ニセ警察詐欺

ページ名:ニセ警察詐欺
名前ニセ警察詐欺

概要

ニセ警察詐欺は、特殊詐欺の手口の一つで、警察官や警察署を名乗る犯人が被害者の不安を煽り、現金や暗号資産を振り込ませたり送金させたりする詐欺です。主に固定電話や携帯電話への着信から始まり、LINEなどのSNS・ビデオ通話に誘導して偽の警察手帳や逮捕状の画像を見せるケースが急増しています。
警察は電話で捜査内容を伝えたり、SNSで連絡を取ったり、金銭を要求したりしません。これらの行為はすべて詐欺のサインです。被害者は高齢者だけでなく若者世代にも広がっており、2025年頃には特殊詐欺全体の多くを占める手口となりました。平均被害額は数百万円から数千万円規模になるケースもあります。

来歴

2010年代後半〜:オレオレ詐欺などの変形として登場。口座が犯罪に使われているという名目で接触。
2020年代:ビデオ通話やSNSの活用が急増。偽の制服・警察手帳・逮捕状をデジタルで提示する手口が主流化。
2025〜2026年:被害が過去最悪レベルに。特殊詐欺被害額の7割近くをニセ警察詐欺が占める年もあり、若者や暗号資産送金を狙った事例が増加。警察庁や各県警が繰り返し注意喚起を発信。

手口の詳細

  • 1. 初動(アポ電)自宅や携帯に「△△警察署の××です」と警察官を名乗る電話。実在の警察署番号を偽装表示する場合あり。
  • 2. 不安煽り:「あなたの口座が犯罪(マネーロンダリング・特殊詐欺)に使われている」「逮捕状が出ている」「携帯が不正契約された」など。
  • 3. 誘導:守秘義務を理由に家族に相談させず、LINEやビデオ通話へ移行。
  • 4. 信用獲得:偽の警察手帳・逮捕状・制服画像を表示。テレビ電話で「取り調べ」を装う。
  • 5. 金銭要求:「口座調査のため現金を移す」「資産保護」「保証金」などと言って振り込みや暗号資産送金を指示。場合により「後で返す」と偽る。

警察が絶対にしないこと

  • SNSで連絡
  • 警察手帳・逮捕状の画像送信
  • 捜査名目での金銭要求
  • 守秘義務の強要

被害防止策

不審な電話はすぐに切る。
#9110(警察相談専用電話)や最寄り警察署に確認。
相手の所属・氏名・内線番号を聞き、折り返しは公式番号で。
家族や周囲に相談。
国際電話(+から始まる番号)には特に注意。
ビデオ通話やSNSでの「警察官」には一切応じない。

関連項目

  • 特殊詐欺
  • オレオレ詐欺
  • 振り込め詐欺

このページは警察庁・各都道府県警察の公式注意喚起に基づく情報です。被害に遭った場合はすぐに警察(110番)に相談してください。

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