幕末維新ミステリーツアー(名探偵コナン)

ページ名:幕末維新ミステリーツアー_名探偵コナン_

登録日:2022/05/03 Tue 20:15:40
更新日:2024/04/18 Thu 20:53:27NEW!
所要時間:約 10 分で読めます



タグ一覧
名探偵コナン 名探偵コナンエピソード項目 毛利小五郎 オリジナルエピソード ミステリーツアー 小五郎のピンチ アニメオリジナル 山口県 幕末 名探偵コナンアニメオリジナル項目 似た者同士 強盗団 萩にゃん




「幕末維新ミステリーツアー」とは、名探偵コナンにおいて、江戸川コナンが解決した事件。アニメ第891~892話で、アニメオリジナルエピソードである。


あらすじ

小五郎は倉田屋駒吉という謎の人物から家宝を譲り渡したいという手紙をもらい、コナン、蘭と共に山口県にやってくるが、強盗の仲間に間違われて取り調べを受ける。駒吉は1年前に時価数億円の慶長小判千両を盗んだ強盗犯だった。小五郎はコナンたちと強盗事件を調査するために萩を訪れるが、犯人に命を狙われて…。


登場人物

事件関係者

  • 夏目 明日香(なつめ あすか)

CV:植田佳奈
ニュースサイトの記者。28歳。

  • 鷹丈 哲也(たかじょう てつや)

CV:草尾毅
山口北署の警部。38歳。
執拗に小五郎を保護しようとしていたため、彼から疑われる。

  • 宝田 昭彦(たからだ あきひこ)

CV:後藤哲夫
古民家カフェ「宝田」の店主。45歳。
強盗事件の被害者。

  • 福原 友一(ふくはら ゆういち)

CV:鈴木千尋
金属加工研究者。32歳。

  • 藤木 陽介(ふじき ようすけ)

CV:真殿光昭
弁護士。45歳。
小五郎を萩城跡の指月公園に呼び出した際、なぜかその場にいた。
偶然という訳ではないと思われるが、何しに来ていたのかは不明。
明日香は、藤木が「倉田屋駒吉」の正体ではないかと考えており、藤木に何度か指月公園に呼び出されていた。



その他の人物

  • 鷲山 伸人(わしやま のぶと)

CV:秋元羊介
山口北署の警部補。46歳。

  • 鶴見 浩(つるみ ひろし)

CV:遠近孝一
山口北署の巡査部長。27歳。

  • 人力車の男性

CV;金子誠
人力車の担ぎ手。



※以下、事件の真相。ネタバレ注意。








  • 夏目明日香

何者かに拉致され、萩反射炉に監禁され、ベルトコンベアーに載せられ、今まさに金属溶解炉に落下しようとしているところを、コナンのキック力増強シューズでねじ釘を蹴り飛ばし、ベルトコンベアを動かしているスイッチを破壊した。
ベルトコンベアは明日香が溶解炉に落ちる寸前で停止し、なんとか彼女は九死に一生を得たのである。














※以下、事件の核心。更なるネタバレ注意。







  • 宝田昭彦

実は強盗事件は宝田の自作自演だった。
先代は「財産をすべて寄贈する」と言っていたが、宝田は反対していた。
今回の犯行は、せめて小判だけでも売り捌こうと目論んでいた宝田による自作自演だったのだ。
今回の小五郎の銃撃事件や、明日香をベルトコンベアーに乗せて殺害しようとした犯人も彼。
一見、萩まで1時間以上かかる山口市の自宅にいた宝田には、小五郎を襲うことは不可能に思える。
しかし、それは宝田が本当に山口市の自宅にいた場合である。確かに宝田からのテレビ電話には、派手な赤いスポーツカーが映っており、宝田の自宅のガレージだと思わせた。
強盗事件の犯人・倉田屋駒吉は、わざと騎兵隊の格好でウェブカメラに映っていた。それはインパクトの強い衣装を着ることで犯人の印象を薄れさせるためだった。それと同じように、宝田は派手なスポーツカーを置き、小五郎にガレージだと思い込ませようとした。
これまでスマホの通話を通して小五郎たちの話を聞いていたこなっは、トレーラーの中で発見した赤いスポーツカーをテレビ電話に映す。
つまり、宝田は自宅のガレージを装ったトレーラーの中から電話をかけていた。宝田はわざわざガレージ風に中を改装しており、実に手が込んだ犯行であるといえる。
最後は悔しがり、愛車が入ったトレーラートラックに乗り逃走を図ったが、トレーラーから車が飛び出し、自身の犯行の証拠の小判が雨のように降り注いだのだった…。
金銭欲による犯行であることや、明日香や小五郎を殺害しようとしたことなどを考えると、死刑や無期懲役は有り得なくても、かなり厳しい判決が下される可能性が高い。


  • 夏目明日香

エピローグでは、刑期を終えて出所した福原に抱き着き「おかえりなさい」とほほ笑んだ。
福原は、出所したら自分で犯人を捕まえると言っていたそうで、明日香は福原に危険な真似をしてほしくないと考え、彼が服役を終えるまでに犯人を見つけようとしていた。


  • 鷹丈哲也

なかなか個性の強いキャラだったが、犯人ではなかった。
小五郎のことをへっぽこ探偵と呼んでいたにも関わらず、実は明日香さんの計画は知っていて、「日本一の名探偵」小五郎を事件に巻き込もうとしていた。つまり前編でいきなり小五郎を逮捕したのもわざとだったのだ。
普通に協力を依頼すればいいだけなのだが、それはプライドが許さなかったのだろうか。


  • オチ

鷹城は、事件の解決岩井に山口名物の瓦そばでも食べに行こうと誘うが、小五郎は「食べ物なんかじゃ腹の虫が収まらない」と鼻を鳴らしていた。だが、「うまーい地酒もたくさんあるぞ?」と言われ、「フン、それぐらいで勘弁してやるかァ」と、2人で顔を見合わせて大笑いしていた。こうして、ボンクラ刑事とへっぽこ探偵は意気投合したのである。


追記、修正お願いします。

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧