SF商法

ページ名:SF商法
名前 SF商法
別名 催眠商法、ハイハイ商法、餌づけ商法、宣伝講習販売
英語 Bait-and-Switch Schemes(類似概念)

概要

閉め切った会場(公民館・空き店舗・テントなど)に人を集め、最初は日用品・食品・洗剤などを無料または激安で配布・販売して雰囲気を盛り上げ、参加者の判断力を奪った状態(いわゆる集団催眠状態)で、最後に高額な商品(羽毛布団、磁気マットレス、健康食品、治療器など)を売りつける悪質商法。 この手口を最初に大規模に行った業者が「新製品普及会(しんせいひんふきゅうかい)」だったため、その頭文字を取って「SF商法」と呼ばれるようになった。 主に高齢者(特に高齢女性)がターゲットにされやすく、被害が深刻化しやすい。巧みな話術・競争意識の煽り・「今だけ特別価格」「今日買わないと損」などの限定感で、正常な判断ができなくなるのが特徴。

来歴

1965年頃:新製品普及会がこの手法を本格的に開始。健康食品や寝具などを中心に全国で展開。
1970年:新製品普及会は批判やトラブル(TOCビル問題など)で営業停止。
1970年代〜1980年代:普及会の元関係者らが類似手法の会社を次々に設立(コピー会社化)。手口が全国に広がる。
1990年代:ピークを迎え、相談件数が急増。特定商取引法で「販売目的を隠した勧誘」が規制対象に。
2000年代以降:名称は「催眠商法」とも呼ばれ、行政・消費生活センターによる注意喚起が頻発。現在も地方を中心に散発的に被害報告あり。

手口の流れ(典型例)

# チラシ・街頭キャッチで「無料プレゼント」「激安卵50円」「洗剤無料引換」などと集客 # 会場は閉め切った空間(逃げにくい) # 最初に楽しい雰囲気で日用品を「はいはい!」と挙手させて配布 → 競争意識・高揚感を煽る # 健康不安を刺激する話、健康講座、健康機器体験などを長時間行う # 最後(2〜3時間後)に「今日だけ特別価格」「残りわずか」の高額商品(30〜100万円クラス)を売りつけ # 複数人の販売員が囲み、断りにくい空気を作る *主な販売商品 * 羽毛布団・高級寝具 * 磁気マットレス・磁気治療器 * 健康食品・サプリメント * 浄水器 * 電気治療器・ダイエット器具 *法的扱い 特定商取引法の「訪問販売」に該当する場合が多い。

クーリング・オフ

書面受領日から8日以内
クーリング・オフ期間過ぎても、虚偽説明・過量購入などで取り消し・無効主張が可能なケースあり 対策・注意点 「無料」「激安」の粗品目当てで知らない会場に行かない高齢者の家族は「最近変な集まりに行ってる」と聞いたらすぐ確認 一度行くと「友達価格」「会員特典」などと言われ通い続けるパターン多発断るのが苦手な人は絶対に印鑑・通帳を持参しない。

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