テントウムシのついほう

概要

ぶあつい本の一冊。エリザアント2世の戴冠から一ヶ月後、17匹のテントウムシからなる盗賊団によって、農家のアリ達が所有するアリマキのタマゴが盗難されるという事件が相次いで生じた。エリザアント2世は、ただちにアリの王国へのテントウムシの入国を禁止した。本の執筆時点では、多くの特別な許可があれば入国が可能なようにも読み取れるが、許可の具体的な内容は不明。この女王の対応は大きな物議を醸し、エリザアント2世による政治が批判される原因の一つとなっている。著者は、この事件による社会の変化にどう対処していくかが我々にとっての今後の課題であると締め括っている。

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