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オーレリア連邦共和国 | レサス民主共和国 |
ユジーン・ソラーノ | ディエゴ・ナバロ |
グリフィス隊(3機編成) | B-52 5機 C-5 2機 |
なし | 全戦力 |
なし |
プナ基地奇襲は、オーレリア戦争中にオーレリア空軍のグリフィス隊が、プナ平原に急造されていたレサス軍の補給基地であるプナ基地に対して行った奇襲攻撃である。奇襲攻撃は成功し、放棄されたプナ基地はオーレリア軍に接収された[1]。この作戦は最終的にオーレリア戦争の終戦につながった一連の反攻作戦の最初のものであった。
オーブリー基地防空戦に辛うじて勝利したグリフィス隊はしかし、依然孤立していた上に、グレイプニルの攻撃による部隊への被害も大きく、危機的な状況にあった。グレイプニルを追跡するには物資が不足しており、またパターソン港にレサス軍が部隊を集結しつつあったため、これも脅威となっていた。プナ基地はオーブリー基地とパターソン港の中間地点に位置していて大量の物資が備蓄されていたため、ユジーン・ソラーノはこれを攻撃して接収することで物資の確保とパターソン港奪還の準備を同時に行えると考えた[1]。
レサス軍はオーブリー岬でのグレイプニルの攻撃が残存する最後のオーレリア航空戦力を殲滅したものと思っていたため、低空で侵入したグリフィス隊が攻撃を開始するとプナ基地は極度の混乱に陥り、基地司令部が基地が空襲を受けていると理解するのにしばしの時間を要した。グリフィス隊は駐機されていた爆撃機、輸送機、および基地司令施設を主に攻撃した。プナ基地はパターソン港に増援要請を行い、実際にパターソン港から飛来したと思われる複数の戦闘機がグリフィス隊と交戦したが、それらの部隊はなんら成果を上げることができなかった。プナ基地は壊滅し、レサス軍は基地を放棄して逃走した[1]。
補給基地を失ったレサス軍は海路を用いてパターソン港に補給物資と増援地上部隊を陸揚げしようと考え、揚陸艦と補給艦からなる艦隊をパターソン港へ向かわせた[2]。グリフィス隊はパターソン港奪還作戦のための足がかりを得ることに成功し、実際にパターソン港の戦いにおいて同隊はプナ基地から出撃した[2]。
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