登録日:2019/09/29 (日) 22:25:48
更新日:2024/05/09 Thu 13:52:28NEW!
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You're the next
Next Decade
ゴールより その先にあるスタートライン
The Next Decadeとは、Gacktの35枚目のシングルの楽曲。
概要
劇場版『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』の主題歌。
GACKTは『仮面ライダーディケイド』にて主題歌『Journey through the Decade』を担当したが、その流れで夏映画でも主題歌を担当した。
「GACKT/DECADEプロジェクトのFinal Attack Ride」と豪語しており、当初はこの曲がディケイド最後の楽曲になるかのように思われた。
しかし、後にGACKTは『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』において『Stay the Ride Alive』を発表し、事実上宣言は覆っている。
一応『Stay the Ride Alive』は『仮面ライダーW』の主題歌でもあるため、ディケイド単独の主題歌としては最後という事かもしれない。
CDジャケットなどに映されたGACKTの姿は、GACKTではなく『オールライダー対大ショッカー』の登場人物である結城丈二としての姿になっている。
ある意味GACKTの楽曲と言うよりは、結城丈二というキャラクターの楽曲であり、彼のキャラクターソングとも解釈できる。
オリコンチャートでは週間4位を記録した。
歌の内容
『Journey through the Decade』に続き、GACKTの高い歌唱力による熱い歌となっている。
単純に聞くと、世界を移動し未来を切り開いていく仮面ライダーディケイドへの応援歌のようにも聞こえる。
一方で、「右手」というワードが多く出てくる事や傷を負っても走り続ける事を訴える歌詞でもあり、それは結城丈二及びライダーマンの人生を挿している歌でもある。
しかし、実はこの曲のコンセプトは「Next Decade(次の10年)を駆け抜けるNext Decade(次のヒーロー)に捧ぐ」という内容だったりする。
つまり、この曲の歌詞はディケイドや結城丈二だけではなく、ディケイド以降の10年間で戦う戦士への応援ソングなのだ。
PV
物語が描かれているが前作『Journey through the Decade』とは違い、GACKTではなく結城丈二の様子が描かれる。
映画とリンクしており、時系列的には『オールライダー対大ショッカー』の前日談となっている。
そのため、映画本編の実質的な外伝ストーリーと解釈しても良いだろう。
短編な事に加えて登場人物は結城丈二以外喋らないが、短い物語の時間の中でも彼の置かれた状況や性格がよく分かる内容となっている。
ぶっちゃけ『オールライダー対大ショッカー』での結城丈二の出番は多くないので、映画を視聴したファンは補足作品として見ておくと良い。
映画本編では描かれなかった結城の戦闘描写も見れるという点でもかなり貴重な映像だったりもする。
◆ストーリー
映像は「FOR THE NEXT DECADE WHO GET PASS THE NEXT DECADE(次の10年を駆け抜ける 未来のヒーローたちに捧げる)」と表示されて始まる。
夜中、「ZERO」という名前のバーにバイクを止めて入店した男・結城丈二。
入店したバーの店内には、バーで働く従業員の姉弟とガラの悪い多数の客達がいた。
カウンターに座った結城は、姉に向かって一枚の写真を見せて「この男を知らないか?」と問う。
しかし、姉に即座に首を横に振られてしまった結城は水を飲み始めた一方、弟が客に絡まれ始めて揉め始めていた。
異変に気が付いた姉は弟への暴行を始めようとする客達を止めに入るが、カウンターに突き飛ばされてしまう。
やがて結城も客の酔漢2人に絡まれ始めるが、結城は彼らに構うことなく店内から退店しようとする。
ところが、その結城の態度にキレた酔漢の1人が掴みかかり、それを見た姉は結城を助けようとするが叶わない。
結城も暴行を受ける事になるが、そんな最中で同じく暴行を受けていた弟は結城の右手の不自然な挙動に気が付く。
そして、結城に絡んでいた酔漢の1人が右手にナイフを持ちだすと、ついに結城は酔漢の右手を強い力で握り締める反撃に出る。
他の酔漢が隙が出ている結城に鉄パイプで殴りかかるが、結城は鉄パイプを右腕で防ぐと腕は緑色に発光して逆に鉄パイプを折ってしまった。
これには店内にいた人間達も全員唖然とし始めるが、結城はサングラスを取って弟に「戦うとはこういうことだ…」と呟く。
襲い掛かる多数の酔漢達を一人で対処して全員ノックアウトする結城。
酒瓶で殴りかけられるも、拳で真っ向から挑んで瓶を完全粉砕してしまう暴れっぷりを見せる。
1人残った酔漢のリーダー格と思われる若い女性とも激しい肉弾戦が始まるが、挑発する余裕を見せる結城は彼女も倒した。
弟はその戦闘を眺めていたが、倒れていた酔漢の1人が再度立ち上がって結城に襲い掛かろうとする所に飛びつく。
酔漢に馬乗りになった弟は拳を振り続けて暴行を加えるが、姉が力ずくでそれを制止したのだった。
サングラスを拾って右腕の調整をする仕草を見せた結城は、やがてバイクでバー付近から離れていき、その様子を弟は黙って眺めていた。
闇夜の中、結城の手配書を踏みつけた足を離してバイクを走らせる人物が現れる。
その人物は大ショッカーの刺客と思われる暗殺者であり、結城は彼の走らせるバイクとバイクチェイスを展開する。
やがてバイクを止めた暗殺者側が結城に向けて銃撃を行うが、同じく止まっている結城に対して大きく外れた方向に撃ち外す。
銃撃された結城は、右腕を激痛に耐えながら外すと同時に手元からブラスターアームを取り出して即座に装着。
暗殺者に向けてビーム砲を発射し、バイクとまとめて暗殺者を爆殺した。
結城はバーを出る際、弟に向けてこのような言葉を送った。
命ある限り戦え……例え孤独でも
騒動が終わった朝のバーを準備する弟は、バーの出入り口を見ながらそれを思い出していた。
その様子を姉に眺められていた弟は焦ったようにバーの準備作業を再開し、姉も穏やかな様子でバーの支度に入るのだった…。
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