Prototype_suit

Planet Algolisに存在したUNSC Wepons Research facility(T12A)で秘匿されていた複数のPrototype兵器の一つでコヴナント軍の侵攻により爆砕されるはずだった兵器

ゴーストと呼ばれる冷血で残酷な兵士であると言われている軍曹で過去に部隊と大切な人であり部下でもあった人物を失いコヴナントに復讐することだけを目的に生きてきた人物が

実験に参加していたと思われこの兵器の爆砕をするためにハデス隊を率いて格納されていた第1030格納庫に向かったが彼は部下を逃がすためデータのみ消去し半ば独断でこの兵器を起動した

ミョルニルアーマーが生まれる前強力なスーツを開発する段階で生まれたPrototypeで所謂ロボットに近いサイズだがSPARTANでなく海兵隊員でも運用可能

しかしSPARTANⅡやⅢのようなアーマーに適した人材と違い多大な負荷が使用する者に直撃し一度使えば生きては戻れないほどのリスクを負うことになる

その多大なリスクの見返りとしてPrototype suitは多数の重火器を装備し短時間の戦闘であればその火力でSPARTANすら粉砕可能と言われ実際にアーマー装備のエリートを左腕で殴り真っ二つにしている

武装はレイスを1発で破壊可能な筒型の爆弾(起動させ装甲に叩き付けると爪が食い込み固定される)5発と右腕に850発装填された25ｍｍガトリングと40ｍｍグレネードランチャーを複合した火器システム

左腕は連射可能な75mm無反動砲の発射時や右腕の火器システムの保持に用いられる他対地ミサイル発射管も装備されている

右肩にはバンシーの迎撃可能な3連対空ミサイル発射管がありバンシー3機編隊の迎撃に用いられ3発を発射内1発が直撃1発が機体後部を貫通1発が戦果不明となっている

HUDにはミョルニルアーマーには無いレーダーに確認された敵を複数マーク追跡する能力がありバンシーやコヴナント軍歩兵を補足し続けた

さらに背中と胸部に巨大な可動式スラスターを装備し空中を飛ぶことすら可能でバンシーやファントムとの空中戦を演じこれに勝利しており歩兵の装備としては破格の機動性を誇る

シールド機能も実装しておりミョルニルアーマーの物と異なりバブルシールドのような仕様になっておりバンシーのロッドガンの直撃にも耐えるが激戦の末にシールドがガラスのように割れ破壊された

しかし装甲も厚くシールドが破損してもコヴナント軍の集中砲火にも有る程度耐え無反動砲で反撃を続けたがプラズマグレネードの直撃で左腕の破損と連戦での負荷により搭乗者の身体が限界に達し倒れる

この兵器を操るゴーストと呼ばれる軍曹は倒れるまで活動限界の10分弱の間にレイスとバンシーさらにファントムとハンターを含む多数の歩兵を殺害し最終的にボイスコマンドにより周辺のコヴナント軍を巻き

添えに自爆しておりその規模は衛星軌道上からでも確認できるほど巨大な爆発だった

なお自爆のために必要なボイスコマンドは愛する女性が死ぬ間際彼に言ったBe human という言葉と同じで彼女はゴーストが誰よりも情に厚く人間的でありたいと願っていると感じていた

HALO LEGENDS収録のPrototypeより

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