煉骨

煉骨

日本語

煉骨

よみがな

れんこつ

英語

Renkotsu

一人称

俺

基本情報

活動期

戦国時代

種族

人間（死人）

性別

男性

年齢

24歳

親族

不明

所属

七人隊

職能

傭兵
技術者

装備

砲筒
油の入った瓢箪
鋼の糸
爆雷筒
鎧
四魂のかけら

初登場

漫画

単行本第25巻

アニメ

無印第103話[1]

声

日本語版

杉田智和

英語版

Brian Drummond

煉骨（れんこつ）は、『犬夜叉』の登場人物である。

概要[]

七人隊の副将兼参謀。序列2位。

坊主頭で頭に布を巻いており、顔中に模様が施されている。登場してまもなく、顔の模様がわずかに変更された。首領である蛮骨を除いた仲間たちからの呼び名は「兄貴」。

策謀を得意とする知将。犬夜叉を舐めきり風の傷を蛮竜で受けた蛮骨に対し、煉骨は犬夜叉の鉄砕牙の危険性を察して銀骨に「化け刀を振らせるな」と適格な指示をおこなっており、本人もそれを意識した立ち回りをするなど、優れた戦略で実力以上の戦果を上げる。

単身で寺院を襲撃し、住職たちを殺害したうえでそこを拠点とし、銀骨には犬夜叉たちを、蛇骨には鋼牙の殺害を命じる。両者ともに標的を仕留め損ねたものの、煉骨は犬夜叉から奈落に関する情報を得るとともに、かごめから四魂のかけらを奪った。

その四魂のかけらを蛮骨に脅し取られて二度目はないと釘を刺されるが、四魂のかけらの力が弱かったため鋼牙との戦いの傷がまったく再生せず、痛みに耐えかねた煉骨は銀骨の分のかけらを蛮骨に無断で使用してしまう。年少者である蛮骨が当目であることに反感を抱いており、二度目はないという蛮骨の言葉を真に受けた煉骨は蛮骨を凌ぐために四魂のかけらに執着するようになる。

当初は鋼牙の四魂のかけらを狙ったが、失敗すると弟分の蛇骨から四魂のかけらを奪取して殺害。それにより、仲間殺しを許さない蛮骨によって自らも四魂のかけらを奪われて死亡する。

一方で、弟分である銀骨や睡骨を労わる面倒見のいい兄貴肌の一面もあり、特に銀骨に対しては自ら改造をおこなっており、かわいがっていた模様。犬夜叉一行と戦った回数が最も多い七人隊であり、犬夜叉本人と直接戦った回数も4回と七人隊で一番多い。

アニメでは、白霊山の麓で蛮骨と戦うシーンが追加された。最猛勝から蛇骨の簪とかけらの奪取を知った蛮骨に一度は不意打ちで首のかけらを抜かれるも、再び渡されて怯えながら砲筒を連射。蛮竜をあえて使わない素手の蛮骨に対して砲筒と火炎放射で攻撃するも、すでに蛮骨に完全に恐れをなしていたためにまったく通用せず、自分がやったこととどこが違うのかと罵りながら、かけらを取られて骨に還った（蛮骨はこれに「俺は仲間を裏切らない」と返している）。また、生前は謙虚な性格であり、将軍になりたいなら手を貸すという蛮骨の申し出を、大兄貴を差し置けないとして断っている。

他の登場人物との関係[]

銀骨[]

蛇骨[]

蛮骨[]

犬夜叉[]

鋼牙[]

能力[]

戦国時代を超越した技術を持っており、手甲に仕込んだ鋼の糸（ワイヤー）や油を用いた火炎攻撃、砲筒（バズーカ）や爆雷筒（ダイナマイト）といった自作の兵器を使って戦う。犬夜叉を除く一行を釘づけにするなど、人間相手には滅法強い。構造は不明だが、指先からライターのように炎を噴出させることができる。

初めて侍装束で登場した際には身の丈ほどの棒のような武器を手にしていたが、使用されることはなかった。

装備・技[]

砲筒（ほうづつ）携行式の大砲で敵を砲撃する。詳細は「砲筒」を参照。火炎放射（かえんほうしゃ）瓢箪に入っている油を口に含んで着火し、炎を吐く。相手が人間なら一瞬で焼死する。原作では妖怪である鋼牙にもダメージを与えている技だが、アニメではまったくの無効。同じくアニメでは蛮竜を持たない蛮骨に対しても使用するが、人間であるはずの彼にすらまったく効かず、錯乱した煉骨は蛮骨を倒したと誤解。あげく、その瞬間に蛮骨が投げた蛇骨の簪で銀骨の分のかけらを奪われてしまう。鋼の糸（はがねのいと）手甲に仕込んだワイヤーで敵の動きを封じる。可燃性の油が染みこんでおり、着火して相手を火だるまにする。この油は煉骨が調合して作った特殊なもので、火種がないにもかかわらず着火する仕組みになっている。爆雷筒（ばくらいづつ）爆薬で自作した爆弾。詳細は「爆雷筒」を参照。

Renkotsu_cannon.jpg

砲筒

Renkotsu_fire_breath.jpg

火炎放射

Renkotsu_fire_wire.jpg

着火した鋼の糸

Renkotsu_dynamite.jpg

爆雷筒

脚注[]

1. ↑ 本格的な登場は第104話。

外部リンク[]

• 煉骨 - 犬夜叉@ウィキ
• 煉骨 - ピクシブ百科事典

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