ヒールの高さの測り方

靴のヒールの高さを測りたいのは、それが特定のイベントに受け入れられるかどうかを確認するため、あるいは単なる好奇心からかもしれません。ヒールの高さを測るのに必要なのは、靴と平らな面、そして定規だけだ。自分に合ったヒールの高さを知りたい場合も、簡単にできます。自分の理想的な最大ヒールの高さを測るには、椅子と定規、そして手伝ってくれる人がいなければカメラがあればいい。健康的なヒールの高さを計算したい場合は、基本的な数学のスキルだけが必要です。

方法1

靴のヒールの高さを測る

1. 靴を平らな場所に置きます。正確な測定には平らな面が必要です。靴を床やテーブル、机の上に置いても構いません。床の高さまで降りて測定するのは難しいので、一般的には机やテーブルが理想的です。
2. 巻き尺か定規を用意する。定規や巻尺があれば、正確な測定ができます。巻き尺でも定規でもかまいません。靴のかかとを測るのに十分な長さがあればよいのです。
3. ヒールキャップの上から測ります。定規か巻き尺を手に取り、その端をヒールキャップの真上に置きます。そして、定規を上に伸ばし、靴の甲の部分まで届くようにします。ヒールの甲の一番高いところで測り終わります。

   • ヒールキャップとかかとの一番高いところの間の長さが、ヒールの高さです。
   • ヒールキャップの上が実際のヒールの始まりですが、ヒールキャップが全体のヒールの高さにどのように影響するかを知りたい場合は、ヒールキャップを測ることもできます。
4. ヒールの高さを測るには、インチかセンチを使います。インペリアル・システムを採用している国にお住まいの場合、ヒールの高さは通常インチで測ります。メートル法を採用している国にお住まいの場合、ヒールの高さはセンチメートルで測ります。

   • 必要であれば、オンラインツールを使って簡単に測定単位を変換することができます。例えば、Googleに「インチ→センチ」と入力し、利用可能な変換ツールのいずれかを使用します。

方法2

ヒールの高さを測る

1. 座って足を真正面に伸ばします。両足を床につけやすい椅子に座ります。そして、左右どちらかの足をまっすぐ前に伸ばします。足を伸ばしきったときに、足の力が抜けていることを確認する。

   • 足首を数回まわし、つま先を向け、前後に曲げ、足が本当にリラックスした状態になるようにする。
2. 友人に足の甲からかかとまでを測ってもらいましょう。よほど体が柔らかい人でない限り、自分で正確に測るのは難しい。別の人に巻き尺か定規を持ってもらい、かかとの底から拇指球の先が曲がるところまで測ってもらう。その人が測った値が、あなたの理想的なヒールの高さです。

   • 拇指球とは、土踏まずとつま先の間にある靴底のパッド部分のこと。かかとから立ち上がると、足の甲とつま先でバランスをとることになる。
3. 壁にメジャーを代わる代わる貼り付ける。計測を手伝ってくれる人がいない場合は、自分一人でもできる。足を伸ばす高さと同じ高さの壁にメジャーをつける。かかとの下あたりに取り付けると、最も簡単で正確な測定ができます。
4. 自分で計測するためにカメラを設置します。伸ばした脚とメジャーを完全に捉えることができる高さで、壁際にカメラを設置します。撮影には、セルフタイマー付きのカメラ、自撮り棒、またはリモコンが必要です。カメラが正しい角度と高さにセットされていることを確認するために、何度かテスト撮影をしてください。
5. 写真をアップロードし、ヒールの高さを決める線を引きます。良い写真が撮れたら、カメラの画面でも測定できますが、通常は写真をパソコンにアップロードした方が簡単です。アップロード後、拡大して理想のヒールの高さを決めたり、Photoshopなどの画像編集ソフトで線を引くと、測定値がとても見やすくなります。

方法3

健康的なヒールの高さを計算する

1. 定規や巻き尺で足の長さを測ります。かかとのある足の先から、母趾の先まで測ります。足を平らな場所に置いて測るのが最も正確なので、誰かに手伝ってもらうと簡単です。

   • 測定単位は、インチでもセンチでも構いません。ただし、計算を進めるには、測定値をセンチメートルに変換する必要がある。
2. 例えば、24センチ（9.4インチ）を7で割ると、3.4センチ（1.3インチ）が最も健康的なヒールの高さとなります。7で割ることが有効なのは、センチメートルを使っている場合だけです。通常ミリメートルで測っている場合は、割る前にミリメートルをセンチメートルに変換することができます。次に、センチメートルの答えをミリメートルに戻します。

   • 足のサイズが11より大きくない限り、足のサイズを7で割ると、通常4センチ（1.6インチ）以下の測定値になります。
   • 医師は、日常的に4センチ（1.6インチ）より高いものを履くべきではないと言っている。
3. ヒールの高さが自分に合っているかどうかを判断する。自分の足の長さを7で割った答えが、最も健康的と思われるヒールの高さですが、自分にとって何がベストかを判断できるのは、自分自身か医師だけです。少し高めのヒールを履いて心地よいと感じるなら、そうしてください！また、1インチ（2.5cm）のヒールでも不快に感じる場合は、フラットシューズにこだわってください。

   • 一般的に、足のサイズが大きければ大きいほど、安全に履けるヒールは高くなります。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている「 How to Measure Heel Height 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。