僧侶

（そうりょ／Priest：職業名）

パーティを癒す要の職業という触れ込みの基本職の一つ。略称は「僧」。

回復魔力が高く、仲間を回復したり蘇生したりする呪文を覚える。パーティにひとりは欲しい、頼れる職業だ。（出典元：公式サイト職業システム）

特徴[]

回復担当の後衛職。使用可能な武器はヤリ、棍、スティック。

豊富なMPと全職随一のかいふく魔力、そして豊富な回復呪文を持つ癒しのスペシャリスト。

しんこう心スキルで習得するとくぎ聖女の守りやスクルト、フバーハによる補助も得意。反面、強敵との戦闘では忙しくなりやすい。

ちからは抑え目だが、強力な両手武器であるヤリ、棍を装備できるためレベル上げの時はこちらを装備するとよいだろう。片手武器のスティックは盾が装備できかいふく魔力を伸ばせる上、錬金によってMP消費しない率、呪文詠唱速度を付与できるため、強敵との戦いで使用される場合が多い。

しんこう心のパッシブスキルはMPとかいふく魔力。MPを求め、僧侶をメインとしないPCもしんこう心スキルを高めている場合がある。

ステータス[]

HP	MP	ちから	みのまもり	すばやさ	きようさ	みりょく	こうげき魔力	かいふく魔力	おもさ
D	B	C	D	C	D	C	ー	A	D

習得呪文・スキル・必殺技[]

呪文[]

習得レベル	呪文名称
1	回復ホイミ
3	キアリー
5	回復リホイミ
7	ザメハ
10	%E5%9B%9E%E5%BE%A9.PNGザオ
14	マホリー
16	%E5%BC%B7%E5%8C%96.PNGズッシード
18	マヌーハ
22	%E5%9B%9E%E5%BE%A9.PNGベホイミ
25	キアリク
28	%E5%BC%B7%E5%8C%96.PNGスカラ
30	リベホイミ
32	%E5%9B%9E%E5%BE%A9.PNGザオラル
34	フバーハ
36	%E5%BC%B7%E5%8C%96.PNGスクルト
45	ザキ
50	%E5%9B%9E%E5%BE%A9.PNGベホマラー

スキル[]

• しんこう心
• ヤリ
• スティック
• 棍
• 盾

必殺技[]

• 聖者の詩 - 仲間全体のHPと状態変化を回復する。死亡している者は最大HPの半分で蘇生する。

職業装備[]

• 僧侶のカロット
• 僧侶のほうい
• 僧侶のブーツ
• そうりょの証

職業クエスト[]

• 香術士の依頼
• エルドナ神の洗礼
• 死神の呼び声
• 聖者の天秤
• 僧侶の戦い

僧侶を巡る環境と変遷[]

バージョン1.0[]

• サポート仲間として借りた僧侶をまんたんコマンド時のみ参加させ戦闘時は待機させることで、分配による経験値の減少を防ぐホイミタンクという小技が流行した。
  • 借りられる僧侶の身からすれば、経験値がまったく入らないためたまったものではなかった。しかも、当時はバグにより最低保障分の経験値やゴールドも入らなくなっていた。
• 死亡時に復活するとくぎ、天使の守りが強敵との戦いにおいて重宝される。
  • 天魔クァバルナ、怪蟲アラグネ等の討伐PTでの呼び声が特に高く、グレン城下町では「天使僧侶募集！」の叫びが昼夜問わず響いていた。
  • つうこんのいちげきやばくれつけんに耐えられるPCが少ない上、1.0では蘇生されてもすぐに行動が回ってきたため、死んではザオ、天使の守り…そしてHP1のまま攻撃、といったゾンビ戦法がまかり通っていた時代だったことも大きい。
• スキル振り直しが実装されていないため、しんこう心にスキルポイントを回せなかった僧侶には不遇の時代でもあった。

バージョン1.1[]

・天使の守り(専) 詠唱時間を長くしました・バトル中に蘇生された際、次のコマンド入力までのタイマーをリセットするようにしました。(出典元：公式サイト大型アップデート 1.1 情報(2012/10/5)）

• この修正により、ゾンビ戦法は成り立たなくなった。
  • 天使の守りに限らず、蘇生されたPCはしばらく行動できないため、強敵との戦いにおいては(当然のことながら)「死なない」立ち回りが要求されるようになる。
• しかし、追加された強ボスの攻撃力には、熟達した僧侶であろうと1人ではベホマラーを連発したところで到底回復が追いつかない。そこで、1.0ではスキルポイント不足や効果時間の短さからあまり使われていなかった聖なる祈りが脚光を浴びることとなる。
  • グレン城下町の叫びは「祈り僧侶募集！」に置き換えられた。
• 追加されたパラディンのはくあいスキルパッシブによって打たれ弱さが改善され、強敵に一撃で倒される確率が減った。
• 更にパラディンはスティック、ヤリスキルも持ち合わせていたが、はくあいの強力さによりこれらを極めようとする者は少なかった。

バージョン1.2[]

• スティックスキルを持ったスーパースターの追加により、HPパッシブを維持しながらスティックを極められるようになった。

シリーズの僧侶[]

僧侶という名称が初めて登場したのはドラゴンクエストIIIである。I、IIにもホイミ、ザオリクなどの回復呪文は存在したものの、回復呪文のみを専門に習得するキャラクターはいなかった。

IVでは導かれし者たちの一人クリフトとして登場。VI、VII、IXの職業システムのあるシリーズでは呪文の基本職の一つとして上級職・賢者の下積み職として登場した。

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