| 名前 | SNS型投資詐欺 |
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概要
SNS型投資詐欺(エスエヌエスがたとうしさぎ)とは、主にSNS(Instagram、Facebook、Xなど)やマッチングアプリ、動画投稿サイトの広告などを起点に、被害者を非対面で信用させ、株・暗号資産(仮想通貨)・FXなどの投資を装って金銭を騙し取る詐欺の手口です。
警察庁の定義では、「相手方が主としてSNSその他の非対面での欺罔行為により投資を勧め、投資名目で金銭等をだまし取る詐欺」とされています。SNS型ロマンス詐欺と併せて扱われることが多く、恋愛感情や親近感を抱かせながら投資に誘導するケースも含まれます。
被害の特徴として、被害額が1件あたり数百万円〜数億円と高額になりやすく、2023年以降急増。2024年1〜4月だけで被害総額が数百億円規模に達した事例もあり、特に50〜60代が主な被害層ですが、若い世代への拡大も指摘されています。
来歴
SNS型投資詐欺は、2010年代後半から世界的に広がり始めたオンライン詐欺の一形態で、日本では2023年夏頃から被害が急増しました。NISA普及や株高を背景に「投資ブーム」を悪用した手口が目立ち始め、警察庁や各都道府県警察が注意喚起を強化しています。
国際的には「Pig Butchering(豚を肥育して屠殺する)」詐欺と呼ばれ、長期的に信頼関係を築いて大金を巻き上げる手法が共通しています。日本独自の呼称として「SNS型投資詐欺」が用いられ、著名人(投資家・芸能人など)の偽広告を多用する点が特徴です。
2024〜2025年にかけて被害が爆発的に増加し、2025年全体で1,000億円を超える被害報告も出ています。犯行グループは海外(東南アジアなど)を拠点とする国際的な組織が多く、AI生成画像や偽アプリを使った高度化が進んでいます。
手口
- 1. 接触段階:SNS広告(「絶対儲かる」「著名人が推奨」)をクリック、またはDMで「あなただけに教えます」と接触。LINEなどのトークアプリに誘導。
- 2. 信頼構築:投資グループ(サクラ多数)に招待。偽の成功談やチャートを表示して利益を演出。
- 3. 入金誘導:偽アプリや口座に「投資金」を振り込ませ、最初は少額出金可能に見せて信用させる。
- 4. 追加要求:出金時に「手数料」「税金」「保証金」などを要求し、雪だるま式に被害拡大。最後に連絡が途絶える。
被害防止のポイント
SNSのDMや不明な広告には返信しない。
投資話は家族・専門家に相談。
個人口座への振込や不明アプリのインストールは避ける。
「絶対儲かる」「損失補填」などの甘い言葉に注意。
