シャレイア語

ページ名:シャレイア語
シャレイア語
qilxaléh
/ðiɾʃale/
分類
Se分類芸術言語
モユネ分類INT, ART, PHI,

GEN, SON, REA,LIT, SER, PAV

CLAコードxal-zp (v1),

~_xl_~_zph (v3)

制作者Ziphil Shaleiras

目次

概要

シャレイア語 (qilxaléh, en:Shaleian language, ru:Шалейский язык) とは、Ziphil Shaleiras によって制作された人工言語である。CLAコードは xal-zp (v1), ~_xl_~_zph (v3)。

現在のシャレイア語には固有の架空世界の設定がなく、現実世界で使用されることが想定されている。

シャレイア語は何度か改定されているため、時期によって文法が異なる。以下では、5 代 5 期 (2017 年 8 月 22 日現在最新) に則って記述する。

特徴

文法が比較的単純である。機能語などの一部の例外を除き、ほぼ全ての文型が「被修飾語+修飾語」のみで説明できるように設計されている。例えば、助詞句は動詞の修飾語なので、助詞句は動詞の後に置かれる。また、形容詞は名詞の修飾語なので、名詞は形容詞の後に置かれる。

名詞の格を助詞で示し、名詞の話題性を語順で示す。より具体的には、文頭に近い名詞句ほどそれが文章の話題や主題になり、文末に近い名詞句ほど新情報になる。

文字

シャレイア語には専用の文字のシャレイア文字があるが、ラテン文字転写の方が圧倒的に多く用いられる。転写には、基本ラテン文字 (a~z) 26 文字にダイアクリティカルマーク付きの á, é, í, à, è, ì, ò, ù, â, ê, î, ô, û を加えた、合計 39 文字を用いる。

39 個の文字にはそれぞれ 1 つずつ音韻が割り当てられていて、書かれた通りに読まれ、発音例外はごく一部を除き存在しない。文字と音韻の対応は、「音韻」の節を参照のこと。

音韻

シャレイア語で用いられる子音は以下の通りである。それぞれの枠の左に書かれているのがラテン文字転写で、右に書かれているのがその文字に対応する音韻の IPA 表記である。赤い枠は無声音を表し、青い枠は有声音を表す。

36.png

l の発音は条件異音で、後ろに母音が伴っているときは /l/ で発音し、それ以外のときは /ɾ/ となる。また、/ɴ/ は kin などの一部の単語でのみ /n/ の代わりに例外的に現れる。

母音は以下の通りである。赤い枠は非円唇音を表し、青い枠は円唇音を表す。

アクセント記号付きの母音字は、アクセント記号がない母音字と全く同じように発音する。例えば、単語中の a, á, à は全て /a/ と発音する。ただし、á, é, à, lá, lé, dà という 6 つの単語は、他の単語と発音で区別するために例外的にそれぞれ /aɪ/, /eɪ/, /aʊ/, /laɪ/, /leɪ/, /daʊ/ と読む。

外部リンク

  • Avendia ―― シャレイア語公式サイト
    • Avendia (旧サイト)


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