セイヨウタンポポ

ページ名: セイヨウタンポポ

発見場所 加茂丘高校(夢科学棟横)

セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)は、キク科タンポポ属の多年草である。

ヨーロッパ原産の帰化植物。環境省指定要注意外来生物。日本の侵略的外来種ワースト100に選定されている。日本の在来種とは外側の総苞の反る点が異なる。

あまり季節を問わず、黄色い舌状花を長い期間にわたって咲かせる。がくのように見える部分(総苞片)が開花時に反り返ることで、花に沿って固く閉じる在来種とは区別できる。ただし、在来種も花の盛りを過ぎると総苞が反り返るので注意を要する。

葉や茎を切ると白いゴム質の乳液が分泌され、これによって虫に食べられるのを防いでいる。アレロパシー作用をもつといわれている。根茎による繁殖力が強く、どの部分の切片からも出芽する。セイヨウタンポポには有性生殖を行う2倍体と無融合生殖を行う3倍体があり、日本に定着した3倍体で、単為生殖で種子を作る。

 

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