バイト

ページ名:バイト
名前 ペタバイト

概要

バイト(Byte、略称: B)は、デジタル情報の基本的な記憶容量単位で、1バイトは8ビット(0または1の8桁)に相当し、256種類(2^8)の値を表現できる。テキスト1文字(例: ASCIIの「A」)や小さなデータ片を表す最小単位として、コンピュータや通信技術で使われる。キロバイト(KB)、ギガバイト(GB)、テラバイト(TB)などの上位単位の基礎であり、ファイル転送サービス(例: キロバイト便、ギガファイル便)やモバイルデータ通信(「ギガ」)の基準ともなる。デジタル時代におけるデータ量の最小ブロックとして、あらゆる情報処理の基盤。


来歴

バイトの概念は、1950年代のコンピュータ開発初期に確立。IBMのエンジニアが「bit(ビット)」の集合として8ビットを1バイトと定義し、文字や命令を効率的に処理する単位とした。1960年代には、ASCII文字コード(1文字=1バイト)が標準化され、バイトはプログラミングやデータ通信の基本に。1990年代のインターネット普及で、キロバイト便(1998年頃開始)などのサービス名に派生単位が使われ、バイトは一般にも浸透。2025年現在、バイトはエクサバイト(EB)やペタバイト(PB)のような巨大単位の基礎として、ビッグデータやAIでも重要な役割を果たす。


特徴

  • 定義: 1バイト=8ビット(2^8=256通り)。テキスト1文字やピクセルデータの一部を表現。
  • 用途: テキストファイル(例: 1文字=1バイト)、プログラムコード、画像/音声の最小単位。
  • 文化的影響: キロバイト便やギガファイル便の名称に派生単位が使われ、データ文化の象徴。「ギガ」などのスラングもバイトに由来。
  • 注意点: バイト(B)とビット(b)の混同。1バイト=8ビットだが、通信速度(例: Mbps)はビット基準。

関連項目

キロバイト
ギガバイト
テラバイト
ペタバイト
エクサバイト
キロバイト便
ギガファイル便
ファイル転送サービス
.ビット

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