和@2-866:「………」一瞬、呆気にとられたような表情をして
00:38:提督@2-246:「……ん。大和、どうした?」
00:38:大和@2-866:「まあ……提督には、そうかもしれませんね?」こちらもつられて苦笑して
00:39:提督@2-246:「…………」
00:39:提督@2-246:「………ああ、そうかもな」
00:40:大和@2-866:「ええ……本当に」
00:41:大和@2-866:「それは、おそらく……提督にとっては当たり前の事だったのでしょうから」
00:43:提督@2-246:「当たり前、なー………」
00:45:提督@2-246:「やっぱ自信無いな、うん」 そう言って笑って
00:46:提督@2-246:「あー……でも、こんなこと言うのもらしくは無いよな、ダメだダメだ」
00:46:大和@2-866:「……提督?」
00:46:提督@2-246:「ん?」
00:48:大和@2-866:「いえ……なんでも、ありません」
00:49:大和@2-866:とは言うものの……何かがしっくり来ないのか頭に?を浮かべながら
00:49:提督@2-246:「………大和も、あんま無理すんなよ?」
00:50:大和@2-866:「普段と逆ですね、これでは」はふぅ、とため息を付き……違和感を振り払い
00:52:提督@2-246:「おう、これでいつもの借りを一つお返し……ってことで」
00:53:大和@2-866:「ともあれ、プレゼントは渡せましたし……私の用事はここまで、でしょうか」
00:59:提督@2-246:「ん………」
00:59:提督@2-246:「………ありがとな、大和」
00:59:大和@2-866:「それでは、私はこれにて……」と、一礼をして執務室を出ようとして
00:59:大和@2-866:「……提督も、この時期は寒くなりますから風邪には気をつけてくださいね?」思い出したように
01:00:提督@2-246:「風邪、か」
01:01:提督@2-246:「流石に……前みたいに寝込むのはもう勘弁だしな」
01:01:大和@2-866:「風邪は万病の元とも言いますから……これから、誕生日やクリスマスと楽しい事が続きますしね?」
01:01:提督@2-246:「了解、気を付けとく」
01:01:大和@2-866:「それでは、改めまして……失礼しました」
01:02:提督@2-246:「大和も………」 少し、言い淀んで
01:02:提督@2-246:「……さっきも言ったけどさ。無理しちゃ、ダメだぞ?」
01:04:大和@2-866:「心配症な提督ですね……かしこまりました」流石に、2度目ともなると苦笑で受け
01:05:大和@2-866:そのまま、静かに執務室のドアを閉め……
01:05:提督@2-246:その背に手を振って……
01:31:提督@2-246:………………



01:31:提督@2-246:~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



01:42:提督@2-246:………扉が閉まる
01:43:提督@2-246:静かな室内には、執務室から遠ざかる足音が微かに響く
01:48:提督@2-246:「………どうなんだろうな」
01:49:提督@2-246:零れ出た一言も、執務室の静けさに消え
01:50:提督@2-246:偶然か、あるいは必然か
01:51:提督@2-246:所在の無い視線は先ほど手渡されたオルゴールを見止め
01:54:提督@2-246:誘われるように、その箱を開いてみる
01:58:提督@2-246:………静かな室内に、音が零れた
02:00:提督@2-246:零れだした音色は水のように
02:02:提督@2-246:空っぽで、音の無い部屋の隅にまで沁みていくように
02:02:提督@2-246:ふと、手を伸ばす
02:03:提督@2-246:気を抜けば震え出してしまいそうで、立ち止まると動けなくなりそうで
02:04:提督@2-246:だから、ゆっくりと。その手はオルゴールに触れる
02:08:提督@2-246:………温かい
02:08:提督@2-246:そう感じた気がした
02:09:提督@2-246:そのまま、木箱を軽く撫でてみる
02:11:提督@2-246:……もう一度、もう一度
02:14:提督@2-246:オルゴールから箱へ、箱から手へと、伝わる音の振動を名残惜しむように
02:16:提督@2-246:……でも、その時はいつまでも続かずに
02:16:提督@2-246:いつしか音は止み、室内は再び静寂に包まれる
02:18:提督@2-246:手が木箱の蓋を閉める
02:20:提督@2-246:パタンと閉じられた音だけを残して、部屋は再び沈黙し
02:21:提督@2-246:「………………どうすれば、いいんだろうな」
02:22:提督@2-246:独り呟くその一言を合図に、部屋の静寂に身を任せ
02:24:提督@2-246:執務室の主は、ただその場所に佇んで…………


導入前3:提督「……いや、まあ。そこは適当に理由付けてやり過ごすぐらいに?」[]

02:50:天津風@2-870:ほら、導入フェイズって「君達はなんとかかんとかでなんとかかんとかな経緯でなんとかかんとか」ってやるじゃん
02:50:提督@2-246:うんうん
02:51:提督@2-246:今回は○○やってね?(任務ポイー)とかそういう
02:51:天津風@2-870:そうそう
02:51:天津風@2-870:このキャバ嬢の名刺を嫁に見つかる前に秘密裏に処分してほしいんだ、みたいな
02:51:天津風@2-870:捨てろよゴミ箱にっていう
02:51:提督@2-246:wwww
02:52:響@3-319:ごみ箱じゃだめだろ、燃やせよw
02:52:飛鷹@2-1246:例えがあれすぎる!?
02:52:提督@2-246:ちょっと待て何でその例え使った
02:52:天津風@2-870:いや、ゴミ箱にねじ込んだということで嫁に見つかっても逆にアピールポイントとして使えるという
02:52:響@2-1997:名刺もらってる時点でさ
02:52:飛鷹@2-1246:アピールなの!?
02:52:響@2-1997:…ねえ?
02:52:天津風@2-870:むしろ付き合いで行っただけで自分としては興味はありませんよっていう
02:52:響@3-319:言い訳効くかどうか微妙な線ですね
02:52:天津風@2-870:え、いや名刺って何もしなくてももらうじゃん?
02:53:響@2-1997:(いったことねーからわかんない(小声
02:53:響@3-319:持ち帰ってる時点で微妙に…w
02:53:天津風@2-870:また来てくださいね(きらり~ん☆ って
02:53:提督@2-246:ねえ、なんでその例え使ったの?もっと普通の例えあるよね?
02:53:天津風@2-870:銀座のキャバクラに上司の付き合いで行ったんですけど、瑞穂1隻分でした
02:54:天津風@2-870:えっ
02:54:天津風@2-870:ここの提督さんって地元との親交厚いよね
02:54:提督@2-246:あ、うん
02:54:天津風@2-870:町内会とかも顔出したりするわけだ
02:54:提督@2-246:まあ、そうだな
02:54:天津風@2-870:気のいいおじさんと飲みに行ったりする
02:55:天津風@2-870:そこで長考する
02:55:提督@2-246:長考する……?
02:56:天津風@2-870:「君も若いんだから早くいろんな大人の遊びを覚えていかんとなw」とか言われる
02:56:飛鷹@2-1246:あぁー・・・
02:56:響@2-1997:おっさんらなあ、言うよなあ・・・
02:56:天津風@2-870:まあ、キャバクラはないだろうけど 小洒落たスナックとかパブとかそういう感じ
02:57:天津風@2-870:スナックっていうのは氷の入ったコップにポッキーが刺さってるイメージで概ね間違いないぞ
02:57:天津風@2-870:あれは私もよくわからん
02:58:天津風@2-870:とりあえずウィスキーとブランデーの違いを尋ねると話が弾む
02:58:響@3-319:ああ…w
02:59:天津風@2-870:なんかねえ、これ器の方が中身の数倍値段しない?って思うくらい
02:59:天津風@2-870:綺麗な硝子の分厚い大きなお皿に、ポテチやらアポロやらが入って出てきます
03:00:天津風@2-870:あとミックスナッツな
03:00:天津風@2-870:それで楽しくなっちゃったおじさんがカラオケ始めたりする そういう感じ
03:00:天津風@2-870:あるよね提督さん?
03:01:飛鷹@2-1246:提督も苦労してるんだなぁ・・・
03:02:提督@2-246:「……いや、まあ。そこは適当に理由付けてやり過ごすぐらいに?」
03:02:天津風@2-870:「でも、せっかく誘ってくれてるんだからついて行くだけ行ったほうがいいと思うの」
03:04:提督@2-246:「まあ、そこ以外の部分……と言うか」
03:05:提督@2-246:「……一応、提督って言う別の仕事だしな。俺の」
03:05:天津風@2-870:「地元とのお付き合いも大切っていつも言ってるでしょ?」
03:08:提督@2-246:「いや、まあ大切だけどさ……」
03:09:天津風@2-870:「大丈夫、事情を説明すれば瑞鶴さんだってわかってくれるわよ」
03:09:提督@2-246:「……アレだ、最初にやんわり断ってから、妙な誤解を受けてるっぽい部分も無きにしも非ずって言うか」
03:10:天津風@2-870:「妙な誤解……?」
03:12:提督@2-246:「………聞きたいか?」
03:12:天津風@2-870:「……まあ、多少は……」
03:14:提督@2-246:「えーっと、あんまり他言するなよ?」
03:15:提督@2-246:「……その、最初に誘われた時にさ」
03:15:天津風@2-870:「内容によるけど、はばかられるような内容を言いふらすほど無神経じゃないわよ」
03:17:提督@2-246:「瑞鶴も待ってるし……的な趣旨のこと言ったら、その」
03:18:天津風@2-870:「うん…………あ、あぁ……」
03:19:提督@2-246:「妙に、ニヤニヤされた後、『ああー……(ニヤニヤ) はよ帰れよ?』」
03:19:提督@2-246:「……とか、そんな」
03:19:天津風@2-870:「なるほどね…… まあ、いいじゃない…あながち間違いでもないでしょ?」
03:22:提督@2-246:「………いや、待たせるのが悪いって意味では間違いじゃないんだけど」
03:22:天津風@2-870:「そういうところ行ったって言ったら、瑞鶴さん拗ねそうだし」
03:23:天津風@2-870:「言わないでいたらいたで、バレたらすごく怒りそうだし」
03:23:提督@2-246:「あー……瑞鶴がそうなるのも予想付くんだけどさ」
03:23:提督@2-246:「………まあ、どうしても下世話な話題とかあるだろ」
03:24:提督@2-246:「そう言う誤解も、便利だからスルーさせてもらってるんだよ………察してくれ」
03:24:天津風@2-870:「なるほどねぇ……」
03:27:天津風@2-870:「ちなみにちなみに、どっちかっていうと行ってみたい?行きたくない?」(目をらんらんと輝かせて
03:27:提督@2-246:「……………ノーコメント、って言うのは?」
03:27:天津風@2-870:「いいけど邪推しちゃう」
03:28:天津風@2-870:「もしかしたら、こういうの好きなのかもーって」
03:30:提督@2-246:「………好きかどうかはわかんないけど、興味はある」
03:30:天津風@2-870:「あら」
03:31:提督@2-246:「いや、だって………」
03:32:天津風@2-870:「じゃ、私が教えてあげようかしら」
03:33:提督@2-246:「えっ」
03:34:天津風@2-870:「あ、私だって知らないわよ、そんなの。でもどうしても知りたいんだったら、私が代わりに勉強してきてあげようかなって」
03:35:提督@2-246:「あ、ああ……そういう、な」
03:35:天津風@2-870:「ちょっとだけお休みを貰って、ね?新人です、よろしく~♪ なんちゃって」
03:35:提督@2-246:「む………何かヤダな、それ」
03:36:天津風@2-870:「ふぇ?やなの?まあ、私もそこまでしてやりたいってわけじゃないけど…」
03:37:提督@2-246:「いや、これも俺の勝手な発言だけどさ……むぅ」
03:37:天津風@2-870:「社会勉強としてはありかも知れないわね、ってちょっとだけ思ったりもしたんだけど むぅ、やなのか……」
03:39:提督@2-246:「……あんま強制するとかそう言うのでも無い、とは付け加えておくけども」
03:40:天津風@2-870:「別にいいわよ、どうしてもやってみたい!とまでは思ってないもの」
03:40:天津風@2-870:「ただ……ふふ、もしかして私に嫉妬しちゃったのかしら?」 ふふん、と冗談っぽく笑う
03:42:提督@2-246:「………どうだろ、わかんないや」
03:42:提督@2-246:「もしかしたらそう……かも」
03:43:天津風@2-870:ふむ……と、提督さんの目をじーっと見る
03:45:天津風@2-870:「もしかして、意外と欲張りさんなのかしら」 じーっと見ながら
03:45:提督@2-246:「………っ」 少したじろいで
03:47:天津風@2-870:くすっと笑って
03:49:天津風@2-870:「そっか…ふふ、焼きもちやかれちゃったらしょうがないわね?ふふふ」
03:50:提督@2-246:「………焼きもち、なのかなぁ」
03:50:提督@2-246:ほんの少しだけ視線を下に逸らして
03:52:天津風@2-870:「私がこう、薄~いドレスなんか着ちゃって、知らないおじさんと話し込みながらお酒ついだりとか」
03:54:天津風@2-870:「結構そういうの似合うと思うのよね、私。 どうかしら?」 ふふん、と髪をかきあげるしぐさをしてみたり
03:54:提督@2-246:「…………」
03:55:提督@2-246:「……ヤダなぁ、それ」 少し笑いながら
03:56:提督@2-246:ほんの少し、いつもよりも力無く困ったような笑い方で
03:57:天津風@2-870:その様子を見届けてから
03:58:天津風@2-870:ちょこちょこと寄って、隣にちょこんと座って
03:58:天津風@2-870:「……冗談だから、本気にしちゃだめよ?」
03:59:提督@2-246:……その様子に、怯えたように身体を強張らせて >隣に座って
04:02:天津風@2-870:じーっと目を見つめる
04:03:提督@2-246:「…………」 たじろぎつつ、少しずつ緊張を解いて
04:03:天津風@2-870:「……そんなに怖がらなくても大丈夫よ?」
04:04:提督@2-246:「あー………悪い、天津風。怖いとかじゃ……ないんだ、うん」
04:05:天津風@2-870:「みんな、言葉は通じるんだから……極端な言い方だけど」
04:06:天津風@2-870:「今は……その、ちょっと、冗談も含めて…その…いじわるな言い方したけど」(ごにょごにょ)
04:09:天津風@2-870:「でも、その、いやなことはいやって言うしかないわけだし、言われた側だって…私だって、瑞鶴さんや大和さんも…みんな、あなたを傷つけたいだなんてこれっぽっちも思ってないんだから」
04:09:天津風@2-870:「そこで我慢して、いやだって言わなかったら…もし相手がそれを気付かないでいたら、それこそ大変なことになっちゃうんだから」
04:10:提督@2-246:「………大丈夫。傷つけようとして言ってる訳じゃないってのは……分かってるから」
04:11:天津風@2-870:「うん…だから、いやだって思ったことは遠慮しないで、いやだ、って言っていいのよ」
04:12:天津風@2-870:「って、言われてもいじわるしてたのは私の方か…ごめんなさい…うぅ。」
04:12:提督@2-246:「……そんなに言えてないかなぁ、俺」
04:13:提督@2-246:「ああいや……天津風は悪くない、悪くないぞ。うん」 と、慌てて訂正して
04:13:天津風@2-870:「……うぅん…なんていうか、ね、私が思ったことだから、間違ってるかも知れないけど」
04:14:天津風@2-870:「あなたはね、言いやすいことにだけ、いやだって言って…本当に言いたいことには言えないでいる、っていうか…なんて言ったらいいかしら、うぅん……」
04:17:天津風@2-870:「もっと、心の底からいやだって思ってることがあると思うの。そんな気がするの。でも、そういうのは表に出さないでいるような……ああもう、何言ってるんだか、私……」
04:17:提督@2-246:「ああ、ちょっ……と、とりあえず落ち着いてから、だ………な…………」
04:19:提督@2-246:「…………心の底、な」
04:19:天津風@2-870:「うん……なんとなく、そう思っただけだから…勘違いだったらごめんね?」
04:20:提督@2-246:「…………どうだろ」
04:21:提督@2-246:「心の底……って、何なのかな」
04:21:天津風@2-870:「……む、むぅ…思いもよらない所から質問してくるわね……」
04:22:提督@2-246:「……分かんないんだ、実はさ」 そう、笑って
04:23:天津風@2-870:「……分からないって、何がよ」 若干困り果てた感じに
04:24:提督@2-246:「考えても、分かんないんだ」
04:25:天津風@2-870:「心の底が?」
04:25:提督@2-246:「うん」
04:25:天津風@2-870:「そんなの、わかんないわよ…たぶん…」
04:25:提督@2-246:「………だよなぁ」
04:26:天津風@2-870:「考えようとすればするほど、それって理性で考えてるってことでしょ?心の底って、きっと思いつきとか、なんとなくとか、そういうのだもん」
04:27:天津風@2-870:「だから、さっきあなたが言ってた『何かヤダ』っていうのが、一番心の底に近いんじゃないかしら」
04:28:天津風@2-870:「私もさっきの、冗談で言ってたけど…あなたにやだって言われたら、私も『何かヤダなぁ』って思っちゃったし…」
04:29:提督@2-246:「…………でも、『ヤダ』って言うのは俺の勝手な意見だろ」
04:29:天津風@2-870:「勝手だからこそ、心の底ってやつなんじゃないの?」
04:31:提督@2-246:「…………勝手だからさ、迷惑かもしんないじゃんか」
04:31:天津風@2-870:「わからないけど…勝手な考えだからって思って、最初に自分が思ったことを引っ込めるのは…それこそ、心にもないことだと思うの」
04:32:天津風@2-870:「いやならいやでいいじゃない。客観的に見たらわがままかも知れないけど、いやなものはいやなんでしょ?それがきっと、一番の『心の底』なんじゃないかしら」
04:33:提督@2-246:「………でも、迷惑かけたくないしさ」
04:34:天津風@2-870:「いいじゃない。かけなさい、迷惑」
04:35:天津風@2-870:「迷惑かけたくないって、思ったこと言いたいことを勝手に引っ込められる方が迷惑なのよっ!」
04:36:天津風@2-870:「っていうか、なんなの?!言ったわがままはなんでも聞いてもらえると思ってるの?そんなわけないでしょ!本当に迷惑だったら却下するに決まってるでしょ!」
04:36:天津風@2-870:「迷惑かどうかなんて言ってみないとわからないし、言われてみないとわからないのよ!」
04:37:天津風@2-870:「相手の気持ちを勝手に決めつけてるんじゃないわよっっ!」 ぷんすか!
04:38:提督@2-246:「ははっ………うん、天津風の言ってることももっともだ」 また、笑って
04:39:天津風@2-870:むすーーっとした顔で
04:39:提督@2-246:「多分……さ、多分なんだけどな?」
04:39:提督@2-246:「迷惑かけること自体が、ヤなんだと思う」
04:39:天津風@2-870:「むぅ……」
04:40:天津風@2-870:この、わからず屋ーっって感じの目で見つつ
04:41:天津風@2-870:「私は、迷惑でもなんでもないことを『迷惑かも』って理由で一方的に引っ込められる方が迷惑」 むすーっ
04:43:提督@2-246:「………………」
04:44:提督@2-246:自分の手のひらを、じっと見つめて
04:44:天津風@2-870:ほっぺぷくーっ
04:45:提督@2-246:天津風に、目を向けて
04:45:天津風@2-870:ぷくーっ
04:46:提督@2-246:天津風に、手を伸ばそうとして………
04:46:天津風@2-870:微動だにせずじっと目を見てるぞ
04:46:提督@2-246:……戸惑うように、中空でその手を迷わせて
04:46:天津風@2-870:ぷくっとしながら
04:49:天津風@2-870:「もっと、自信を持ちなさいよね……」 むすっとひとりごとのように
04:50:提督@2-246:「……自信、無いのかな?」
04:50:提督@2-246:少し自嘲するように。けれど、先ほどよりも少し優しく笑って
04:51:天津風@2-870:「あるなら、あるって言ってるはずよ」 つーん
04:53:提督@2-246:「………そっか。それも、そうだな」
04:53:天津風@2-870:「ないなら、ないでいいのよ。ないって言いなさい」
04:54:天津風@2-870:「ないのにないって言わないのが一番悪いの!」
04:55:提督@2-246:「ははっ………じゃあ、一つだけわかってること、だ」
04:55:提督@2-246:そう言って、恐る恐ると隣に座る天津風に手を伸ばし
04:56:天津風@2-870:おとなしくしてる
04:56:提督@2-246:肩に、手を振れて
04:57:天津風@2-870:おとなしくしてるけどちょっとうつむく
04:58:提督@2-246:「……自信があるかどうかは分かんない」
04:58:提督@2-246:「でも………」
04:58:天津風@2-870:提督さんの顔を見上げるぞ
04:58:提督@2-246:そう言って、天津風を抱き寄せて
04:59:天津風@2-870:抱き寄せられるがまま
04:59:提督@2-246:「……多分、こうしたいって思ったんだ」
05:00:提督@2-246:そう言って、困ったような、嬉しそうな、いつも通りの笑みを浮かべて
05:00:提督@2-246:「……ありがとな、天津風」
05:00:天津風@2-870:じっと提督さんの顔を見て
05:01:天津風@2-870:「この甲斐性を常に纏えるようになったら瑞鶴さんも安心かしらねー」
05:01:天津風@2-870:とか言っちゃう
05:01:天津風@2-870:提督さんに酔っかかりながら
05:02:天津風@2-870:※寄っかかり
05:03:提督@2-246:「ん………?」 複雑そうな表情と、疑問符を浮かべて
05:07:天津風@2-870:「もう二回りくらい自信持ったほうがいいわよ、お人好しさん♪」 と、ここで余裕ぶってみる
05:08:提督@2-246:「………そうなのかなぁ」
05:09:天津風@2-870:「そもそも、客観的に今の状況を見てみなさいよ」
05:09:天津風@2-870:……ハーレム?
05:10:提督@2-246:「…………………」
05:11:提督@2-246:「…………今、初めて考えた……けど」
05:13:提督@2-246:「冷静に考えてみると、結構………いや、かなりダメ、かも」
05:14:天津風@2-870:「ダメ?」
05:16:提督@2-246:「……どうやって答えたらいいか、わかんないんだ」
05:17:天津風@2-870:むう……と提督さんを見つつ
05:17:天津風@2-870:無言で頭を撫で撫で
05:17:提督@2-246:「今も、すっげー悩んでて………?」
05:18:提督@2-246:言葉の途中で、呆気にとられて
05:18:天津風@2-870:無言で撫で撫で
05:18:提督@2-246:「え、えーっと………?」 撫でられるがままに
05:19:天津風@2-870:ぴたっと手を止めて
05:19:天津風@2-870:「あ、えと…嫌だった?」
05:20:提督@2-246:「あ、ああいや、そんなことは無い、無いぞ……うん」
05:21:提督@2-246:「……どっちかと言うと、むしろ、嬉しかった……?」
05:25:天津風@2-870:「そう?じゃあ……」 撫で撫で
05:26:提督@2-246:「………何か、恥ずかしいな。こういうの」 照れくさそうに、嬉しそうに笑って
05:27:天津風@2-870:少し撫で撫でして、止まり
05:27:提督@2-246:「……?」
05:28:天津風@2-870:「……なんとなく、ここまでよ。なんとなく。」
05:28:天津風@2-870:手を引っ込める
05:29:提督@2-246:「む………」 ちょっと不満足気に
05:30:提督@2-246:「………じゃあ、お返しだ」
05:30:提督@2-246:そう言って、今度は天津風の頭を撫で始めるぞ
05:30:天津風@2-870:「ふぇ!?」
05:30:天津風@2-870:撫でられるがまま
05:31:提督@2-246:「……ありがとな、天津風」
05:32:提督@2-246:「さっきの……ホントに、嬉しかったからさ」
05:33:天津風@2-870:「そ、そう?それはよかった…けど……」
05:33:提督@2-246:「…………それと」
05:35:提督@2-246:「さっきので満足できなかった分、天津風がしてくれないんならこっちから満足しに行くしかないしな」
05:35:提督@2-246:「……ちょっと、ワガママか?」 苦笑して
05:36:天津風@2-870:ふぇぇ、と困惑しつつされるがまま
05:40:提督@2-246:そんな天津風の様子を、ただ嬉しそうに
05:41:天津風@2-870:おとなしく撫でられっぱなしにんって
05:41:天津風@2-870:なって*
05:43:天津風@2-870:「と、とにかく、もっと自信を持って、もっと好き勝手したり言ったりしたらいいのよー!」
05:43:天津風@2-870:とかなんとか言いつつ
05:44:天津風@2-870:撫でられるがまま…かな?
05:44:提督@2-246:……だな


導入前4:大和「瑞鶴さん……お時間よろしいでしょうか?」[]

20:50:大和@2-866:軽く、ドアをノックする音がする。続けて、ノックの主が声を発する。
20:50:大和@2-866:「瑞鶴さん……お時間よろしいでしょうか?」と
21:46:瑞鶴@NPC:<ん……?ふえっ?!え、あ、ちょ、ちょっと待って!
21:46:瑞鶴@NPC:と言う声が聞こえ、少し慌ただしげな足音がした後……
21:46:大和@2-866:「……?了解しました。」
21:47:瑞鶴@NPC:ガチャリ、と扉が開き
21:48:瑞鶴@NPC:「……大和、どしたの?」 そう、扉から顔を覗かせて
21:48:大和@2-866:「もしかして……お忙しかったですかね……?」
21:48:大和@2-866:「要件は……そうですね。ちょっと良い茶葉が手に入りましたので、おすそ分けに」
21:49:大和@2-866:そう言いながら、右手に持った紙袋を少し掲げ
21:50:瑞鶴@NPC:「あ、うん……ありがと」 ぎこちなさげなお礼を返し
21:51:瑞鶴@NPC:「………」
21:51:大和@2-866:「少し、調子が悪そうですが……大丈夫ですか?」そんな様子を、少し怪訝そうに
21:54:瑞鶴@NPC:「あ、うん。私は大丈夫」
21:54:瑞鶴@NPC:「………大和は?」
21:55:大和@2-866:「私ですか?特にそのような事はありませんが……そんなに様子が可笑しかったですか?」
21:55:大和@2-866:そう言いながら、最近の自分に不手際はあっただろうか?と記憶を探るように口元に手を当て
21:59:瑞鶴@NPC:「様子がおかしいと言うか……」 一寸、言い淀んで
21:59:大和@2-866:「………?」むぅ? と
21:59:瑞鶴@NPC:「どこもおかしくないのが逆に気になる……と、いうか」
22:00:大和@2-866:「…………瑞鶴さん」少し目線を伏せ
22:02:瑞鶴@NPC:「……ん、何?」
22:02:大和@2-866:その目に、どのような色をたたえているのか……伺えない様子で、続ける
22:03:大和@2-866:「貴方は……」わずかに前髪の間から目を覗かせて
22:04:大和@2-866:その目には、先程とは異なり疑うような様子を見せながら
22:07:瑞鶴@NPC:「………?」 大和の、次の言葉を待ち
22:07:大和@2-866:「貴方は……といいますか、天津風さんといい……一体、私をなんだと……」
22:07:大和@2-866:ため息をつきながら……深い溜息をつきながら、片手で顔を覆うようにして脱力し
22:10:瑞鶴@NPC:「え……えぇ………?」 大和の言葉に困惑して
22:11:大和@2-866:「ともあれ……調子も体調も、問題はありませんよ。ご安心を。」立ち直りつつ
22:15:瑞鶴@NPC:「でも…………」
22:16:大和@2-866:[]
22:16:大和@2-866:「でも……?」
22:20:瑞鶴@NPC:「…………その」
22:20:大和@2-866:「?」
22:21:大和@2-866:イマイチ要領を掴めないのか、少し首を傾げ
22:25:瑞鶴@NPC:「………前の、ね」
22:25:大和@2-866:「………前、ですか?」
22:28:瑞鶴@NPC:言葉を詰まらせ、少し俯き
22:28:大和@2-866:「……………」
22:28:瑞鶴@NPC:「……提督さんの、」
22:28:大和@2-866:眉間に皺を寄せ……しばし、たたずむ
22:29:瑞鶴@NPC:「あの時の……こと」
22:30:大和@2-866:「………」
22:32:大和@2-866:「特に、思い当たる事は………   っと?」
22:34:瑞鶴@NPC:「前のね?大和と、提督さんが……一緒に、居た時のこと」
22:36:大和@2-866:「その時に……何か?」何かが掴めそうで、掴めない。そんな表情で
22:39:瑞鶴@NPC:「その時のこと……なんだけど」
22:41:瑞鶴@NPC:「……ごめんね? って一言だけ、言いたくて」 そう言って、笑って
22:41:大和@2-866:「特に、瑞鶴さんから謝られるような記憶は無いのですが……」むぅ?と、更に首を捻り
22:42:大和@2-866:「まあ、そうですね……瑞鶴さん、一つ提案が」
22:42:大和@2-866:真剣そうな表情で、提案を
22:43:瑞鶴@NPC:提案、という言葉に少し反応しながら
22:43:瑞鶴@NPC:「え、っと…………何、かな?」
22:44:大和@2-866:「大事な話というのであれば……中に、入れて貰えると助かるのですが」
22:45:瑞鶴@NPC:「あっ…………」 ハッと、気づいたように
22:46:大和@2-866:少し、困ったような笑顔を浮かべ
22:46:大和@2-866:「折角ですし……お試しに一杯、どうでしょう?」
22:46:瑞鶴@NPC:「ご、ゴメン!大丈夫、大丈夫だから……!」 と、慌てて扉を開けて
22:46:大和@2-866:そう言いながら、フレーバーティーの入っているであろう紙袋を少しだけ
22:47:瑞鶴@NPC:「あ……それなら、うん」 と、頷いて
22:49:大和@2-866:「それでは……失礼します」
22:51:瑞鶴@NPC:「う、うん……どうぞ」 大和を部屋の中へ誘導し
22:51:大和@2-866:室内の様子は、どのようなのでしょう?
22:54:瑞鶴@NPC:えーっと……
22:55:瑞鶴@NPC:それなりに、小物だったり、収納スペースだったり、色々と置かれてる感じかな
22:55:大和@2-866:「………ふむ。」
22:55:瑞鶴@NPC:散らかっては無い……というか、ついさっき片付けたであろう痕跡が隅っこの方に?
22:57:大和@2-866:「とりあえずは……これを淹れてから、お話を聞きましょうかね」
22:57:大和@2-866:と言いながら……何処に置きましょう?と視線を瑞鶴さんに
22:58:瑞鶴@NPC:「あ、じゃあそこのテーブルの上辺りに……」
22:59:大和@2-866:「了解しました。それと、先程は茶葉と言いましたが……正確にはハーブティーですが、大丈夫でしょうか」
23:01:瑞鶴@NPC:「うん、大丈夫………ありがと」
23:02:大和@2-866:「そうですか……それならば、良かったです」
23:04:大和@2-866:「最近の瑞鶴さんは……少し、お疲れのようでしたから」
23:05:瑞鶴@NPC:その一言に、やや表情を曇らせて
23:05:瑞鶴@NPC:「………うん」
23:05:大和@2-866:「……このハーブティーが効いてくれれば良いのですが」そう言いながら、紙袋をテーブルに置き
23:10:大和@2-866:「ともあれ……これを淹れたら続き、でしょうか」
23:10:大和@2-866:ふふん?と、いつもの調子で続け
23:10:瑞鶴@NPC:「ん……わかった」 と言って
23:11:大和@2-866:「少なくとも、私は……自分自身が納得出来ない謝罪は受けるつもりもありませんので」
23:12:大和@2-866:そう言いながら、色々とお茶の用意を始めつつ………
23:13:瑞鶴@NPC:その台詞に、何かを返すことも無く
23:13:大和@2-866:……………
23:15:大和@2-866:「こんなものでしょうか?あまり上手に出来ていなければ申し訳ないのですが……」
23:15:大和@2-866:お盆に二組のティーカップを載せ
23:17:瑞鶴@NPC:「ありがと………いただきます」 手を合わせて
23:19:大和@2-866:「ええ……熱いので、お気をつけて」
23:19:大和@2-866:「今回のお茶は、カモミール……不眠時やリラックスに有効である、とのことです」
23:19:大和@2-866:そう言いながら、自分のカップに手を延ばし
23:21:瑞鶴@NPC:こちらもカップに口をつけて
23:24:大和@2-866:りんごのようなほのかに甘い風味がする
23:25:瑞鶴@NPC:「……あ、美味しい」 と呟いて
23:25:大和@2-866:そんな様子を、安心した様子で眺め
23:25:大和@2-866:「それは、なによりです」と笑みを浮かべ
23:28:瑞鶴@NPC:「………ふぅ」 一息吐いて
23:29:大和@2-866:そんな瑞鶴の様子を、静かに眺め
23:30:瑞鶴@NPC:「えっと………大和?」 声をかけて
23:31:大和@2-866:「はい……なんでしょうか」
23:34:瑞鶴@NPC:「私が話したかったのは……さっき言ってた、提督さんと大和が居た時のことでね」
23:34:大和@2-866:「……ええ」静かに、頷き
23:35:瑞鶴@NPC:「私が……ワガママを言っちゃったから」
23:36:瑞鶴@NPC:「だから、謝んなくっちゃ……って、思って」
23:36:大和@2-866:「なるほど……ワガママを、ですか」ふむぅ、と少しだけ思考を巡らせ
23:37:大和@2-866:「……別に、謝る必要は無いのでは?」と一言。そして自分のカップに口をつけ
23:38:瑞鶴@NPC:「ん……なんで?」
23:39:大和@2-866:「いえ。そもそもですね?」と、右手の人差指を立てて注目!といった様子で
23:40:大和@2-866:「私自身……言われてもすぐには思い当たらないのですから」
23:40:瑞鶴@NPC:注目して
23:40:大和@2-866:「即ち……そのワガママは、少なくとも。私に対しての影響は限定的という事なのですから」
23:41:大和@2-866:「強いて言うのであれば……問題となるのは、もう一人の当事者である提督でしょうか?」
23:42:瑞鶴@NPC:「…………」
23:43:大和@2-866:「……まあ、それでも」と、立てていた人差し指を下げ……瑞鶴へと笑みを向け
23:44:大和@2-866:「自分として納得が行かない、というのであれば……
23:45:大和@2-866:「気持ちを切り替え先に進む上で、”ソレ”は重要であるという事は理解出来ます」
23:45:大和@2-866:「ですから……」
23:47:大和@2-866:「ワガママを言ったから、ではなく。貴方が、先に進む上で区切りを付けたいと……そう言うのであれば」
23:47:大和@2-866:「私は、その謝罪を受け入れましょう。どうでしょう?」
23:49:瑞鶴@NPC:「ん…………」
23:49:瑞鶴@NPC:「………やっぱりそれもダメ」
23:51:瑞鶴@NPC:「受け入れられちゃったら……私、どうしていいかわかんなくなっちゃうから」
23:52:瑞鶴@NPC:「だから、どっちかと言えば『聞いておいてほしい』……かな?」
23:52:大和@2-866:「了解しました……私に出来る事ならば」
23:53:瑞鶴@NPC:「受け入れるかどうかは、大和がその時に決めてくれたらいいから」
23:54:大和@2-866:「………」ふふん?と
23:55:瑞鶴@NPC:「……ゴメン、大和。あんまり、上手く言えないけど」
23:56:大和@2-866:「私は私で、”私らしく在る”のみ……ですよ。ですから……そんなに、思い詰める必要は無いかと」
00:00:瑞鶴@NPC:「………うん」
00:04:大和@2-866:「ともあれ……たしかに、瑞鶴さんの話は『聞かせてもらいました』よ?」
00:05:瑞鶴@NPC:「ありがと、大和……おかげでちょっと楽になったかも」
00:07:大和@2-866:「私がお役に立てたのならば何よりですよ」
00:07:大和@2-866:「あるいは……このお茶のお陰かもしれませんけれど、ね?」ふふん!
00:13:瑞鶴@NPC:その大和の言葉に、少し笑って……
00:15:瑞鶴@NPC:またしばらくお茶会を楽しみつつ、かな?
00:16:大和@2-866:ええ……ですかね?


シーン1-3/裏:翔鶴「失礼します……龍驤さん」[]

22:17:翔鶴@NPC:……鎮守府の寄宿舎
22:17:翔鶴@NPC:そこにまばらに存在する空室の一つ
22:18:翔鶴@NPC:その扉を軽く、トントンと叩きます
22:18:龍驤@2-597:「おう、いるで」と声を返すか
22:19:翔鶴@NPC:その声を受けて、
22:20:翔鶴@NPC:「失礼します……龍驤さん」 と、扉を開いて中に入ります
22:20:龍驤@2-597:「ああ、すまんねぇ忙しい所」と席と、簡単な机は用意してある
22:22:龍驤@2-597:後、茶…魔法瓶に入れた物も傍らに
22:23:龍驤@2-597:「…ああ、座ってええで?」そう、言いつつ茶の方を淹れよう
22:23:翔鶴@NPC:「ああ、ありがとうございます。失礼しますね?」 椅子に腰かけて
22:24:龍驤@2-597:「まっ、ソレでもまずは飲んでからやな」自分の物にも注いで、飲む
22:25:翔鶴@NPC:「……はい。まずは、ですね」
22:25:翔鶴@NPC:「いただきます」 そう言って、お茶を一口飲んで一息
22:25:龍驤@2-597:こちらも一息付いた所で
22:25:翔鶴@NPC:「……それで、本日はどのようなお話を?」
22:26:龍驤@2-597:「さてと。前口上は置いといて早速本題の方に移るかねぇ」
22:26:龍驤@2-597:「ああ、簡単で、且つ難しい話のことや」
22:27:龍驤@2-597:「鎮守府…というか主に提督、それに瑞鶴がピリピリしてる。更に奴さん…大和も姿見せへんけど」
22:27:龍驤@2-597:「翔鶴、何か知ってることとか無いんかね」
22:28:翔鶴@NPC:その言葉を聞いて
22:28:翔鶴@NPC:一旦、息を整えるように間を置き
22:34:翔鶴@NPC:「……龍驤さんに倣ってこちらも単刀直入にお答えしましょうか」
22:34:龍驤@2-597:「行ってみぃ」聞く姿勢で
22:35:翔鶴@NPC:「結論から言うと……私は"何も聞いていません"」
22:37:龍驤@2-597:「んー…鎮守府長くいるし、まずは当たってみたがハズレっと。知らない物は知らない、そこはしゃーないねぇ」と背もたれにもたれつつ
22:38:翔鶴@NPC:「現状で、私が分かっていることがあるとすれば……」
22:40:翔鶴@NPC:「今の状態になったのは龍驤さんたちが帰ってきてからだ……ということと」
22:41:翔鶴@NPC:「……瑞鶴がこちらに心配をかけないように振る舞っている、ということぐらいでしょうか」
22:41:龍驤@2-597:「ん、そんな所とは見てたがねぇ。奴さんとも向こうで会ったけど、その時は大人しい物やったしな」
22:42:龍驤@2-597:「んー…で、や」と翔鶴を正面から見つつ
22:43:龍驤@2-597:「お前さんはこの事態をどうしたいんや?」
22:44:翔鶴@NPC:「私は………そうですね」
22:44:翔鶴@NPC:「まだ静観………しておきたい気持ちがあるのは、確かです」
22:48:龍驤@2-597:「まっ、どう転がるか分からんからこそ"見"に入る感じかねぇ?」
22:49:翔鶴@NPC:「瑞鶴から話が来ない現状」
22:50:翔鶴@NPC:「瑞鶴が"待っている"のか、"動けない"のか」
22:50:翔鶴@NPC:「どちらなのか、判断できませんから……」
22:51:龍驤@2-597:よしかかって話聞きつつ
22:51:龍驤@2-597:「成程ねぇ…いや、相変わらずやなぁと」
22:52:翔鶴@NPC:「……甘やかし過ぎですかね?」(苦笑して
22:53:龍驤@2-597:「じっくり腰を据えて、見ることが出来る所は良いんやけどなぁ」と頭掻きつつ
22:54:龍驤@2-597:「まぁ、良いやろ。お前さんの口からこのことについて気になっている、そしてまだ何も情報が無いっちゅーのもわかったってだけでも収穫、と」
22:55:翔鶴@NPC:「私にも相談が無いとなると……そう言うことなんだと思います」
22:56:龍驤@2-597:ゆったりと冷めている茶を飲みつつ
22:57:翔鶴@NPC:「だからこそ、私も悩んでいる訳なのですけれど……」
22:57:龍驤@2-597:「お前さんが動けないよーなら、こっちが見てもかまへんよな? ああ、嫌ならここはしっかり言うんやで?」湯のみを置きつつ
22:58:龍驤@2-597:「まっ、尤も真相が分かるとも確約は出来へんけど」と付け足し
22:59:翔鶴@NPC:「ああ、それなら……そうですね」 思案して
23:00:翔鶴@NPC:「……瑞鶴は、私に任せて貰ってもいいでしょうか」
23:01:龍驤@2-597:「ああ、かまへんよ。それに、あっちには然程深く無いしな」
23:02:翔鶴@NPC:「もう少しだけ、見守ってみます」
23:02:龍驤@2-597:「そっちに関してはより深い方が良いやろ…あいつが離れてなきゃ、そっちに任せるつもりだったんだけどねぇ?」と、今はここにいない緑髪の艦娘のことを想いつつ
23:03:翔鶴@NPC:「恐らくですけれど、これは瑞鶴が決めるべきことでしょうし」
23:04:翔鶴@NPC:「……姉よりも、気の良い友人の方が話しやすい、ということもあるかもしれませんからね」
23:04:翔鶴@NPC:「……少しだけ、悔しいですけど」 そう言って、苦笑して
23:05:龍驤@2-597:「そうやなぁ。本当ねぇ…まぁ、無いモノ頼りは出来へんし置いておくとするかね」と、残りを飲み干しつつ
23:06:龍驤@2-597:「まっ、付き合ってくれてありがとな? こっちとしても、気にならへんことじゃ無かったしねぇ」
23:06:翔鶴@NPC:「いえいえ。こちらも相談出来て良かったです」
23:07:翔鶴@NPC:「こちらこそ、ありがとうございます」
23:08:龍驤@2-597:「力になりきれるかは分からへんけど、やってみるかねぇ…さてはて」ってことで、一幕目は切るか


シーン1-4/裏:龍驤「お前さんもまた、変わらへんのなぁ」[]

23:38:龍驤@2-597:つーことで次は提督(NPC)さんおいで(手招きつつ
23:39:龍驤@2-597:仕事帰りにでも引っ掛けよう。ちょいと酒でも呑まんかとね
23:39:提督@2-246:え、俺?
23:39:提督@2-246:いや、いいけどさ……w
23:39:龍驤@2-597:うん、そっち
23:39:提督@2-246:珍しいなー……とか何とか言いつつ、かな
23:40:龍驤@2-597:とは言え、この人が動いているのは割とアレである
23:45:龍驤@2-597:さてと、ではー…まぁ、鎮守府近くにどこか酒が呑める…居酒屋で良いか、そこに連れて行こう
23:46:龍驤@2-597:「たまには、ってことでな?」とでも誘ったんだろう。実際暫くここ開けてた訳だし
23:46:龍驤@2-597:聞きたい話も色々あるだろう。尤も、今回はある意味特別な要件ではあるが…
23:48:提督@2-246:ともあれ、そんな形で呼び出され……って所か
23:49:龍驤@2-597:ですのぅ
23:49:提督@2-246:店は提督さんもそれなりに知ってるだろうし
23:49:提督@2-246:なんとかなるなる
23:52:龍驤@2-597:ってことでお酒じゃあい
23:55:龍驤@2-597:お店について、席を確保してーって所から始めるかな?(途中は端折る
23:55:提督@2-246:おう、了解
23:56:龍驤@2-597:「ふぅ…今日も一日、って所かねぇ」と乾杯しつつ
23:56:提督@2-246:「おう、お疲れ様……だな」
23:57:提督@2-246:(と、杯を鳴らしつつ
23:57:龍驤@2-597:で、呑んで…と
23:58:龍驤@2-597:暫くは取り留めのない内容だろう。何があったかーとか、新人がどうのだとか
23:58:提督@2-246:あー、大変だったなー。とかそんな適当な話をこなして
23:59:龍驤@2-597:「成程ねぇ。そっちはそっちで色々あったんやなぁ」と。この子は嗜む程度にちびちびと
23:59:龍驤@2-597:酒も嗜みつつ
00:00:提督@2-246:「まあ……俺は大したことやってないけどな」 それなりに飲みつつ、おつまみ食べつつ
00:01:龍驤@2-597:「お前さんもまた、変わらへんのなぁ。まぁ、簡単に変わるようなモノじゃない、ってのは分かってるがねぇ」
00:01:提督@2-246:「……?」
00:02:龍驤@2-597:「となると、変わったのは…お前さんではない、ってことかねぇ」
00:04:提督@2-246:「えーっと……?」 龍驤の語調を汲み取ったのか、少し真面目な顔つきに変わりつつ
00:05:龍驤@2-597:「皆まで言った方がええんかいな? お前さんも…まぁ、実際話聞きたかったのもあるけど…」
00:06:龍驤@2-597:「お前さんも分かっているやろう。どうも、お前さん、そして瑞鶴の間がピリピリしている。そして大和も最近作業にこもって滅多に見かけへんなぁ」
00:07:龍驤@2-597:ちびり、と呑み、その杯を置いて
00:07:提督@2-246:その言葉に、少し反応して
00:07:龍驤@2-597:「で、何あったんや?」
00:08:提督@2-246:「よく……いや、流石に気づくか」
00:08:龍驤@2-597:「あんだけ露骨ならねぇ…」と、若干呆れつつ
00:11:提督@2-246:「はぁ………だろうな」 と言い、酒を一口
00:14:龍驤@2-597:「奴さん…大和も、向こうでちょいと呑んだ時と、変わってる感じがするしな。つーことは、戻ってからの期間にナニカあった、としか言えへんからな」
00:14:提督@2-246:「………どこまで聞きたいんだ?」
00:15:提督@2-246:「正直なところ……出来るだけ、話したくはないんだけどさ」
00:16:龍驤@2-597:「時間が解決する。確かにその線もゼロではあらへんけど」
00:16:提督@2-246:「………それだけは無いだろうな、今回に限っては」
00:16:龍驤@2-597:「今、解決する見込みがあるんかいな。あるよーなら、流れに任せるのも一手やな」
00:19:龍驤@2-597:「完全な部外者やし、無理に、とは言わへんで。ウチは…まぁ、ここにいる面々よりは年食ってるやろうしな、それでも気にならへんことは無いやろう」
00:20:龍驤@2-597:「お前さんの力のみで解決出来るよーなら止めへんよ。所詮って言っちゃアレやけど、こういう流れ者な身やしな」
00:21:提督@2-246:「…………分かんないんだよな。どうなるか」
00:22:提督@2-246:「誰の問題かって言うと………多分、俺の問題だからさ」
00:24:龍驤@2-597:「まっ、最終的な解決はお前さんが多分、鍵になってるんじゃないかと思う。勘やけど」
00:25:提督@2-246:「………」
00:26:龍驤@2-597:「とは言え、外的な要因は2つやろ。言わずもがな、あの2人」
00:27:龍驤@2-597:「で…どーしたいんや、お前さんは」と中身少ない杯の中身振りつつ
00:29:提督@2-246:「どうにかしたいけど、どっちにもしたくない……か」
00:29:提督@2-246:「……二律背反、ってあるだろ」
00:30:龍驤@2-597:「あるな」
00:31:提督@2-246:「………多分、それだ」
00:32:提督@2-246:杯に残ってたお酒を、喉に流し込みつつ
00:34:龍驤@2-597:ふぅ、とため息をつきつつ
00:35:龍驤@2-597:「物事には因果関係っちゅーのがある。簡単に言えば原因、それと結果や」
00:41:提督@2-246:「? ああ、そうだな」 まず一つ、相槌を打って
00:42:龍驤@2-597:「ここまでに積み重ねてきた全て、という"因"が、今この状況、という果を生み出している…」
00:43:龍驤@2-597:「自由とは素晴らしい物や、汝の為したいように成すが良い。但し、それには…いつぞや言った"責"も発生する」
00:44:龍驤@2-597:「…で、話戻すけど。確かに何もしない、後で、っちゅーのも選択肢の一つやけど」
00:45:龍驤@2-597:「この状況。いつまで続くんやろうなぁ?」普段と、変わらぬ調子で
00:46:提督@2-246:「………俺がなんとかするまで、か」
00:47:龍驤@2-597:「それも一つ。それに、もー一つ解決の選択肢もあるねぇ」
00:48:龍驤@2-597:「自然の流れで…このまま流れに任せる、ってのも"因"足りうるだろーねぇ」
00:49:提督@2-246:「………また"何かが起こるまで"現状維持、か」
00:49:龍驤@2-597:「尤も、その"果"がどーなるのか。お前さんは解決しないでだろう、って道を示しているな」
00:50:龍驤@2-597:しないであろう
00:51:龍驤@2-597:「最終判断はお前さんや。それもこれも、全ての因果が集まって、今が作られてるんやしな」
00:52:提督@2-246:「…………」
00:53:龍驤@2-597:「全てを両立することは難しい。それは、ウチもよー分かってるからなぁ…」
00:54:龍驤@2-597:「あの時の選択肢が正解だったか、何て未だに分からへんよ。いやはや、ねぇ」と過去を懐かしむように
00:56:提督@2-246:「………答えを、出したく無いのかもな」
00:57:龍驤@2-597:「それが出来れば、苦労はせぇへんよ」とちびり、ちびりと呑みつつ
01:00:提督@2-246:「出来れば、な…………」 自分の杯にお酒を注ぎながら、揺れる杯の水面を眺めて
01:05:龍驤@2-597:「…まっ、まだ今のままなら軋んでいくだけやろうな。いつかは、崩れるだけ、かねぇ」
01:07:龍驤@2-597:「永遠の変わらないモノなんて非へん。物理的であっても、精神的であってもねぇ?」酒を杯に入れつつ
01:10:提督@2-246:ゆっくりと、テーブルにうなだれかかり
01:11:提督@2-246:「……そうだな」
01:12:提督@2-246:表情を腕で隠したまま、それだけを絞り出すように告げて
01:15:龍驤@2-597:入れた酒を、一気に呷り
01:16:龍驤@2-597:一息をつきつつ
01:16:龍驤@2-597:「…率直に言おか。"今"はまだゆったりと、だが確実に軋んでいるだけに見える」
01:17:龍驤@2-597:「だが、これが崩れるのもそう遠くないように見える…まぁ、これも"勘"っていう不確定な物やけど」
01:17:提督@2-246:「………ああ、そうだな」 表情を見せないまま、確かにその言葉を肯定して
01:18:龍驤@2-597:「短い時間やけど…いつぞやにも言ったなぁ。ウチはお前さんの味方はするよ、ここにいる一人として、ね」
01:19:龍驤@2-597:「結論を決めきれんようなら、後押ししたる。それだけは言っておくかね…」
01:19:龍驤@2-597:「尤も、その結果どーなるかは知らへんし、その前に解決すりゃ一番やけどなぁ」とやれやれ、と言った感じで
01:21:提督@2-246:「……俺は、別にいいんだ」
01:21:提督@2-246:「そう、俺よりも………………いや、いいや」
01:23:龍驤@2-597:「どれかは分からへんけど、まだそこには手は付けへんよ。お前さん、いつもの如く言いたかないよーやし」
01:24:龍驤@2-597:「まぁ、一番問題なのは…そこ、やろうし」と目星はつけつつ
01:25:提督@2-246:「………」 言葉は返さず
01:28:龍驤@2-597:「変わってないのはお前さんだけ。でも、お前さん、それに周りもこの年の瀬…」
01:28:龍驤@2-597:「色々と、"選択"しなきゃならへんようやな」
01:34:龍驤@2-597:「…さて、と」と空になった杯を持ちつつ
01:34:龍驤@2-597:「ああ、付きあわせて悪かったなぁ。とは言え…ジブンが一番分かってるんやろ。こー発破掛けずに動いて貰えるのが一番なんやけどなぁ…」
01:35:提督@2-246:「………それは一番、痛いほど、わかってる」
01:36:龍驤@2-597:「もう少し、時間はある筈や。ゆっくりと、でも後悔しない結論を出すんやで…」
01:36:龍驤@2-597:「ウチは、お前さんの味方や。例え、どういう選択をしようと…な」
01:39:龍驤@2-597:こう、言い残して第二幕は終えようかね
01:39:提督@2-246:こっちは、まだしばらくその場に残って……かな
01:40:龍驤@2-597:御代は払っておこう。こちらはシーンアウトしようか


ミドル/裏翔鶴「……瑞鶴、居る?」[]

21:46:翔鶴@NPC:……寄宿舎の廊下を静かに歩き
21:49:翔鶴@NPC:自室ではない、とある部屋の前に赴いて、その戸を叩きます
21:49:翔鶴@NPC:「……瑞鶴、居る?」
21:52:瑞鶴@NPC:……すると、扉の向こう側
21:52:瑞鶴@NPC:部屋の中から虚を突かれたような物音がして
21:57:瑞鶴@NPC:『えっ……翔鶴姉?』 そんな、驚く声が中から届く
22:03:瑞鶴@NPC:その言葉から、そう間を置かずに
22:03:瑞鶴@NPC:『ちょ、ちょっと待ってて!すぐ片付けるから!』
22:03:瑞鶴@NPC:と言う言葉が室内から帰ってくる
22:08:翔鶴@NPC:その言葉を聞き……
22:14:翔鶴@NPC:「ううん。いいの、このままで」
22:15:翔鶴@NPC:答えて、扉に背を向けしゃがみ込む
22:17:瑞鶴@NPC:『翔鶴姉……?』
22:36:翔鶴@NPC:その問いには応じず
22:36:翔鶴@NPC:「瑞鶴……少し、ここに居させてもらってもいい?」
22:43:瑞鶴@NPC:『え………う、うん……いい、けど』
23:00:翔鶴@NPC:では………瑞鶴の言葉を聞いて、その場に留まりましょうか
23:11:瑞鶴@NPC:こっちも、なんとなく内側から扉に背を預けて
23:34:瑞鶴@NPC:言葉は返さずに、扉越しに背中を合わせたまま………
23:35:瑞鶴@NPC:『……翔鶴姉』
23:37:翔鶴@NPC:「なあに? 瑞鶴」 普段と変わらぬ調子で
23:59:瑞鶴@NPC:『どうして………』
00:00:瑞鶴@NPC:それだけを呟いて…再び、口を噤んで
00:00:翔鶴@NPC:「………」
00:04:翔鶴@NPC:「………話さないから、よ」 優しげな口調で言葉を返す
00:05:瑞鶴@NPC:「え………」
00:07:翔鶴@NPC:「瑞鶴が、私に話さない」
00:07:翔鶴@NPC:「なら……"そう言うこと"なんでしょう?」
00:09:翔鶴@NPC:「だから、瑞鶴が言わないのなら私も聞かないの」
00:24:瑞鶴@NPC:『…………』
00:26:翔鶴@NPC:「でも、そうね」
00:29:翔鶴@NPC:「私から言うことがあるとすれば……」
00:30:瑞鶴@NPC:黙ってそれを聞いて
00:36:翔鶴@NPC:「……"瑞鶴が思うこと"をしなさい」
00:38:瑞鶴@NPC:「私が、思うこと……?」
00:39:翔鶴@NPC:「ええ」 なおも優しく語りかけ
00:41:翔鶴@NPC:「瑞鶴が今、何かに悩んでる……これは私にも分かるけれど」
00:42:翔鶴@NPC:「悩んで、どうするかを決めるのは瑞鶴だもの」
00:42:瑞鶴@NPC:『…………』
00:50:翔鶴@NPC:「だから……」
00:52:翔鶴@NPC:「まずは、"やらなければいけないこと"から始めてみましょう?」
00:55:翔鶴@NPC:「きっと、それは瑞鶴の"やりたいこと"だから」
00:56:瑞鶴@NPC:『………うん』
00:57:瑞鶴@NPC:微かに、首肯して
00:57:翔鶴@NPC:首肯は見えずとも、微笑んで
00:57:翔鶴@NPC:「それと、もう一つ」
00:58:翔鶴@NPC:「……それでもやっぱり、ちょっと心配だから」 そう、苦笑して
00:59:翔鶴@NPC:「どうしようもない時は、私に話してもいいのよ?」
01:01:瑞鶴@NPC:その言葉に少しだけ、声を柔らかくして
01:01:瑞鶴@NPC:『………うん、ありがと。翔鶴姉』
01:12:翔鶴@NPC:「ええ、どういたしまして」
01:16:翔鶴@NPC:目を閉じて微笑みをたたえたまま答えて……
01:17:翔鶴@NPC:「じゃあ、私は行くけれど………もう、大丈夫ね?」 そっと、扉から背を離しつつ
01:32:瑞鶴@NPC:『………』
01:33:翔鶴@NPC:「……もう」 少し困ったように笑って
01:35:翔鶴@NPC:「今、分からないのならそれでいいわ」
01:36:翔鶴@NPC:「でも……もし、瑞鶴が何かを感じたなら」
01:37:翔鶴@NPC:「それに、正直に動いてみなさい?」
02:50:瑞鶴@NPC:『……うん』 扉越しに頷いて
02:51:翔鶴@NPC:その返答をしっかりと受け取って
02:51:翔鶴@NPC:「じゃあ、今度こそ行くわね?」
02:52:翔鶴@NPC:「また後で、ね。瑞鶴」
02:52:瑞鶴@NPC:『……うん、また後で。翔鶴姉』
02:53:翔鶴@NPC:扉の向こうの、"妹"に手を振って………


ミドル/艦隊帰投前:瑞鶴「……提督さん」[]

00:30:翔鶴@NPC:さて……では、大和さんが轟沈した艦隊戦終了時、ですね
00:31:龍驤@2-597:艦隊戦終了後、帰投する前に、安全圏まで動いて、こちらから指揮も取りつつ連絡しましょう
00:32:翔鶴@NPC:通信機を取って……
00:33:翔鶴@NPC:『はい、こちら彷徨うブラック鎮守府です』 と、切りだしましょうか
00:34:龍驤@2-597:「ん、こちら龍驤や。ちょいと一時的に指揮権がこっちに渡っとるし報告の方を入れるで」
00:36:龍驤@2-597:「まぁ、簡潔に報告の方行くで」と要件の方を
00:36:翔鶴@NPC:『……! わかりました、報告をお願いします』 少し、気を引き締めた声で
00:37:龍驤@2-597:「まず敵艦隊7隻中、2隻は取り逃がした。詳しくは後やけど、改級は逃し、大型艦は逃さず」
00:38:龍驤@2-597:「こっちの被害状況は大和が轟沈判定、ウチが中破判定やな。ああ、奴さんなら無事やで、と付け加えておくで」
00:40:龍驤@2-597:「あまり長々報告しとると傍受されるし…兎も角、作戦は成功、喪失艦娘はおらへん」
00:40:龍驤@2-597:「では、通信を切るで」ということで、切りましょうか
00:41:翔鶴@NPC:『……了解しました。お疲れ様です』 と、こちらも通信を切って
00:43:翔鶴@NPC:………………………………………………
00:43:翔鶴@NPC:……………………
00:48:翔鶴@NPC:……通信を終えて
00:48:提督@2-246:「……どうだったって?」
00:54:瑞鶴@NPC:翔鶴姉の言葉を待って
00:55:翔鶴@NPC:「通信は龍驤さんから。……提督、報告を行います」
00:55:提督@2-246:「龍驤……?」 と、引っかかりを覚えて
00:59:翔鶴@NPC:「戦闘結果は勝利。ですが敵艦2隻を取り逃した模様です」
00:59:翔鶴@NPC:「それと……」
01:03:翔鶴@NPC:「……こちら側の損害が、龍驤さんの中破。及び、大和さんの轟沈判定です」
01:05:提督@2-246:「……っ!」 その言葉に思わず席を立って
01:07:瑞鶴@NPC:提督さんが席に立つと同時に
01:08:瑞鶴@NPC:提督さんを静止するように、水平に腕を伸ばして
01:08:瑞鶴@NPC:「……大丈夫、翔鶴姉。続けて」
01:11:瑞鶴@NPC:提督さんに背を向け、言葉を発し
01:11:提督@2-246:瑞鶴の動作を見て、動きと声を止めて
01:12:翔鶴@NPC:…瑞鶴の言葉を聞いて、続けましょうか
01:14:翔鶴@NPC:「…では、続けます」 一言置いてから
01:15:翔鶴@NPC:「轟沈判定こそ受けたものの、喪失艦は無し」
01:17:翔鶴@NPC:「現在、鎮守府に向けて帰投中のようです」
01:18:瑞鶴@NPC:「……大和の状況は?」
01:18:瑞鶴@NPC:(片腕で、提督さんを静止したまま
01:19:翔鶴@NPC:「龍驤さん曰く……『無事』、とのことです」
01:21:翔鶴@NPC:「報告は以上です」 と、一言述べて
01:21:瑞鶴@NPC:「ん……了解。ありがと、翔鶴姉」 と、お礼を言い
01:25:瑞鶴@NPC:「……提督さん。ドックの使用許可、いいかな?」 
01:27:瑞鶴@NPC:提督さんに顔を見せないまま、告げて
01:28:提督@2-246:瑞鶴のその言葉で、静止されていた身体を取り戻して
01:30:提督@2-246:「あ……ああ。おっけ、ドック使用の許可。と……」
01:31:提督@2-246:多少うろたえつつも、許可を出して
01:32:瑞鶴@NPC:「……翔鶴姉。ゴメン、ドックの使用準備、お願いしていい?」
01:33:翔鶴@NPC:「……ええ、分かったわ」
01:34:翔鶴@NPC:「それでは失礼します、提督」 と、退室の言葉だけを残して
01:36:翔鶴@NPC:ドックの準備をするために、少し駆け足で退室しますね
01:37:提督@2-246:その様子に、声を出すこともできずに
01:38:瑞鶴@NPC:翔鶴姉の退室を見送って……
01:38:瑞鶴@NPC:……足音も聞こえなくなった頃
01:40:瑞鶴@NPC:伸ばしていた腕を下ろして……ふと、提督さんの方に振り返って
01:43:提督@2-246:瑞鶴に、少しだけたじろいで
01:45:瑞鶴@NPC:「……提督さん」 やや俯き、表情を見せないように
01:46:提督@2-246:「瑞、鶴………?」
01:47:瑞鶴@NPC:今度は、提督さんの方に手を伸ばして
01:48:瑞鶴@NPC:提督さんの服を軽く、けれどもしっかりと握って
01:48:瑞鶴@NPC:「……私は、大丈夫だから」
01:49:瑞鶴@NPC:顔を上げて、提督さんに笑いかけて
01:50:瑞鶴@NPC:「今はまだ、私は大丈夫」
01:50:瑞鶴@NPC:「だから………」
01:51:瑞鶴@NPC:握った手を、ゆっくりと離して
01:51:瑞鶴@NPC:「……だから、皆の所に行ってあげて?」
01:53:提督@2-246:「………っ、でも」
01:55:瑞鶴@NPC:「……ダメだよ、提督さん」
01:56:瑞鶴@NPC:「私はまだ、後でも大丈夫」
01:56:瑞鶴@NPC:「だから……ね?」
01:56:提督@2-246:「……………」
01:57:瑞鶴@NPC:提督さんに、笑いかけて
01:58:提督@2-246:逡巡するような、後ろめたいような、そんな表情をして
01:59:提督@2-246:ようやく
01:59:提督@2-246:「………わかっ、た」 そう、了承の言葉を絞り出して
02:00:瑞鶴@NPC:「……うん」 頷きを返し
02:00:瑞鶴@NPC:「……私は、"今やらなきゃいけないこと"をやるから」
02:01:瑞鶴@NPC:「だから……、提督さんも」
02:02:提督@2-246:「………今、やらなきゃいけないこと」
02:04:瑞鶴@NPC:肯定するように、微笑んで
02:05:瑞鶴@NPC:「それじゃ……私も準備、してくるね?」
02:06:瑞鶴@NPC:そう言って、ひらりと提督さんに背を向けて
02:06:瑞鶴@NPC:「……お願い、だからね?」 その一言だけを残し
02:07:瑞鶴@NPC:……こっちも、退室しようかな
02:10:提督@2-246:……瑞鶴が退室した後
02:10:提督@2-246:独り残された執務室で
02:11:提督@2-246:自分の来ている軍服の、
02:11:提督@2-246:先ほど、瑞鶴が握っていた箇所を握ってみる
02:12:提督@2-246:……少しだけ、微かな温かさを感じた気がして
02:13:提督@2-246:「………"お願い"」
02:14:提督@2-246:「………"今、やらなきゃいけないこと"」
02:15:提督@2-246:瑞鶴に言われた言葉を繰り返し、自分の口で言い直してみて
02:16:提督@2-246:………もう一度服をしっかりと握りしめて、顔を上げる
02:18:提督@2-246:大きく息を吸って、吐いてみた
02:20:提督@2-246:……さっきまで脳内を占めていた暗がりが少し晴れた気がして
02:23:提督@2-246:「……うっし、気合入った」
02:24:提督@2-246:一言だけ、口に出してみて
02:25:提督@2-246:一歩、また一歩、と、歩き始める
02:25:提督@2-246:次に自分がやるべきことが、何なのかを考える為に
02:26:提督@2-246:少しずつ、少しずつ、その歩を速めていって………


シーン2-1/裏:大和「さて……こんな所に呼び出して、何事ですか?」[]

16:29:龍驤@2-597:ちょっと大和さんおいで(くいくい
16:29:大和@2-866:ひぃ……
16:29:龍驤@2-597:やるぞ(簡略)
16:30:大和@2-866:裏とか全然やった事無いのでお手柔らかに……(ビクビク
16:31:龍驤@2-597:無言の腹パンをとりあえずぶっぱしておこうそうしよう
16:31:大和@2-866:暴力ハンターイ
16:31:大和@2-866:して、状況は
16:31:龍驤@2-597:場面は2サイクルの1の裏辺りで良いんじゃないかね。お話でもしよう
16:32:大和@2-866:あっはい。
16:32:龍驤@2-597:場所は翔鶴さん呼んでたあの部屋再利用でもするか
16:34:大和@2-866:「さて……こんな所に呼び出して、何事ですか?」むぅ、と
16:35:龍驤@2-597:「…そりゃあ…ねぇ?」
16:35:大和@2-866:「………?」解せぬ、という表情で
16:35:龍驤@2-597:「察しろ、っちゅーのはお前さん苦手としてるの分かるから直接言っとくかねぇ」
16:37:龍驤@2-597:「まぁ、先の艦隊戦の不調…は、実際運の要素も確かに絡んでおったけど」
16:38:龍驤@2-597:「…どーも集中力若干落ちてなかったかいな?」
16:39:大和@2-866:「まあ、確かに上手く動けてはいませんでしたが……」
16:40:大和@2-866:「……全てが悪い方に噛み合ってしまったという点以外は、然程調子が悪いとは思ってはいなかったのですが」
16:40:大和@2-866:むぅ……と、先の戦いを思い出しつつ
16:42:龍驤@2-597:「確かにそう、運が悪く、噛み合いも悪く…なんやがちょいと引っかかってな」
16:44:大和@2-866:「心配性といいますか、なんといいますか……」
16:47:龍驤@2-597:「まぁ、不調の直接の原因とは言い切れん以上一旦置いておこう。本題では無いことやし」
16:48:龍驤@2-597:「で、本題に移るとするかねぇ」
16:48:大和@2-866:「本題、ですか?」
16:49:龍驤@2-597:「まっ…簡単であって、もしかしたら難しいことかもしれへん」
16:50:龍驤@2-597:「お前さん、定期的に提督の所行ってる、ってのは以前から把握してたけど、それがめっきり無くなっとる」
16:50:龍驤@2-597:「それと同時期に、提督と瑞鶴がピリピリしとったけど…」
16:50:龍驤@2-597:「お前さん、何か知らへんかね、とね」
16:51:大和@2-866:「いえ、特には知りませんが……」
16:51:大和@2-866:それ、本当に私に関係あるんですか?   と呆れたような様子で龍驤の問いに答え
16:52:龍驤@2-597:「後者は知ってるか、知らないかだから置いとくとしても、前者はジブンのことやろ?」
16:52:大和@2-866:「ああ、その事でしたら……」
16:52:大和@2-866:「強いて言うのであれば……能率化、でしょうか?」ふむぅ、と
16:54:龍驤@2-597:「能率化? …ああ、言葉の意味は分かってるからええで」
16:54:大和@2-866:「私が不在にしていた時期も上手いことやれていたようですし……」
16:54:大和@2-866:「それなら、私が提督と一緒に居るよりも別々の場所で別のことをしたほうが効率的だと思いません?」
16:55:大和@2-866:ほら、そうじゃないですか。といった感じにジェスチャーを行いつつ
16:56:龍驤@2-597:「そりゃ、回るようにはなっておるからな。だとしても…あまりにも"急"すぎるんや」
16:57:龍驤@2-597:「お前さんの癖なのか何なのかは知らへんが…ああ、ここも提督にもちょいと示したけど因果で示してみるかねぇ」
16:57:大和@2-866:「……善は急げとか、思い立ったが吉日とも言いません?」
16:58:龍驤@2-597:「お前さんの場合はこう、や」
16:58:龍驤@2-597:「"急"に行かなくなるという結果、それには何かしら原因がある」
16:59:龍驤@2-597:「以前の例を蒸し返すとや…まぁ、これについてはもうええとするから例示用やで」
17:00:龍驤@2-597:「お前さんが心を閉ざすという結果、それを生み出したのは提督とのやりとりっていう原因があったな?」
17:00:大和@2-866:「むぅ……」
17:01:龍驤@2-597:「お前さんは割とこの因果に基づいた行動が多い、今まで見ていたからの結果や」
17:01:龍驤@2-597:「だから、善は急げ、能率化…」
17:02:龍驤@2-597:「そうでは無い。何かしら"原因"があるからこそ、結果が生み出されている…」
17:04:龍驤@2-597:「無から有は作られない…しかも今までの行動から逸脱している行動」
17:04:龍驤@2-597:「…何があったんや?」
17:04:大和@2-866:「とはいえ……今回は、特に思い当たる節も無いのですが」むっすぅ
17:04:大和@2-866:「強いて言うのであれば……一時的にここを離れる事となったのが挙げられそうですが」
17:06:龍驤@2-597:「そこは違うやろうな。そこは原因足りうらないと思う」
17:07:龍驤@2-597:「ここを離れたことなら今だけの話では無いやろう。お前さんは…ある意味逃避行で1回外に出ているな」
17:07:大和@2-866:「とはいえ……そこで大丈夫そうだと再認識した程度ですよ?」
17:08:大和@2-866:「前回は、そこまで見ている余裕もありませんでしたし……後から聞いた話では、提督も風邪を引いていたそうですし」
17:13:大和@2-866:「……龍驤さんに、一つお尋ねします。」
17:13:龍驤@2-597:「…何かね」
17:14:大和@2-866:「私は、既に大丈夫であろうと判断して行動したのですが……龍驤さんから見たら、時期尚早だったのでしょうか?」
17:15:龍驤@2-597:「ああ、少しだけ認識の齟齬があるかもしれへんな。仕事に関しては、時期尚早とは思ってへんよ」
17:16:龍驤@2-597:「むしろ、ここは本来なら皆で回すべき…以前のようなお前さんがほぼ一手に引き受けていた。って状況はあまり望ましくない筈や。鎮守府、という場所においてはね」
17:17:大和@2-866:「……ふむ」
17:19:龍驤@2-597:「ウチが聞きたいのは仕事において、や無く…それ意外ですら見かけることが無くなってる点や」
17:19:龍驤@2-597:「急…っちゅーのは何もこれだけの話やなくてな」
17:21:龍驤@2-597:「先にお前さんは知らん、って言うた提督と瑞鶴のピリピリ、それと提督の所にお前さんが行かなくなったがピタリと当てはまっておってな」
17:22:大和@2-866:「んー……先ほどの理由では、駄目でしょうか?」
17:23:龍驤@2-597:「…まっ、戻ってきてから一切合切、小さいことですら無いっちゅーならしゃーないねぇ」
17:23:大和@2-866:少し、困ったような笑顔で
17:23:大和@2-866:「少なくとも……私自身は、提督や瑞鶴さんの事は存じ上げません。」
17:24:大和@2-866:「そして……私に他の理由があったとしても、”それ”は提督や瑞鶴さん達とは関係のない事ですので」
17:25:龍驤@2-597:「おーけいおーけい、お前さんが本当に小さなことですら無いっちゅーようなら何も無かったんやろう」
17:26:大和@2-866:「……ありがとうございます」
17:26:龍驤@2-597:「無から有は作れへん。これは言った通りやな」と背もたれによしかかりつつ
17:27:龍驤@2-597:「ん、色々と聞いて悪かったな。お前さんはお前さん…ってことやな、うむ」
17:28:大和@2-866:「しかし、提督や瑞鶴さんですか……」
17:29:大和@2-866:「………まあ、良いでしょう。」
17:30:大和@2-866:「私が何かをしようとしても、悪い結果にしかならなさそうですから」
17:30:龍驤@2-597:「…。話は、こんな所や。貴重な時間をありがとうな」
17:30:大和@2-866:「いえ、こちらこそ色々とありがとうございました」
17:31:大和@2-866:「それでは、私はこれで……」と言いながら席を立ち
17:31:龍驤@2-597:「ああ、おつかれさん」と見送ろう
17:32:大和@2-866:こちらはそのまま退室かな
17:32:龍驤@2-597:止めはしないのよ。完全に足音が去るまで待とう
17:33:龍驤@2-597:で、いなくなり、近くの気配も無くなったのを確認して
17:34:龍驤@2-597:「うむ、やはりあいつにとっては小さいこと、提督にとっては大きいこと。ソレは存在してそう、やな」と再確認
17:35:龍驤@2-597:「とは言え…恐らくあいつは意図的にか、無意識にか端に追いやってる可能性も有り…と」
17:36:龍驤@2-597:「どっちにしろあいつが言わん以上…か。で、瑞鶴の方は良いんやったな」
17:36:龍驤@2-597:「だとするとー…」と考えつつ
17:36:龍驤@2-597:第三幕は〆てしまおう


シーン2-2/前:龍驤「…で、そっちから呼びかけーっちゅーことは?」[]

18:01:龍驤@2-597:ということで翔鶴さんおいで。時系列は大和の後、つまり2-1後から2-2前で、仕事の合間にでも…様子変わったの気がついてかねぇ
18:01:翔鶴@NPC:あ、はい
18:04:龍驤@2-597:2-2の裏でも良いか。場面選択はお任せしよう
18:05:翔鶴@NPC:なら、今度は龍驤さんの意をお聞きしてから
18:05:翔鶴@NPC:場所は同じ、ですが今度は私が諸々の準備をする……と、言うことで如何でしょう?
18:06:龍驤@2-597:場所もお任せかなー、情報入り次第、且つ情報握ってるのでそっちにお任せよ!
18:07:翔鶴@NPC:では……前回と同じ場所に
18:07:龍驤@2-597:すっかりお馴染みとなってしまった一室に二人、かな
18:10:龍驤@2-597:「…で、そっちから呼びかけーっちゅーことは?」と周りに気配無いこの部屋で二人、かな
18:13:龍驤@2-597:「そっちについては、大方まとまった…そんな感じかね?」
18:13:翔鶴@NPC:「はい、龍驤さんにはお話しておいた方がいいかと思いまして」
18:14:翔鶴@NPC:机の上にはこちらが用意したお茶と、手軽なお菓子類を並べて、ですね
18:14:龍驤@2-597:「ほぅ。まぁ、確かに関わってはおるし…ああ、ありがとな」と茶、菓子は貰おう
18:15:翔鶴@NPC:「と言っても、簡単な話なのですが………」
18:16:翔鶴@NPC:「……前回、龍驤さんにはお話したと思いますけど」
18:17:翔鶴@NPC:「"私は見守る"……と」
18:17:翔鶴@NPC:「そのことを瑞鶴に、直接話しました」
18:18:龍驤@2-597:「ああ、聞いとるし、実際こっちも手は出してなかったが…ほぅ、成程なぁ」
18:19:翔鶴@NPC:「まあ……こんな私でも、瑞鶴にとっての"翔鶴姉"ですから」 そう言って、笑って
18:22:翔鶴@NPC:「私は見守る。瑞鶴は自分に正直に、後悔しないようにしなさい……と」
18:22:翔鶴@NPC:「姉として、言うべきことは言ったつもりではあります」
18:23:翔鶴@NPC:「これで、良かったのかは………どうでしょうかね?」
18:24:龍驤@2-597:「んな物、ウチにも分からへんよ。ただ、何かしら影響は与えて…」
18:25:龍驤@2-597:「軋みは少なくなった筈。全てが解決、では無いけどなぁ?」
18:26:翔鶴@NPC:「だと、良いのですが……」
18:26:翔鶴@NPC:そっと目を閉じて
18:26:翔鶴@NPC:「……後は瑞鶴自身の問題だと、私はそう思っていますから」
18:28:龍驤@2-597:「まっ、そりゃあ…なぁ。最終的な解決はあいつらの決断次第やろうしな」と肘を机に、手を合わせて、重ねた手に顎を乗せ
18:29:龍驤@2-597:「ああ、そうそう…これだけは再確認が必要と思ってな」
18:30:龍驤@2-597:「大和、あいつが執務室に滅多に顔を出さなくなったのも、ここに戻ってきてから…で、合ってるよな?」
18:31:龍驤@2-597:「瑞鶴に関しては、もう芽吹くのを待つだけ。後は2人次第かもしれんのやけどな」
18:32:翔鶴@NPC:「ええと………そう、ですね。はい」
18:32:龍驤@2-597:「可能性やで? ただ、これが阻害要因になりうる可能性はまだ残ってる物でな…」
18:33:龍驤@2-597:「お前さんも、瑞鶴を含めて、皆が平穏に…それを望んでるよな」と確認を込めて
18:34:翔鶴@NPC:「……ええ」
18:35:翔鶴@NPC:「瑞鶴も、提督も、皆さんも……私は、皆さんと共に居る、今の鎮守府が好きですから」
18:35:龍驤@2-597:「なら、もー一押し必要かもしれへんなぁ。ふむぅ…」と考える
18:35:龍驤@2-597:「そうやな。ウチも、ここは嫌いじゃあ無いしねぇ」
18:39:翔鶴@NPC:「だけど、答えを出すのは私じゃありませんから」
18:40:翔鶴@NPC:「だから……私は、待ちます」
18:41:龍驤@2-597:「そうやな。ともあれ…」
18:41:龍驤@2-597:「一押しは間違いなく悪い方向では無く、羅針盤の向きは良い方向に動く切っ掛けにはなった感じかねぇ」
18:43:翔鶴@NPC:「………はい」 そう言って、お茶を飲み
18:44:龍驤@2-597:「まっ、芽吹くまではもーちょい結果が掛かりそうやな…さてと、芽吹く前にもー少し細工は必要かねぇ…うむぅ」と、こちらも茶を飲みつつ
18:45:龍驤@2-597:「もーあと少し。全貌は見えてないけど、あそこにもう一押しは必要そうやな」と呟き、考えつつ
18:47:龍驤@2-597:ゆったりと一時休み。四幕は簡単だけど〆てしまおう


シーン2-3/裏:「おう、いるでー。入っても構わんで?」[]

15:02:龍驤@2-597:やるぞ(意訳)
15:02:提督@2-246:お、おう……w
15:03:龍驤@2-597:翔鶴からも話キいたし、瑞鶴については任せてくれってことだし向こうは任せる
15:04:龍驤@2-597:ということで、戻って提督(NPC)と再度お話だな!
15:04:提督@2-246:ふえぇ……
15:05:龍驤@2-597:場面は…もうあそこ便利だし繰り返し使うとしよう。手空いた時にでも捕まえよう
15:07:龍驤@2-597:ってことで茶と菓子は用意してる、いつ頃に来てくれとの連絡はしておこう
15:08:龍驤@2-597:ということで提督さんいらっしゃい。待っているぞ
15:09:提督@2-246:じゃあ、龍驤が待っていると
15:09:提督@2-246:時間になる頃に、コンコンと軽いノックの音が聞こえて
15:10:龍驤@2-597:「おう、いるでー。入っても構わんで?」と声を掛けよう
15:12:提督@2-246:「よっ。呼び出されるのも珍しいな……って言っても、この間話したとこだけどさ」
15:12:提督@2-246:と、言いつつ扉を開けて部屋に入りましょう
15:13:龍驤@2-597:「せやな。まぁ、とりあえずどうぞ、やな」と着席促す
15:14:龍驤@2-597:後、魔法瓶からお茶を淹れつつ
15:16:提督@2-246:「……っと、借りるぞ」 一言断りを入れつつ、適当な椅子を引いて
15:20:龍驤@2-597:「とりあえず飲んでからやな」と淹れた茶を渡して、こちらも自分で淹れたのを飲みつつ
15:21:提督@2-246:いただきます。と手を合わせて、お茶を飲んで一息吐いて
15:21:龍驤@2-597:こちらも一息ついて、と
15:23:提督@2-246:「……で、今日は?」 そう、こちらから問いかけて
15:24:龍驤@2-597:「一先ず、瑞鶴の方は落ち着いたんやなって確認がまず一つやな」
15:26:提督@2-246:「…………」 視線を逸らし、少しだけ迷って
15:28:提督@2-246:「……正確に言うと、まだ、どっちとも言えない」
15:28:提督@2-246:「けど………」
15:29:提督@2-246:「とりあえず、今は"やるべきことを優先する"……って方針」
15:30:龍驤@2-597:「ん、まだ決定権は空に浮いたまま、と」
15:32:提督@2-246:「下手に結論を急いでも……だし、な」
15:33:龍驤@2-597:「まぁ、そこに関しては一旦収まったし、ゆっくり悩んでも良いんや」
15:33:龍驤@2-597:「…で、もう一件」
15:33:提督@2-246:「ん」
15:33:龍驤@2-597:「ウチも、出来る限り皆が幸せになれる道は模索しとるが…」
15:34:龍驤@2-597:「あいつ、大和はどうするんや」
15:35:龍驤@2-597:「あいつとちょいと話したし、お前さん言い難いってことと合わせて何かしらあいつに影響のあることがあった、っちゅー所までは把握しとるよ」
15:35:提督@2-246:「………」
15:36:龍驤@2-597:「勿論、あいつも、そこまでは言う気無かったようで全貌は見えてないがねぇ」
15:37:提督@2-246:「……全貌、な」
15:38:龍驤@2-597:「あいつにはさらりと流されてしもうたが、あいつが執務室に行かなくなった時期と、瑞鶴とお前さんのピリピリ…あまりにも時期が一致しすぎていてねぇ」
15:39:提督@2-246:「………流石、って言うべきか」
15:40:提督@2-246:「ご明察。……けど、俺が言えるのはここまでだ」
15:41:提督@2-246:「それ以上を俺から言うのは……ちょっと、憚られる」
15:41:龍驤@2-597:「おう、全貌の把握がウチの目的じゃないからな。まぁ、何らかの関わりがあるとの肯定、とは見ても良さそうやけどな」
15:42:龍驤@2-597:「最終的な決定はそちらや、だが、そっちすらも恐らく分かってないやろう」
15:42:龍驤@2-597:「あいつはこのことを、意図的に意識から追い出している、もしくはあいつにとっては小さなこととしか感じていないようや」
15:42:龍驤@2-597:「だが、現にこういう影響を与えている…」
15:44:龍驤@2-597:「あいつから働きかけが無い以上、お前さんが仮にこの関係を何とかしたい、と思ってるよーなら、お前さんから働きかけるしか無いんや」
15:46:龍驤@2-597:「で、ここに繋がる。どーするんかね」
15:52:提督@2-246:「……俺は、大和が執務室に来なくなった理由を知らない」
15:53:提督@2-246:「けど……龍驤がさっき言ってたことが全く関係が無いわけではないとも、思う」
15:54:龍驤@2-597:「あいつは、効率化がどうのとか言っていた、が。少なくとも何か原因があった、それはお前さんとの間で、ってことくらいまでは分かっとる」
15:55:龍驤@2-597:「あいつの本心まではウチにも読めんし、お前さんも言う気が無いようやし"推察"って形でしかウチも答えられんよ」
15:56:提督@2-246:「だからこそ……話さなきゃいけない、って言うのも分かってる」
15:56:提督@2-246:「……でも、その前に」
15:57:提督@2-246:「……俺が決めないと、前に進めないんだ」
15:57:龍驤@2-597:「そりゃあ、な」
15:58:龍驤@2-597:「ウチが出来るのはここまで、や。今ウチの手持ちの情報で出来ることもここまで」
16:00:提督@2-246:「ああ。……俺が龍驤の期待に応えられるかは分からないけど」
16:01:提督@2-246:「ちゃんと、決めようと思う」
16:03:龍驤@2-597:「まっ、どーなることやら。全ては3人次第、かねぇ」
16:05:龍驤@2-597:「やれることは大方やった。後は悔いを残さずやで」


決戦終了後RP/裏:天津風「……初風…?戦闘は?私、確かやられたはずじゃ…」[]

03:38:天津風@2-870:03:19:天津風@2-870:ざばあ、と水面に引き上げられて 静かに目を開ける
03:39:天津風@2-870:「…………?」 まだ焦点の定まらない目で、初風の顔を見る
03:40:初風@2-249:見るからにくたびれていて、表情は前髪に隠れて全く見えない
03:40:天津風@2-870:「……初風…? 戦闘は?私、確かやられたはずじゃ…」
03:43:初風@2-249:「………」
03:43:初風@2-249:「………?」
03:44:天津風@2-870:「ちょっと、初風…?」
03:44:初風@2-249:わずかに目を見開く
03:44:天津風@2-870:ゆさゆさ揺さぶる
03:44:初風@2-249:「あ…まつ、かぜ…」
03:44:天津風@2-870:じっと初風の目を見る
03:44:天津風@2-870:ゆさゆさ
03:45:初風@2-249:「ふぁ……… 」 ゆさゆさぐらんぐらん
03:46:天津風@2-870:「戦闘は終わったの?みんなは…無事なの?」
03:47:初風@2-249:「………へ?あぁ、無事…ほら、大和さんも……」
03:48:初風@2-249:「…ってえ!」
03:48:天津風@2-870:「そうだ、大和さん…! ……そう……よかった……」
03:48:初風@2-249:「あ・ん・た・こ・そ!!」
03:48:天津風@2-870:「ふぇっ」
03:49:初風@2-249:「あんたね!あんだけこっぴどくやられて!」
03:49:天津風@2-870:「あ、あれは…!だって、しょ、しょうがないじゃない、避けそびれちゃったんだもの」
03:50:初風@2-249:「どれだけ私が心配したと…!」 天津風の手を掴んで
03:50:天津風@2-870:「う…… わ、わかってるわよ… ごめんなさい…」 しゅん
03:50:初風@2-249:「このっ!…バカっ!」
03:50:初風@2-249:「………」
03:50:天津風@2-870:「……ごめんなさい」
03:51:初風@2-249:「……………………」
03:51:天津風@2-870:「あと、その、ありがとう」
03:51:初風@2-249:無言のまま項垂れて、天津風の胸に頭をあずける
03:52:天津風@2-870:「あの…は、初風?」 戸惑う
03:52:初風@2-249:「……かぜ、……天津風…」
03:52:天津風@2-870:「は、はい」
03:52:初風@2-249:「よかった…本当に…」
03:53:初風@2-249:「よか…った……」
03:53:天津風@2-870:そっと初風の肩に手を置いて
03:54:天津風@2-870:「……ありがとう……お姉ちゃん」 と、小声で
03:56:初風@2-249:「全く…姉を泣かせる妹は、何人目かしら……」
03:57:天津風@2-870:「ふふ…ごめんなさい…でも、大丈夫。もう大丈夫だから」
03:57:初風@2-249:「……そう」
03:58:初風@2-249:「天津風がそう言うのなら…」 手を引きつつそろりと、
03:58:天津風@2-870:「あ、待って」
03:58:初風@2-249:一度姿勢を崩しながらも立ち上がる
03:58:初風@2-249:「……?」
03:59:天津風@2-870:「自力航行できないから、その… お願い」 恥ずかしそうに
03:59:初風@2-249:「仕方のないやつ。」
04:00:初風@2-249:「……いいわ。鎮守府に着くまで絶対に離さないでよ、甘えん坊さん。」
04:00:天津風@2-870:「うん、ちゃんと掴まってるわ。大丈夫」
04:01:初風@2-249:「ん…」
04:02:天津風@2-870:初風の手をぎゅっと握って
04:02:天津風@2-870:安堵の表情を浮かべる
04:02:初風@2-249:「行くわよ」まんざらでもない顔で。
04:03:天津風@2-870:「うん」とだけ答えて
04:04:初風@2-249:天津風の手を引きながら、初風は一人想う
04:04:初風@2-249:「(どうなるかと思ったけど……)」
04:04:初風@2-249:「(天津風も、大和さんも。こうして帰るべき場所に帰ることができる…か)」
04:05:初風@2-249:「(…そっか、これが”希望”というやつなのかしら)」
04:06:初風@2-249:「(……いつか”あいつ”にも、教えられる日が来るのかな。)」


エピローグ/後1:天津風「…………ねえ、大和さん」[]

23:13:天津風@2-870:「……………………ふぅぅぅぅぅ……」 目を閉じて湯船に浸かって
23:14:天津風@2-870:ゆっくりと目を開けて天井を見る
23:15:天津風@2-870:「…………ねえ、大和さん」
23:15:大和@2-866:「……なんでしょう?」
23:15:天津風@2-870:「最近、笑ってる?」
23:16:大和@2-866:静かに、湯船に浸かり……壁に背中を預けながら答える
23:16:大和@2-866:「どうでしょう。」
23:16:大和@2-866:「逆に問いますが……天津風さんは、意識して笑うのですか?」
23:17:天津風@2-870:「そういうわけじゃないけど…」 と仰向けに伸びていた体を起こして
23:17:天津風@2-870:「けど、まあ、うん。普通に笑ってるわよ」
23:18:天津風@2-870:「最近の大和さんは…なんだか、楽しいことからわざと目を背けてるような気がして」
23:18:大和@2-866:「そういう意味であれば……私も、普通に笑っていますよ。」
23:19:大和@2-866:ちゃぷりと、湯船のお湯を肩にかけ……少し、傷にしみるのか少しばかり顔を歪めつつ
23:19:大和@2-866:「少し……違いますかね」
23:19:天津風@2-870:「そう?それならいいんだけど…」
23:20:天津風@2-870:「……なんだか、少し心配」 むぅ。といった顔
23:20:大和@2-866:「天津風さんは、心配しすぎですよ」
23:20:大和@2-866:ふむぅ、と一息つき
23:21:天津風@2-870:「心配させるほうが悪いのよっ」 大和さんに届かない程度に水をぱしゃぱしゃ
23:21:大和@2-866:「そもそも……今回の戦闘でも、天津風さんは無理をしすぎです」全く……と少し呆れるように
23:22:天津風@2-870:「…………」 言い返したいけど言い返せる程でもないので
23:22:天津風@2-870:少し深めに浸かってぶくぶく
23:23:大和@2-866:その様子に、これ以上何かを言うつもりは無いという様子で応じ
23:24:天津風@2-870:「大和さんは、強いし丈夫だし優しいし頼りになるし」
23:24:天津風@2-870:「真面目で働き者で落ち着きがあって頼りになるけど」 ※大事なことなので
23:24:天津風@2-870:「……なんか心配になるのよね……」
23:26:大和@2-866:「先程も言ったように……心配しすぎですよ。」
23:26:天津風@2-870:「だから、心配させるほうが悪いのよっ」
23:26:大和@2-866:「私よりも、初風さんや三隈さん……龍驤さんや提督達を心配する方が余程有益でしょう。」
23:27:天津風@2-870:「大和さんって、本当に余裕がない時でも、余裕がある風に見えるんだろうなって思ったら」
23:27:天津風@2-870:「余裕がありそうな時でも、もしかしたら… って思っちゃうんだもん。私は悪くないわよ」 むすー
23:28:大和@2-866:「ええ、悪いとは言っていませんよ?」
23:28:大和@2-866:「それは……天津風さんが、優しいからそう思うのでしょうし」
23:29:天津風@2-870:「他のみんなは…龍驤さんは、まあ…だけど、みんな危なそうなときは多分すぐに見てわかるもん」
23:29:天津風@2-870:「だから、わかりにくい大和さんを最初に心配するの!」
23:30:大和@2-866:「買いかぶり過ぎですよ……私だって、大変な時は大変だと言いますよ?」困ったような笑顔で
23:30:天津風@2-870:「それ、ほとんどギリギリ手遅れになるかならないかで言いそうなんだもん…」
23:31:大和@2-866:「天津風さんは私をなんだと……」
23:33:天津風@2-870:「…………むぅ」 ぶくぶく
23:33:大和@2-866:「ともあれ……安心してください。私は、見ての通りここにいますから。ね?」
23:33:天津風@2-870:「……うん」
23:34:天津風@2-870:「私も、無事に帰ってこれた……ふふ、今回は私もみんなに心配かけちゃったわね」
23:35:大和@2-866:「全く……そういう意味でも、今回は天津風さんが心配される側と思うのですが」
23:35:天津風@2-870:「そうね……初風…みんなにもちゃんと謝らなきゃ…」
23:36:大和@2-866:「ともあれ……今は、ゆっくり休みましょうか」
23:38:天津風@2-870:「うん…… あっ、そうだ」
23:38:大和@2-866:「……?」
23:39:天津風@2-870:「みんなに心配かけたお詫びに、私たちで特製クリスマスケーキなんか作ってみたらどうかしら」
23:40:大和@2-866:「確か、外部にクリスマスケーキの発注は行っていたと記憶していますが……」
23:40:大和@2-866:「……まあ、そうですね。小さい物なら大丈夫でしょう」
23:40:天津風@2-870:「あれ、発注したのって交流会用のじゃなかったの?」
23:41:大和@2-866:「たしか、提督が個人でと伺っていたので交流会用では無いかと思いましたが……後で確認しておきましょう」
23:42:天津風@2-870:「まあ、ケーキの代わりにクッキーとかでもいいかもしれないわね」
23:44:大和@2-866:「ともあれ、具体的にはまた後で……でしょうかね」
23:45:天津風@2-870:「そうね。私、料理は一通り勉強しなおしたのよ。ふふ、腕がなるわ」
23:45:大和@2-866:「期待させていただきましょう……」と、今一度湯船にゆっくりと肩まで浸かり
23:46:天津風@2-870:「もちろん、大和さんにもしっかり手伝ってもらうわよ!」
23:46:大和@2-866:「善処しましょう。」
23:48:天津風@2-870:「ふふ、楽しみね 一緒にスイーツ作り♪」 上機嫌に湯船に浸かって鼻歌でも歌おう
23:56:天津風@2-870:では、二人は揃ってゆったりと湯船に浸かり、戦いの傷と疲れを癒しつつ また日常に帰っていくのでありました……といった具合に
23:57:天津風@2-870:この場は〆させていただきましょう お粗末様でした。


エピローグ/後2:龍驤「亡霊、奴が戻ってきたようやな」[]

23:15:提督@2-246:艦隊が帰投し、大和と天津風がドックで入渠している間……
23:15:提督@2-246:………in 執務室
23:27:龍驤@2-597:「さてと…大まかにはさっき触れた通りやな」と、上着羽織ったままで
23:27:提督@2-246:「さっき……って言うと、アレか」
23:29:龍驤@2-597:「逃した改級の再登場も大きいが…」
23:29:龍驤@2-597:「亡霊、奴が戻ってきたようやな」
23:29:初風@2-249:「アイツばかりはいつか沈めないとね。」(リ改
23:30:提督@2-246:「………"アレ"か」
23:31:瑞鶴@NPC:「あ、確か……初風と、三隈は知らなかったよね?」
23:31:龍驤@2-597:「どうや、初風、アイツを殴った感触は…まぁ、硬いのは当然やけど」
23:32:初風@2-249:「ええ…あの戦艦棲姫のことだったのね。」
23:32:三隈@2-1123:「そういえば、また出た、とかなんとか言ってましたっけ」
23:33:初風@2-249:「感触?それは、しぶとい奴だなとは思ったけれど…」
23:33:龍驤@2-597:「それに…大和が…あの損傷から一発で轟沈判定を貰ってなかった、妙やと思わんかね」
23:34:龍驤@2-597:「あの時点では、小破判定。つまり、普通に貰ってたら一発で轟沈判定、の筈なんや。あの戦艦棲姫、っちゅー奴の火力だと」
23:36:瑞鶴@NPC:「それに……一度、戦艦棲姫と戦った龍驤なら気づいてるよね?」
23:36:龍驤@2-597:「言わずもがな。」
23:36:初風@2-249:「…確かに。例え大和さんでも、戦艦棲姫の砲撃を受けたらただでは済まないはず」
23:36:龍驤@2-597:「ここの海で、過去にも見かけられた…暫定名『Lost艦』で間違い無いやろう」
23:37:三隈@2-1123:「あの時は、確か大破判定で踏みとどまりましたね。無傷からならば中破止まりです」
23:37:初風@2-249:「その前に戦った、タ級と火力が然程変わらないような…?」
23:37:三隈@2-1123:「LOST…失われた艦、ですか?」
23:37:瑞鶴@NPC:「……前にも一度、同じことがあったのよね」
23:37:龍驤@2-597:「そうや。抜け殻にしちゃあ、大層なスペックやけど。まぁ、抜け殻のような物やな、大雑把に言えば」
23:39:提督@2-246:「前も……確か、旗艦は『姫』だったよな」
23:40:龍驤@2-597:「そうやな」
23:40:初風@2-249:「そうだ。タ級といえば… その旗艦のタ級が撃沈したとき」
23:41:初風@2-249:「突然背後から影が伸びて、タ級を包みこんで徐々に戦艦棲姫の姿を形作ってた…」
23:41:三隈@2-1123:「…ますます、お化けか何かですわ」 (心底嫌そうに
23:42:龍驤@2-597:「あの時は、泊地棲鬼、そして姫を媒体にして…」
23:43:龍驤@2-597:「最終的には」とちらっと瑞鶴を見て
23:43:瑞鶴@NPC:「……」
23:43:瑞鶴@NPC:「……実は、ね」
23:44:瑞鶴@NPC:「鎮守府に影が差した時……あったでしょ?」
23:46:初風@2-249:「ええ」
23:47:瑞鶴@NPC:「あの直前にさ」
23:47:瑞鶴@NPC:「何か、嫌な予感がしたんだ」
23:48:初風@2-249:「見敵した時もそう言ってたわよね」<嫌な予感
23:50:瑞鶴@NPC:「気のせいかもしれないんだけど……なんとなく」
23:50:瑞鶴@NPC:「……気にしても仕方ないのかもしれないんだけどね?」
23:51:初風@2-249:「……正直、嫌な予感というのは戦闘の結果だと思ったわよ」 そう言いつつ俯いて
23:51:初風@2-249:「でも、それとは違うのよね?」
23:52:龍驤@2-597:「そうやな、だがパターンが完全に一致しておったんや」
23:52:三隈@2-1123:「パターン、ですか」
23:52:初風@2-249:「?」
23:53:瑞鶴@NPC:「"前も"同じだったの」
23:53:龍驤@2-597:「あの時は、泊地棲姫を媒体に…そう、瑞鶴の形をした深海棲艦、あの時は暫定名『闇瑞鶴』とかそんな呼び方しておったんや」
23:53:三隈@2-1123:「誰が名付けたか知りませんが、随分直球ですね、そのネーミング」
23:54:初風@2-249:「闇、瑞鶴?」 驚いた様子で瑞鶴に顔を向けて
23:54:龍驤@2-597:「確か…ああ、ウチがそう付けたんだったかな? 分かりやすさ重視でね」
23:55:提督@2-246:「いや、まあ呼びやすいし、いつの間にか……?」
23:55:三隈@2-1123:「分かりやすいという事は良い事ですわね☆」 (テノヒラクルー
23:56:初風@2-249:「わかりやすいのはいいけど、どうしてそいつが瑞鶴さんの姿になったのよ」
23:56:瑞鶴@NPC:「……私としては、今も何か腑に落ちないネーミングではあるんだけどね」
23:58:提督@2-246:「話すと長いようで短いんだけど……」
23:58:提督@2-246:「……『願いをかなえるお賽銭箱』ってのがあってな」
23:59:三隈@2-1123:「そういえばありましたね、それ」
00:00:提督@2-246:「ああ、三隈は見たことあるよな?」
00:01:三隈@2-1123:「ええ。確か、願い事を書いた紙を中にいれると叶うんでしたっけ」
00:02:初風@2-249:「へぇ、例えば一億円欲しいと書いたら一億円が貰えるのかしら」
00:04:提督@2-246:「それがなぁ………」
00:05:提督@2-246:(目で龍驤に、言ってもいいか?と問いかけて
00:05:初風@2-249:「…代償がつきものってこと?」
00:05:龍驤@2-597:良いぞ!
00:06:龍驤@2-597:というか言うか
00:06:龍驤@2-597:「ん、ああ。アレやけどな」
00:06:龍驤@2-597:「アレに関してはこの鎮守府の管理における範囲で丁重に封じたんや」
00:07:龍驤@2-597:「なので…アレがこれ以上悪さをする可能性は低い筈。この件に関してはその時鎮守府にいた面々には教えてあったんや」
00:08:龍驤@2-597:「封じた場所については、一部しか知らへんけどな」
00:09:三隈@2-1123:「まぁ、あれそのものに興味ありませんし、封じた場所とかはどうでもいいのですが」
00:09:龍驤@2-597:「うむ、そっちは置いておこう。で、問題なのはーと言うと」
00:10:三隈@2-1123:「今話題に上がった、ということは関係があったってことですよね?」
00:10:瑞鶴@NPC:「……その時と同じことが起こってる、ってことよね?」
00:10:龍驤@2-597:「そう、あの時と同じことが再び起きる予兆かもしれんのでな」
00:11:提督@2-246:「少なくとも、"前兆"は一致……してしまっては居るしな」
00:11:龍驤@2-597:「泊地棲姫よりもより上質な糧である、戦艦棲姫と来てるからなぁ…やれやれ、また厄介事が増えそうやなぁ?」
00:11:提督@2-246:「偶然か、必然か……どっちかはわかんないけどさ」
00:11:龍驤@2-597:「まず、起きると思っておってよいだろうな」と肯定する
00:14:瑞鶴@NPC:「だからと言って何かが出来るわけでもないけど……」
00:14:瑞鶴@NPC:「心構えだけは必要、だよね」
00:14:龍驤@2-597:「これについてはもう、先んじて…っちゅーのは無理や。だからこそ、今後に備えておく必要はある」
00:15:龍驤@2-597:「ってことくらいかねぇ。今、出来ること、やれること,伝えられることは」
00:15:初風@2-249:「ふぅ…ここも知らない間に大変なことに巻き込まれたものね」
00:17:龍驤@2-597:「なぁに、第一次の時に比べりゃあ、経験値ってのがあるから多少マシよ」
00:17:提督@2-246:「ヤだなぁ………ってばっかりも言ってらんないもんな」
00:17:龍驤@2-597:「あの時は箱に、敵に、それから…あいつについてとてんてこ舞いだったからねぇ」とどこか懐かしげに
00:20:瑞鶴@NPC:「…………」
00:21:提督@2-246:「…………って」
00:21:提督@2-246:「懐かしんでる場合じゃなくって!」
00:21:龍驤@2-597:「ああ、あいつ"ら"が正しいか。まぁ、とりあえず今分かるのはそれくらいやな」
00:22:提督@2-246:「そういや龍驤中破してたろ!」
00:23:龍驤@2-597:「おう、せやな。さてと、そろそろお休みするかねぇ…より詳細は後で、やな」
00:24:三隈@2-1123:「そういえば、私も着替えてきませんと」
00:24:提督@2-246:「おう、三隈も」
00:25:提督@2-246:「あー、ほら、風呂上りの色々こっちで用意しとくからさ」
00:25:三隈@2-1123:「……こう、肌が見えてた方が提督としては嬉しかったりするのでは?」  (イタズラっぽく
00:25:初風@2-249:「そういえば、私も疲れてたわ。そろそろ休ませてもらうわね。」
00:25:提督@2-246:「んぐっ…………」
00:26:提督@2-246:「……いや、どうせ見るならもうちょっと、こう、平和に…………?」
00:26:瑞鶴@NPC:「…………」 きょとん、と提督さんの様子を見て
00:27:初風@2-249:「三隈さん、そういう事はパーティーで派手なドレスでも着てやりなさいな」 ぐいっとな
00:27:瑞鶴@NPC:「………ふふっ」 と、吹き出して
00:28:三隈@2-1123:「パーティは吝かでもありませんが、相手が提督では…」
00:28:初風@2-249:「ま、提督さんだもんね」
00:29:提督@2-246:「何で笑うんだよぉ!? 三隈も!初風も!それちょっと悲しくなるんだぞ!?」
00:29:三隈@2-1123:「だって興味ありませんし?」
00:30:瑞鶴@NPC:「huhultuいや……何ていうか、"提督さんだなぁ……って」
00:30:初風@2-249:「提督さんだもんね」
00:30:瑞鶴@NPC:「ふふっ……いや……何ていうか、"提督さんだなぁ……って」
00:31:提督@2-246:「泣くぞ?流石の俺でもそろそろ泣くからな?」
00:32:三隈@2-1123:「さ、初風さん、龍驤さん、提督が泣きながら襲ってくる前に脱出と参りましょうか」
00:32:龍驤@2-597:「いつも通りがおおよそ戻ってきたかねぇ」とその光景見つつ
00:32:初風@2-249:「ふふん……って、三隈さんも彗星の運用とかで消耗してるでしょ。さっさとお休みするわよ」
00:32:龍驤@2-597:「いや、"まだ"やけどな?」
00:33:龍驤@2-597:「ああ、お前さんなら分かってるやろ。これ以上ウチが何もせんくてもええくらいにしておくれよ…」
00:34:提督@2-246:「襲っ……三隈の中で俺の印象どうなってるんだよぉ」
00:34:龍驤@2-597:「…言わなくても良いやろ? ちゃんと合って、話すんやで? どっちにも、な」と後にしようか
00:35:三隈@2-1123:「男は皆狼だと教わりました」 (えっへん
00:35:瑞鶴@NPC:(龍驤の言葉には返事を返さず、提督さんを楽しそうに見つめて
00:35:初風@2-249:「私も食べられちゃうかも。怖いわ~」 と言いつつ後にしよう
00:36:提督@2-246:「おまっ……評価、ひど……………」
00:36:龍驤@2-597:誰に言ったか分かるよな、って目つきで提督さん見てから退室しよっか
00:37:提督@2-246:「…………うぅ」 机に突っ伏して
00:39:瑞鶴@NPC:「……それじゃあ提督さん。とりあえず、私も行ってくるね?」
00:40:提督@2-246:「ん、ああ。うん」
00:42:瑞鶴@NPC:そう言って、私も去り際に手を振って退室かな
00:45:提督@2-246:……………………
00:57:提督@2-246:……瑞鶴の足音も遠ざかり、聞こえなくなった頃
00:57:提督@2-246:……顔を上げてみる
01:00:提督@2-246:「お節介と言うか、世話焼きと言うか……」
01:00:提督@2-246:いつか自分もそう評された気がする、そんな言葉を口にしながら、
01:01:提督@2-246:さっき言われた言葉を繰り返してみる
01:01:提督@2-246:「"いつも通り"………か」
01:01:提督@2-246:「………どうだろうなぁ」
01:11:提督@2-246:見上げた空は、昨日よりも冬の色をより見せて
01:12:提督@2-246:しばらく、その空を見つめて………



小噺集[]

提督「ぶっちゃけて言って、スイッチ押したのは大和が原、因…………」[]

22:10:提督@2-246:やっべ、大和見るたびに大和と喋る度にスリップダメージが入るぞ
22:11:大和@2-866:今回は私関係ないですよね!?
22:12:提督@2-246:いや、やっぱ冷静に考えたらそれはそれでダメージ入るわ
22:13:大和@2-866:酷い!?
22:14:提督@2-246:いやでも、だって………
22:16:提督@2-246:「ぶっちゃけて言って、スイッチ押したのは大和が原、因…………」
22:16:大和@2-866:「私、何かしましたっけ……」
22:16:提督@2-246:「…………瑞鶴?」
22:17:瑞鶴@NPC:「……あれは、大和が背中を押したのが悪いの」
22:18:提督@2-246:「………なら、共犯ってことで」
22:21:大和@2-866:「…………理不尽です」
22:22:瑞鶴@NPC:「ぶーぶー……大和は兎も角、私は悪くないはず………」
22:23:大和@2-866:「というか、断固として抗議ですよ抗議!なんですか、その理不尽な理由は!」
22:23:提督@2-246:「……これ、俺のことじゃないよな」
22:23:瑞鶴@NPC:「私でもないわよね」
22:25:大和@2-866:「……待ってください。私は本気でなんのことか見当がついていないのですが」
22:26:提督@2-246:「………アレだろ。先日のアレ。あの一件」
22:27:瑞鶴@NPC:うんうん、と頷いて
22:27:大和@2-866:「……これでしょうか?」と、首の艤装をずらして首輪をちらりと見せ
22:28:瑞鶴@NPC:「……提督さん?」
22:28:提督@2-246:「そっちじゃねぇよ!火種これ以上増やすな!!」
22:28:提督@2-246:「あと瑞鶴、それは後!」
22:31:大和@2-866:「……むー」
22:31:瑞鶴@NPC:「むー……」
22:32:瑞鶴@NPC:「……提督さん、ちょっと横暴じゃない?」
22:33:提督@2-246:「………どこが」
22:34:瑞鶴@NPC:「ほら、さっきみたいな、有無を言わさぬー……って感じの」
22:34:瑞鶴@NPC:「大和も、そう思わない?」
22:35:大和@2-866:「ええ……というか、突然なんですか。大和でも少し不服ですよ?」ふんす
22:36:提督@2-246:「……ちょっと待て、なんで俺が責められてるんだ?」
22:36:瑞鶴@NPC:「だって、提督さん………何て言うか、ズルい」
22:37:大和@2-866:「ええ……説明を要求しますよー」
22:38:提督@2-246:「どこが!と言うか瑞鶴最初こっち側じゃなかったか!?」
22:38:瑞鶴@NPC:「だって、よく考えたら提督さんの方がズルかったもん」
22:39:瑞鶴@NPC:「大和はー……」
22:39:瑞鶴@NPC:「………それはそれで」
22:40:大和@2-866:「?」と、首を傾げ瑞鶴の方を向き
22:40:提督@2-246:「……悪いと言えば悪いってことで、いいのか?」
22:41:瑞鶴@NPC:「……ノーコメント」
22:41:提督@2-246:「だってさ、大和」
22:42:大和@2-866:「…………とりあえず、良くわかりませんが」
22:42:大和@2-866:「瑞鶴さんと提督が揉めている所に何故か私が巻き込まれたという理解でよろしいのですね?」
22:43:瑞鶴@NPC:「揉んでたのは……提督さんでしょ?」 ジトー
22:44:提督@2-246:「……ちょっと待って。そう言う意味じゃないから多分」
22:45:提督@2-246:「それと大和は巻き込まれたって言うよりむしろ当事者ど真ん中だから」
22:45:大和@2-866:「ぇぇぇ……」
22:50:瑞鶴@NPC:「ま、冗談じゃない冗談は提督さんへの宿題にして……」
22:50:提督@2-246:「えっ」
22:51:瑞鶴@NPC:「悪いのは提督さんだけど、大和にも原因があると言えばあるんだし」
22:52:瑞鶴@NPC:「でも………むー」
22:52:大和@2-866:「…………本当に、私なのですか?」提督の方へと振り返り、真っ直ぐに目を見て
22:52:提督@2-246:「……えっ、何で俺が悪いことになってんの」
22:53:提督@2-246:「……原因の33%ぐらいは?」 >大和
22:53:瑞鶴@NPC:「提督さんが悪いのは前提だから、それは今はいいの」
22:53:提督@2-246:「えぇ………」
22:54:大和@2-866:「………そうですか」その言葉を聞き目を伏せ、胸の前でギュッと両手を握りしめ
22:55:瑞鶴@NPC:「む、33%も無いってば」
22:56:瑞鶴@NPC:「百歩……二千歩譲って、提督さんが5割、私が3割、大和が2割」
22:56:瑞鶴@NPC:「……ぐらいかな。うん、それくらい」
22:57:大和@2-866:「それでも……私が悪いのであると。提督がそう言うのであれば」
22:58:大和@2-866:「恐らくは……確かに、私が悪かったのでしょう」
22:58:大和@2-866:「……申し訳ありませんでした」
23:01:提督@2-246:「あーいや、そういうことじゃなくって……」
23:01:瑞鶴@NPC:「むー………」
23:01:瑞鶴@NPC:「大和に謝られると、私どうしていいのかわかんないんだけどー……」
23:02:大和@2-866:「………?」
23:04:大和@2-866:「特に、瑞鶴さんから何かを行われた記憶は無いので……非があるのであれば、私と思っていたのですが」
23:05:瑞鶴@NPC:「……非があるって言うなら、私にもあるけど」
23:05:提督@2-246:「原因っちゃ原因だけど………何だ」
23:05:提督@2-246:「誰も悪くないのに、何かダメっての。あるだろ」
23:06:提督@2-246:「そういうことだ、と思う。うん」
23:06:大和@2-866:「………むぅ」
23:06:瑞鶴@NPC:「提督さん………いや、いいけど……」
23:12:大和@2-866:「…………本当に、良くわかりません、ね」
23:12:瑞鶴@NPC:「………私もよくわかんない」
23:13:瑞鶴@NPC:「提督さんは?」
23:15:提督@2-246:「……………全く、ってわけでもないけど」
23:15:提督@2-246:「多分、わからないんだ……と、思う」
23:22:大和@2-866:「……」
01:05:提督@2-246:………………………………


瑞鶴(?)「それとも、ラブって欲しいんですかぁ?」[]

20:43:提督@2-246:ブラ鎮、ラブコメ卓じゃない説
20:43:大和@2-866:ラブコメじゃあないんじゃないかな
20:46:提督@2-246:…………やっぱり?
21:30:瑞鶴@3-770:それとも、ラブって欲しいんですかぁ?
21:31:提督@2-246:「あるかないかって言ったら、ある方が嬉しいけど………」
21:31:提督@2-246:「………まあ、火を見るより明らかだろ。これ」
21:31:瑞鶴@3-770:「中々に罪作りな発言ですねぇ?」ニヘラァ
21:32:提督@2-246:「罪作りって言うか………」
21:33:提督@2-246:「罪作った後………罪を数えてる真っ最中?」
21:33:瑞鶴@3-770:「さて、数えられる程度だと良いですねぇ?」
21:34:提督@2-246:「……他に誰が数えるんだよ」
21:35:瑞鶴@3-770:「罪なんてものは……別に数えなくたって良いのですよぉ?」
21:35:提督@2-246:「………」
21:36:瑞鶴@3-770:「罪を背負っているのは、その人自身なのですから」
21:36:瑞鶴@3-770:「いえ、少し違いますかね。……罪を抱える、の方が楽ですかね?」
21:38:提督@2-246:「楽って……何がさ」
21:39:瑞鶴@3-770:「忘れてしまえば。捨ててしまえば。……その重さに苛まれる事は無いでしょうから」
21:42:提督@2-246:「…………」
21:44:瑞鶴@3-770:「まあ、ともあれ……そんなコレクションじゃあ無いんですから」
21:44:瑞鶴@3-770:「整理してこれはあの罪アレはこの罪などと……数える事には、然程意味はないと思いますよぉ?」
21:46:提督@2-246:「どうだろな………まだ、よくわかんない」
21:48:瑞鶴@3-770:呆れたような、しかし相変わらず笑顔を貼り付けたまま
21:48:瑞鶴@3-770:「罪というのは……数えて、揃えて、精算して」
21:48:瑞鶴@3-770:「それで万事解決と思うかもしれませんが……罪は、残り続けます。貴方が意識し続ける限り」
21:49:瑞鶴@3-770:「願わくば……貴方が納得して忘却出来る事を祈っていますよ」ヘラッ
21:51:提督@2-246:「………そだな」
21:56:瑞鶴@3-770:「それでは、私はこれにて………いつか、正式に会えると良いですね?」
21:57:提督@2-246:「………もし、そうなら嬉しいかな」


提督「いや、普通に矢矧超優しかったからな?」[]

エピローグ/後1:天津風「…………ねえ、大和さん」より>23:40:大和@2-866:「確か、外部にクリスマスケーキの発注は行っていたと記憶していますが……」
23:40:矢矧@709:私が、注文を取りました
23:40:天津風@2-870:さすやは
23:41:提督@2-246:俺が、矢矧に注文しておきました
23:41:天津風@2-870:いいように使われる昔の女
23:41:矢矧@709:失敬ね。マルメターノ印を甘く見ないで欲しいわね?
23:41:提督@2-246:「いや、普通に矢矧超優しかったからな?」
23:42:矢矧@709:「とは言っても……特別意識をしているつもりは無かったのだけれど」
23:42:天津風@2-870:「その優しさにつけこんで…」
23:42:天津風@2-870:「あんなことやこんなことを…」
23:42:提督@2-246:「誰がだよ!」
23:43:提督@2-246:「優しさに付け込まれてるのはこっち……じゃなくて、こういう関係はアレだ。win-winって言うんだって」
23:43:矢矧@709:「そういう提督じゃないわよ、ここの提督は……そうでしょう?」
23:44:天津風@2-870:「そうね……どちらかというと、つけこまれて絵とか買わされる方かも」
23:45:提督@2-246:「買わされないぞ?ちゃんとそういう時は断るぞ、ちゃんと」
23:46:天津風@2-870:『私、絵の勉強がしたくて上京してきて…でもお金がなくて…本当に困ってるんです…』 手を握りながら涙目で上目遣い
23:46:矢矧@709:「……本当に、大丈夫?」
23:47:提督@2-246:「………い、いや大丈夫。大丈夫だぞ。多分」 目を逸らしながら
23:47:天津風@2-870:『このままじゃ私、家賃も払えなくて…本当に、どうしたら…』 泣きそうな声で
23:48:矢矧@709:「……提督?」
23:50:提督@2-246:「えっと、えぇっと…………」
23:50:提督@2-246:「………スミマセン、ギブアップ」
23:51:天津風@2-870:「やった、お買い上げありがとうございまーす♪」
23:51:天津風@2-870:「って、ほら負けてるじゃない!」 ぷんすか!
23:51:矢矧@709:「悪い人じゃあないんだけれど……ね」
23:52:提督@2-246:「あー、うあー……! だから謝っただろ!?」
23:52:天津風@2-870:「ふふふ、でもまあ、そういう優しいところも魅力のひとつかしら」
23:54:提督@2-246:「……まあ、克服しないことにはなぁ」
23:54:矢矧@709:「それも、提督の良さだと思うのだけれど……それじゃあダメなのかしら?」
23:54:提督@2-246:「いっそのこと、外に出る時は誰か一緒に付いて来てもらうとか………」
23:57:天津風@2-870:「私でよければいつでも付き合ってあげるわよ?」
00:12:提督@2-246:「………もしかしたら、お願いするかも」


After RP[]

AfterRP1~feat.瑞鶴[]

23:50: :…………
23:57: :クリスマスの夜
23:58: :皆が寝静まるような深夜に、提督の部屋の扉を叩く音がする
00:01:瑞鶴@NPC:『もしもーし………提督さん、起きてる?』
00:03:提督@2-246:その音と、声に気付いて
00:03:提督@2-246:「ん、起きてるぞー。どした?」
00:04:提督@2-246:そう言って、内側から扉を開ける
00:10:瑞鶴@NPC:……そこの居たのは、紙袋を持った瑞鶴で
00:11:瑞鶴@NPC:扉が開いたことに驚いたのか、少し身体を縮こまらせた体制に
00:24:提督@2-246:「………瑞鶴?」
00:37:瑞鶴@NPC:かけられた声から、数秒間を置いて
00:38:瑞鶴@NPC:「あ、あー……うん」
00:38:瑞鶴@NPC:「て、提督さん? ちょっと、中に入れてもらっても……?」
00:42:提督@2-246:「? ん、別にいいけど……?」
00:43:提督@2-246:と、挙動不審な瑞鶴に?マークを浮かべながら
00:44:提督@2-246:瑞鶴を部屋の中に案内して
00:45:瑞鶴@NPC:提督さんに続くように、部屋に入って
00:49:提督@2-246:「……で、どうしたんだ?こんな夜更けに」
00:50:瑞鶴@NPC:「あ、あー……えっと、ね」 もごもご、と言いづまりつつ
00:55:瑞鶴@NPC:んぅぅ………、と一人もじもじとした後
00:56:瑞鶴@NPC:「……て、提督さん!」
00:56:瑞鶴@NPC:「目、ちょっと瞑って!」
00:59:提督@2-246:「まあ、いいけど………?」 と、目を瞑って
01:01:瑞鶴@NPC:すると、目の前の瑞鶴の方から
01:01:瑞鶴@NPC:ゴソゴソと音がして………
01:03:瑞鶴@NPC:ふわり と
01:04:瑞鶴@NPC:提督の首に、柔らかい物が被さります
01:05:提督@2-246:「瑞鶴、これって………」 目を瞑ったまま尋ねて
01:07:瑞鶴@NPC:「ん……ちょっとだけ、待ってて」
01:08:瑞鶴@NPC:そう言って、提督さんの首元に手を伸ばし
01:09:瑞鶴@NPC:"それ"の形を整えて………
01:09:提督@2-246:それを黙って待って
01:10:瑞鶴@NPC:「しょ……っと」
01:11:瑞鶴@NPC:「……よし、提督さん」
01:11:瑞鶴@NPC:「目、開けていいよ?」
01:13:提督@2-246:「了解、それじゃあ失礼して………」 と、目を開いて
01:18:瑞鶴@NPC:提督が目を開くと、そこには
01:18:瑞鶴@NPC:鏡を持った瑞鶴と、
01:18:瑞鶴@NPC:マフラーを巻いた、鏡に映る自分の姿が
01:21:提督@2-246:……それに驚いたように、首元のマフラーに触れてみて
01:21:瑞鶴@NPC:マフラーが柔らかにその手を受け止めて
01:21:瑞鶴@NPC:「……メリークリスマス、だよ。提督さん」
01:29:提督@2-246:無言のまま、もう一度、二度……と、マフラーに触れてみて
01:31:瑞鶴@NPC:そんな提督さんの様子を満足気に眺めて
01:32:提督@2-246:「いいのか? ………って聞くのも、野暮、だよな?」
01:37:瑞鶴@NPC:「もちろん」
01:38:瑞鶴@NPC:「私が、"提督さんにプレゼントするために買った"んだからね?」
01:40:提督@2-246:「む………」
01:41:瑞鶴@NPC:「だから、そのマフラーはもう提督さんのだよ」
01:52:提督@2-246:「む、むぅ………そっか」
01:58:提督@2-246:「……なんか、瑞鶴に色々貰ってばっかりな気がする」
01:59:瑞鶴@NPC:提督さんのその言葉に苦笑して
02:00:瑞鶴@NPC:「……そうでもないんじゃない?」
02:03:瑞鶴@NPC:そう言って、
02:05:瑞鶴@NPC:……首元に下げられた、いつか提督から貰ったネックレスを取り出して見せて
02:07:瑞鶴@NPC:「……提督さんが思ってるよりも」
02:07:瑞鶴@NPC:「瑞鶴は、提督さんから色んなものを貰ってるんだよ?」
02:09:提督@2-246:「………」
02:10:瑞鶴@NPC:「こっちこそ、いつもありがと。提督さん」
02:12:瑞鶴@NPC:「……こんな時しか言えないけど、ね?」
02:13:瑞鶴@NPC:照れ笑いを抑えながら、そんな言葉を伝えて
02:17:提督@2-246:そんな瑞鶴の方に歩み寄って
02:17:提督@2-246:そっと、瑞鶴を抱きしめて
02:18:提督@2-246:「……ありがとな、瑞鶴」
02:19:瑞鶴@NPC:「………提督さん?」
02:20:瑞鶴@NPC:提督さんの行動に驚きつつ、少し身を任せて
02:22:提督@2-246:「何と言うか………うん、すっげー嬉しい」
02:24:瑞鶴@NPC:「……うん、どういたしまして」 と、はにかんで
02:27:提督@2-246:「それと……ゴメンな? プレゼント用意してなくってさ」
02:28:瑞鶴@NPC:「ああ、それは大丈夫。……さっき言ったでしょ?いっぱい提督さんから貰ってる……って」
02:32:瑞鶴@NPC:「だから……今回は、いいの」
02:32:提督@2-246:「む、でも……」
02:35:瑞鶴@NPC:「………ううん、いいの」
02:36:瑞鶴@NPC:そう言って、こちらも提督さんの背中に腕を回して
02:43:瑞鶴@NPC:「私は……これだけ、出来ればいいから」
02:46:瑞鶴@NPC:ぎゅっ……と
02:47:瑞鶴@NPC:少し強く、提督さんを抱きしめ返して
02:49:提督@2-246:「………瑞鶴?」
02:49:瑞鶴@NPC:「………ダメだよ、提督さん」
02:51:瑞鶴@NPC:「私は、これでいいの」
02:57:提督@2-246:「む……なんでさ」
03:23:瑞鶴@NPC:「ダメだよ」
03:24:瑞鶴@NPC:「……もっと、欲しくなっちゃうから」
03:24:瑞鶴@NPC:抱きしめた手で、提督さんの服をぎゅっと握って
03:27:提督@2-246:「瑞、鶴………?」
03:34:瑞鶴@NPC:提督さんの胸に顔を埋めて
03:34:瑞鶴@NPC:提督さんから顔が見えないように、ぎゅっと抱きしめて
03:35:瑞鶴@NPC:「……そう言えば、提督さんに話してなかったね」
03:36:瑞鶴@NPC:「私が、提督さんを好きな理由」
03:36:提督@2-246:「ん……そう言えば」
03:39:瑞鶴@NPC:「………うん」
03:39:瑞鶴@NPC:一呼吸の間を置いて
03:40:瑞鶴@NPC:「最初は……いつだったかな」
03:41:瑞鶴@NPC:「提督さんが、笑ってたんだ」
03:42:瑞鶴@NPC:「皆が嬉しそうに、楽しそうにしてる提督さんがさ」
03:42:瑞鶴@NPC:「……その場に居た、誰よりも嬉しそうにしてたんだ」
03:43:瑞鶴@NPC:「もう、多分ずっと前のことだけど」
03:46:瑞鶴@NPC:「その時の気持ちが、今なら分かるんだ」
03:48:瑞鶴@NPC:「提督さんの笑顔が、嬉しかった」
03:57:瑞鶴@NPC:「………もしかしたら、眩しかったのかな?」
03:58:瑞鶴@NPC:「私ね。ワガママで、自分のことしか考えてなくって」
03:59:瑞鶴@NPC:「翔鶴姉や、皆にいつも助けて貰ってばっかりで」
04:00:瑞鶴@NPC:「私に何が出来るんだろう……って、ずっと、そう思ってたんだ」
04:03:瑞鶴@NPC:「……もしかしたら、だから提督さんに憧れたのかな?」
04:04:瑞鶴@NPC:「提督さん。いつも誰かのこと考えてるもん。ね?」
04:05:提督@2-246:「自分では………あんまり、そんなつもりは無いんだけどな」
04:07:提督@2-246:そう言って、瑞鶴を抱きしめたまま上を向き
04:07:瑞鶴@NPC:提督さんの言葉に首を振って
04:09:瑞鶴@NPC:「……ううん、これは"私が見た提督さん"だから」
04:10:瑞鶴@NPC:「……提督さん、私からはこう見えてるんだよ?」
04:11:提督@2-246:「…………」
04:13:瑞鶴@NPC:「……それでね」
04:15:瑞鶴@NPC:「私はそんな提督さんを、ずっと見てたんだ」
04:18:瑞鶴@NPC:「そうしたら……、いつの間にかずっと、提督さんのことを見るようになってたんだ」
04:21:瑞鶴@NPC:「提督さんを見るたびに、提督さんが笑ってた」
04:22:瑞鶴@NPC:「提督さんを見るたびに、誰かの為に頑張る提督さんが居た」
04:23:瑞鶴@NPC:「……だから、私は提督さんのことが好きになったんだ」
04:24:瑞鶴@NPC:「……………私はね」
04:24:瑞鶴@NPC:「皆の笑顔を見て、笑ってる提督さんが好き」
04:25:瑞鶴@NPC:「楽しそうに、皆に囲まれてる提督さんが好き」
04:26:瑞鶴@NPC:「優しい提督さんが好き。この世で一番、提督さんが好き」
04:27:瑞鶴@NPC:「…………でもね」
04:27:瑞鶴@NPC:「だから…………思うんだ」
04:28:瑞鶴@NPC:「提督さんに、見ていてほしい……って」
04:29:瑞鶴@NPC:そう言った後、提督の服を握る手が震えて
04:31:提督@2-246:その震えを感じて
04:31:提督@2-246:上げていた視線を瑞鶴の方へ戻し
04:31:提督@2-246:「………瑞鶴?」
04:32:提督@2-246:抱きしめる腕の力を、ほんの少しだけ強くする
04:32:瑞鶴@NPC:提督さんの腕の中で、ふるふると首を振って
04:33:瑞鶴@NPC:「ダメだよ……提督さん」
04:33:瑞鶴@NPC:「………これは、私の"ワガママ"だから」
04:34:瑞鶴@NPC:「……そう。私は、瑞鶴は、ワガママなの」
04:36:瑞鶴@NPC:「私は、提督さんが好きなんだ」
04:37:瑞鶴@NPC:「皆と一緒に笑ってる提督さんが、好きなんだ」
04:37:瑞鶴@NPC:「……でもね?」
04:37:瑞鶴@NPC:「提督さんが笑ってるのを見てると……いつも、思うんだ」
04:38:瑞鶴@NPC:「提督さんの笑顔を私に向けてほしい………」
04:39:瑞鶴@NPC:「……提督さんの笑顔が、私だけに向けばいいのに……って」
04:40:瑞鶴@NPC:「いつも、思うんだ」
04:41:瑞鶴@NPC:「夕雲に手を差し伸べて、笑いかける提督さんが好きだ……って」
04:41:瑞鶴@NPC:「…………その手が、笑顔が、私に向けば……って」
04:41:瑞鶴@NPC:「大和の頭を撫でて、嬉しそうにしてる提督さんが好きだ……って」
04:48:瑞鶴@NPC:「…………その想いを、気持ちを、誰にも渡したくない……って」
04:51:瑞鶴@NPC:「……だから」
04:52:瑞鶴@NPC:「提督さんに……一つだけ、お願い」
04:53:瑞鶴@NPC:……これまで、提督さんの胸に埋めていた顔を上げて
04:55:瑞鶴@NPC:泣きそうな顔で、笑顔を作って
04:56:瑞鶴@NPC:「……私だけを見てほしいの」
04:57:提督@2-246:「っ…………」
05:42:瑞鶴@NPC:「……わかってるんだ、自分でも」
06:05:瑞鶴@NPC:「だからこれは、私の"ワガママ"」
06:16:瑞鶴@NPC:「私の、どうしようもない勝手な想いだから」
06:17:瑞鶴@NPC:………もう一度、提督さんの胸に顔を埋めて
06:18:瑞鶴@NPC:「提督さん…………お願い、だよ?」
06:19:瑞鶴@NPC:震える手で、震える声で、次の言葉を絞り出す
06:19:瑞鶴@NPC:「お願い、だから…………提督さんの、全部が欲しいの」
06:21:瑞鶴@NPC:「提督さんに、私だけを………」
06:26:提督@2-246:「それ、は………」
06:27:提督@2-246:……抱きしめる腕の力を強めることも、解くこともできずに
06:28:瑞鶴@NPC:「……大丈夫だよ、提督さん」
06:28:瑞鶴@NPC:「瑞鶴は……私は、分かってるから」
06:31:瑞鶴@NPC:「だから……提督さんの言葉を、聞かせて?」
06:32:提督@2-246:その言葉を聞いてようやく、抱きしめる腕に力を込める
06:32:提督@2-246:「…………俺、は」
06:34:提督@2-246:「俺、は………っ」
06:41:瑞鶴@NPC:「………」 言葉は出さずに、ただ腕の力を強めて
06:43:提督@2-246:「っ………………」
06:43:提督@2-246:一際強く、瑞鶴を抱きしめて
06:44:提督@2-246:「………俺は」
06:46:提督@2-246:瑞鶴を抱きしめる腕が震える
06:48:提督@2-246:「皆が……瑞鶴が、笑ってる場所が好きだから」
06:49:提督@2-246:次に、声が震えて
06:49:提督@2-246:「皆と……瑞鶴と、一緒に居る時間が、大好きだから」
06:50:提督@2-246:震える頬を、雫が伝って
06:51:提督@2-246:「皆……全員違って、代わりなんて、どこにも居なくて」
06:52:提督@2-246:「………皆に、笑顔で居てほしいから」
06:53:提督@2-246:もう一度、瑞鶴を強く抱きしめて
06:53:提督@2-246:「だから…………」
06:54:提督@2-246:涙が、零れて
06:54:提督@2-246:「……………ゴメン」
06:55:提督@2-246:「………そのお願い、叶え、られないや」
06:56:提督@2-246:涙を流して、震える声で、そう告げる
06:59:瑞鶴@NPC:提督さんの腕の中から、涙を堪える声が聞こえて
07:00:瑞鶴@NPC:「……………うん」
07:00:瑞鶴@NPC:「私は、大丈夫だから」
07:01:瑞鶴@NPC:「……私が、憧れたのは、『皆を好きな提督さん』だもん……っ」
07:01:提督@2-246:「ゴメン………ホント、ゴメン…………」
07:03:提督@2-246:「俺には……、出来る、のに………」
07:04:瑞鶴@NPC:「……ううん」
07:05:瑞鶴@NPC:「……私が、憧れた提督さんには」
07:06:瑞鶴@NPC:「……『皆を好きな提督さん』には、出来ないんだ」
07:07:瑞鶴@NPC:「……だから、これは私の"ワガママ"なの」
07:08:提督@2-246:「………それでも、」
07:09:提督@2-246:「瑞鶴の……お願い、聞いて、あげられなかったから………」
07:09:提督@2-246:「出来、たのに………!」
07:10:提督@2-246:………震える声で、涙を流して、瑞鶴を抱きしめて、そう言って
07:10:瑞鶴@NPC:「………なん、で、提督さんが泣くのよ………っ」
07:11:瑞鶴@NPC:「これは、瑞鶴の"ワガママ"なのに」
07:12:瑞鶴@NPC:「ワガママを、聞けなかった側が……、泣くこと、無いのに………っ」
07:14:瑞鶴@NPC:……堪えきずに溢れ出した涙を、拭うこともせずに
07:15:提督@2-246:「ゴメン、な………瑞鶴………っ。 俺、出来ない、から………っ」
07:16:瑞鶴@NPC:「……………やめてよ、提督さん………っ」
07:17:瑞鶴@NPC:「ワガママ言ったのは、私なのに………」
07:17:瑞鶴@NPC:「謝られちゃ………何していいか、分からないじゃない………っ」
07:24:提督@2-246:「それ、でもっ………出来なかった、から………」
07:26:提督@2-246:「だから………、ゴメンな…………って………っ」
07:28:提督@2-246:流す涙はそのまま、ひたすらに瑞鶴へと言葉を尽くして
07:29:瑞鶴@NPC:「ずるいよ……提督さん……っ」
07:30:瑞鶴@NPC:「提督さんが、そんなに、優しいから……っ」
07:35:瑞鶴@NPC:「私、提督さんが好きかもしれない……って」
07:35:瑞鶴@NPC:「………勘違い、しちゃったじゃない………!」
07:36:瑞鶴@NPC:「……嘘。そんなのは、違うの。今のは、嘘」
07:37:瑞鶴@NPC:「……それでも、私は…………っ!」
07:38:瑞鶴@NPC:「提督さんのことが………、好き………だから………っ!」
07:40:瑞鶴@NPC:「誰にも、渡したくない……って、ワガママ言うから………!」
07:41:瑞鶴@NPC:「………こっちこそ、ゴメン……………!」
07:41:瑞鶴@NPC:「ワガママ言って、提督さんを困らせて………!」
07:43:提督@2-246:………その言葉に、首を振って
07:45:提督@2-246:「俺が、悪いんだ………、瑞鶴のお願い、聞けなかった、から………!」
07:45:瑞鶴@NPC:………その言葉に、首を振り返して
07:46:瑞鶴@NPC:「ううん………、私が、悪いの………」
07:47:瑞鶴@NPC:「提督さんには、出来ないって……、分かってたのに、お願い、したのは、私だから………!」
07:53:提督@2-246:……強く、固く、瑞鶴を抱きしめて
07:54:提督@2-246:「ゴメン……ホント、ゴメン………」
07:54:提督@2-246:そう、謝って
07:54:瑞鶴@NPC:……提督さんに負けないくらい
07:54:瑞鶴@NPC:強く、固く、抱きしめ返して
07:55:瑞鶴@NPC:「ううん………私の方こそ、ゴメン、ね……提督、さん…………」
07:56:瑞鶴@NPC:そう言って、提督さんが泣き止むまで謝って…………
07:57:提督@2-246:こっちも、瑞鶴が泣き止むまで謝って…………
07:57:瑞鶴@NPC:……………………………………………………
07:57:瑞鶴@NPC:~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
08:17:瑞鶴@NPC:……………………………………………………
08:18:瑞鶴@NPC:………提督さんと、私が泣き止んだ後
08:20:瑞鶴@NPC:変わらず、提督さんを抱きしめたまま
08:20:瑞鶴@NPC:「…………ねえ、提督さん」
08:20:瑞鶴@NPC:そう、語りかける
08:21:提督@2-246:「…………ん、何だ?」
08:22:提督@2-246:瑞鶴を抱きしめたままの状態で、問い返して
08:24:瑞鶴@NPC:「……さっき、私、ワガママ言ってたでしょ?」
08:24:提督@2-246:「……ああ、そうだな」
08:25:瑞鶴@NPC:「…………実は、ね?」
08:27:瑞鶴@NPC:「もう一つ、ワガママがあるんだ」
08:27:提督@2-246:「…………」
08:28:瑞鶴@NPC:「あ、大丈夫だよ?こっちは……多分、提督さんなら大丈夫」
08:30:瑞鶴@NPC:目を閉じて
08:30:瑞鶴@NPC:「………提督さん。さっきのワガママ、あったでしょ?」
08:33:提督@2-246:「……ああ」
08:35:瑞鶴@NPC:「私はね、分かってたんだ」
08:35:瑞鶴@NPC:「あのワガママが……『私が憧れた提督さん』を壊しちゃうものだ、ってこと」
08:35:提督@2-246:「……」
08:36:瑞鶴@NPC:「『皆を好きな提督さん』が好きなのに、私だけを見てほしい……って」
08:38:瑞鶴@NPC:「……笑っちゃうよね。もし叶っちゃったら、『私だけを好きな提督さん』になっちゃうもん」
08:44:瑞鶴@NPC:「でも、私はそうしたくてたまらなかったんだ」
08:47:瑞鶴@NPC:「……でも結局、これはただの私のワガママでさ」
08:47:瑞鶴@NPC:「どうしようもないくらい、辛くて、苦しくて」
08:48:瑞鶴@NPC:「泣きたくて、壊れそうで、おかしくなりそうで」
08:48:瑞鶴@NPC:「……提督さんに、助けてほしくて」
08:49:瑞鶴@NPC:「……そんなワガママな自分が、どうしようもないくらい嫌で」
08:51:瑞鶴@NPC:「一人でそんなことを考えてたら……時々、不安になってくるの」
08:52:瑞鶴@NPC:「『提督さんは、ホントに私を見てくれてるのかな』……って」
08:53:瑞鶴@NPC:「『もしかしたら、私も"皆"の中の一人なんじゃないか』……って」
08:54:提督@2-246:……瑞鶴を抱きしめる力を、少しだけ強くして
08:56:提督@2-246:「……違う、ぞ。 俺は、瑞鶴だから…………」
08:57:提督@2-246:「………こうして」
08:57:瑞鶴@NPC:提督さんのその言葉に微笑んで
08:57:瑞鶴@NPC:「大丈夫だよ、提督さん」
08:58:瑞鶴@NPC:「……私も、わかってたんだ。そんなこと無いって」
08:59:瑞鶴@NPC:「だって、提督さんは優しいから」
09:04:瑞鶴@NPC:「"私が憧れた提督さん"はね」
09:04:瑞鶴@NPC:「私がこんなことを考えてる時も変わらないままで」
09:05:瑞鶴@NPC:「私に、笑いかけてくれたから」
09:05:瑞鶴@NPC:「その笑顔で、私も嬉しくなって来るんだ」
09:05:瑞鶴@NPC:「嫌なこと、全部忘れてさ」
09:06:瑞鶴@NPC:「提督さんが居るから、明日も頑張ろう……って」
09:07:瑞鶴@NPC:「提督さんと一緒に居たら、そんな勇気が貰えるんだ」
09:07:瑞鶴@NPC:「……だから、私は提督さんが大好き」
09:09:瑞鶴@NPC:「……ちょっとだけいじわるしちゃおうかな?」
09:09:瑞鶴@NPC:「提督さんは……私のこと、好き?」
09:13:瑞鶴@NPC:髪を揺らして、尋ねて
09:14:提督@2-246:「……好きだぞ。 ……ああ、大好きだ」
09:19:提督@2-246:ぎゅっ……と一拍、瑞鶴を一際強く抱きしめて
09:19:提督@2-246:「……信じて、貰えないかもだけどさ」
09:19:提督@2-246:そう、自嘲して
09:20:瑞鶴@NPC:「……ううん、大丈夫」
09:22:瑞鶴@NPC:「提督さんの、今の言葉のおかげで、温かくなれたから」
09:22:瑞鶴@NPC:「……ありがと、提督さん」
09:23:瑞鶴@NPC:目を細めて、また提督さんの胸元に顔を埋めて
09:24:提督@2-246:抱きしめたまま、瑞鶴を受け止めて
09:29:瑞鶴@NPC:顔を埋めたままで、続ける
09:31:瑞鶴@NPC:「…………それでも、ね」
09:31:瑞鶴@NPC:「時々……凄く、不安になるんだ」
09:37:瑞鶴@NPC:「こうして、提督さんに受け止めてほしくて」
09:38:瑞鶴@NPC:「寂しくて、どうしようもなくなっちゃうんだ」
09:39:瑞鶴@NPC:「…………だから、さ」
09:40:瑞鶴@NPC:身体の体重を預けて
09:41:瑞鶴@NPC:「……提督さん。今だけのワガママ、いいかな?」
09:41:提督@2-246:「………俺に、出来ることなら」
09:42:提督@2-246:瑞鶴の体重をしっかりと受け止めて、頷く
09:44:瑞鶴@NPC:その答えに微笑んで
09:45:瑞鶴@NPC:目を閉じて、言葉を紡ぐ
09:46:瑞鶴@NPC:「………私はね」
09:47:瑞鶴@NPC:「提督さんに、抱きしめて欲しいの」
09:47:瑞鶴@NPC:「嘘でもいい。一瞬だけでも構わないから」
09:48:瑞鶴@NPC:「提督さんに、私だけを見て欲しいの」
09:48:瑞鶴@NPC:「ぎゅっ…て、痛いくらい抱きしめて、離さないで」
09:48:瑞鶴@NPC:「不安になる私を、ワガママな私を、どうしようもない私を」
09:48:瑞鶴@NPC:「………朝まで、安心させていて欲しいの」
09:48:瑞鶴@NPC:「だから………お願い、提督さん」
09:49:瑞鶴@NPC:「今だけは、私を選んで?」
09:49:瑞鶴@NPC:………………………………………………………………



AfterRP2~feat.大和[]

22:47: :………………………………
22:50: :……クリスマスが過ぎ、年越しの準備に追われ始める時期の夜
22:55: :宿舎にある大和の部屋、その扉に
22:55: :来訪者の存在を告げるノックの音が響く
22:56:大和@2-866:「……?」机に、読んでいた本を置き……こんな時間に誰だろうと、怪訝そうな表情で
22:57:大和@2-866:「鍵なら開いていますので、入ってくれてもかまいませんよ?」
23:01: :その声の後、一呼吸の間を置いて
23:02: :ゆっくりとドアが開かれる
23:03:提督@2-246:「………よっす、大和」
23:03:大和@2-866:「……珍しいですね、提督から訪ねてくるだなんて」
23:03:大和@2-866:改めて、椅子から立ち上がり提督に向き合い
23:04:大和@2-866:「今日はどのようなご用件でしょうか?」
23:04:大和@2-866:「先の交流会の事でしょうか、それとも……年越しも、何かを企画なさるので?」と、苦笑しながら
23:05:提督@2-246:「あー、いや。今日はそう言う話とはちょっと違ってさ………」
23:06:提督@2-246:どう言ったものか、と頬を掻いて
23:06:大和@2-866:「……………?」ふむぅ?と若干首を傾げ
23:06:大和@2-866:「ともあれ、それならば……立ち話も何ですし、どうです?」
23:07:大和@2-866:と、ベッドの方へ視線を移し座りましょうか?と
23:07:提督@2-246:「ん……ああ、サンキュな。大和」
23:11:提督@2-246:そう言って、大和に示されたようにベッドの端に腰かけ
23:11:大和@2-866:そして、こちらは先程まで座っていたように椅子に腰をかけ
23:11:大和@2-866:「椅子があれば良かったのですが……申し訳ありません」
23:12:大和@2-866:と、ベッド・本棚・机・椅子くらいしかない殺風景な室内を見やり
23:12:提督@2-246:「ん、ああいや。いいよ」
23:13:提督@2-246:「こうやって、腰を落ち着ける場所を用意してくれるだけでありがたい……ってな?」
23:13:大和@2-866:「………むぅ」
23:18:大和@2-866:「それで……今日はどのようなご用件で?」
23:19:提督@2-246:「あー……それな」
23:19:提督@2-246:「ちょっとこっち来た理由が、2つあってさ」
23:19:大和@2-866:「ふむ?」
23:22:提督@2-246:「まあ、そうだな………」
23:22:提督@2-246:「順番に、話した方がいいな」
23:22:大和@2-866:「伺いましょう」
23:23:大和@2-866:「……焦らずとも、私は此処にいますから。」
23:25:提督@2-246:「………サンキュな、大和」 と、嬉しそうに言って
23:25:大和@2-866:「?」
23:26:提督@2-246:「ああいや、こっちの話」
23:27:提督@2-246:そう言うと、区切りの合図を示すように一つ咳払いをして
23:27:大和@2-866:静かに、待ち
23:27:提督@2-246:「そんじゃ、まずは一つ目だな」
23:28:提督@2-246:「これは………大和が覚えてるかわかんないんだけどさ」
23:28:大和@2-866:「………」
23:29:提督@2-246:「この間、大和が別の鎮守府に行ってた時、あるだろ?」
23:29:大和@2-866:「ええ、ありましたね」
23:31:提督@2-246:「……その、大和が出発する前にさ」
23:38:大和@2-866:「……ええ」
01:01:提督@2-246:「大和、『自分が居ない間に何かあったら』……って」
01:01:提督@2-246:「凄い、心配そうにしてたんだよな」
01:02:大和@2-866:「そんなことも……ありましたか」
01:04:提督@2-246:そうして、少し笑って
01:04:提督@2-246:「……最近、ずっと話すタイミング無かったからさ」
01:04:提督@2-246:「気になってたけど、聞きそびれてたんだ」
01:04:大和@2-866:「……ふむ」
01:05:提督@2-246:一息の間を置いて
01:06:提督@2-246:「……なあ、大和?」
01:06:提督@2-246:「大和が帰ってきたとき……俺、ちゃんと出来てたかな?」
01:06:大和@2-866:「……十分では?」
01:07:大和@2-866:「少なくとも……此処には確かに、”普段の鎮守府”がありましたから」
01:08:提督@2-246:「………そっか」
01:09:提督@2-246:「大和が言うなら……多分、そうなんだろうな」
01:09:提督@2-246:そう言って、嬉しげに微笑んで
01:09:大和@2-866:「ええ、恐らくは」こちらは、目を閉じ一息つき
01:10:提督@2-246:「はぁー………よかったぁ………」 と、安堵の溜息を吐いて
01:11:提督@2-246:姿勢を正し、大和に向き直り
01:12:提督@2-246:改めて、言う
01:12:提督@2-246:「……ありがとな、大和」
01:12:大和@2-866:そんな様子に、少し虚を突かれたように
01:12:大和@2-866:「……私は、何もしていませんよ?」
01:13:提督@2-246:「いや……そうでもないぞ?」
01:15:大和@2-866:「………むぅ」
01:16:提督@2-246:「だってさ……ちゃんと、見てくれてただろ?」
01:16:大和@2-866:「別に、龍驤さんや天津風さん達も見ているでしょうに……」
01:18:提督@2-246:「む………それだと意味無い、と言うか」
01:18:提督@2-246:「……なんて言ったらいいのかな」
01:19:提督@2-246:少し悩んで
01:21:提督@2-246:「……ああ、そうだ」
01:21:提督@2-246:「大和じゃなきゃ、意味が無いんだ」
01:21:大和@2-866:「また、随分と局所的な……」
01:22:提督@2-246:「む……だって、そうだろ?」
01:23:大和@2-866:「別に、私で出来るのであれば曙さんでも夕雲さんでも、瑞鶴さんや翔鶴さんでも問題無いでしょうに……」少し、ため息を
01:23:提督@2-246:「もし、ここに何かあったら……って、心配そうにしてたのは、大和なんだ」
01:24:大和@2-866:「心配くらい、誰でもしていますよ」
01:25:提督@2-246:「ん、それはそうだけど………」
01:25:提督@2-246:「でも、俺が聞いたのは大和の言葉だぞ」
01:26:提督@2-246:「だから、大和に"大丈夫"って言って貰えないと意味無いんだ」
01:26:大和@2-866:「……まあ、色々と思う所はありますが」
01:27:大和@2-866:「そうまで言うのであれば……素直に感謝を受け取りましょう」と、再び軽くため息をつきながら
01:29:提督@2-246:その様子にうんうん、と頷いて
01:31:提督@2-246:「よかったー……ずっと心配だったんだ、これ」 胸の辺りを抑えて、安堵しながら
01:32:大和@2-866:「これが一点目ですか……もう少し、重要な要件かと思っていたのですが」
01:34:提督@2-246:「……………もしかして、迷惑だったか?」
01:34:提督@2-246:「えっと、時間の無駄……とかそういう」
01:35:大和@2-866:「いえ、そういうわけではないのですが……」
01:35:大和@2-866:なんというのでしょうか、と軽く述べ
01:35:大和@2-866:「提督が私の部屋にまで来るというのが、随分と珍しかったので」
01:37:提督@2-246:「あー……………」
01:38:提督@2-246:「それは……2つ目、も結構関係してる、と言うかなんというか………」
01:39:大和@2-866:「……なるほど。となると二点目が本題と言う事でしょうか」
01:40:提督@2-246:「………えーっと、2つ目はさ」 やや、視線を横に逸らして
01:40:大和@2-866:「?」笑顔のまま少し首を傾げ、提督の言葉を待ち
01:41:提督@2-246:「………大和、最近こっちに来ないだろ?」
01:41:大和@2-866:「まあ、そうですね」
01:42:提督@2-246:「何か俺、悪いことしたかなー………って」
01:42:提督@2-246:「……まあ、心当たりはあるんだけどさ」
01:43:大和@2-866:「ご安心を……これは、提督が何かをしたとは無関係ですので」
01:44:大和@2-866:「しいて言うのであれば、こちらの問題……でしょうか。これでよろしいでしょうか?」
01:44:提督@2-246:「………」
01:45:提督@2-246:「もし……さ」
01:46:大和@2-866:「なんでしょう?」
01:46:提督@2-246:「その理由が気になる……って、言ったら」
01:47:提督@2-246:「………教えてくれたり、しないかなー……って」 だんだんと尻すぼみな声になりつつ
01:47:大和@2-866:「そうですね……能率化でしょうか?」
01:48:提督@2-246:「……能率化?」
01:48:大和@2-866:「提督も、十分に仕事に手を付けるようになってきたようですし」
01:48:大和@2-866:「……別に、同じ場所で同じような事を行うよりは倉庫や工廠に行かなければいけない仕事も別にやった方が良いでしょう」
01:49:提督@2-246:「……でも、それなら別に大和ばっかりがやる必要も無いだろ?」
01:50:大和@2-866:「まあ、そう言われてしまえばそうなるのですが……」
01:51:大和@2-866:「逆に、私が執務室に行く必要も無いのですし」
01:52:提督@2-246:「………じゃあ、さ」
01:53:提督@2-246:「逆に……なんで、前まではずっと執務室に居たんだ?」
01:53:大和@2-866:「………」
01:54:大和@2-866:少し、考えるような素振りをみせ
01:55:大和@2-866:「提督が……頼りなかったから、でしょうか?」と、眉間に皺を寄せ捻り出すように
01:56:提督@2-246:「………それはそれで、悲しい理由なんだけど」
01:56:大和@2-866:「冗談……ですよ?」
01:58:大和@2-866:「特に理由は無いでしょうが……習慣だったのですかね」
01:59:大和@2-866:「そして、頼りないという訳では有りませんが……提督は、よくサボっていたような記憶も」
01:59:提督@2-246:「…………だから、さっきのが冗談って気付かなかった部分も無きにしも……」 ごにょごにょと
02:01:大和@2-866:「ともあれ、先程も言ったように……このような、些細な理由かと。このような、私の問題といいますか」
02:03:大和@2-866:提督の様子に苦笑しながら……そんなに気にするほどの事でもないと、口に
02:03:提督@2-246:「……………むぅ」
02:03:提督@2-246:そう、納得していない様子で
02:04:大和@2-866:「それとも……」
02:04:提督@2-246:「でもさ……それだと、さ」
02:04:大和@2-866:「……?」
02:04:提督@2-246:「習慣が変わった……ってことは、何か習慣を変えるきっかけがあった訳だろ」
02:06:大和@2-866:「提督は……」
02:06:提督@2-246:「………ん?」
02:06:大和@2-866:先ほどの笑顔のまま目を閉じ、少し顔を伏せるようにして一呼吸をいれ
02:07:大和@2-866:「そこまで踏み込んだ”答え”を、お望みで?」
02:08:提督@2-246:「…………」
02:08:大和@2-866:顔を上げ、先ほどの笑顔が嘘の様に冷えきった表情でまっすぐ見据えましょう
02:09:提督@2-246:大和から視線を外して、暫しの間沈黙し
02:11:提督@2-246:……目を閉じて
02:12:提督@2-246:「………俺は」
02:15:提督@2-246:「大和が言いたくないのなら、それで構わない」
02:16:提督@2-246:「でも」
02:16:提督@2-246:背けていた顔を大和に向けて
02:17:大和@2-866:「………」
02:17:大和@2-866:その顔を、正面から見据え
02:17:提督@2-246:「……俺は、知りたい」
02:18:大和@2-866:「……なるほど」言葉を、今一度噛みしめるように軽く頷き
02:18:提督@2-246:目を開き、大和の姿をその双眸に捉えて、そう答える
02:20:大和@2-866:「まあ……確かに、既に机上の空論ではなく現実的に起こりうると認識はしているでしょうが……」 そう、小さな声で
02:21:大和@2-866:「了解しました。提督がそうお望みなら……」と、提督に対して回答を
02:21:大和@2-866:「とはいえ……これは何処までも私のワガママであり、つまるところこれは私のエゴでもあるのですが」
02:23:提督@2-246:「…………ああ、大丈夫だ」 再び目を閉じて、その言葉をかみしめるように頷いて
02:25:大和@2-866:「最近、執務室に居ない理由は……これを理由と言ってしまうのもなんなのですが」
02:25:大和@2-866:「私が居たくないから居ない……ただ、それだけですよ?」
02:28:提督@2-246:「………そっか」 目を閉じたまま、頷いて
02:28:大和@2-866:「もう少し言うのであれば……提督の側で、提督の為に戦いたいとは思いますが……」
02:29:大和@2-866:「少なくとも」
02:29:大和@2-866:「提督の横に居るべきはなのは……私ではない。ただ、それだけです。」
02:34:提督@2-246:「…………」
02:39:大和@2-866:「きっかけは、確かにありましたが……」
02:42:大和@2-866:「結局、ここまで行動を起こせていなかったのは……私が、居心地の良さに甘えてしまっていたからで」
02:43:大和@2-866:「………最終的には、こうなっていたかと思われます」
02:55:提督@2-246:「……………そう、だよな」
02:59:提督@2-246:ゆっくりと、視線を大和から下の方へと移し
03:00:提督@2-246:俯く姿勢に変わって
03:02:提督@2-246:「…………そっか。そりゃそうだよな」
03:03:提督@2-246:言葉を噛みしめ、呼吸を整えて
03:04:提督@2-246:「………ありがとな、大和。話してくれて、さ」
03:04:提督@2-246:俯いたまま、礼を述べる
03:08:大和@2-866:「礼を言われるようなものでもありません……これは、私のエゴですから」
03:10:大和@2-866:「こちらこそ……申し訳ありません」
03:11:提督@2-246:「なんで、大和が謝るんだ?」
03:13:提督@2-246:俯いたまま、自分の手で、服の左胸の辺りをぐっと、握りしめて
03:13:大和@2-866:その言葉に、一瞬だけ息を詰まらせるも……また、元の調子で
03:13:大和@2-866:「さぁて……何故でしょうね?」
03:14:提督@2-246:「大和が謝ることなんて、無いだろ?」
03:15:提督@2-246:顔を上げ、いつも通りの……いつもより、優しげな笑みを浮かべて
03:16:提督@2-246:「……ゴメンな、大和」
03:16:提督@2-246:「その言葉は受け取れない」
03:17:大和@2-866:「ええ……それでも宜しいかと」
03:18:大和@2-866:「これは……私の、エゴですから。どこまでも独善的で、何処までも独断的な。私のエゴですから。」
03:22:大和@2-866:「ですから……それで、宜しいかと」
03:22:大和@2-866:いつものような、笑顔を浮かべ……どこか、自嘲するような声色で
03:23:提督@2-246:「………いいや、ダメなんだ」
03:23:大和@2-866:「………提督?」
03:25:提督@2-246:大和のその、問いかける声音を聞いて
03:26:提督@2-246:再び目を閉じた穏やかな表情に戻り、語りかける
03:27:提督@2-246:「……これは、俺のワガママでもあるから」
03:28:提督@2-246:「ホントは、大和の言葉を聞いてあげなきゃいけないのに」
03:29:提督@2-246:「なのに、聞いてあげられなかったから」
03:29:提督@2-246:「……だから、ダメなんだ」
03:30:大和@2-866:その言葉を聞き……納得がいかないような、あるいは……呆れたように
03:31:大和@2-866:「馬鹿ですか、貴方は」
03:32:提督@2-246:目を閉じたまま、首を横に振って
03:33:提督@2-246:「……どうだろうな」
03:33:提督@2-246:「馬鹿だから、俺にはわかんないや」
03:34:大和@2-866:「……馬鹿ですよ、貴方は」そう、小さく呟き
03:36:提督@2-246:「………ああ、そっちの方が、しっくりくる」
03:38:大和@2-866:「そもそも……何故、私の言葉を聞く義務があると?」
03:40:提督@2-246:ふっ、と笑って
03:40:提督@2-246:「………簡単な話だぞ?」
03:41:大和@2-866:「………」
03:41:提督@2-246:「……俺が、そうしたいから」
03:42:提督@2-246:「俺が、大和のワガママを聞いてあげたいから」
03:42:大和@2-866:「………そうですか」
03:42:提督@2-246:「義務はない……けど、聞いてあげたいんだ」
03:43:提督@2-246:そう、あっけからんと答えて
03:44:大和@2-866:「それならば……これ以上、こちらからは何も言うつもりはありません」
03:44:大和@2-866:その言葉を受け、こちらも引き下がり
03:47:提督@2-246:「……だから」
03:47:提督@2-246:「ゴメンな、大和」
03:48:大和@2-866:「………」ただ、瞳を閉じて……静かにその言葉を聞き
03:50:提督@2-246:「……ワガママ、聞いてあげらんないからさ」
03:51:大和@2-866:「…………」
03:51:提督@2-246:「それが"許される俺"を、俺は"許せない"」
03:52:提督@2-246:「……ありがとな」
03:52:大和@2-866:「………そうですか。」短く、小さな返答を行い
03:54:提督@2-246:そうして、言いたいこと、聞きたいことは全て終わった……と
03:54:提督@2-246:そう物語るように、立ち上がる
03:55:大和@2-866:「私からは、もう何もありません。……もう、貴方に語る言葉もありませんので」
03:56:大和@2-866:その様子を受け、椅子の背もたれに身を少し預け
03:56:提督@2-246:「…………ああ、それならさ」
03:57:提督@2-246:「一つだけ、ワガママ聞いてもらっていいかな」
03:57:大和@2-866:「………?」無言で、続きを促し
03:59:提督@2-246:「俺の、どうしようもない、独善的で、勝手なワガママ」
03:59:提督@2-246:「もちろん、嫌なら断ってくれてもいいからさ」
04:00:大和@2-866:「…………」
04:00:提督@2-246:「……ダメか?」
04:00:提督@2-246:そう、いつもの謝罪をする時のような、困ったような笑顔を浮かべて
04:01:大和@2-866:「…………内容は?」
04:02:大和@2-866:怪訝そうな目を、提督に向け
04:02:提督@2-246:「あー…………」
04:03:提督@2-246:「………聞かれると、ちょっと恥ずかしいな」 また、笑って
04:03:提督@2-246:「………言わなきゃダメか?」
04:04:大和@2-866:「………結構です。」
04:05:大和@2-866:「私に出来るのであれば……ですが」
04:06:大和@2-866:「聞きましょう。」
04:06:提督@2-246:「………じゃあ、さ」
04:07:提督@2-246:「今から、10秒だけ。ちょっとだけ目、瞑ってて貰えるか?」
04:08:大和@2-866:「10秒、ですか?」
04:09:提督@2-246:「ああ、10秒」
04:09:大和@2-866:「……むぅ」
04:09:大和@2-866:そう言うと、少しジト目で提督を眺めた後……静かに目を閉じる
04:11:提督@2-246:………大和が目を閉じると
04:12:提督@2-246:とん、とん、と、3秒分の足音が聞こえて
04:13:提督@2-246:その後に、3秒分の静寂が訪れる
04:14:提督@2-246:残りの3秒は、すぐ近くで衣が擦れる音が聞こえて…………
04:17:提督@2-246:……最後の1秒を迎えて、目を開けようとすると
04:17:提督@2-246:大和の身体が、優しく抱きしめられる
04:18:大和@2-866:ただ、為されるがまま抵抗はせず
04:19:提督@2-246:静かに、椅子に座る大和を抱きすくめて
04:19:提督@2-246:一言
04:20:提督@2-246:「………あったかいなぁ、大和は」
04:20:提督@2-246:そう、呟いて
04:21:大和@2-866:その言葉に、言葉は返さず
04:24:提督@2-246:「ずっと………こう、できたらなぁ………」
04:24:提督@2-246:そう、呟いて
04:25:大和@2-866:「………」
04:26:大和@2-866:その言葉に、少しだけ身を強張らせ……しかし、言葉にはせず
04:28:提督@2-246:「………無理しちゃ、ダメだぞ」
04:28:提督@2-246:「無茶も、ダメだ」
04:30:提督@2-246:「皆、心配するんだからさ………」
04:30:大和@2-866:……返事は、無い
04:30:提督@2-246:「……だから、今回みたいなのはダメだぞ」
04:31:提督@2-246:「もちろん、俺だって大和が帰ってこないとかは嫌だからさ」
04:33:大和@2-866:一度、口を開き……唇を噛み締め
04:33:大和@2-866:もう一度口を開き、言葉を紡ぐ
04:34:大和@2-866:「それは……”命令”ですか?」
04:34:提督@2-246:「………ああ、"命令"だ」
04:35:提督@2-246:「一生に一度でも、何でもいいから」
04:36:提督@2-246:「……皆と一緒に、帰って来てくれれば、それだけでいいから」
04:38:大和@2-866:「……そうですか」
04:39:提督@2-246:「……俺は、これだけあれば十分だからさ」
04:40:提督@2-246:大和の肩に、雫が落ちる
04:41:大和@2-866:「……………そう、ですか」
04:41:提督@2-246:「……十分すぎるぐらいだからさ」
04:43:大和@2-866:「………」瞳を閉じて……ただ、静かに耳を傾け
04:46:提督@2-246:「…………ありがとな、大和」
04:47:提督@2-246:そう言って、大和を抱きしめる腕を離す
04:47:提督@2-246:名残惜しむようにゆっくりと、
04:48:提督@2-246:しかし、意外なほどあっけなく
04:48:大和@2-866:離され、そのぬくもりが消えゆくように……こちらはスッと目を開けて
04:49:提督@2-246:こちらは、扉の方へ歩を進めて
04:50:大和@2-866:その背中を、ただただ静かに眺めながら
04:51:提督@2-246:大和に、顔を見せないまま
04:52:提督@2-246:「………それじゃあな、大和」
04:53:提督@2-246:後ろ手に、右手を振って
04:53:大和@2-866:「ええ……おやすみなさい、提督」
04:55:大和@2-866:いつもの様な、笑顔を浮かべ
04:55:提督@2-246:この部屋に来た時と同じように
04:56:提督@2-246:ゆっくりと扉を開いて、静かに外へ出る
04:58:提督@2-246:……やがて、扉は閉じられる
04:58:大和@2-866:ドアが閉まり、再び静寂が支配した部屋で……誰に向けるでもなくつぶやく
04:59:大和@2-866:「……馬鹿ですね、本当に」
04:59:大和@2-866:そのまま、全身の力を抜き椅子に身を預け………
04:59:大和@2-866:…………………………………………



AfterRP3~feat.....[]

22:12: :年の瀬を迎えようとしているある日の夜
22:13: :鎮守府にある提督の部屋に、静かにノックの音が響く
22:14:提督@2-246:その音を耳にして、読んでいた本を閉じ
22:16:提督@2-246:ベッドの隅の方へと置きながら、声を返す
22:16:提督@2-246:「いいぞー、開いてる」
22:17: :その声を受け、おそるおそるとドアが開けられる
22:18:大和@2-866:「……失礼します」
22:19:大和@2-866:どこか、少しばかり憔悴したような、若干くまの出来た様子で
22:19:提督@2-246:その目に大和の姿を認めて
22:20:提督@2-246:「よっす、大和。……大丈夫か?」
22:20:提督@2-246:いつも通りに。けれど、心配するように言葉をかけて
22:20:大和@2-866:「………どうでしょう」
22:21:大和@2-866:疲れた笑いを浮かべ、更に続ける
22:21:大和@2-866:「提督……少しばかり、お時間よろしいでしょうか」
22:23:提督@2-246:「ああ………」 一寸、部屋を見渡して
22:24:提督@2-246:「……うん、いいぞ」
22:24:提督@2-246:「そこの椅子、使うか?」 と、指をさして椅子を示し
22:25:大和@2-866:「ええ……それでは、失礼します……」そう言うと、指示された椅子に静かに腰を下ろす
22:29:大和@2-866:しかし、椅子に腰を下ろすも……すぐには口を開かず、ぼんやりと床に視線を向けたままで
22:31:提督@2-246:「………? 大和、今日はどうしたんだ?」
22:31:提督@2-246:そんな大和に、声を掛ける
22:32:大和@2-866:声を掛けられたからか、はたまた”大和”という単語に反応したのか
22:33:大和@2-866:我に返ったように視線を上げ、提督の問いに答える
22:34:大和@2-866:「今日、は……提督に、相談を……と思いまして」
22:34:大和@2-866:単語を一つ一つ……拾い上げていくように、口に出していく
22:35:提督@2-246:「ん……珍しいな」
22:36:大和@2-866:こくんと頷き、再び視線は床の方へと彷徨う
22:37:提督@2-246:その様子を見て、再び声を掛ける
22:38:提督@2-246:「あ、何でも相談していいぞ?」
22:39:提督@2-246:「いや……まあ、俺に出来る事なら、だけどな」
22:39:大和@2-866:その言葉を受け、小さな声で……絞りだすように、告げる
22:39:大和@2-866:「……………いんです………」
22:40:提督@2-246:「………?」
22:40:大和@2-866:「答えが、出ないんです……」
22:40:提督@2-246:よく聞き取れなかったのか、少し首を傾げて
22:40:提督@2-246:「………答え?」
22:40:大和@2-866:膝の上に置いた両手を、強く握りしめ
22:43:大和@2-866:「私が、正しかったのか……私は、何をしたかったのか……」
22:43:大和@2-866:次第に、声が震えだし
22:43:大和@2-866:「私は、何処に向かえば良いのかが……何も、見えないんです……」
22:44:大和@2-866:そのまま、顔を伏せ……表情は、見えなくなる
22:46:提督@2-246:大和の様子に少し驚き、気遣うそぶりを見せて
22:47:提督@2-246:……しかし、所在の無い手は宙に留まり
22:47:提督@2-246:「………そっか」
22:48:提督@2-246:言葉を受けた。その事実を示す応答だけをして
22:49:大和@2-866:「………提督は、龍驤さんから、戦闘の報告書を、受けとりましたか?」
22:49:提督@2-246:「ん……ああ、受け取った」
22:50:提督@2-246:「色々、大変だったんだなー……って、一言で済ませちゃいけない問題だけどさ」
22:50:大和@2-866:「提督は……私に、皆と帰ってこいと……そう命じました」
22:51:大和@2-866:「しかし……事実、私は、その両方の戦闘で……」
22:51:大和@2-866:「轟沈、しました」
22:52:提督@2-246:「………そうだな」
22:52:提督@2-246:目を閉じて、そう答えて
22:52:大和@2-866:「……私が、轟沈した要因は多々あります」
22:53:大和@2-866:「攻撃が、普通よりも当たらなかった、艦隊としての動きが悪かった……私が、単独で前に出た」
22:54:大和@2-866:「片方は、確かに普通であればそこまでする必要が無い……しかし、結果論としては正しかった行動で」
22:55:大和@2-866:「それは、轟沈をしようとしての行動でもない、”不幸な事故”でした……」
22:55:大和@2-866:ボソボソと、呟いていく
22:57:提督@2-246:目を閉じたまま、言葉の一つ一つに頷きながら大和の言葉を聞いて
22:59:大和@2-866:「……しかし、戦艦棲姫との戦いは、異なりました」
23:00:大和@2-866:「あの時……私は確かに、選択を行いました」
23:01:大和@2-866:「自分の轟沈を予見し……その上で、攻撃を行おうと」
23:03:大和@2-866:「自分は、”轟沈”しても……後の指揮には龍驤さんが居ると」
23:03:大和@2-866:「そして、戦艦棲姫さえ倒してしまえば……艦隊は、勝利出来ると」
23:06:提督@2-246:「………そうだな」
23:07:大和@2-866:「…………この判断は、今でも正しかったと、そう思います」
23:07:提督@2-246:「……ああ、俺もそう思う」
23:08:大和@2-866:「ですが同時に……他にも何かがあったのではないのか、最善は尽くせたのかとも……思います」
23:08:大和@2-866:「皆が皆、無事に帰れる選択が……誰も、沈まずに済んだ未来があったのではないかと」
23:11:大和@2-866:「あと一歩で、それは変えられたのか……それとも私は……やはり、沈むべきだったのか、と」
23:23:大和@2-866:「……………提督」
23:28:大和@2-866:少し間を置き、提督に問いかける
23:31:大和@2-866:「果たして、艦隊戦の結果は……変えられたのですかね?」
23:32:大和@2-866:「私は……沈まなくても、良かったのですかね?」
23:33:大和@2-866:顔を上げ、目元の濡れた笑顔を向ける
23:35:提督@2-246:「………どうだろうな」
23:36:大和@2-866:「………そうですか。……………そりゃあ、そうですよね」困ったような笑顔で
23:36:提督@2-246:目を閉じたまま答えて
23:36:大和@2-866:「結局、今私が考えて居る事も……後からこうだったら……というお話ですから」
23:37:提督@2-246:大和と目を合わせないまま、上へ、上へと顔を上げて
23:37:提督@2-246:目を開き、天井を見つめて
23:39:提督@2-246:そしてもう一度、目を閉じて
23:40:提督@2-246:「…………でも、さ」
23:40:大和@2-866:「………なんでしょう?」
23:43:提督@2-246:「俺は、大和が沈まなくて…………」
23:44:提督@2-246:言葉の途中で一寸、首を振って
23:45:提督@2-246:「……大和が、帰って来てくれて」
23:45:提督@2-246:「本当に、嬉しかった」
23:46:大和@2-866:その言葉を聞き……先程までの困ったような笑顔ではない、普段のような笑顔を浮かべ
23:46:大和@2-866:「………私もですよ」
23:47:大和@2-866:「提督は、執務室に行かなくなった理由を話した時の事を……覚えていますか?」
23:49:提督@2-246:「……ああ、覚えてる」
23:49:大和@2-866:「あの時……提督に、嘘を言ってしまった事をここに謝らせていただきます」
23:50:提督@2-246:「嘘………?」
23:50:提督@2-246:目を開き、再び大和を双眸に捉えて
23:51:提督@2-246:疑問の声を、投げかける
23:51:大和@2-866:「ええ……嘘、です」
23:53:大和@2-866:「あの時……提督の横に居るべきは私ではないと、そう言いましたよね?」
23:53:大和@2-866:「私が、居たくないから居ないのだ、と」
23:55:提督@2-246:ほんの少し、目線を下方に逸らせて
23:55:提督@2-246:「………ああ、そうだな」
23:57:大和@2-866:こちらも、つられてなのか……目線を下げ
23:57:大和@2-866:「…………そんなわけ、無いじゃないですか」
23:58:大和@2-866:優しく、そう呟き
23:58:大和@2-866:「提督」
23:59:提督@2-246:「……ん?」
23:59:提督@2-246:顔を、上げ
00:00:大和@2-866:「これから先……私は、貴方の思う”大和”で居られないかもしれません。」
00:01:大和@2-866:「弱音は吐くでしょうし……もしかしたら、泣いてしまうかもしれません」
00:01:大和@2-866:「それでも……続けて、良いでしょうか……?」
00:02:大和@2-866:弱り切った笑顔を浮かべながら……目線は、変わらず少し下向きで
00:05:提督@2-246:大和の問いかけに
00:06:提督@2-246:少し、苦笑をして
00:07:提督@2-246:「ははっ………"俺の思う大和"な」
00:09:提督@2-246:「それに関しては……心配しなくてもいいんじゃないか?」
00:09:大和@2-866:「………ありがとうございます」
00:10:提督@2-246:「……"俺の思う大和"は、今、俺の目の前に居るからさ」
00:12:提督@2-246:「弱音を吐きたくなるかもしんないし、泣きたくなることだってあるかもしんない」
00:13:提督@2-246:「それでも……大和は、大和だ」
00:13:大和@2-866:「……………ありがとう、ございます」
00:14:大和@2-866:少し、右手で目元を拭い……顔をあげる
00:18:提督@2-246:「………もし、大和が俺のことを嫌いだったとしても」
00:19:提督@2-246:「"俺の思う大和"は……今、俺の前に居る"大和"だけだから」
00:20:大和@2-866:「私が提督を嫌いになるわけ……無いじゃないですか」
00:20:大和@2-866:そんな提督の様子に、冗談と受け取ったのか……クスリと、笑みを浮かべ
00:23:大和@2-866:「ともあれ……本当の理由、ですか」
00:24:提督@2-246:「もしそうなら、俺も嬉しいんだけどな」 と、苦笑して
00:27:大和@2-866:「……ご安心を。これは、本当ですから」と口ずさみ
00:28:大和@2-866:「…………怖かった。ただ、それだけですよ」
00:29:提督@2-246:「………怖かった、って?」
00:29:大和@2-866:「失う事が……ですよ」
00:30:大和@2-866:「何故、ですかね……ずっと前、提督さんと瑞鶴さんのやり取りを見て」
00:31:大和@2-866:「………何故か、そんな感想が脳裏に浮かびまして」
00:31:大和@2-866:「そして、最近の戦闘から……自分も、いつかは沈むのではないかという考えも、どこかにありまして」
00:34:大和@2-866:「そこからは……ご存知の通りです」
00:36:大和@2-866:「自分がいつか沈んでも、提督の側に居るのが私以外ならば大丈夫だろうと……自分にも、嘘をつき」
00:36:大和@2-866:「本当は、失うのが怖いから。失うのが怖いというのに……自分から遠ざかり」
00:36:大和@2-866:「そうやって……必死に、目を背けようとして」
00:44:大和@2-866:「それで、轟沈までしているのですから………実に笑えないのですけど、ね」
00:45:提督@2-246:「…………」
00:47:大和@2-866:「ともあれ……これが本当の理由です。……私も直視したくなかった、本当の。」
00:50:提督@2-246:「………ホントはさ」
00:50:大和@2-866:「………」
00:52:提督@2-246:「あの、大和が立ち去った時」
00:53:提督@2-246:「大和を、引き留めたかった」
00:54:提督@2-246:「………けど、出来なかった」
00:54:大和@2-866:「………ええ」静かに頷き、相槌をうつ
00:56:提督@2-246:「俺だって、失うことは怖いよ」
00:58:提督@2-246:「皆が………大和が、轟沈した……って」
00:59:提督@2-246:「そんなこと聞いたら、座ってらんなくなるしさ」
01:01:提督@2-246:「皆が出撃するたびに、大丈夫かな……って、不安になるけど」
01:02:提督@2-246:「……誰かがやらなきゃ、誰も守れないしさ」
01:02:大和@2-866:「…………」
01:03:提督@2-246:「俺が、全部やれたらいいんだけど…………」
01:04:提督@2-246:そう言って座ったまま、大和に向かって手を伸ばす
01:04:提督@2-246:手は届かず、宙に浮いたまま
01:05:提督@2-246:伸ばしきっても、届かないままで
01:05:大和@2-866:そんな様子に、こちらも提督へと手を伸ばし……
01:07:提督@2-246:「………ほら。俺だけじゃ、目の前に居る大和にも届かない」
01:07:大和@2-866:その手をとり
01:08:大和@2-866:「それでも……こちらからも手を伸ばせば、届きます」
01:09:提督@2-246:手に伝わる感触に、少しだけ驚いて
01:10:提督@2-246:安堵するように目を閉じ、顔を伏せて
01:11:提督@2-246:「………嬉しいな」
01:11:大和@2-866:「………提督?」
01:12:大和@2-866:その様子にはて?という様子で
01:12:提督@2-246:伏せた顔の下に、一筋の雫が落ちて
01:12:提督@2-246:「………大和は、優しいな」
01:13:大和@2-866:「………そうですか?」
01:14:大和@2-866:「私は……そんなに、優しくなんてありませんよ」
01:15:提督@2-246:首を振って
01:16:提督@2-246:「大和は、優しいよ」
01:17:提督@2-246:「……何にも出来ない俺の手を、届かせてくれた」
01:17:大和@2-866:強く出てきた事に、少し虚を突かれきょとんとするも……直ぐに、優しい笑みに戻り
01:19:大和@2-866:「それは……提督が、届かせようと手を伸ばしたからですよ」
01:22:提督@2-246:もう一度、首を振って
01:22:提督@2-246:「……俺一人じゃ、出来なかった」
01:24:大和@2-866:「ですが……提督がやろうとしなければ、出来なかった事でもあります」
01:25:大和@2-866:「私は……私に手を伸ばして来てくださった提督の手に、手を伸ばしたのですから」
01:27:提督@2-246:また、首を振って
01:28:提督@2-246:「……失いたくないから、手を伸ばすんだ」
01:29:提督@2-246:「届かなかったら、悲しいけど」
01:29:提督@2-246:「断られたら、悲しいけど」
01:29:提督@2-246:「手を伸ばさなきゃ、届かないから」
01:30:提督@2-246:「……でも、俺だけじゃ届かないから」
01:33:提督@2-246:「だけど……今、届いたから」
01:33:提督@2-246:「……………だから、嬉しい」
01:36:大和@2-866:「それでも……届けたいという想いは、提督のものですよ」
01:36:大和@2-866:そう言いながら、もう一方の手を伸ばし……提督の手を包むように
01:39:提督@2-246:首を、振って
01:40:提督@2-246:「………これは、俺のワガママだから」
01:41:大和@2-866:「そのワガママに……救われる人も、居るのですよ」
01:41:大和@2-866:瞳を閉じて、包んだその手を少しだけ強く握り……
01:43:提督@2-246:もう片方の手を、ゆっくりと包まれた手に重ねて
01:44:提督@2-246:「ありがとう、な………」
01:44:提督@2-246:「こんな、ワガママ、聞いてくれて………」
01:45:大和@2-866:「こちらこそ……ありがとうございます」
01:45:大和@2-866:「こんな私に……手を伸ばしてくれて」
01:45:提督@2-246:俯き、涙を零しながら
01:46:提督@2-246:「……よかった、届いて、本当に、嬉しい、から…………」
01:52:大和@2-866:「はい……私は、ここに居ます。ちゃんと、ここに、居ます……」
01:52:大和@2-866:手に触れる温もりを、確かに感じるように
01:55:提督@2-246:「ダメかと、思った、から………」
01:55:提督@2-246:「もう、届かないんじゃないか、って、思った、から………」
01:57:大和@2-866:「……私も、ですよ」
01:58:大和@2-866:「もう、戻れないかと……これで終わりなのかと、そう思いましたから」
02:06:提督@2-246:一つ、大きく息を吐いて
02:07:提督@2-246:「もう、離したくないんだ………」
02:10:大和@2-866:「…………ええ」
02:11:提督@2-246:「もう、失いたく、ないから…………」
02:11:大和@2-866:その言葉に対して、肯定を示すかのように頷くが……複雑な笑みを浮かべ
02:11:大和@2-866:「………………ええ」
02:12:大和@2-866:「私も、誰一人として失いたくは無いです……」
02:14:大和@2-866:そう言いながら、先程よりも手を握る強さを強め……顔を伏せ、提督に問いかける
02:14:大和@2-866:「提督……」
02:14:大和@2-866:「私は……どうすれば良いのでしょうね」
02:16:提督@2-246:「…………、大和?」
02:16:提督@2-246:入れ替わるように、顔を上げて
02:18:大和@2-866:「……誰も、失いたくは無い。そして、失わない為には戦わなければならず……」
02:19:大和@2-866:「……私の戦い方には、確かに、限界がそこにあり」
02:20:大和@2-866:「それでも……皆さんの力に、なりたくて……」
02:20:大和@2-866:声に、僅かに震えが宿り……繋いだ手からも、その震えは感じられ
02:23:大和@2-866:「大和は……私は、沈みたくなんてないのに……それでも、私にはそれくらいしか出来なくて……!」
02:24:大和@2-866:「もう、遠ざかる水面も……心が、次第に冷えていく感覚も、自分が居なくなる感覚も……」
02:25:大和@2-866:「提督の、元に……鎮守府に、この街、に……帰れないんじゃないかとも……思いたく、なく、て……」
02:26:大和@2-866:次第に震えは大きくなり……過呼吸気味に、肩を震わせ
02:31:大和@2-866:「私は……ただ、貴方と、貴方が、大切に思う人々を……守りたい、だけ、なのに……」
02:32:大和@2-866:「ただ……いつものように、提督や、天津風さん達や……瑞鶴さん達と、笑っていたい、だけなのに……」
02:35:提督@2-246:その震えを、言葉を受けて
02:36:提督@2-246:大和の手が重ねられた自分の手
02:37:提督@2-246:それに、もう一方の手を重ね
02:39:大和@2-866:顔を伏せたまま、肩を震わせながら……自身の手に触れる暖かさに一瞬だけ、ビクリと身を強張らせ
02:42:提督@2-246:そのまま、立ち上がり
02:44:提督@2-246:掴んだ手を、自らの方へと引き上げる
02:45:大和@2-866:「………っ!」
02:46:大和@2-866:引っ張られるがまま、椅子から引き上げられ……そのまま、体勢を崩し
02:48:大和@2-866:提督へと……倒れこみ
02:49:提督@2-246:そのまま、大和を思い切り引っ張って…………
02:50:提督@2-246:………もろともに、ベッドに倒れ込む
02:50:提督@2-246:大和を、受け止めるようにして
02:52:大和@2-866:結果、提督の胸元に手を置くような形で受け止められ
02:55:提督@2-246:……結果、二人分の重さを伴ってベッドに落下する
02:55:提督@2-246:「っ…………!」
02:56:大和@2-866:「て、ていと……大丈……!」
02:56:大和@2-866:その提督の様子に、慌てて立ち上がろうとして
02:57:提督@2-246:そのまま、大和を抱き留める
02:57:大和@2-866:「…………!」
03:00:提督@2-246:「……………俺は、さ」
03:02:提督@2-246:「嫌なんだ。こうやって、大和に触れられなくなるのが」
03:04:大和@2-866:「………私も、嫌です」
03:05:大和@2-866:抱きとめられながら、胸元に置いた手で提督の服を少し掴み
03:05:提督@2-246:「………でも、俺には何もできないから」
03:07:提督@2-246:「皆に………大和に、頼むしかないから」
03:07:提督@2-246:そう言って、大和の髪を、背を抱き留めて
03:10:大和@2-866:されるがままに、その暖かさに包まれ
03:13:提督@2-246:「ゴメンな、大和…………」
03:14:提督@2-246:「………命令しか、出来なくて」
03:17:提督@2-246:「俺には、これしか、出来ないから……………」
03:18:提督@2-246:髪を、背を……安心させるように、安心できるようにと撫ぜて
03:19:大和@2-866:「ありがとう、ございます………」
03:20:大和@2-866:「………その命令さえ、あれば」
03:20:大和@2-866:「私は、その命令さえあれば、戦えますから…………」
03:20:大和@2-866:撫でられながら、一層強く提督にしがみつき
03:23:提督@2-246:「だから、さ……………」
03:24:大和@2-866:「だから…………?」
03:24:提督@2-246:「頼む、から…………お願い、だから……………」
03:25:提督@2-246:「一生の、お願いでいいから…………」
03:25:提督@2-246:「…………また、戻ってきて欲しいんだ」
03:26:大和@2-866:「………言われなくとも」
03:27:大和@2-866:「私の、帰る場所は………」
03:27:大和@2-866:「海の底でも、他の何処でもなく………ここ、ですから………」
03:30:提督@2-246:そうして、一際強く大和を抱き留めて
03:30:提督@2-246:「…………ありがとな、大和」
03:31:提督@2-246:「本当に、ホントに……………ありがとな…………………」
03:32:提督@2-246:腕が震えることも厭わず、抱きしめて
03:32:大和@2-866:「………こちらこそ」
03:34:大和@2-866:「私に、意味を与えてくれて…………本当に、ありがとうございました………」
03:38:提督@2-246:その言葉に、ただ抱きしめる腕だけで答えて………
03:44:提督@2-246:………………………………………………………………




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