あの電話ボックス_η

“あの電話ボックス η” (“The Telephone Booth η”)

本記事作成時に添付されていた写真。この階層の性質上、このような写真の撮影は本来不可能であることに留意されたい。

理解度

10%

危険度

0/5

“あの電話ボックス η” (“The Telephone Booth η”) (別名: “電話ボックスの階層 η” (“The Level of Telephone Booth η”) 、“緑の電話ボックス η” (“The Green Telephone Booth η”))は、 The Backrooms の番外階層の一つであると見做されている。

概要

本記事で説明されている、人間たちが「あの電話ボックス η (The Telephone Room η)」、または「電話ボックスの階層 η (The Level of Telephone Booth η)」「緑の電話ボックス (The Green Telephone Booth η)」などと呼ぶ空間が、 The Backrooms の階層、或いは亜階層の 1 つなのか、それとも「現象」や「異常な生物」と表現すべきものなのか、 2022 年現在、未だに結論が出ていない。しかし本記事では、便宜的にこれを 1 つの独立した番外階層と定義しておく。

2019 年以来、 絶対値 0 - 100 (0 η - 100 η) 程度の比較的浅い階層を中心に、階層内に The Frontrooms の日本で設置・使用されている NTT が管理する公衆電話の電話ボックスが、現れたり消えたりする現象が発生するようになった。その電話ボックス内に進入すると、全く同じ電話ボックスが山中に設置されている、この階層へと移動する。ある階層内にある電話ボックスが、この階層に繋がっている電話ボックスかどうか、確実に判別することは難しいが、その階層が絶対値 0 - 100 (0 η - 100 η) の範囲で、その電話ボックスが異様な場所や状況――風景が日本でなかったり、道路のど真ん中にあったり、地面に埋まっていたり、壁を貫通していたり――にあるものであれば、この階層に繋がるものとみてまず間違いない。

重要なこととして、この階層では、進入時にあなたが現れる電話ボックスの外の空間には、決して脱出することはできない。ドアは開かず、内壁は異常な強度を持っている。ボックス内は非常に狭いため、あなたが大荷物で移動しているならば、進入後、それらは間違いなく邪魔になる。なお、この階層に 1 度に進入できる人員は 1 人のみで、何者かがこの階層にいる間、この階層に繋がる電話ボックスは、進入者がこの階層に進入するときに入ったもの以外は、全て消失している。

電話ボックス内には電気が通っており、なぜか受話器を上げるだけで、コインを入れずに電話をかけることができるが、基本的にほとんどの電話番号は発信音が鳴り続けるだけ (なお、一切のアナウンスはない) で、どこかに繋がることはない。だが、幾つかの番号はごく稀に通話が繋がり、何者かの声や物音が数秒聞こえてから切断される、という怪現象が発生する。それらの例外は、「自身が過去に使用していた電話番号」と、「自身が最も思い入れのある、他者の電話番号」である (「備考」セクション参照) 。

この階層では、時間は通常通りに流れているように思われる。朝と夜があり、季節が流れ、天候が変わることもある。データと照らし合わせると、その時間帯や気候・天候は、 The Frontrooms における日本の関西地方のものと概ね一致するが、関連性は不明である。

この階層の電話ボックスの外に関して、わかることは少ない。どこかの山中の森の小屋に併設されている電話ボックスのようだが、周囲に場所が特定できそうなものは見当たらない。また、いかなる異常な存在も、人間を含む動物も現れることはないが、季節によっては鳥や虫の声が周囲から聞こえてくることもある。

この階層、及び本記事に関する複数の疑問

本記事の最初の版のスクリーンショット (拡大推奨) 。実在の携帯電話用電話番号が記載されているため、モザイク処理を施した。

本記事は、 2019 年 1 月 17 日、「 sasami0116 」というユーザーによって作成されたものである。この階層の通称「あの電話ボックス」とは、本記事の投稿時のタイトルでもある。そして、電話ボックスの出現が初めて確認されたのは 2019 年 1 月下旬ごろとされており、 1 月 17 日より遡って目撃情報を見つけることはできない。

また、投稿時の本記事の内容は、本記事冒頭の写真と、わずかな本文のみであった。しかし、「概要」セクションで説明されている通り、この階層で電話ボックスの外に出る方法は現在まで見つかっておらず、撮影者が如何にして電話ボックスを外から写した写真を撮影できたのかという疑問が残る。

なお、「 sasami0116 」の本記事作成以前、以後の本 wiki での活動は、現在まで一切存在せず、そのアカウントの持ち主は不明である。

備考

• この階層の、及びこの階層へ繋がる電話ボックスの公衆電話が、稀に着信音を鳴らしていることがあるが、必ず受話器を手に取る前に着信音が消えてしまう。放っておいても、 20 秒ほどで着信音は消える。
  • 「電話に出てしまった者が必ず失踪・死亡している」という仮説を立てることもできる。着信音を聞いたとしても、無視するのが賢明であろう。
• この階層の公衆電話で、あなたが過去に使用していた電話番号に電話をかけると、数秒の発信音のあと電話が繋がり、即座にあなたがこの階層に進入するときに入った電話ボックスに移動する。
• この階層の公衆電話で、あなたが過去に使用していたものでない、あなたが記憶する中で最も思い入れのある電話番号に電話をかけると、数秒の発信音のあと電話が繋がり、雑音の奥から微かに、あなたが記憶しているその電話番号の持ち主の不明瞭な声が聞こえる。その声は少しずつ大きく、近くなるように感じられるが、その直感に反していつまでも不明瞭なままである。その電話は、あなたが切断しない限り、切断されることがない。

入口

• The Backrooms のどの階層でも、 NTT が管理する公衆電話の電話ボックスから、この階層に移動することがある。これ以外の入口は、 2022 年現在まで発見されていない。
  • ある階層内にある電話ボックスが、この階層に繋がっている電話ボックスかどうか、確実に判別することは難しいが、その階層が絶対値 0 - 100 (0 η - 100 η) の範囲で、その電話ボックスが異様な場所や状況――風景が日本でなかったり、道路のど真ん中にあったり、地面に埋まっていたり、壁を貫通していたり――にあるものであれば、この階層に繋がるものとみてまず間違いない。

出口

1. この階層の公衆電話で、あなたが過去に使用していた電話番号に電話をかけると、数秒の発信音のあと電話が繋がり、即座にあなたがこの階層に進入するときに入った電話ボックスに移動する。これ以外の出口は、 2022 年現在まで発見されていない。

この記事は sasam(これは演出上のダミーの権利表記です)i0116 が作成したものです。

この記事は Wanazawawww が作成したものです。

特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツはCC BY-SAライセンスの下で利用可能です。