名前 | ギガファイル便 |
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概要
ギガファイル便(GigaFile便)は、ユーザー登録不要で完全無料の大容量ファイル転送サービスです。1ファイルあたり最大300GBまで対応し、ファイル個数無制限で転送可能で、最大100日(一部アップデートで最大120日)間の保持期間を設定できます。パソコン、スマホ、タブレットなどの各種デバイスから利用でき、URLやQRコードによる共有が簡単です。広告収入を主な収益源とし、国内サーバーで運用される日本発のサービスとして、個人利用からビジネス利用まで幅広く活用されています。AIによる自動ウイルス検知機能も導入され、安全性を向上させていますが、匿名利用のためプライバシー保護の観点で注意が必要です。
来歴
ギガファイル便は、2006年頃に開始されたファイル転送サービスで、メール添付の容量制限を超える大容量ファイル共有の需要に応じて登場しました。当初は数GB程度の転送を可能にし、インターネットの普及とともに急速にユーザー数を伸ばしました。2010年代に入り、動画や高解像度画像の共有が増加する中、容量制限を300GBまで拡大。2025年にはAI自動ウイルス検知や保持期間の延長(最大120日)などのアップデートを実施し、現代のニーズに対応しています。現在も運用中で、公式YouTubeチャンネル「GiFiレコーズラジオ」などでユーザーサポートを続けています。一方で、セキュリティリスクの指摘から企業利用では代替サービスを推奨する声もあり、進化を続けています。
特徴
- 容量制限: 1ファイルあたり最大300GB、ファイル個数無制限。
- 利用方法: ブラウザや専用アプリ(iOS/Android)からアップロードし、URLを共有。保持期間は1日から最大100日(または120日)まで選択可能。QRコード共有や複数人同時送信もサポート。
- セキュリティ: AI自動ウイルス検知、認定ファイル申請機能(違法ファイル通報非表示)。ただし、匿名利用のためファイル閲覧の可能性があり、著作権遵守が必要。
- 無料の理由: 広告収入と自社運用によるコスト抑制。商用利用も可能だが、広告の多さがデメリットとして挙げられる。
- 文化的影響: 手軽さから日常的に使われ、Googleドライブなどの代替として人気。業務利用のリスク議論も活発。