巣鴨

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名前巣鴨

概要

巣鴨(すがも)は、東京都豊島区北部に位置する町名で、JR山手線と都営三田線の巣鴨駅を中心としたエリアです。「おばあちゃんの原宿」という愛称で全国的に知られ、特に高齢者向けの衣料品、健康グッズ、和菓子店が並ぶ巣鴨地蔵通り商店街が有名です。一方で最近は若い世代向けのカフェやスイーツ店も増え、幅広い年齢層が楽しめる街となっています。とげぬき地蔵尊(高岩寺)がシンボルで、毎月4のつく日(4日、14日、24日)の縁日には多くの参拙者で賑わいます。2025年現在も、下町情緒たっぷりの人気観光スポットです。


歴史

巣鴨の歴史は古く、室町時代には「巣鴨村」として記録されています。江戸時代は中山道の宿場町として栄え、庚申塚などの史跡が残っています。1891年に曹洞宗の高岩寺(とげぬき地蔵尊)が現在地に移転して以来、参拝客が増加し、周辺に商店街が形成されました。戦後は無線機器の街としても知られましたが、1980年代頃から「おばあちゃんの原宿」のイメージが定着。現在も伝統的な商店街文化を守りつつ、新しい店舗も増えています。


観光スポット

  • とげぬき地蔵尊(高岩寺): 巣鴨の中心的な存在。病や苦しみの「とげ」を抜くご利益で有名で、洗い観音(体を洗うと病気が治るという信仰)が人気です。境内はいつも参拝者で賑わっています。
  • 巣鴨地蔵通り商店街: 約780mの商店街に200店舗以上が並び、赤いパンツ(健康祈願の名物)、健康グッズ、衣料品、食べ歩きグルメが充実。毎月縁日には露店も出てさらに賑やかになります。
  • 庚申塚: 商店街近くの古い史跡。猿田彦大神を祀る塚で、周辺も散策におすすめです。

名物グルメ・お店

  • 塩大福(みずの): 巣鴨の代表的な名物。行列ができるほどの人気で、柔らかく塩味が効いた大福が特徴。
  • 赤パンツ(マルジ): 健康長寿祈願の赤い下着。縁起物として観光客にも人気。
  • その他、かりんとう、せんべい、甘味処、食べ歩きスイーツなど老舗が多数。

アクセス

  • JR山手線・都営三田線「巣鴨駅」下車すぐ
  • 都電荒川線「庚申塚」停留場近く

関連項目

  • とげぬき地蔵尊 高岩寺
  • 巣鴨地蔵通り商店街
  • おばあちゃんの原宿

外部リンク

巣鴨地蔵通り商店街公式サイト
高岩寺(とげぬき地蔵尊)公式サイト

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