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1987年8月17日、のグリニッチ標準時14:20UTC、世界中で「海が光る」現象が起きました。濃緑色からターコイズブルー、そして錆色へと移り変わる色とりどりの輝きは、どことなく不気味で、グロテスクだけれど、古くて懐かしく感じられ、光に惹かれて海に落ちた(わかっているだけで)126人が、後に「深海異変」と呼ばれたこの異変の最初の犠牲者たちとなりました。
その光の正体は、海中にあまねく存在する呪わしきプランクトンたちでした。何がトリガーとなったのかは定かではありませんが、このとき変異種プランクトンはその身を燃やすようにして、20分にわたって光を放ち続けました。そして。海底の石油と、鉄鉱床と、鉄礬土と、変異種のプランクトンたちが作り出した硝酸火薬とが、海底に眠る死者たちの形而上的な記憶の層、オカルトギークたちのいう「ふねのたましい」と響きあって、深海に棲む悪魔たちを生み出しました。
14:40UTC(JST=UTC+9)。悪魔たちは【2つの】世界大戦と、それまでにもあった世界をめぐる戦争の業を体現するかのように第二次大戦の軍艦を模したモンスターとして現れ、破壊を目的とする兵器としての本能に従ってか、人類の文明を壊すべく進撃をはじめました。当時海上にあった船舶はほとんど失われ、巨大な空母機動艦隊をもってしても、その圧倒的な数の力の前に逃げの一手を余儀なくされました。数。それが彼女らの脅威を表すキーワードです。通常兵器での抵抗は旧式の兵器の性能でしかない怪物たちを圧倒しましたが、倒し切る前に弾薬が尽き果て。核攻撃も検討されるも、ターゲットすら特定できない。そしてヒトは、深海に対する有効な攻撃手段などいまだ持ち得ず、彼女らは深海に「あまねく」棲むのです。
その数時間後、世界各地の沿岸で、深海棲艦と後に呼ばれる敵による、艦砲射撃および空母航空隊による爆撃が開始。自慢の新鋭戦闘機で制空権を奪い、少なくとも沿岸への接舷は許さなかった日米欧の大国や、守るべき沿岸が小さく空軍を沿岸部に集中することで被害を最小限に抑えた中露といった大国、そして内陸国の数々は助かったものの、インドをはじめとする途上国や、太平洋の深海棲艦が大挙押し寄せたハワイをはじめとする両太洋の島嶼は壊滅的な打撃を受け、多くの犠牲者を出しました。
この驚愕すべき事態に驚天した各国のひとびとは、海底ケーブルを通して情報を交換し、事態が世界中で進展していて、映画を上回るほどの悪夢が起きていることを知ります。各国の指導者がはやくもインドや中東の支配権について算用を回し、「東側」、「西側」ともに攻撃を受けていることに驚いて核ボタンから指を離す中、しかし、現在まで深海棲艦が「意思」と「知能」を持っているとの最大の証拠として引き合いに出される、攻撃が行われました。海底ケーブルの切断と、衛星への宙間攻撃です。
寸断された海底ケーブルはもはや通信を繋げず、この日、旧大陸と新大陸の間の通信は事実上閉ざされ、のみならず人類が満足に活動する日欧の都市同士の通信も途絶えてしまったのです。沿岸地帯で続く戦争と、通信の途絶は、世界経済を破綻させるに十分過ぎるショックでした。結果。「人類の共通の敵」に対して通信の欠如もあって世界がまとまることができないうちに、デマの拡散と混乱が暴動と暴力を生み、社会組織が崩壊。特に中ソの消滅に近い形での解体は数千万の死者を残し。拡散した核弾頭が深海棲艦に対する初の核攻撃となって、水によって著しく減衰する兵器のその無力を実証しました。
「開戦」1週間で推定60~150万人。1年の間に推定1800万~2500万人。時間を飛ばして今日までには推定7000万~1億人が深海棲艦による攻撃の直接の犠牲になったとされ、沿岸部から内陸部への人口の大移動は人類の半数を故郷から追いやりました。さらに、主として土地と水資源を巡る国家間、勢力間の戦争の数々によって推定6000~8000万人が死亡し、これらの経済破壊がもたらした社会インフラの破綻による困窮と貧困と飢餓と失業は14~15億の死の原因となった、とされています。
以上のように、「ノストラダムスの大予言は間違っていた。…12年ズレていた。」と評されるような大破壊が起こる中、備蓄されていた弾薬や燃料が底を尽きそうな頃。各国の安全保障会議に、奇妙な報告が届きます。日本では、そう。「大日本帝国海軍の駆逐艦、吹雪、叢雲、漣、電、五月雨、を名乗る少女たちが、深海棲艦を打ち倒した。」人類にとってのターニングポイントは、異変が始まってから数時間後にはその萌芽が見えていたのでした。便宜的に「艦娘」と呼ばれた彼女たちは、基地に備蓄してあった鉄鋼や重油を吸収すると僅か数分で傷を癒やし、不可思議な力で敵を撃つのです。艦娘が出撃していくと、帰りにはしばしば新たな艦娘が現れて。数十隻の戦力で日本の主要都市を守っていた自衛隊(翌月(艦娘の後押しもあり)日本軍に改組)に対し、またたくまに数「千」の数を揃えて、1週間後には沿岸への攻撃を防ぎきるようになりました。一連の異変は日本でもたった1週間で132万もの人名を喪わしめましたが、少なくとも日本で、離島の避難と沿岸都市の疎開が済んだ後は、深海棲艦由来の死者が出ることは急速に減って、1日に400人超というレベルにまで落ち着いていきました。
彼女たちの正体は謎に包まれていますが、オカルト破滅論者から預言者と呼ばれるようになった者たちが憶測するには、「深海棲艦が知能の核とした、あのオカルトチックな死んだ軍人たちの記憶というものの、箱の中の最後の希望」であって、あるいは「彼らが最期に思い浮かべた女性たちの姿とこころをかたどっている」といいます。
変わり者揃いで、しかも揃いも揃ってトラウマを抱えている艦娘たちはしかし、組織的な行動ができないという弱点を抱えていました。日本軍の佐官から勲章をもらうと飛び跳ねて喜び、旧海軍式の敬礼を返すその姿を見ていた海軍の将校たち(旧海上自衛隊員)は、おそるおそるながら彼女たちに組織的な戦闘の指揮と指導を与え始めます。艦隊と隊列を組んで戦うことでその威力を何倍にも増した艦娘たちは中国をはじめとする周辺国の救援(と、備蓄が足りなくなってきた食料・資源を輸入する努力)もおこなって、1988年初めには、情勢は落ち着きを見せるようになりました。
日本海軍には艦娘との相性が良い他の軍人や、民間人も入るようになって、戦争の主力は艦娘となっていきます。艦娘の動員体系は当初混乱し、特に「轟沈」を恐れ出撃を拒否する指揮者も現れるようになって、その見かけの軍隊らしさと異なって、艦娘集団のコントロールは彼女らの自主性に任せたより「ユルい」形になっていきます。艦娘本人たちの一部が誰よりこの現象に危機感を抱いたものの、統計を取ると「ユルいほど戦果を上げる」という結果。検討の末、艦娘の指導者には戦術の知識などより人間的な魅力のほうが資質として求められるという結論になって、海軍の将校に限らず素養の高い人物を登用するようになり、優秀な戦績を残している指導者を「提督」に任じて多数の艦娘の指揮を預けるようになります。
提督の下で艦娘はその威力を最大限発揮し、海上輸送路を開拓するに至りましたが、てんでバラバラに動くので日本全体としての有機性を欠き、しかも恐ろしい食欲で資源を要求してきます。艦娘の数が十万を超えるに至って、資源の不足により練度をあげられる艦娘の数が著しく制限されるようになると、資源利用の最適化こそがこの戦争(深海棲艦が弱りきるまでに、できるだけ他国よりも影響圏を拡大する戦争)に勝つための鍵だと認識されます。練度が高く「大人な」艦娘も参加した閣議によって、市場原理の導入が決定。艦隊おのおのに対して時間ごとに一定量の資源を供与して、遠征や作戦目標を果たせば報酬としてさらに資源を与えるという仕組みができあがります。これが数年かけて今の、「鎮守府制」へと進んでいきました。
貿易の断絶は主として資源面、また食料生産面の危機をもたらし、これに沖縄を含む離島からの避難民という圧力と、内陸部への疎開とが拍車をかけて、90年代前半はバブル崩壊もかくやという景気の落ち込みと、「欲しがりません、勝つまでは」というスローガンの復活、生活水準の著しい悪化がありました。特に問題になったのが、欧州、米国からの輸入に相当量を頼っていた医薬品生産の問題で、厚労省の規制を大幅に緩和し、薬事法を改正し、補助金を出す一方で、医師による処方を制限してもなお、不足の問題が解決されたのは90年代後半に入ってのことでした。90年代後半には資源産出国、特に国家が崩壊し失敗国家と化した中国と、艦娘による防衛協定の締結により、資源の提供を受ける(収奪)ことが常態化したため、日本本国の生活水準は大きく回復していきました。台湾国民党政府を傀儡のようにして中国本土に導入した結果、艦娘の武力を後ろ盾に政情は安定化。ソ連崩壊後成立したロシアからの資源輸入もパイプラインとタンカーを用いて輸送路を確立し、とりあえずの安定を手にしています。
勢力圏を広げるにつれて問題となってきたのが、輸送船の海上護衛でした。残念ながら艦娘の輸送艦は無く、艦娘を遠征にて時間拘束して、輸送船を護送させるという非効率な方式を取らざるをえず、問題となりました。そこで2つの解決策が取られます。1つには、各国を防衛するための泊地の鎮守府を大きく拡大して、戦力と産業の比重を日本本土から資源産出地に移すことで、輸送そのものの回数と距離を減らすことでした。ラバウルやブルネイのような「泊地」に多数の鎮守府が設営される一方、本土の横須賀、呉、佐世保、舞鶴、大湊の鎮守府、警備府は新規の着任が行われなくなります。そしてもう1つ。艦娘が開発した「ドラム缶」という装備を用いた、艦娘による資源輸送、いわゆる「鼠輸送」、”Tokyo express”です。圧倒的な機動力と燃費、戦力、なにより人件費がかからないというメリットを持つ艦娘による輸送は資源輸送の常識をくつがえし、ロジスティクスに革命をもたらしました。
そして2014年現在。日本は「特別作戦」と呼ばれる一連の大規模攻勢により版図を拡大し、現在はアリューシャン、ミッドウェーまでも攻略。勢力圏を確定させようとしています。「特別作戦」はほとんどの鎮守府が参加するもので、新たな海域から見つかる新たな艦娘を目当てに資源に物を言わせた連続攻撃をかけ続けて深海棲艦を駆逐します。通信の断絶は技術発展を阻害したものの、ようやくアメリカから「スマートフォン」の概念を輸入するなど、交易に努めています。
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