| 名前 | JJクラブ |
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概要
JJクラブ(正式名称: JJ CLUB 100)は、かつて日本各地に展開していた会員制アミューズメント総合施設チェーンです。15分100円(税込105円)という低料金で、ビデオゲーム、音楽ゲーム、スポーツゲーム(卓球、ビリヤード、ダーツ、バッティング、ピッチング)、カラオケ、漫画コーナー、インターネットコーナー、釣り堀、キッズランドなど、多様な遊びを時間制で遊び放題とするのが特徴でした。24時間営業の店舗が多く、家族連れや友人グループで長時間楽しめる「激安レジャースポット」として人気を博しました。現在は多くの店舗が閉店し、残存店舗はごくわずか(またはリブランド)となっています。
来歴
1993年に大阪で株式会社ネクストジャパンホールディングス(旧社名など変遷あり)が設立・運営を開始。2000年代に全国展開を進め、北海道、千葉、神奈川、新潟、兵庫、姫路など郊外型店舗を多数オープン。低価格・遊び放題のビジネスモデルでラウンドワンなどの競合と差別化を図りましたが、設備の老朽化、採算性の悪化、ラウンドワンなどの大型アミューズメント施設の台頭により、2010年代後半から店舗閉店が相次ぎました。一部店舗(例: 千葉浜野店)は「クロスポ(CROSPO)」へリブランドされ存続。2025年現在、オリジナルJJ CLUB 100の店舗はほぼ消滅した状態です。
事業内容
時間制料金(15分105円、1時間パック、フリータイムなど)で施設内ほぼ全てのコンテンツが遊び放題(メダルゲームなどの景品付きは別料金の場合あり)。主なコンテンツ:
- アーケードゲーム(ビデオゲーム、音楽ゲーム、体感ゲーム)
- スポーツ(ビリヤード、ダーツ、卓球、トスバッティング、ピッチング)
- カラオケ(釣りカラオケなどユニークなものも)
- 漫画・インターネットコーナー(個室でDVD鑑賞可)
- キッズランド、釣り堀など
会員制で初回登録料が必要。学生・子供割引あり。
店舗展開
ピーク時には全国数十店舗(北海道、関東、関西、中部など)。主な過去店舗例:
- 千葉浜野店(現: クロスポ千葉浜野店)
- 姫路飾磨店
- 横浜江田店(2016年閉店)
- 函館上磯店(2007年閉店)
- 横浜上星川店
- 新潟紫竹山店
- 札幌美しが丘店 など
2025年現在、オリジナルブランドの店舗は極めて少なく、ほとんどが閉店または他施設へ転換。
特徴と取り組み
- 破格の低料金で長時間遊び放題(例: フリータイム1200円前後)
- 24時間営業・年中無休
- 家族・グループ向けの多様なコンテンツ
- 小学生未満無料キャンペーンなど子供向け割引
競合のラウンドワンに比べて安価だが、設備が古めで狭い店舗が多いのが弱点でした。
閉店と現状
ラウンドワンなどの大型施設の影響で店舗数が激減。2024年頃の情報では全国4店舗程度しか残っていなかったものが、さらに減少。運営会社の問題や採算悪化が原因とされています。一部店舗は「クロスポ」としてスポーツ中心にリニューアルし存続。
関連項目
- クロスポ(CROSPO)
- ラウンドワン
- アミューズメント施設
- ゲームセンター
外部リンク
(現在公式サイトは存在しないため、過去参考)
クロスポ千葉浜野店(旧JJクラブ浜野店)
過去情報例: 姫路飾磨店関連ページ(閉店確認)
