登録日:2023/02/10 Fri 13:08:11
更新日:2024/07/05 Fri 10:43:51NEW!
所要時間:約 8 分で読めます
▽タグ一覧
dm デュエマ デュエル・マスターズ 呪文 鬼札王国 鬼エンド 火文明の呪文 闇文明の呪文 多色 鬼ヶ大王 ジャオウガ 一王二命三眼槍 十王篇 dmrp-15 火文明 闇文明 百鬼の邪王門 効果バトル
《百鬼の邪王門》とは、TCG「デュエル・マスターズ」のカード。
DMRP-15「十王篇 第3弾 幻龍×凶襲 ゲンムエンペラー!!!」に収録された闇・火レインボーの鬼札王国に属する呪文である。
●目次
解説
百鬼の邪王門 R 闇/火文明 (6) |
呪文:鬼札王国 |
<鬼エンド>クリーチャーが攻撃する時、シールドが1つもないプレイヤーがいて、自分のマナゾーンに闇のカードと火のカードがそれぞれ1枚以上あれば、この呪文を自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。 |
自分の山札の上から4枚を墓地に置く。こうして墓地に置いたカードの中から、闇または火のコスト6以下の進化ではないクリーチャーを1体選び、出す。その後、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その2体をバトルさせる。 |
山札の上から4枚の墓地に送りつつ、そうして置いた4枚の中から闇または火かつコスト6以下の非進化クリーチャーを場に出す。
更に相手のクリーチャー1体を選び、先ほど踏み倒した自身のクリーチャーとバトルさせる効果を持つ。
これ単体でもクリーチャーを1体踏み倒しながら効果バトルも仕掛けられるという優秀な性能だが、鬼札王国に由来する鬼エンドが加わる事により真価を発揮する。
自分か相手のいずれかのプレイヤーが全てのシールドを失い、かつマナゾーンに闇と火のカードがそれぞれ1枚以上ある事を条件とする鬼エンドにより、クリーチャーの攻撃時にノーコストで詠唱可能となるのだ。
踏み倒せるクリーチャーの範囲こそやや狭めに設定されているものの、自分と相手のクリーチャー両方の攻撃をトリガーにして発動可能な事から、攻防の両面において幅広い戦法を取れる。
例えば自分のクリーチャーが攻撃を仕掛ける際にはそれに合わせて追撃を仕掛けたり、相手クリーチャーにトドメを刺されそうになったら革命0トリガーの感覚でダイレクトアタックを防いだりといった具合である。
更には発動条件が似通った鬼エンドに革命0も併発させやすく、鬼エンドで踏み倒してそれらの効果を発動させていくコンボもかなり魅力的となっている。
難点は鬼エンド共通だが、基本的に自分のシールドを全て削ってから発動する事になるので鬼エンドの発動条件を満たすと場がガラ空きになってしまう点。
まさに「諸刃の剣」を体現する能力であるため、鬼エンドで詠唱したらそのターン中に決めきってしまいたい。
また、墓地からリアニメイトするのはあくまで山札から捲った4枚の中からなので、踏み倒し先が安定せ状況に応じたクリーチャーを出せないという要素も。
環境においては元々あった鬼タイム&鬼エンドのデッキをベースにし、邪王門含む鬼札王国たちが持つ鬼エンドの早期発動を目指す【赤黒邪王門】としてデッキが当初は作られていた。
後にこの呪文と抜群の相性を誇るとあるクリーチャーが登場した事により、従来の赤黒に青と緑の色を加えた【4c邪王門】が開発され、王来篇から王来MAXにかけて環境で猛威を振るっている。
相性の良いカード
鬼ヶ大王 ジャオウガ KGM 闇/火文明 (5) |
クリーチャー:デモニオ/鬼札王国 7000 |
スピードアタッカー |
W・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のシールドをすべて手札に加えてもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない。 |
デザイナーズコンボその1。
cipで任意のシールド全回収が可能であり、邪王門含む鬼エンドの発動条件を1枚で満たしてくれる。
更にはコスト5ながらスピードアタッカーとW・ブレイカーまで持っているなど単純なアタッカーとしても優秀で、召喚してシールドを全て回収してから即攻撃を仕掛けて鬼エンドで邪王門を詠唱できる。
邪王門系のデッキでは基本的にこのカードも採用されており、鬼エンドの発動に当たってはほぼ必須の1枚となっている。
詳しくは個別項目を参照。
一王二命三眼槍 SR 闇/火文明 (5) |
クリーチャー:デモニオ/鬼札王国 6000 |
自分がゲームに負ける時、これが相手のターンで、自分のマナゾーンに闇のカードと火のカードがそれぞれ1枚以上あれば、かわりに自分の手札にあるこのカードを相手に見せ、山札の下に置いてもよい。 |
スピードアタッカー |
W・ブレイカー |
<鬼エンド>このクリーチャーが出た時、シールドが1つもないプレイヤーがいれば、自分の山札の一番下のカードを墓地に置く。それがコスト5以下のクリーチャーなら、出してもよい。 |
デザイナーズコンボその2。
手札から山札の下に送る事で自身の敗北を無効化できるという強力な敗北回避効果を持つクリーチャーだが、邪王門と組み合わせる事で更なる強さが引き出される。
鬼エンドで山札の下からコスト5以下のクリーチャーを踏み倒せるcipが解放されるため、邪王門から三眼槍を出して連鎖的にクリーチャーを展開できる可能性を秘めているのだ。
踏み倒し範囲がコスト6以下の邪王門と共通している事に加え、自身の敗北回避で山札の下に送った三眼槍を再度並べられる点でも相性が良い。
また、ジャオウガと同じくSAとWBを兼ね備えているので攻撃要員として純粋に強いのも大きいか。
詳しくは個別項目を参照。
切札勝太&カツキング -熱血の物語- DSR 水/火/自然文明 (5) |
クリーチャー:アウトレイジ・ドラゴン/ヒューマノイド 5000+ |
マッハファイター |
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から5枚を見る。そのうちの1枚を相手に見せてから手札に加え、残りを好きな順で山札の下に置く。こうして見せたカードが火または自然なら、クリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。 |
革命2:自分のシールドが2つ以下なら、自分のシールドゾーンから手札に加えるこのクリーチャーに「S・トリガー」を与える。 |
革命0:自分のシールドが1つもなければ、このクリーチャーのパワーを+10000し、「スピードアタッカー」と「T・ブレイカー」を与える。 |
【4c邪王門】が誕生した切っ掛けとも言えるカード。
山札の上から5枚にあるカードのいずれかを手札に加えつつ、それが火か自然ならクリーチャー1体をバウンスできるサーチと除去を兼ね備えたクリーチャーであり、火文明を含む邪王門ならバウンス効果も当然活かす事が出来る。
また、鬼エンドと相性抜群な革命0の効果が特に強力で、コスト5の名目でパワー15000かつMF&SA持ちの3打点持ちという怪物が場に出てくるのは脅威でしかない。
更に更にこのカードから《蒼き団長 ドギラゴン剣》の革命チェンジにも繋がるという至れり尽くせりなてんこ盛り性能であり、邪王門を環境の最前線に引き上げた立役者と呼ぶべき1枚。
詳しくは個別項目を参照。
王来英雄 モモキングRX KGM 火/自然文明[ジョーカーズ] (5) |
クリーチャー:ヒーロー・ドラゴン/ジョーカーズ/レクスターズ 6000 |
スピードアタッカー |
W・ブレイカー |
このクリーチャーが出た時、手札を1枚捨て、カードを2枚引く。その後、このクリーチャーから進化できるコスト7以下のクリーチャーを1体、自分の手札からこのクリーチャーの上に置いてもよい。 |
シンカパワー:このクリーチャーが進化する時、このターン、このクリーチャーがバトルに勝つたびアンタップする。 |
ご存知《超竜バジュラ》を再び環境レベルに押し上げた未来王。
cipで手札を増やしつつ、その中に該当クリーチャーがいれば進化させる事が出来る。
進化クリーチャーに対応してない邪王門とは少々相性が悪いものの、ジャオウガ・三眼槍と同様にSA&WBを持つ単純な攻撃要員として優秀なので、役割をそれのみに振り切るのも一考か。
詳しくは個別項目を参照。
龍素記号wD サイクルペディア SR 闇/水文明 (5) |
クリーチャー:クリスタル・コマンド・ドラゴン/ダークロード 5000 |
ブロッカー |
ジャストダイバー |
このクリーチャーが出た時、コスト4以下の呪文を1枚、自分の墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。 |
自分の手札から呪文を唱えた時、その呪文を自分の墓地からもう1度、コストを支払わずに唱えてもよい。この能力は各ターン1度しか使えない。 |
自分の墓地から呪文を唱えた時、唱えた後で、墓地のかわりに山札の下に置く。 |
【4c邪王門】の環境での立場を間違いなく大幅に高めた1枚。
5コストパワー5000とスタッツ自体は及第点であるものの、その能力で邪王門を1枚で2回唱える事が可能となる。
cip能力はコスト制限がある為、邪王門を詠唱することは出来ないものの、邪王門の墓地肥やしとは噛み合っており、唱える呪文に困る事は少ないだろう。主な詠唱呪文は《サイバー・ブレイン》、《ドンドン吸い込むなう》辺りか。
地味にブロッカーを持っている点も優秀で、邪王門を防御札として考えた際にこれまで対処出来なかったアンタッチャブル能力持ちやジャストダイバー持ちに対処できる。
Mの悪魔龍 リンネビーナス VR 闇/火文明 (6) |
クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン/イニシャルズ 6000 |
スレイヤー |
W・ブレイカー |
マナ武装4:このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンに多色カードが4枚以上あれば、コスト5以下のクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。その後、このターン、自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。 |
マナ武装という要求こそあるものの、文明を問わず5コスト以下のクリーチャーを踏み倒してスピードアタッカーを付与する攻撃的な1枚。
デッキの性質上多色カードを多数搭載する事になる【邪王門】系のデッキではマナ武装達成は容易であり、また邪王門が墓地を肥す為、踏み倒し先にはまず困らない。
《蒼き団長 ドギラゴン剣》《蒼き守護神 ドギラゴン閃》との相性もよく、このカード自身が革命チェンジ元にも踏み倒し先にもなる上、もしこのカードを踏み倒せたら6打点を揃える事が出来る為、構築を歪めないまま邪王門に頼らないサブキルプランを持つ事も可能となる。
編集の先にあるのは、追記と修正が渦巻くヲタの世界。
[#include(name=テンプレ2)]
この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,4)
[#include(name=テンプレ3)]
▷ コメント欄
- 多分3月の発表で殿堂入りするんだろうな… -- 名無しさん (2023-02-10 23:42:03)
- 活躍期間は見たら確かに殿堂レベルではあるけど今年のシールド戦限定プロモに選ばれてるからなんとも。 -- 名無しさん (2023-02-11 00:10:26)
- どっちかって言ったらあかんのはカツキングだからなぁ…インフラクリーチャーとしてもやり過ぎた -- 名無しさん (2023-02-11 16:48:22)
- コスト6以下の闇火クリーチャーの開発に影響出るしそのうち殿堂入りしそう -- 名無しさん (2023-02-11 18:02:54)
- 邪王門て背景ストーリーだとどんな活躍してたっけ? -- 名無しさん (2023-02-12 20:09:06)
- これでバサラ出すの強かったな -- 名無しさん (2023-03-09 19:49:28)
#comment(striction)
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧