愛車のバッテリーランプが点灯したときの対処法

ページ名:愛車のバッテリーランプが点灯したときの対処法

道路を走行中にバッテリーランプが点灯したら、車がエンストするまで数分しかないかもしれません。すぐに安全な場所に移動して、問題を特定し、次に何をすべきかを考えましょう。バッテリー、オルタネーター、またはエンジン内のヒューズに問題があるかもしれませんので、ご自身で、または専門家の助けを借りて診断してください。

質問1

バッテリーランプが点灯したら、まず何をすべきですか?

  1. バッテリーを使用している不要なものはすべて切ってください。これにはヒーター、エアコン、ラジオなどが含まれます。携帯電話の充電器やシガーライターなど、車から電力を引き出しているものはすべて抜いてください。
    • アタッチメントは通常、それほど電力を消費しませんが、バッテリーに問題があるときは、少しでも電力を消費することが大切です。
    • また、パワーウィンドウのような電動機能は使わないようにしましょう。窓が閉まっている場合は閉めたままにし、その逆も同様だ。
    • 外が暗いなら、ヘッドライトは点けたままにしておくこと。点灯せずに運転するのは、バッテリーから電力を取り出すよりも危険だ。雨が降っているなら、ワイパーを点けたままにしておくのも同様だ。
  2. 目的地まで数分の距離なら運転する。バッテリーランプが点灯したら、バッテリーが切れて車が動かなくなるまで5分から30分の電力が残っている。スーパーまでちょっと走るだけとか、職場から数分の距離なら、おそらく間に合うだろう。電化製品がすべてオフになっていることを確認し、できるだけ多くの時間を確保すること。
    • また、整備工場や修理工場から数分の距離にある場合も同様だ。そこに直行して、問題を見てもらうことができる。
  3. 目的地まで距離がある場合は、車を停めましょう。目的地から数分以上離れている場合、バッテリーが切れる前に目的地に着くだけの十分な電力がない可能性があります。この場合、安全な場所に駐車することが重要で、そうしないと路上で立ち往生することになる。
    • 高速道路で次の出口に間に合わない場合は、路肩の車線に車を止める。
    • 車を止めてエンジンを切ったとしても、再び動かすつもりはないこと。おそらくエンジンはかかりません。
質問2

バッテリーランプが点灯したら、どのくらい待てますか?

  1. 5分から30分です。それ以上待つと、おそらくエンストします。できれば目的地まで行くか、駐車場や高速道路の路肩など安全な場所に車を止めてください。
    • 残り時間はバッテリーとその健康状態に大きく左右されます。古いバッテリーでは数分しか持ちませんが、丈夫なバッテリーなら30分持つかもしれません。しかし、残り時間を正確に知る方法はないので、数分以上運転しようとしないこと。
    • もしエンストしてしまったら、交通の邪魔にならない安全な道路脇まで惰性で走ってください。道路の真ん中でエンストしたり、交通の妨げになって車が動かない場合は、緊急サービスを呼び、次にロードサイドアシスタンスを呼んでください。
質問3

バッテリーランプが点灯する原因は?

  1. ヒューズが飛んでいる可能性があります。ほとんどの場合、車のヒューズボックスはダッシュボードの下か運転席側のボンネットの下にあります。ボックスを開け、電圧計のリード線を各ヒューズの裏側に接触させます。測定値が出れば、ヒューズは正常です。そうでなければ、ヒューズが切れています。切れたヒューズを引き抜き、新しいヒューズをその場所に差し込みます。
    • ヒューズボックスの位置は車によって違うので、自分のものが見つからなければ取扱説明書をチェックしよう。
    • 車用の交換ヒューズは安く、オンラインで購入できる。
    • 電圧計がなくても、ヒューズが飛んでいないかチェックすることができます。各ヒューズを注意深く抜き取り、一番下のリード線を見てください。銀色で光っていればヒューズは正常です。壊れていたり焦げていたりすれば、ヒューズは切れている。
    • 車のヒューズは何年も使えるはずなので、短期間に複数のヒューズが切れた場合は、間違いなく電気系統に問題がある。車を整備工場に持ち込み、点検を受けてください。
  2. オルタネーターベルトの破損かもしれない。オルタネーターベルトの損傷は、停電の最も一般的な原因のひとつです。エンジンの側面にあるオルタネーターを見つけてください(周囲に通気口がある小さな丸いコンパートメントのように見えます)。オルタネーターとバッテリーをつなぐベルトも見えます。そのベルトに損傷がないか点検してください。ひびが入っていたり、擦り切れていたり、完全に切れている場合は、おそらくこれが停電の原因です。
    • オルタネーターは常にエンジン周辺のどこかにありますが、正確な位置は車種によって異なります。
    • 代替品があれば自分で交換できます。しかし、道端でこれをやろうとしてはいけません。まず車を家に帰すか、修理工場に持ち込んでください。
    • オルタネーター・ベルトの交換費用は通常100~200ドルです。
  3. バッテリー上がりの可能性もあります。車のバッテリーが古い場合、フル充電できない(あるいはまったく充電できない)可能性があります。その場合は、完全に充電する必要があるかもしれません。自分でやってもいいし、プロの整備士に頼んでもいい。
    • ほとんどの車のバッテリーの寿命は3年から5年程度です。
    • バッテリーの交換は思ったより簡単です。まず、マイナス端子、プラス端子の順にネジを外し、ワイヤーを引き抜きます。次に、バッテリーを押さえているバーのネジを外し、バッテリーを引き抜きます。新しいバッテリーをスライドさせ、バーを再び取り付け、ワイヤーをバッテリー端子に戻す。
    • バッテリー端子が腐食しているように見える場合は、端子を掃除する必要があるかもしれません。まず、マイナス端子のナットをレンチで緩め、ワイヤーを引き抜きます。プラス側も同じようにする。それから端子とクランプを水と重曹でこすり、雑巾で拭き取る。端子を再び接続し、車が正しく始動するかどうかを確認する。
質問4

オルタネーターが原因かバッテリーが原因か、どうやって見分けるのですか?

  1. バッテリーの電圧を測定して、バッテリーの健康状態を調べます。ボンネットを開けて、2本のワイヤーが出ている小さな箱のようなバッテリーを探します。 マルチメーターの黒いリード線をバッテリーのマイナス端子に、赤いリード線をプラス端子に押し当てます。健全なバッテリーは12.6ボルトを示すはずです。
    • バッテリーランプが点灯しているので、読み取り値はおそらく低くなっているはずです。これは、バッテリーが充電されていないか、オルタネーターが適切に充電していないことを意味します。
    • 一部の高性能車やドイツ車では、バッテリーは実際にはトランクがある後部座席にあります。バッテリーが見つからない場合は、マニュアルを確認してください。
  2. オルタネーターをテストするために、エンジンをかけて電圧が上がるかどうかを確認します。車のエンジンを入れ、約10分間アイドリングさせます。マルチメーターツールをバッテリー端子に押し当て、もう一度数値を確認します。読み取り値が高くなった場合は、オルタネーターがバッテリーを充電していることを意味し、おそらくバッテリーに問題があると考えられます。しかし、読み取り値が上がらない場合は、おそらくオルタネーターがバッテリーを適切に充電していないことを意味します。
    • バッテリーが完全に上がっている場合は、このテストではまったく動かないかもしれません。他の車や携帯充電ステーションでジャンプスタートさせれば始動できます。
質問5

バッテリーを交換したのにバッテリーランプが点灯するのはなぜですか?

  1. オルタネーターの問題である可能性が高いです。オルタネーターはバッテリーを充電します。オルタネーターがなければ、バッテリーは故障し続けます。バッテリーを交換してもライトが点灯している場合は、オルタネーターまたはオルタネーター・ベルトを見てください。
    • 特にバッテリーを交換した場合は、専門のメカニックに車を見てもらうとよいでしょう。
この記事は、CC BY-NC-SAで公開された「 How to Respond When Your Car's Battery Light Goes On 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。

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