ウマ娘 プリティーダービー

ページ名:ウマ娘 プリティーダービー

登録日:2018/04/21 Sat 01:31:10
更新日:2024/02/19 Mon 13:57:09NEW!
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私たち、ウマ娘!



ウマ娘 プリティーダービー』とは、Cygamesによるゲームアプリを中心としたメディアミックス作品。



概要

2016年3月の「AnimeJapan2016」にて、先行で18頭のビジュアルなどが発表されて始まった。
当時は『THE IDOLM@STER』のディレ1こと石原章弘や、『ラブライブ!』の仕掛け人で当時ランティス所属だった*1木皿陽平らを揃えており、Cygamesが相当本気で取り組んでいるであろう企画である。
2018年4月よりゲームアプリより先にTVアニメが放送された。


プレイヤーがウマになるという、JRA正規コンテンツくせに一番キワモノな『ウマドンナ』、netkeibaによる牝馬の擬人化やJRA×『けものフレンズ』コラボで誕生した3人の「サラブレッドのフレンズ」などがあったものの、牡馬も含めた擬人化女体化というのは流石に初である。
初であって欲しい。
とはいえ、やはり先行者はいた様で、女体化したサラブレッドを育成して走らせるゲームがモバゲーやDMMから過去に配信されていた。



そもそもウマ娘とはどのような存在か

ざっくりいうと異世界の名馬の名を受け継いで生まれるちょっと不思議な異種族
つまり名馬の異世界転生モノである*2
詳細はウマ娘(種族)の項目を参照。



作中に登場するウマ娘の一覧

ウマ娘の一覧を参照。



ゲーム版

ゲーム版はいわゆる『パワプロシリーズ』のサクセスモード系の育成ゲームとなっている。ダイジョーブ博士まで女体化して出てくる
朝5時にデイリー系や報酬のリセットが行われる。


当初は2018年冬サービス開始とされたものの、「クオリティアップの為に延期」として12月に延期、その後も延期に延期を重ねてついには未定となり、一部からは「ソシャゲ界のサグラダファミリア*3とか「事前登録をするゲーム」などと揶揄されていた。


この手の理由で延期したゲームは大半が爆死していた事もあり、その上2020年に入ると新型コロナウイルス感染拡大も重なるなどで半ば諦められていたが、当初予定から3年後の2021年2月24日になりようやくリリースに漕ぎ着けた。
しかし、実際のゲーム画面と初期のPVを見比べてみると本当にクオリティがめちゃくちゃ上がっている*4サイゲGJ。
先にiOS/android版が配信され、翌月3月よりDMMからPC版*5の配信もスタートした。
但し、後述するライブ等の影響で、Android版で本体容量6.5GBを使用する上に、公式でサポートしている端末がRAM6GB以上のハイエンド~一部ミドルクラススマホに限定されるというなかなか厳しい環境*6。PC版の場合はグラフィックボード搭載が推奨されている。



育成

メインモード。プレイヤーはデビュー前のウマ娘の専属トレーナーとなり、ジュニア級・クラシック級・シニア級の3年間彼女たちを育て上げる事になる。
ちなみに現実の日本競馬に当てはめた場合、ジュニア級は2歳、クラシック級は3歳、シニア級は4歳以降の古馬にそれぞれ相当する。


ウマ娘たちにはそれぞれ固有のシナリオと「目標」を持つ。
例えばトウカイテイオーならクラシック三冠(皐月賞・日本ダービー・菊花賞)、ダイワスカーレットならトリプルティアラ(牝馬三冠。桜花賞・オークス・秋華賞)を目標にする事になる。レース出走後にマニーやサポートポイントが貰えるが、1着になるとトロフィーを獲得できたりファン数を大幅に増幅したり、覚醒素材の元になるシューズ、優勝レイを獲得できる。さらにごく稀にジュエルが貰えることもあるがドロップ率が非常に低い。
しかし2着以下の場合、マニーしか貰えなくなったり、ファン数が半分以下に落ちるなど報酬率が下がる。


但し

  • 「ダイワスカーレットもダービーに出られる*7し、オークスに出て牝馬三冠も獲れる*8
  • 「中央競馬で走るハルウララ*9
  • 「改めてマイル路線に乗り出すサクラバクシンオー」
  • 「ダービーに大外枠で出走するマルゼンスキー*10
  • 「ビワハヤヒデとナリタブライアンが94年モデルと思われる有馬記念で対戦する*11
  • 「史実のはずのテイエムオペラオーの秋古馬三冠達成が必須ではなく(秋天皇賞のみ目標になっていない)、隠し要素扱い」
  • 「サイレンススズカの目標レースに「98年がモデルと思われる秋天皇賞で1着」が、ライスシャワーに「95年有馬記念で1着」が存在する*12

…などのif展開も普通に存在する為、一概に史実を知っていれば予想できるわけではない。
期間内に目標を達成できない、あるいは目標レースで一定以上の成績を上げる事ができなければそこで育成終了となってしまう為、より強いウマ娘に育てる為にもそれらのレースに勝てる育成が必要になる。
普通に進めればまず起こりえない*13が、2年目9ヶ月までに一度も勝てていない(1着を取れていない)場合もトレーナーとしての能力を疑問視されて契約解除され、強制的に育成終了となる。史実のハルウララの様に負け続けて1度も勝てなくてもOKとはならないのだ。*14
元ネタが様々なレースで結果を残しているほど目標も厳しくなる傾向にあり*15、目標レースの傾向が絞れているウマ娘ほど育成難度が低くなる。
逆に難度の高いレースで勝つほど大きく成長できる為、究極的には目標が高いほうが強く育つ余地があると言える。育成が完了したウマ娘は「殿堂入り」となり、後述の継承やレースに使えるようになる。
因みに目標未達成で育成終了しても『パワプロ』みたいにファイル強制消去はされないのでご安心を。


アイドルマスター シャイニーカラーズ』のように複数の育成シナリオが用意されており、2023年8月のリリース2.5周年時点で以下の6つが実装されている。



『URAファイナルズ』『アオハル杯』『グランドライブ』の3つは共通して育成目標を達成後に「URAファイナルズ」という特別なレースに挑む事になり、予選・準決勝・決勝の3つのレースがある。なおこの「URAファイナルズ」における距離などのレース条件は、育成中に発走したレースの中で一番多いカテゴリから選ばれる。
この為、ウマ娘によってはフリーで挑むレースの距離を調整しておかないと適性から外れたカテゴリーに挑まされる事がある*16
『Make a new track!!』では各ウマ娘ごとの育成目標がシナリオごと撤廃され、「URAファイナルズ」の代わりに「トゥインクルスタークライマックス(通称:TSクライマックス)」というポイントランキング制のレースに挑む事になる。
『グランドマスターズ』では育成目標とは別に各年末に特別レースが実施され*17、また目標達成後には「URAファイナルズ」ではなく、一発勝負かつ三女神などの強力なライバルたちが参加するレース「グランドマスターズ」に挑戦する。
『プロジェクトL'Arc』は競馬における世界最高峰のレース『凱旋門賞』制覇が主たる目的で、育成目標も全ウマ娘で共通のものとなり個別のシナリオ・目標は撤廃*18
また、育成期間もシニア級10月前半の凱旋門賞挑戦をもって終了と大幅に短縮されている。


継承

新たに育成するウマ娘に育成したウマ娘の「因子」を引き継ぎ、ステータスをアップさせる事ができる。
因子はウマ娘の能力がピックアップされたもので、基本となるのは基礎能力を上げるものレースや作戦への適性を上げるもの固有スキルを使えるようにするものの3種類。
また、その他に所持しているスキルの因子や、G1レースに勝っている場合にはそのレースの名前の因子がつく事がある。
レース因子はその条件に対応したスキルのヒントが得られたり、基礎能力がアップしたりする為、因子を重視するならどのレースに勝つかも重要。


最大2人までの因子を継承させる事ができ、継承元のさらにひとつ前からも因子が引き継がれてくるので、強い因子を持つウマ娘を何度も継承する事で高い能力を得られる……という仕組み。
但し因子は確実に欲しいものが発現するとは限らず、引き継ぐ因子の質は育成の質と完全にイコールではなく、因子が欲しいタイミングで発現するかはある程度ランダム性がある。
この為理想のウマ娘を目指して何度も育成を繰り返す事になる。
継承させるウマ娘同士には相性があり、キャラクターとしての関係性などにも影響されるが、大抵の場合脚質・距離適性の近いウマ娘ほど相性が良くなる。
相性が良いと継承された因子の発現率が上がる為因子を強化するほどに相性は重要になる。


レース

自身で育成した殿堂入りウマ娘を使って、他のプレイヤーやNPCと対戦できるPvPコンテンツ。
下記のレースが行われている


  • チームレース(常設:但し毎週月曜0:00~5:00は集計処理の為休止)

「チームレース」は自分の殿堂入りウマ娘を編成したチームで、他のプレイヤーのチームと対戦できる。
「短距離」「マイル」「中距離」「長距離」「ダート(距離はマイル)」の5種目でそれぞれ最大3人までの代表者*19を出して対戦する事になる。勝てば勝利ボーナスがもらえ、負けても参加賞はもらえる。
一週間での最高成績(勝敗ではなくレースの内容によって評価されるポイント制)に応じてチームのクラスが上下し、クラスに応じて週の初めに報酬がもらえる。


  • デイリーレース(常設)

「デイリーレース」は1日の回数制限ありで、用意されたレースに挑戦して報酬をもらうレース。
マニーがもらえる「ムーンライト賞(京都 芝1600m)」とサポートPtがもらえる「ジュピターカップ(中山 芝2000m)」があり、それぞれEASY,NORMAL,HARD,VERY HARDのランクがある。なお制限回数は全レースで共有。
当然ながら難しいレースのほうが報酬も増えるので、強いウマ娘を育てる事で効率が良くなる。
2022年3月18日からは別枠(挑戦回数制限も別)で「デイリーレジェンドレース」も実装された。下記のレジェンドレースの過去に開催されたものに挑戦する内容で、勝利済みの相手にも挑むことが出来る。


「レジェンドレース」では、史実でのレースに疑似的に参加する。
強力な能力を持って参戦してくる史実での勝者「レジェンドウマ娘」を倒し勝利する事が目的となる。
例として第一回はジャパンカップであり、エルコンドルパサー(1998年・蛯名正義)、スペシャルウィーク(1999年・武豊)、シンボリルドルフ(1985年・岡部幸雄)に挑む事になる。
特に最初のエルコンドルパサーは、調教師転向に伴い引退した蛯名正義騎手の壮行を兼ねたものとなっている。
レジェンドレースの主な報酬はレジェンドとなったキャラの解放・ランク強化に使うピースで、レース結果に応じて取得できる数が変わる。
なお必ずしも勝ったレースのレジェンドとして登場するわけではないようで、スプリンターズステークスにおいては同レース最高順位3位(2000年)であったキングヘイローが*20、有馬記念ではナイスネイチャ*21が登場した。


2021年5月より開始、「タウラス杯」(牡牛座)のようにその月の星座の名前が付く
「指定されたコースで、自分の3人のウマ娘チームをリアルタイムで他のプレイヤーチームとマッチング、3チーム9人のウマ娘によるレースを行う」特殊なレース。
オープンリーグ(参戦できるウマ娘が評価A+以下限定)とグレードリーグ(無制限)の2種があり、どちらかにしか参戦できない為、レースの距離やウマ娘の育成を考えた参加が重要になる。
但し、「チャンピオンズミーティング」は開催期間が短い上に、幾つかの段階(参加登録・ラウンド1・ラウンド2・決勝登録・決勝)に分かれており、参加する場合は期間や各段階の日程を把握しておく必要があるので注意。


  • ルームマッチ(常設)

2021年6月21日実装、ユーザー自身でコース条件などを設定してレースを主催できるカスタムマッチ。賞金や賞品はあげません
開催する際は最初にベースとなるレースを既存のG1から選択し、その後「シンプルモード」か「詳細モード」かを決定する。
前者はデフォルト設定、後者は季節や天気から参加可能なランク帯、出走人数まで自由に設定可能となっている。
この為「ゴルシ十数頭から逃げるマックイーン」「長距離を走ってクタクタになりヘロヘロでゴールする18人のダイワスカーレット」
「18頭のハルウララによる有馬記念」「長距離を全力で走る18人のサクラバクシンオー」「ジュニアで育成失敗したEランクメジロマックイーン18人による京都芝3200m競歩」のようなカオスなレースも実現する。というか実際に行われた。*22
…もちろん、チャンピオンズミーティングに向けた調整とか単なる練習レースとか、そういうもっと普通の競馬っぽい使われ方もしている。念の為。


  • マスターズチャレンジ(イベント)

12/28から3/21まで開催されるイベント。開催レースは有馬記念、天皇賞(春)、皐月賞の3種類でそれぞれいくつかのLEVELがあり、1着で勝利すると次のLEVELが解放される。
主にキタサンブラック、シュヴァルグランなどで出走してくる為、ランクUF程度であり高難易度な上に上振れではない限りに返り討ちに遭うことも少なくない。さらに各レースの各LEVELにおいて同一殿堂入りウマ娘が出走できるのは勝敗に関わらず3回までしか出走できないという回数制限が付いてくる。
「デイリーレース」と「レジェンドレース」を組み合わせており、それらと非常に似ているがこちらには2着以下で敗北すると報酬が獲得できない。


メインストーリー

ウマ娘たちの物語を鑑賞するモード。
プレイヤーは育成モードとは別のトレーナーという立場になり、とある世界線におけるウマ娘たちとの物語を紡ぐことになる。
現在進行中の第1部ではプレイヤーはスーパースターウマ娘オグリキャップを擁するチーム《シリウス》のサブトレーナーとなり、
先人たちから夢のバトンを受け継ぎトゥインクル・シリーズを駆け抜けていくトレーナーとウマ娘たちの姿が描かれる。


シナリオ内容は競馬ファンならまず間違いなく食いつくようなネタを絡めつつモデル馬たちの史実を濃厚になぞり、
その上でそれぞれの夢、友情や真剣勝負など非常に熱いスポ根物語が展開されており、非常にクオリティが高い。


ただし、物語を読み進めるには途中にあるレースで条件を満たす必要があり、レースに勝てる強いウマ娘を育てる必要がある。
章を読破するとSSRサポートカードが1枚配布される*23ため、戦力増強の意味でもメインストーリーを読み進めたい。


ライブ

アニメでもおなじみだったウイニングライブも健在。レースによって歌唱設定されている曲があり、初解禁すると自動でライブが流れる。
なおライブにはレースに出走した全ウマ娘(最大18人)*24が出演し、4位以下は全員バックダンサーとなる。*25担当ウマ娘が上位入着出来なかったライブを見てしまった時の悔しさは中々。
解禁さえすれば後にライブシアターで自由に配置や衣装を決めて見返す事もできる。つまりリアルタイムレンダリング。*26
特に服のしわまで表現したシェーディングや重量感のある動き、スムーズに動く表情、スカートやの自然な動きはサービス開始当初、プレイヤーの度肝を抜いた。
歌唱はメイクデビュー戦・未勝利戦で解禁の『Make debut!』、URAファイナルズ決勝で解禁の『うまぴょい伝説』、グランドライブシナリオで解禁の『GIRLS' LEGEND U』のみ全員分実装されており、他は対応レースに縁のある一部のウマ娘が対応している。
念願の決勝を勝ち抜いた後に流れる作詞・作曲担当者がワイン開けてパン一で作った電波ソングの『うまぴょい伝説』は初見だと困惑するかもしれない……が、サビで流れる「君の愛馬が!」というフレーズについては、これまで担当ウマ娘と共に歩いてきた道を思い返すと感動もひとしお、というトレーナーも多い。



BGM

ライブだけでなく育成やレース中のBGMも豊富に実装されている。
現実で東西や開催地、レースグレードによって様々なファンファーレがあるのと同様に、オリジナルのファンファーレをレースごとに作っている。
中には現実の競馬中継番組で使われていた楽曲をオマージュしたものも。*27
また流れる曲も距離によって微妙にアレンジや前奏が追加されるなどレースに合わせた調整がされている。
楽曲はアニメからの流用、STARTING GATE収録曲のアレンジが多くみられる。
誰がどの楽曲を担当したか分からない曲も多いが、現時点で判明している参加クリエーターは

  • 多くの小島作品で作曲を担当しサウンドディレクターやリードコンポーザーを務めた本田晃弘氏。
  • 『pop'n music』やパチスロで楽曲提供を行った秋田真典氏。
  • 『ソウルキャリバー』・『鉄拳』・『塊魂』シリーズなどの楽曲を担当した高田龍一氏。
  • 『ACE COMBAT2』に感銘を受け『ACE COMBATシリーズ』のミュージックディレクターも務めた小林啓樹氏。

といった元コナミ・バンナム所属の錚々たるクリエイターが名を連ねている。




ウマ娘以外の登場人物

駿川たづな

  • CV:藤井ゆきよ

理事長秘書で、いわゆる千川ちひろ枠。
トレーナーのサポートをしてくれるお姉さん。真面目で面倒見のいい性格。
レースが大好きで、忙しい合間を縫ってはレース場に通うなど筋金入り。
アニメでもちらっと登場した。


秋川やよい

アプリ配信前に発表された新キャラの一人でトレセン学園理事長。
先代理事長の娘で、小さい身体に栗毛の髪、そして猫を携えたロリ理事長。
いわゆる「合法ロリ」ではなく本当に年端もいかぬ少女である*28が、海外に拠点を移した先代の後を継いで学園を切り盛りするよくできたお嬢さん。義務教育はどうした。
二字熟語を交えた独特の喋り方が特徴であり、トレードマークの一つである白い扇子にも二字熟語が書かれている事がある(場面によって変わる)。
全てのウマ娘が輝く事を強く望んでおり、その理想の為ならポケットマネーをはたいての大規模な機材投入や設備改築をも辞さないが、世間知らずで事前に周囲に相談しない為しばしばたづなさんに叱られる
ゲーム本編ではその理想を込めた一大大会「URAファイナルズ」を企画し、その実現に奔走する彼女の姿が見られる。


一部ファンの間では、耳が隠れる髪型や帽子などからたづなさん同様にウマ娘なのではと推測されており、そのモデルはおそらく近代日本競馬の礎を築いた偉大なる大種牡馬ノーザンテーストと考えられている。
髪の色や流星が酷似している事、史実のノーザンテーストは晩年に馬房に迷い込んで来た野良猫と親友になっていた事、際立って小柄な事……などなど、
外見的な理由の他にも、周囲から批判を浴びながらも成果を挙げて認めさせたという経歴なども、輸入された当初は悪評に見舞われた彼の経歴を彷彿とさせる。


ノーザンテーストの血縁は産駒のマチカネタンホイザを始め大種牡馬ゆえ多数が実装されている。


桐生院葵

  • CV :岡咲美保

アプリ配信前に発表された新キャラの一人。
ハッピーミークのトレーナーで、プレイヤーの同期でもある新人。
耳が見える髪型をしている、外見ではっきりウマ娘ではなく人間だと判断できる数少ない女性キャラ。
実家はトレーナー界の名門として有名であり、本人も優秀なトレーナー。
さぞお高い性格かと思いきや、ミークのトレーニング中に通りかかったプレイヤーの元へ「同期として仲良くしたい」とわざわざ挨拶に来てくれるほど真面目で良い娘。
ミークとの信頼関係も非常に深く、ミークもめきめき実力を伸ばしていくのだが、時々ミークを想っての行動が経験不足や理論先行の思い込みで(あまり強い主張をしないミークの性格もあるのだが)空回ってしまう事がある。
そんな2人をプレイヤーはフォローしていく事になる。
そして何でヒトミミ付いてるんだと言いたくなる程の異様な身体能力を誇っており、パルクールが出来る、新しいウマ娘へのトレーニング方法はまず自分でやって安全性等を確かめる等ムチャクチャやっている。


ちなみにサブイベントの一つで広報活動の際、トレーナー(プレイヤー)と共にウマ娘らの代わりにうまぴょい伝説を披露するイベントがある。
モーションまで披露してくれるが残念ながら歌はなし。アニメのトレーナー達は歌ったんだし彼女もいつか歌ってくれる事に期待したい。中の人的にはアイドルやってるんだから



乙名史悦子

  • CV:陶山恵美里

アプリ配信前に発表された新キャラの一人。
月刊トゥインクルの雑誌記者だが、感極まりやすい上に誇大妄想が自己完結して「確かに言ったがそこまでは言ってない」事まで言った事になってしまう事もしばしば。
但しウマ娘にかけるトレーナー達にも引けを取らぬ熱意は本物であり、育成モードでのエンディングは感動モノ。
公式ツイッターでは記事形式で専門用語やコンテンツ説明をしている。
3つ目のシナリオ『クライマックス開幕』では主要人物…というか実質彼女が主人公と言っても過言ではないくらいの動向を見せる。


実況(男性)

  • CV:茂木淳一

アプリ版で下記の赤坂実況と並んでレース実況を担当する名称不明の男性。
それだけならただのモブ以下なのだが、上記の通りCVがなんとあのJRAの狂気『JAPAN WORLD CUP』の実況で知られる茂木淳一氏という事で話題を呼んだ。
そして案の定ネット上では「曲がれ」コールの幻聴報告が相次いだ。
ちなみに茂木氏はこの人の長年の相方でもありそのオタトークについて行って一緒にプラモを作ったりする人でもある。その繋がりでGLAYの曲中でゾンビに噛まれた事もある
実はウマ娘に関わったのはこれが初めてではなく、アニメ1期放送時のアプリの事前登録CMにナレーション出演していたりする。そして武豊も出演している


安心沢刺々美

アプリ版のランダムイベントで稀に登場する「あんし~ん笹針師」。
白衣にパピヨンマスクと怪しさ満点の女っていうか不法侵入者
秘孔をついて貰う事でステータスアップやスキル取得など様々なボーナスが手に入る。
……が、失敗する事も多く当然デメリットもある。というか成功したら自分で驚く。
ぶっちゃけていえばこのゲームにおけるダイジョーブ博士枠である。ウマ娘ノ発展ニ犠牲ハツキモノデース
「安心」という名前自体も「ダイジョーブ」のパロディーなのだろう。
あと秘孔を突くとか「超天才」を自称するあたりたぶんコイツの要素も入ってる。


不法侵入が見つかってはウマ娘達と同等以上の俊足であるたづなさんに追い回されているらしく、そのせいで1周年で追加された1コマではマラソン大会で優勝する程の健脚に鍛え上げられている事が明かされた。


なお、イベント「花咲く乙女のJunePride」で妹の「ビューティー安心沢」こと安心沢衣咲美が登場。見た目は姉ソックリで、公表はされていないが明らかに中の人も同じ。
こちらは姉と違い世界的なファッションデザイナーとして名を馳せている。姉の存在が一大スキャンダルものなんですがそれは……


なんと2021年1月11日にはまさかの友人枠サポートカードとして登場。
カード絵柄やイベント内では素顔も公開され、お約束とばかりに仮面を外すと美人である事も判明した。
また、ビューティーと実の姉妹である事が明言されたのもこのカードのイベントから。



樫本理子

アプリ版で「アオハル杯」シナリオに登場する、トレセン学園の理事長代理。
URA幹部であるが元々はトレーナー出身で、その手腕は間違いなく超一流。
ちなみにゲーム的にも彼女の育成したウマ娘はとんでもなく能力が高く、URA決勝に出場すればアオハル杯を勝ち抜いたウマ娘さえもURA優勝を阻まれる事がある強敵。
過去のトラウマからウマ娘の育成を一から十まで徹底的に管理すべきという思想を持ち、自ら鍛え上げたウマ娘チームを以ってプレイヤーに育成勝負を挑んでくる。
レース直前のやる気ダウンとか夜ふかし気味とか片頭痛とかetcetc.と無縁になれるのならむしろ徹底管理方針に賛同したいトレーナーも多いのでは?
キービジュアルや登場早々の言動などいかにもテンプレ的な悪役っぽい雰囲気を見せたかと思えば実は運動オンチという弱点*29があり、サポカイベでは隙の多さを見せてくれる卑しか女杯期待の新人


トレーナー

  • CV:なし

アプリ版におけるプレイヤーの分身である若手トレーナー(詳細はシナリオにより異なる)。性別や名前は自由に設定できる(後からもオプションで変更可能)が、ヒトではある模様。
ウマ娘と交流を深め、彼女たちを活躍させる事が主人公の目的である。


メインシナリオではチーム<シリウス>のサブトレーナー。
ベテラントレーナー(CV:西村知道)の元で研鑽を積んでいたが、エースのオグリキャップと合わせて引退するベテラントレーナーの後を継ぎ、同じくエースの座を受け継いだメジロマックイーンと共にチーム<シリウス>を盛り立てていく事になる。
もっともオグリ引退レースの翌日にほかのチームメイトが全員移籍してしまい、盛り立てる以前にチームの存続を図るところから始める事になってしまうのだが。


育成モードではトレーナー育成学校を卒業したばかりの新人トレーナー。
デビュー前のウマ娘1人の担当となり、夢を叶える為二人三脚で歩み始める事になる。
新人だがトレーナーとしての技術は高く、トレーニングやスケジュール管理だけではなく、料理や体重管理もお手の物。一部のウマ娘はトレーナーの料理に餌付けされている。
秋川理事長やたづなさんは研修時代から注目していたようだが、評価していたのは技術よりもむしろウマ娘に対する姿勢。
「ウマ娘が夢を掴む手伝いをする」べくウマ娘に向き合う姿は非常に真摯で、脚質や指向だけでなく内面を理解するのにも心を砕き、当人が分かっていない心持ちすら理解しようと努める。
また、ウマ娘が自ら夢に向かって進めるよう、自分の意見を押しつけないよう気をつけたり悩みの答えも自分で気づけるよう誘導したりする様子が見られる。


反面それ故にウマ娘の気持ちを優先しすぎてしまうというところもあり、適性に合わないレースに出走させたり、取れそうな三冠をあえて避けるレース選びをするなど、結果が全てなレースの世界において端から見ると首をかしげざるを得ないような選択を取る事もしばしば。え、長距離目指してるサクラバクシンオーに短距離ばかり走らせてる?いや、彼女の夢はあくまで委員長として模範を示す事だし、スピードを鍛えればいつかは長距離も走れるから。
また、すでに担当トレーナーがついているが、自身の夢の為その方針とは異なる自主練を行うウマ娘に対し、夢の為とは言え最大限配慮しつつも担当トレーナーに無断で自主練に付き添いアドバイスをするというとんでもない事をしている。


とにかくウマ娘たちが夢に向かって活き活きとしているのが好きなようで、担当かどうかに関わらずウマ娘に遭遇すると、まず見守り、困っているようなら声をかけ、アドバイスを求められれば真摯に答え、一旦関われば最後までとことん付き合う。
選抜レースに臨むウマ娘が全力を出せるよう、靴を自腹でプレゼントしたり直前に抱えてしまったトラブルを解決する為に駆け回った事もある。自分の職業を忘れているようにしか見えない*30
もっとも、スカウトしようと思っていたウマ娘を先に他のトレーナーにスカウトされてしまった時は、自分がスカウトできなかった事を残念がってはいる為(それ以上にそのウマ娘に担当が付いた事を喜んでいたが)、あくまで自分の事をさておいているだけである。


そして走りや立ち居振る舞いに光るものを見い出し担当になりたいと思ったウマ娘や、担当中のウマ娘に対してはある種のタガが外れてしまうようで、夢を叶える為とあらばかなりの無茶をしてしまう。
我こそ一流のウマ娘だと振る舞うキングヘイローに合わせて(新人の癖に)自分こそその担当に相応しい一流のトレーナーだと高らかに宣言したり、退学寸前のタキオンに自分の覚悟を見せる為彼女の薬3本を一気飲みしたり(その姿はタキオンに「随分狂った色の瞳をしている」と言われている)、ゴルシの担当を全うした際にはあのゴルシをして「アタシに付いてこられるオマエは結構やべーヤツだぞ」と言わしめている。また、ウマ娘並の脚力を見せた理事長秘書を我を忘れて勧誘したりもする。


ありとあらゆる出来事からふと閃いてトレーニングに活かしてしまう謎の発想力を持っている。どう見てもトレーナーがその場にいないイベントですら閃く。


これらの点から「トレーナーが一番頭がおかしい」と言われる事もしばしば。


なお上記では同一人物のように書いてあるが、(サポカイベ等はともかく)それぞれのシナリオによってキャラクター性が大きく異なるため、「パラレルワールド」と取るか「完全な別人」と取るかはファンによって解釈が分かれるところ。
後者の説を前提としている場合は「〇〇トレ」と担当名を併記する事で差別化される事が多い。



モブトレーナー

トレセン学園におけるプレイヤーの同僚・先輩たち。立ち絵は存在しない。
それぞれベテラン/中堅/新人/+トレーナー+A/Bなどと呼ばれている。
ウマ娘ストーリー内でウマ娘と契約しようと奮闘して振り回されたり、その走りや能力を批評したりと世界観の説明をする役割も担っている。


アニメの登場人物

トレーナー

  • CV:沖野晃司

アニメに登場するトレセン学園のチームスピカのトレーナー。
自主性を重んじる「放任主義者」。
訳あってしばらくトレーナー業から離れていたようだが、諦めきれない夢の為に業界に舞い戻った。


東条ハナ

アニメに登場するトレセン学園最強チーム「リギル」のトレーナー。通称「おハナさん」。
合理主義をとことん煮詰めたストイックな指導で勝利のみを狙う。その為かサイレンススズカとは対立して出奔された。
ただ徹頭徹尾合理主義ではなく多くのウマ娘を率いるトレーナーとしてウマ娘には愛情を注いでおり、教え子が負けた時は慰めてあげたりと思いやり、また彼女達からも信頼されている。
それは元メンバーのスズカのみならず、他チームのウマ娘にも同様である。
スピカのトレーナーとは旧知の仲で宿敵にして一番の理解者。


南坂

  • CV:古川慎

アニメ第2期に登場。
チームカノープスのトレーナーだが、トレーニングをするよう言ってもいう事を聞かないメンバーに振り回されている。
しかしトウカイテイオーに代わって菊花賞を目指す為急遽予定を変えるナイスネイチャ、史実通り数多くのレース出走をするイクノディクタスの
スケジュールを管理できるマネジメント力があり、またいざという時は彼女たちの無茶な要望に応える器の大きさ・度胸・技能も持ち合わせている。*31
トウカイテイオーの引退阻止を相談された次の瞬間に会場ジャックをしれっと提案する姿から作中最大の危険人物扱いされる事も。
一部では彼女たちに対し優しく接し、ナイスネイチャとの付き合いの長さから馬場厩務員を彷彿とさせるとの声もある。


なお中の人はごく一部でカルト的な人気を誇るメジロ家の主治医も担当。
柔和なイケメンと無愛想なオジサンを演じ分ける古川氏の演技力にも注目したい。


黒沼

  • CV:黒田崇矢

アニメ第2期に登場。
ミホノブルボンのトレーナーで彼女からは「マスター」と呼ばれている。
「スピードは天賦の才。スタミナは鍛錬でカバーできる」という持論を持ち、チーム所属のウマ娘たちにハードなトレーニングを課している。
人物のモデルはミホノブルボンの担当調教師で、スパルタ調教で有名だった故・戸山為夫調教師だが、外見のモデルはどう見ても中の人そのまんまである。


赤坂美聡

レースの実況を担当する、緑の髪の毛をした眼鏡のお姉さん。名前は見ての通り担当声優から。
色々なアナウンサーの名実況(主にフジテレビ系)を交えた熱い実況でレースを盛り上げる。
明坂聡美は実際のレース実況を繰り返し聞いて収録に臨んでおり、代表的な台詞は勿論、実況担当者のトーンや癖などを完璧にコピーしている*32。有志による比較動画も多数作られている。
特に2期に入ると、5話の1992年天皇賞(春)では杉本清アナのいわゆる「杉本節」に挑戦し、13話の1993年有馬記念では堺正幸アナの伝説の実況を見事に再現してみせた。
アプリ版でも「女性実況」として声のみではあるが登場しており、フルボイスパートでレースシーンが出てくる=彼女の出番となる為何気に多忙。
なおアプリではデフォルトはランダムになっているがどちらかに固定する事が出来る。


細江純子

  • CV:細江純子(本人)

JRA初の女性騎手の一人にして、現競馬解説者・競馬評論家*33フジキセキの中の人の故郷蒲郡のチャン・ツィイー。まさかの本人役。
ちょっとずつ上手くなっていくアフレコにも注目したいところ。
OVA16話では、史実のゴールドシップ号120億円事件の瞬間、関西テレビでゲートリポートの中継中に上げてしまったガチ悲鳴を再現。見事な女優・声優ぶりと言わざるを得ない*34
Blu-rayの特典映像ではモデルとなった競走馬の元を訪れ、関係者の方々にインタビューを行っている。
アプリ版では2022年2月に実装した『Make a new track!! ~クライマックス開幕~』のレース解説を担当。
挙句の果てには上記赤坂さんと一緒にキャラグラが出来て公開された。ベースはアニメ版となっている。


武豊

  • CV:武豊(本人)

ご存知、バブル期から令和の現在まで日本競馬界を支えるレジェンドジョッキー。
騎手業以外にもメディアに積極的に出てくれるお方で、この作品にもやはりというべきか参加し、アプリのCMのみならずアニメ1期にて日本ダービーの解説者として登場。なぜかアフレコが普通に上手い。
馬も騎手もないこの世界では「ウマ娘に超詳しい人」という事になる。後述の通りトゥインクルシリーズは賭博の対象ではなくライブもやってるらしいので、つまり豊さんドルヲタ…?
自身のお手馬の大事なレースで登場した為、視聴者から「いやお前乗れよ」と突っ込まれる。
また元の競走馬にダントツで多く騎乗している*35事から*36「深刻な武豊不足」と言われる事も。深刻ってレベルじゃねーぞ!
ちなみに「特別広報」の役付きスタッフでもあるためアプリ版のCMにも登場。連続バク転したり、C.ルメール騎手と一緒にスマホでウマ娘を楽しんだり*37大活躍している。


山本昌広

  • CV:山本昌広(本人)

元プロ野球選手であり、趣味の一つに競馬が挙げられ引退後は競馬関連の番組に出演したり、アルアイン・シャフリヤールの兄弟の一口馬主としても知られる。
その縁で「ROAD TO THE TOP」で解説役で出演し、そしてSEASON3に解説役で出演を果たした。


おばあさま

マックイーンのセリフで度々言及され、アニメ2期では登場するメジロ家のおばあさま。メジロ家は実態が割とあやふやなので実際の祖母かは不明。
自身もかつて天皇賞を制覇したウマ娘であり、マックイーン達には厳格に接しているが、選手生命に関わる怪我をした彼女には心配した態度を見せていた事などから根は優しい人物なのだと思われる。
登場シーンでは顔がハッキリとは見えないようになっているが、芦毛(あるいは白髪)の髪とウマ娘特有の耳は描写されている。


モデルはメジロ牧場の元会長にして「メジロのおばあちゃん」のアダ名で知られる故・北野ミヤ女史との事だが、ウマ娘である事や経歴や髪色から、初の芦毛の天皇賞馬にして史実でのメジロマックイーンの祖父であるメジロアサマのイメージも組み込まれているのではという声もあり、この説を支持するファンからは「おばアサマ」と呼ばれたりする。
一説には「メジロのおばあさま」と「アサマがモデルの祖母」が別にいるのではとされる事も。
メジロハマーン様とか言った俗物は移籍。


みなみ & ますお

  • CV:上西哲平 & 有隅融

第2期から登場するトゥインクルシリーズのファン2人組のモブキャラ。
メガネをかけた小太りがみなみ、面長でパーカーを着てるのがますおである。
だいたいいつもキタサトの近くで一緒になって観戦しており、みなみがオタク特有の早口で突然語り始めると、ますおが「どうした急に」と返すのがお決まりのパターン。
名前は初代ダビスタで使われていたジョッキーの名が元ネタと思われる。*38
アニメのみのオリジナルキャラクターかと思いきやサトノダイヤモンド育成シナリオでこの2人と思わしき人物がダイヤちゃんが走るレースを観戦するシーンが挟まっており、更にホーム会話でもこの2人らしき知り合いに言及するなど、アプリ世界でも存在している事が示唆されている。
ついでにデジたんが露骨な彼らのパロディをかましたりもしており、ウマ娘オタク繋がりでそちらとも知り合いの可能性がある。
制作スタジオ繋がりでアニメ『風都探偵』にもカメオ出演している。*39


たくま & あさこ

アニメ第3期の第3話「夢は終わらない」にて上記のみなみとますおの会話に割り込む形で登場したモブ。主役級みたいなキャストだがあくまでもモブ。
明るい茶髪に黒い髭の男性がたくま、暗めの茶髪の女性があさこ。実はOP映像にも上記の二人と同じシーンに出演している。
二人ともゴルシの大ファンであり、彼女のトゥインクルシリーズでのラストランとなる有馬記念を「どうした急に」の流れで解説。普段のやりとりを遮られ困惑していたみなみとますおも二人のレース愛には感じ入るものがあったのか、最終的には意気投合する様子を見せた。
恐らくはキタサトコンビに対するみなみとますおのような役回りなのではないかと思われるが、本編中では全く言及がないため詳細は不明


●タイテエム
(1969年4月14日~1994年10月23日)
「最年長ウマ娘に採用していただけたら何よりです」


●メイケイエール
(2018年2月23日~)
「エールはキャラクターも濃いですから…」


●アルクトス
(2015年5月2日~)
「いつでも喜んで!」


●ツルマルボーイ
(1998年3月5日~)
「気は強いけど寂しがり屋な性格でお願いします。(切実)」


「花の47年組」筆頭格として名を馳せ、泥に塗れながら天皇盾*40を獲った「四白流星の貴公子」
間違いなくGⅠ級の素質*41を持ちながら、その気性ゆえにレースでは暴走しがち*42「真面目すぎた天才少女」
アグネスタキオンの孫にして、ダートマイルの日本レコードを19年ぶりに塗り替えた「超光速のチャリオット」
笠松からやってきた名手・安藤勝己*43に導かれ、古馬王道路線の善戦マンからマイルの覇者に飛躍した「個性派の少年」*44


まだ公式の反応はないが、馬主の方々が「登場させてあげたい」「もちろん許諾する気満々ですとも」と逆オファーをかけてきた馬たちであり、
プレイヤーサイドからも熱い視線が注がれている。
……まあ、「G1馬になれたら」との条件がつけられてしまったメイケイエールはしばらくかかりそうだけれども。
ダメだったらダメだったでカノープス幻の5人目にすればよくね?という反応に困る意見もちらほら。
中京競馬場に耳目を集めるのは達成したからヨシ!


余談ながら、アルクトスの馬主である山口功一郎氏は自身の所有馬にハッピーミーク・リトルココン・ビターグラッセ堂々名付けたことでも話題になった。
ハッピーミークは母父ゼンノロブロイ、リトルココンは父父サクラバクシンオー、ビターグラッセは父母エアグルーヴ・母父サクラバクシンオーという血統背景を持ち、
揃ってウマ娘ゆかりの競走馬でもある。おかげで「バクシンオーに頭が上がらぬアオハルコンビ」というネタが出来てしまった
ネタが増えるよ!やったね運営ちゃん!
アルクトスの勝ち鞍であるマイルチャンピオンシップ南部杯も2022年8月19日のアップデートで実装*45されており、
ゲーム上での障壁は取り払われたため、ウマ娘化の期待もいっそう高まっている。


ちなみにもしCygames側が実際に取り入れた場合、タイテエムはマルゼンスキーを5年1ヶ月上回り「実名で登場している馬」としてはウマ娘最高齢となる。




その他


用語

トレセン学園

正式名称は「日本ウマ娘トレーニングセンター学園」。東京都府中市に所在を置くウマ娘専用の全寮制中高一貫校。
トゥインクル・シリーズのスター選手を多数輩出する超エリート校であり、所属するウマ娘は2000人弱。
スクールモットーはEclipse first, the rest nowhere.唯一抜きん出て並ぶ者なし



トゥインクル・シリーズ

国民的スポーツ興行になっている、こちらの世界では競馬に当たる競技。
トゥインクル・シリーズは後述のURAによって運営されており「中央」と呼ばれる。
地方各地でもそれぞれウマ娘のレースは行われているが(ローカル・シリーズ)、中央は地方のそれとはレベルが違う、選ばれしエリートたちの戦場である。

元ネタは言うまでもなくJRA*46管轄の中央競馬である*47


ちなみに「牝馬限定」にあたる括りは(当然と言えば当然だが)存在せず、現実における3歳牝馬三冠路線は「ティアラ路線」という特殊なローテーションが存在するという形で再現されている。そのため、「三冠牝馬」という言葉は「トリプルティアラ」*48に置き換えられている。
あくまでローテーションの一つでしかないため牡馬が元ネタのウマ娘でもそれらのレースに出走する事は可能だが、スケジュールが「クラシック路線」と完全に被るうえに要求される適正も異なる*49事から「普通は」どちらか片方に専念するらしい。


アプリ版での番組編成はJRA・NARのレーシングプログラムが基となっており、現実同様グレード制を採用。格付けとしては

  • メイクデビュー:現実における新馬戦。なお現実でも新馬戦の愛称として用いられている。
  • 未勝利戦:現実における未勝利戦。2歳・3歳のみが出走可能な現実と同じく、ジュニア級及びクラシック級のみで出走可能。
  • Pre-OP(プレオープン):現実における2歳特別戦(1勝クラス)。
  • OP(オープン):現実における2歳・3歳及び3歳以上オープン特別戦とリステッド競走*50
  • GⅠ・GⅡ・GⅢ:それぞれ現実におけるGⅠ・GⅡ・GⅢに相当。なお現実ではこれらと互換性を持つ国内独自格付けとして「Jpn1・2・3」があるが、ウマ娘では特に区別することなく全てGⅠ・GⅡ・GⅢに分類されている。

に分けられている。
また、年齢が付けられているレース名については極力ジュニア級・クラシック級に言い換えられている他*51、牡馬・牝馬の区別が無いことから「牝馬」の名が付くレース名は「ウマ娘」に置き換えられている*52
この他にも冠名が付けられていたり副題が付けられている競走についてはそれらを省略したり*53、ウマ娘の世界観に概念が存在しない騎手(ジョッキー)やブリーダー(生産者)の名称を含むレースについては意味がぼかされている*54
なお、基本的に格付けは2020年時点のものに基づくため、現実と差異がある場合がある*55



ウイニングライブ

その日の全レース終了後に行われる、応援してくれたファンに対してウマ娘たちが感謝の意を表す為のライブ興行。
競技を終えたアスリートにライブまでやらせんなというツッコミからは目を逸らして美少女揃いのウマ娘はアイドル的人気があるので、興行として儲かるのだろう。
ウイニングライブを疎かにする事は恥とされ、競走ウマ娘には歌やダンスも必須課目。
各レースの1着がセンター(メインボーカル)、2、3着がサブボーカル、それ以下はバックダンサーとなる(一部例外アリ)。


推してる割にアニメでの扱いはかなりおざなりなのが残念なところ、但しその分最終回などでは力を入れる事が多い


その性質上毎回メンバーが入れ替わる為結構なアドリブ力が要求されるが、その分観客の方も慣れているのか、たとえメインが棒立ちでも観客側が率先して盛り上げてくれたりする。
でも新聞には書かれる。


なおファンの間ではよく「毎週土日にサブちゃんがありがとうキタサンブラックを歌うみたいなもの」と例えられるが、製作スタッフ間では企画当初からの共通認識として「ビューティ・ペアのような往年のアイドル女子レスラーがリングで歌っていたようなもの」といったイメージが持たれている事がインタビューなどで言及されている。
どっちにしろ現代の美少女コンテンツのイメージソースじゃない。


URA

正式名称は「Uma-musume Racing Association」
トレセン学園、トゥインクル・シリーズ、ウイニングライブなどを運営している団体。
言うまでもなく元ネタはJRA(Japan Racing Association)こと日本中央競馬会。


NAU

正式名称は「National Association of Umamusume」
地方においてURAの役割を担う団体。URAに比べて名称が登場したのは遅く、今のところ設定のみで関係者などはあまり登場していない。
当然元ネタはNAR(National Association of Racing)こと地方競馬全国協会。


トレーナー

この世界での調教師に相当。
地方と中央で別のライセンスが必要になり、中央のそれは狭き門をくぐり抜けたエリート*56揃い。
ウマ娘はヒトとの絆で実力以上の力を発揮する事もあるらしいのでトレーナーは基本ヒトが務めるらしい。そういう理由がなければ引退したウマ娘がやった方がよさそうって話になっちゃうしね。
身分証として蹄鉄を模した図案の「トレーナーバッジ」が与えられているが、着用義務は無いのか個々人によって着用していたりしなかったりする*57
また服飾規定も無いらしく、スーツなどフォーマルな服だけでなく、色シャツやアロハシャツ、果ては上裸にジャージ*58など様々な格好のトレーナーがいる。
各ウマ娘との関係性には厩務員など他の関係者のイメージも取り入れられている事も多い他、設定の固まっていない初期にはトレーナーとは別に調教師がいるとされたコンテンツもあった。


勝負服

G1レースではこのそれぞれ特色あるオーダーメイド衣装を着てレースに挑む。
空気抵抗とか重量とかは特に関係ないです。そもそも、フリフリのアイドル衣装や、ミニスカートなど実際の陸上では転んでしまいそうであるが、転ばないし立派に走れるのはシングレ作者いわくウマソウルパワーのおかげらしい。
ゲームではG1以外でも勝負服を着用する為スキン的な要素。キャラクターのランクが☆3以上になると
固有の勝負服*59が着られるが、それ以下の場合は共通の汎用勝負服「スターティングフューチャー」*60で固定となる。
NPCのウマ娘は設定に沿ってG2以下だと体操服+ゼッケンを着てくる。下は元ネタが牡馬なら短パン、牝馬はブルマとなる。
なお、一部サポートカードでは「他のウマ娘が体操服を着ている中で一人だけ固有勝負服」というシチュエーションが描かれているため、G2以下のレースで固有勝負服を着る事も一応不可能ではないらしい。
アプリでは「原案」からデザインが変更されている事例も多い。サイレンススズカのケープ、ダイワスカーレットのファーのように原案を取り入れつつも一部の装飾がオミットされたパターンも。
恐らく3Dモデルとして動かす際の技術的な事情、もしくはセクシャルな方面で問題になるのを回避する為と思われる。
サポートカードのイラストでは原案同様のものを着ていたりもする。
2021年7月6日のアップデートでプレイアブルのウマ娘達も勝負服か体操服かを選べるようになった(但しG2以下のみ)。


バ身

こちらでの着差表記。一バ身2.5m。つまり11バ身差は25m差。
アプリ版の用語集によると、1バ身の長さは女神像のモデルとなったウマ娘が両腕を広げた長さに由来するとか。…デカくね?


RKSTポイント

「Rookie Knowledge,Stats,and Talent」の略。
引退したトレーナーやウマ娘評論家などがデビュー前のウマ娘の能力を分析し、総合的な評価を数値化した評価ポイントのこと。
特にサトノダイヤモンド2億3000万ポイントという歴代指折りの高評価を受けていたため、デビュー前から注目が高かった。
元ネタは競走馬のセリの落札額。基本的に高いほど期待度も上がるが、低ければ走らないというわけでもないので判断が難しい。
キタちゃんは350万ポイント(円)だが、デビュー後の活躍はご存じの通りである。
と言うか高すぎてもアウトの面もあり、ダイヤちゃんの2億3000万って落札当時で後にG1を獲得した競走馬の落札額としては最高タイ、現在でも2位タイだし
なお、今のところサトノダイヤモンドの育成シナリオ以外には出てこない設定
なんせ別に全ての馬がセリで買われるわけじゃないからRKSTポイント0なこともあるし、日本でセリが積極化したのは98年にセレクトセールが始まってからで、ウマ娘の結構な割合を占めるそれ以前の時代の馬は尚更RKSTポイント対象外が多いので……


ドリームトロフィーリーグ

トゥインクル・シリーズにおける特別興行。
代表的なものには正月に行われるWDT(ウィンター・ドリーム・トロフィー)と、夏に行われるSDT(サマー・ドリーム・トロフィー)がある。
トゥインクル・シリーズを卒業した先にあるさらに上位のレースという扱い。
ゲームではシステムがトゥインクル・シリーズ(=現実の競馬番組)ありきなので実際に参戦はせず、台詞で言及されるのみ。

元ネタは「JRAの本気」と称される名作CM「夢の第11レース」*61


うまぴょい伝説

ウマ娘のPVが公開された2016年の時点から存在している楽曲で公式イメージソング。
いわゆる電波ソングに該当する曲だがアニメ2作品の大団円として最後に流れ、ゲームでもURAファイナルズのライブ曲に設定された事で締めを飾る曲としてファンには認知されている。
ゲームの中でもラストライブのうまぴょい伝説で育てた娘が歌い踊るのを見て感動するトレーナーが続出。「泣ける電波ソング」とも呼ばれている。
作曲は難航したようで作者は電波ソングをオーダーされ、様々な電波曲を聴いて作るも電波具合が足りないと思いワインを飲んでパンツ一丁で踊りながら作曲、歌詞は素面で考えた。…逆じゃね?


GIRLS' LEGEND U

そんなこんなで2021年3月にスタートしたアプリ版ウマ娘のOP曲。スペちゃん、キングちゃん、エルちゃん、グラスちゃんが目印ジャケのゲームサントラ『WINNING LIVE 01』に収録、スペちゃん、スズカさんをはじめとした初期実装のウマ娘25名が熱唱。
前述の「うまぴょい」が「そりゃ馬主も断るわ」と言われた電波ソングだったのとアニメOP「Make debut!」&「ユメヲカケル!」が夢に向かって駆け抜ける少女たちを歌い上げたのに対し、この曲はトレーナーと共に勝利に向かい全速力で勝負に挑むアスリートとしてのウマ娘の姿を歌い上げている。
ムービー前半ではトレセン学園で青春を謳歌するウマ娘たちを描いた後、百合っぽい水没を経たスぺちゃん&スズカさんのアニメ1期主役コンビの背中を追う2期主役のトウカイテイオーから後半のレースシーンへと移行。スズカさんを先頭に数々のウマ娘が追い、一気に踏み込んだスペちゃんが最終的にスズカさんへと追いついた後、スポットライトのシーンで〆る。
CGモデリングも練り直した事もあってか、Cygamesのロゴマークとスぺちゃんの横顔から一気に晴れ渡るステージに観客に向けて「やっとみんな会えたね」と笑顔で歌い上げるウマ娘たちにはまさに「まったくだよ!」と言わざるを得ない。
5年間の停滞は無駄ではなかった。
そしてサービス開始から1年半後に実装された第4のシナリオ「つなげ、照らせ、ひかれ。私たちのグランドライブ」でついにゲーム内にもライブ曲として実装された。




メディア展開

CD

"STARTING GATE"シリーズ

2016-18年にかけて全12枚リリース。1巻ごとに3人のウマ娘によるボイスドラマとそれぞれのソロ曲、3人ユニット曲が収録。
ウマ娘プロジェクトとして最初に発走したシリーズがこのシリーズである。そのため色々と初期設定の名残が多く感じられ、ボイスドラマ部分は(特にアプリ以後のファン視点で)違和感が強いものが多いかもしれない。
しかしながら、ここで発表された楽曲はアプリ版でも使用されているものもあり、今から遡って聴いてみても楽しめるポイントは多い。


"WINNING LIVE"シリーズ

2021年のアプリリリース後から始まったシリーズで、基本構成はゲーム内で使用した楽曲と録り下ろしの新規キャラクターソングで、たまにサウンドトラックが挟まる(具体的には6,12がサントラに該当)。
23年2月末現在10枚リリース済みで、リリース予定が2枚。キャラクターソングは"STARTING GATE"に出走しなかったキャラや18年以降に新登場したキャラに割り当てられている。
そしてトラックの〆として各楽曲に参加したウマ娘全員によるうまぴょい伝説が必ず付属してくるという特徴がある。


漫画

ウマ娘 プリティーダービー -ハルウララがんばる!-

2016年5月から9月にかけてサイコミなどで連載された。作画は皇宇(ZECO)、原案・ネームは中山かつみ。
当時は設定が少ない事や、高知競馬(主催の組合と馬主協会)の協力を仰いでいる事もあって擬人化ハルウララの事実に基づいたコミカライズ感が強い。
単行本は発売されておらず、サイコミの公式サイトからも削除されて久しかったが、
ゲームアプリのサービス開始に併せて2021年2月5日~3月31日までの期間限定でサイコミアプリにて全話が再掲載された。


STARTING GATE! -ウマ娘プリティーダービー-

2017年3月~2019年11月までサイコミにて連載されていた。作画はS.濃すぎ。
スペシャルウィーク主人公で、上京してトレセン学園に入るところから始まるなどアニメのアーキタイプ的な存在ではあるが、ストーリー展開は異なる点も多い。
途中から単行本化が行われず4巻で止まっていたが、2021年に電子書籍として完結分までの5・6巻も含めた配信がなされた。但し合間に掲載されていた番外編は未収録となっている。
同年11月からは裏少年サンデーコミックスより紙版の単行本が改めて全6巻でリリースされた。


うまよん

2018年3月~2021年1月までサイコミで連載していた4コマ漫画。作者は熊ジェット、コンテは伊藤仁。
ある程度設定が固まってからの連載なのでキャラのブレが少ないのが特徴。
マンハッタンカフェとアグネスタキオンが都合のよい便利キャラになってきている。
ちなみにゴルシはいつもどおりゴルシである。


2020年7月~9月にショートアニメとして放送。2021年12月にブルーレイの発売が決定した。
原作漫画の『うまよん』は現在サイコミから削除されており*62、単独の単行本も刊行されてないが、アニメ版ブルーレイ付属のブックレットに全話収録される形で再録された。


ウマ娘 シンデレラグレイ

2020年6月より週刊ヤングジャンプにて連載中のオグリキャップを主役とした連載漫画。作画に久住太陽、脚本に杉浦理史。
史実におけるオグリキャップの生涯をベースにウマ娘の世界観に落とし込んだ(というか今のところ、平成4強に関してはほぼ完全に「オグリキャップがいた時期の史実の歩み」をなぞっている)内容となっており、スポ根的な作劇が強い。プリティーはどこへ行った。
詳細は独立ページへ。


ウマ娘プリティーダービー スターブロッサム

サクラローレルを主役とした漫画で2022年に発表、2023年4月10日*63に連載開始した漫画。
配信媒体は「少年ジャンプ+」「となりのヤングジャンプ」「ヤンジャン!」の三誌。作画に保谷伸、脚本に文殊咲。
史実の「遅咲き桜」サクラローレルの戦歴をモチーフとした物語で、デビュー前のローレルに夢を見出した明石椿トレーナーと共に夢へと向かって駆けていく物語。


ウマ娘プリティーダービー うまむすめし

2023年3月より連載がスタートした、主役を指定しないオムニバス形式のグルメ漫画。配信媒体は「サイコミ」。漫画は浅草九十九。
グルメ漫画の体裁ではあるが、料理をネタにしてウマ娘同士の関係を描くというのがメイン。
そのため料理ですらないブドウ糖タブレット(エアシャカールの持ってるラムネ菓子)がメインに据えられた回(6話)まである。


ウマ娘 ピスピス☆スピスピ ゴルシちゃん

2023年11月に発表、同月より連載がスタートした、ゴールドシップ(幼稚園児の姿)を主人公にしたギャグ漫画、公式の略称は「ピスゴル」。
配信媒体は「週刊コロコロコミック」。作画に柴田直樹。
何の前触れもなく唐突に発表され、「幼稚園児に変身した姿(公式告知文)」というゴルシが不条理ギャグを展開するというゴルシワールドに包まれたギャグ漫画である。



ウマ娘公式GⅠイラスト

公式Twitterアカウントで公開されているイラスト群。
2018年5月のNHKマイルカップより、中央競馬GⅠ競走開催日にて、そのレースに過去優勝もしくは出走経験のある競走馬のウマ娘や、産駒など何らかの関係のあるウマ娘のイラストが公式Twitter上で公開されている。
最初の1枚の投稿時に開始の告知も無ければ、2020年5月の天皇賞(春)開催時に『うまよん』的な一コマ漫画風イラストに切り替わった際も特に発表は無い。飾り気もない淡々としたツイートである。
また2022年にコパノリッキーの実装が決定した際、リッキーの勝ち鞍だがアプリ未実装のG1級レース「かしわ記念」(船橋競馬場)のイラストが初掲載され、6月には実装済みだが大井開催の「帝王賞」イラストも初登場した。
このイラストを元にサイン要素を割り出して馬券を予想するファンもおり、一例として2018年ジャパンカップでは、

  • イラスト:シンボリルドルフ(1985年)
  • 勝ち馬:アーモンドアイ
  • サイン要素:クラシック三冠馬(ルドルフ84年牡馬三冠、アーモンドアイ2018年牝馬三冠)

というサイン馬券が出ている。


舞台「ウマ娘 プリティーダービー」~Sprinters’ Story~

2023年1月15日、同月27~29日*64に、品川プリンスホテル ステラボールにて上演された舞台。主催はネルケプランニング。
主役はダイタクヘリオス、ヤマニンゼファー、ダイイチルビー、ケイエスミラクルの4人で、特にヘリオスを中心に物語が展開された。
アプリ等でもキャラの声を担当した山根綺(ヘリオス)、今泉りおな(ゼファー)、磯部花凛(ルビー)、佐藤日向(ミラクル)がそれぞれの持ち役に扮して舞台に挑んでいる。流石にゼファーの勝負服の布面積は増やされた


公演収録のブルーレイは2023年8月11日発売予定。WEB通販予約は現状アニメイトオンラインショップのみの取り扱いとなっている。


TVアニメ

SEASON1

2018年4月~6月にTOKYO MXなどで放送。
Cygames肝煎りだからかサガテレビでも放送があるほか、制作に関西テレビが絡んでいる。この為、明坂聡美の実況にはフジテレビ・関西テレビで放送された実況が多く取り入れられている(東北上越北陸新幹線の車内放送堺正幸*65めざましテレビMC三宅正治*66アオシマバクシンオー青嶋達也*67ポエマー塩原恒夫*68関西競馬実況界のレジェンド杉本清*69など)。
また音声を実際の実況に差し替えたMAD動画がファンによって作られただけではなく、公式でアップされた事も。
公式プロ実況版には、フジ系列から吉原功兼・馬場鉄志・吉田伸男、ラジオNIKKEI*70からはスポーツ情報部長*71雷神様中野雷太が参加した。
スペシャルウィークら1998年クラシック世代(1995年生)のウマ娘や1年先輩(97年クラシック世代)のサイレンススズカを中心に描く、青春スポ根モノである。


企画の立ち上げがいろいろとグダった為に下馬評は著しく低かったが、
無名の田舎っぺが波乱万丈の中で夢を叶えるスポ根モノとしてのクオリティ、そして数多の競馬ファンと関係者が思い描いたifを物語に落とし込んだ競馬モノとしての挑戦は高く評価され、
『ウマ娘』というコンテンツへの認識を改めさせ、後の大ヒットに至る為の蹄跡をつけたターニングポイントとなった作品。


ちなみに、アニメで追い抜かれたウマ娘たちが「無理ぃ~」と叫ぶ台詞が多用されるが、これは及川監督の趣味。後にシンデレラグレイにも輸入された。


SEASON1再現レース一覧

2008年有馬記念:「ダスカの逃げ切った右回りのレース」で一番格が高い為これであると推察されている。
しごいてしごいて!!安藤勝己!!(by 三宅正治アナ)


2009年安田記念:ウオッカが馬群を縫うように
ブッ差した!!(by 青嶋達也アナ)のはこのレースくらい。


2012年皐月賞:最後尾から誰も通らない内を掬って突き抜ける、ゴルシの代表的なレース。
その内からゴールドシップ上がって来た!(by 中野雷太アナ)


1993年有馬記念:トウカイテイオーの代表的レースとして長く語られる一年ぶりの復活劇。2期のネタバレ。
トウカイテイオー!奇跡の復活!!(by 堺正幸アナ)


1990年菊花賞:雨の中、単枠指定のメジロライアンとホワイトストーンを破り、メジロマックイーンが勝利*72
メジロでもマックイーンの方だ!!(by 杉本清アナ)


1998年天皇賞秋:サイレンススズカの伝説の終焉となったレースだが…
後続の各馬、大丈夫なのか!?捕まえる事は出来るのか!?(by 塩原恒夫アナ)


1998年バレンタインステークス*73:サイレンススズカ大逃げ伝説の始まりのレースである。


1997年11月29日阪神7R 3歳新馬戦:スペシャルウィークのデビュー戦。隣の13番枠に芦毛がいるのは実際に即している。レース結果は若干違いがある。


1998年きさらぎ賞:レース名は出ていないがスペが1番ゼッケンで2勝目のレースなのできさらぎ賞と思われる。


2006年5回京都8日目新馬戦:4番ゼッケンを付けてウオッカが逃げ切ったのでおそらくデビュー戦が元ネタ。


2006年6回京都6日目新馬戦:3番ゼッケンでダスカが逃げ切ったのでウオッカと同じくデビュー戦が元ネタ。


2012年神戸新聞杯:ゴルシが阪神競馬場で14番ゼッケンを付けて勝利したのはこのレースのみ。弥生賞なんかと時期的なものがあやふやになるが、年上ムーブをしているのには説得力がつく。


1998年金鯱賞:サイレンススズカ伝説の大差勝ち(11馬身)レース。


1998年弥生賞:作中でレース名に言及あり。
きさらぎ弥生で、皐月は見えたか!?(by 塩原恒夫アナ)


1998年皐月賞:同上。セイウンスカイの二番手から4角先頭押し切りがややテイストが代わっていたものの結果含めほぼほぼ同じ感じ。スペが少し太めだったのも元ネタ通り(弥生賞比+10㎏で出走)


1998年NHKマイルカップ:強い者は強い!!(by 青嶋達也アナ)
とばかりにエルコンドルパサー余裕持っての快勝は元ネタ通り。レース後ダービー出走からの変則二冠取りを表明したが、こちらでは外国産馬だったエルコンは当時出走権利がなかった。
アニメならではのif展開が始まる模様。


1998年日本ダービー:アニメifとして1枠1番の絶好枠でエルコンが出走。4コーナーから直線に入った当たり、スペが一瞬でキングヘイローに絡まれて消耗したセイウンスカイを切り捨てて独走に入るまでは、
並ばない!!並ばない!!
というフジテレビ三宅正治アナの名実況も含めて元ネタ通り。
その後インコースからエルコンが強襲して抜け出すがスペが差し返して同着で決着が付くが、実際のJRAGⅠ同着決着は2010年オークスのアパパネ・サンテミリオンという前例がある。
ちなみに、スペとエルコンの力関係だが馬場の違いもあり単純比較は難しいが、スペのダービー(府中2400)が稍重で走破時計2:25:8、上がり3F35.3。(直線までの通過順はは10-10-10-8、差し)
エルコンのジャパンカップ(府中2400)走破時計が良馬場で2:25:9、上がりが35.0。(直線までの通過順は2-3-3-2、先行)
同着で落としたのはエルコンのこれからを考慮しつつ、敢えて単純な比較にして上手い事並べた結果と言えるだろうか。


1988年有馬記念:ドーナツ大食い大会という形で、オグリ、スーパークリーク、タマモクロスによる三つ巴が展開された。
3位のスーパークリークが斜行?で失格になり、オグリがタマモに競り勝つあたりが再現されている。


1998年毎日王冠:13万人が見た伝説のスーパーGⅡ。グラスVSエルコンVSスズカの頂上対決に92・93年連続3着のナイスネイチャ、2013年勝ち馬エイシンフラッシュが参戦。
しかし、
どこまで行っても逃げてやる!!(by 青嶋達也アナ)
とばかりに、やはりスズカの独壇場でありエルコン・グラスは跳ね返されたのであった。
なおネイチャは3着。さすがワイドの申し子。


1998年菊花賞:セイウンスカイが超ハイペースから一気にスローに落としながら馬群を離して逃げるという
巧みなペースメイクと最内の一番良い馬場を活かしきった一世一代の逃げを披露し世界レコードで駆け抜けた生涯最高のレース。
まさに今日の京都競馬場と同じ!青空!(by杉本清アナ)
…だったのだが、アニメではセイウンスカイは主人公ではなかったので回想で済んでしまった。残念。


1998年天皇賞秋:サイレンススズカファンが今でもイヤーな気分になる「沈黙の日曜日*74
こちらの世界同様にウマ娘の世界でも大欅の向こう側でスズカが負傷して競走中止という悲劇は繰り返されてしまったが
人型であった事が幸いし、入院生活だけで済んだ。とはいえ、元通り走れるかはわからないが…
優勝馬は実際には外国産馬で出走不可であったエルコンドルパサーだった。秋の天皇賞を府中で勝った三歳はバブルガムフェロー以外に存在しない為、
現状バブルが存在しないウマ娘世界ではC組所属による初の快挙であろう。強すぎる…
もっとも、ライバルであるスズカが悲劇に見舞われたゆえの勝利である為、勝者であった彼女にも笑顔はなかったのだが…。
ちなみにエルコンドルパサーと実際の勝ち馬であるオフサイドトラップとは馬主が同じというつながりもあり、おそらく展開の関係でストーリーが統合されたものと見るのが定説。*75
もしくはここまでオフサイドトラップが関わるレースが皆無なので、メインキャラの悲劇回でポッ出のオリキャラが勝つ形になるのは流石に不味かったか。
他のif要素としてはヒシアマゾン、メジロライアン、ナイスネイチャ、ウイニングチケットらが出走していた。
ウイニングチケットとネイチャ以外は○外で出走不可、頓挫で出走出来ずという馬であった。
ライアンについては実際に出走した息子のメジロブライトの名代と思われる。


なお、製作サイドは「これがなければサイレンススズカの物語にはならない。しかし意図的に『沈黙の日曜日』というワードだけは避けた」と語っている。


1998年ジャパンカップ:アバンでさらっと触れられただけだが、エルコンが優勝し、2着エアグル、3着スペと、上位は全て日本勢というのはそのままであった。
(95年から97年までの3年間、外国馬が勝利していた)
マイラーと呼んだのは誰だ!?エルコンドルパサー2400文句無し!!(by 三宅正治アナ)
これでエルコンはNHKマイルC、ダービー、秋天、JCと一年でGⅠを4勝した。超絶名馬にも程がある。


1999年宝塚記念:スペの1999年最初のハイライトである年始からの3連勝とセイウンスカイが逃げを捨てるきっかけになった春天を大胆カットして、最後の宿敵グラスワンダーとの決戦を描いた。
結果は春天でセイウンスカイを潰す為に身に着けた早め先頭を徹底マークしたグラスが異次元の脚で3馬身切り捨てて圧勝した史実通りとなった。
スズカの勝ちっぷりを模倣しようとして負けたスペに対しグラスが「こっちを見て戦っていたのか?」と憤慨していたが、
実際の方でもスペは宝塚勝って凱旋門でエルコンにリベンジするという計画をぶち上げていたが、「レコードブレイカー」と呼ばれた的場均によって打ち砕かれた。
春三連勝で順調すぎてグラスを見ていなかった可能性があるのでそのへんの再現なのかもしれない。


1999年凱旋門賞:エルコンの名声を高めた敗戦であり、フランスでも「勝者は2頭いた」と言われたレース。
逃げて逃げて粘るが残り100m付近で力尽き半馬身離されたのは史実通り。
モンジューの名前は出せなかったが、まあ色々あるのだろう。
ちなみにモンジュー代役のブロワイエは年上に見えるが、モンジューに当たるポジションならエルコンの一個下である。
もしかしたらデイラミ*76の要素も入っているのかもしれない。


1999年京都大賞典:スペが生涯最高体重で見事に惨敗したレース。
勝ち馬はツルマルツヨシ*77(鞍上・藤田伸二)。
ちなみにオペは菊花賞への慣らしで出走していた*78
ツルマルツヨシはこの段階ではいわゆるモブウマ娘扱いだが、後にアプリにて制式参戦。


1990年4回中京3日目新馬戦:テイオーのデビュー戦。中京競馬場を走ったのはこれが最初で最後である。


2007年エルフィンS:ウオッカが9番ゼッケンで走ったのはこのレースの他に2008年ヴィクトリアマイル(GⅠ)しかない。


2006年中京二歳S:ダスカも中京はこれが最初で最後。


1990年1回阪神3日目新馬戦:マックイーンのデビュー戦。足元の負担を考えてのダート出走であった。


2011年コスモス賞:ゴルシのキャリア28戦中4番枠はこのレースのみ。ところでだいぶ前に神戸新聞杯モデルのレース勝ったのにまた2歳戦に戻ってるのは一体…


1999年天皇賞(秋):スペがタマモクロス以来となる同一年度春秋連覇を決めた一戦。
GⅠホースGⅠウマ娘のプライドか!?新興勢力の一発か!?(by 塩原恒夫アナ)
前走の惨敗と-12kgと絞り込んだのが逆に嫌われて4番人気まで落ち込んだが、それをひっくり返す追い込みでの逆転劇であった。
前半生最大のライバルにしてスペを倒す為に差しに転換までしたセイウンスカイはこのレース後屈腱炎を発症し一年以上休養。
復帰したのは2001年、春の天皇賞。そこで逃げ潰れて一着から16秒差の惨敗を喫し再び怪我を発症し引退。
弥生賞の頃はライバルだったキングヘイローはマイルCSからスプリンターズステークス*79の短距離戦線に本格転向、翌春に花開く日が来る事となった。
こうして王道を駆けるスペの前からライバルが去っていき、史実をなぞった物語は終わりに向かうのである。


サイレンススズカ復帰戦:1999年キャピタルステークス
特筆すべき点は特に無い条件戦。作劇上ちょうどいい時間軸と格付けのレースに入り込んだ形。


1999年ジャパンカップ:メンバーからしても最強。
凱旋門賞でエルコンドルパサーを撃破したモンジュー(鞍上・マイケル・キネーン、97年ピルサドスキーで勝利)
それを迎え撃つ日本総大将スペシャルウィーク(鞍上・武豊)
その他、計5か国のダービー馬が集った中、スペが日本総大将(by 三宅正治アナ)として見事期待に応えた。
同時に武豊はジャパンカップ初制覇。
実際にはモンジューは輸送で明らかにコンディションを落としてたのが敗因なのは内緒。


1999年有馬記念:スペは勝利を確信していたが、写真判定の結果、グラスが4cm差で勝っていた*80
最後はやはり最強の2頭!(by 堺正幸アナ)
ちなみにメジロブライト、ナリタトップロードも史実では出走している…が、ツルマルツヨシ同様「この段階では未参戦」のためモブウマ娘として再現。



2008年天皇賞(秋):ウオッカ・ダイワスカーレットのライバル対決の総決算とも言うべきレース。
大接戦ドゴーン!!(by 青嶋達也アナ*81)


1993年有馬記念:OPにも登場した、トウカイテイオー奇跡の復活劇。OPでは登場しなかったナイスネイチャが加わった。


1992年天皇賞(春):メジロマックイーン天皇賞(春)連覇。史上最強のステイヤーの座を確立。
どんなもんだい!メジロマックイーン!(by 杉本清アナ)


2014年宝塚記念:ゴルシ宝塚記念連覇。尚、翌年は・・・。
ちなみに凱旋門賞は20頭中14位というコメントし難い順位だった為か結果に触れられていない。
多分レース結果より、入場時に勝手に列離れて観客に媚び売りに行ったエピソードの方が有名だし。


1994年天皇賞(秋):ウイニングチケットとビワハヤヒデが同時に屈腱炎を発症。引退を余儀なくされたレース。
勝ち馬はネーハイシーザー(鞍上・塩村克己)。


1993年日本ダービー:上位人気3頭(=BNW)の壮絶な叩き合いの末、柴田政人騎手の19回目の悲願がようやく叶ったレース。
17万人の観衆による「マサト」コールもしっかりと再現されている。
実際のレースでは「ミスター有馬記念」の異名を持つ堺正幸アナの「鉄道」とは180度違う激アツぶりも必聴。


1996年阪神大賞典:年度代表馬対決に大いに盛り上がったレース。
ブライアン!甦れ!(by 杉本清アナ)
94年年度代表馬ナリタブライアン(武豊)は、95年年度代表馬マヤノトップガン(田原成貴)とのマッチレースを制し、1年ぶりの勝利を挙げる。


1992年菊花賞:BNW駅伝・第1区で、92年皐月・ダービー二冠馬ミホノブルボンを、同年菊花賞を制したライスシャワーが、当時と同様にラスト50mで逆転。
この時グラスはライスシャワーを「黒い刺客・狙われたら怖い」と表現しているが、明らかに、両方に騎乗・勝利して名を上げた「ヒットマン」的場均繋がり。


2015年宝塚記念:if大阪杯のスタート時の元ネタ。
通称「120億円事件」。
ゴールドシップがゲート内で2度大きく立ち上がり、そのせいで大きく出遅れ最下位。これにより紙くずになった馬券は約120億円。
関西テレビで実況を担当した川島壮雄アナの「出ない!出ない!」は、当然のごとく台詞に取り入れられた。
極めつけは、当日スタート地点でリポーターを担当していた細江純子の悲鳴。こちらはなんと本人によって再現された。
尚、勝ち馬はラブリーデイ(鞍上・川田将雅)であった。


1番人気にも関わらず盛大にやらかした事には当然野次が飛んだ…のだがそれは横山典弘騎手ではなくゴルシに対してであった。
当然これには横山騎手もびっくり、他の騎手たちからは羨ましがられたという、横山騎手は引退式でこの事に触れたが会場では笑いが起きていた。


SEASON2

2021年1月~3月に放送。
トウカイテイオー・メジロマックイーンを中心とした、1991年から93年の中央競馬が描かれる。
時系列は第1期の12話~13話の間だが直接の続編というわけではない。なので細かい矛盾点もけっこうある。
例えて言うなら、『新機動戦記ガンダムW』と『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』、もしくはレベル3マルチバースの関係にある、といったところか。


アニメーション制作はスタジオKAIに変更されたが、P.A.WORKSは制作協力として引き続き参加しており、第1期の安定した作りも健在。
ピックアップされた時期が時期である為、本筋の内容が競技とは切っても切れない怪我、挫折、風評などと正面から向き合い克明に描かれる事からかなり重く、多彩な角度から容赦なく視聴者の心をえぐってくる。
とはいえベースの明るくコミカルな雰囲気は1期と変わらず、勝負にかける想いの強さ、ライバル同士の勝敗だけで終わらない関係性、苦悩を乗り越えた先のカタルシスは筆舌に尽くしがたい
怪我と無縁のスペシャルウィークだからできた1期とはまた違った視点でのアツいスポ根であり、人によっては後半からと言わず全話泣いたと述べるほど。
事実上、2話にわたり主人公のごとく駆けたライスシャワー、第2話から既に勝負にかける執念を刻んだナイスネイチャ、まさかまさかのツインターボ等、群像劇的な側面も色濃い。
どう考えても1期1話から最低でも5年経過している件*82がよくネタにされる。



SEASON2再現レース一覧

1期では史実では走ってないウマ娘がif展開で走ったり結果まで変わるケースもあったが、2期ではそういった事はなくなり、ちゃんと全員元馬に準じたモブを立てる形になっている。
そのあたりの都合上、2期はテイオー・マックイーン以外のチームスピカがずっとガヤだったり、チームリギルは全く話に絡まなくなってしまったが。

1984年日本ダービー:シンボリルドルフ&岡部幸雄、無敗で2冠を制したレース。後に菊花賞も制し、無敗三冠を達成。


1991年日本ダービー:トウカイテイオー&安田隆行、大外20番枠単枠指定を受け、横綱相撲を制し、父同様無敗で2冠を制する。
アニメでは現代規定でのフルゲート大外18番となり出走メンバーが減らされている。


1991年菊花賞:トウカイテイオーが欠場した91年クラシック最終レース。勝ったのはダービー2着のレオダーバン(アニメではリオナタール、鞍上は翌年からテイオーに騎乗する岡部幸雄)。
馬の世界でもレオ!(by 杉本清アナ)
ここまで3連勝で滑り込んで来たナイスネイチャはGⅠ初挑戦で健闘するも惜しくも"4"着。


1991年有馬記念:メジロマックイーンがまさかまさかの
これはびっくりダイユウサク!!(by 堺正幸アナ、アニメではあっと驚くダイサンゲン(走れコウタロー!?)
に差され2着に終わったレース。
ダイユウサク(鞍上・熊沢重文)は14番人気の単勝137.9倍!今もって有馬記念ぶっちぎりの最高配当金(しかも当時のレースレコードも)を記録した。


なお同レースにはツインターボ(とダイタクヘリオス)も出走しており、中盤までは例によって軽快にハナを切っていたものの、ブービーに沈んだ。
ナイスネイチャは1度目の3着。


1992年阪神大賞典:マックイーン得意の阪神・長距離という事を警戒し回避が続出、6頭立てで行われたレース。3レース振りにマックイーンが重賞制覇を成し遂げた。
2着カミノクレッセ(アニメではカニヤクラシオン)はこの後の天皇賞・春でもマックイーンと激突しており、そこでも2着、更に続く安田記念・宝塚記念と4連続2着を記録する事になる。君、いいレースしてるね。カノープスに入らないか?


1992年産経大阪杯:当時はGⅡだったが現代基準でGⅠレース。ちょうどトウカイテイオー復活&新衣装お披露目におあつらえ。
前の2頭はもうどうでもいい!(by 杉本清アナ)
トウカイテイオー復活劇第1章。アニメでは初レースとなったイクノディクタスは4着。


1992年皐月賞:ミホノブルボンG1初戦。人気に応えての1着。初登場マチカネタンホイザは7着、同じく初登場ライスシャワーは8着。


1992年天皇賞(春):前年クラシック2冠の無敗馬・トウカイテイオー、連覇を狙う現役最強ステイヤー・メジロマックイーンのTM2強対決で大いに注目を浴びたレース。テイオーは1番人気1.5倍、マックイーンは2番人気2.2倍。
レースは序盤メジロパーマーが逃げを打ち引っ張るものの、中盤にはマックイーンが先頭へ。次いでテイオーが仕掛けるものの距離の壁は厚く、3000メートル付近で失速。そのままマックイーンが抜け出して勝利。二連覇を成し遂げた(テイオーは5着、パーマーは7着)
杉本節をほぼ完璧に再現した第3コーナーからの実況は必聴の価値あり。


1992年宝塚記念:ダイタクヘリオス、メジロパーマーの大逃げバカコンビが引っ張ったグランプリ。
パーマーが終始安定した逃げで初のGⅠ制覇を成し遂げた。ヘリオスも途中までパーマーに肉薄するも距離が合わず5着。
レース後にパーマーがトレーナーを探しているのは、マックイーンの回避でメジロ牧場のスタッフが応援遠征を取りやめた事に由来する。


1992年東京優駿:ミホノブルボンがまたしても完璧なレース運びで無敗の2冠を達成。3冠間違いなしと目される。
が、先のレースでは8着だった伏兵が今度は2着と迫ってきていたのであった…


1992年菊花賞:無敗の三冠へと挑んだミホノブルボンを、遂に開眼した漆黒のステイヤー・ライスシャワーが差し切った。マチカネタンホイザも肉薄し3着。
ちなみにライスシャワーは血統的に元々長距離向きであり、皐月→ダービーと順調に体を仕上げていた事からミホノブルボン陣営はかなり警戒していたそうな。
キョウエイボーガン(鞍上・松永幹夫)の暴走じみた逃げでブルボンがハナを切れなかった*83のも波乱の一因と言われている。



1992年有馬記念:バカコンビによるバカコンビの為の有馬記念。
メジロパーマー(山田泰誠)が大逃げすれば、ダイタクヘリオス(岸滋彦)も負けじと暴走。圧倒的ハイペースでレースを作り、
最後にはヘリオスがブービーに沈んでいく一方でパーマーはレガシーワールド(小谷内秀夫、アニメではレリックアース)のスパートからギリギリで逃げ切って勝利を飾る。
このハイペースに先行策のトウカイテイオーも巻き込まれ、生涯唯一の2桁順位に沈んでしまった。
なお、アニメでは省略されたが実はテイオーは直前のジャパンCにおいて、史上最強とも言われる海外勢に対し、5番人気からの大復活勝利を遂げていたりする。(細江氏の解説中にある「浮き沈みが激しい」とはこの事を指していると思われる)
またナイスネイチャとライスシャワーも出走しており、ネイチャは2度目の3着。ライスは8着。(九話でライスが語る「テイオーと一回勝負した事ある」レースはこの時)


1993年産経大阪杯:1年振りの出走となったマックイーンが5馬身の完勝を果たす。
対してナイスネイチャは有力な対抗馬として2番人気になっていた(結果は2着)。イクノディクタスは6着。
四話同様現代基準のGⅠとなっている。


1993年目黒記念:マチカネタンホイザがライスシャワーを降したと報道されたレース。
タンホイザは直前のダイヤモンドステークスで3200mのJRAレコード(当時)を出しておりこの時1番人気だった。むんっ


1991年8月10日新潟3R 3歳新馬戦:回想で語られたライスシャワーのデビュー戦。
当時の新潟競馬場は右回りだったが、アニメでは現代準拠で左回りに変更されている。


1993年天皇賞(春):圧倒的人気で3連覇を狙うマックイーン、菊花賞でミホノブルボンの3冠を阻んだライスシャワー、
そのライスシャワーに前走で勝利したマチカネタンホイザ(イクノディクタスもいるよ)、前年グランプリホースのメジロパーマー、
人気上位4頭全員が3000m以上のレコード持ちという役者が揃った1大レース。ステイヤー最高の名勝負として今も語り草。
レースはパーマーの逃げが引っ張る予想通りの展開から最終直線、マックイーンがパーマーを交わし堂々先頭へ…とそこをライスが猛追。観客のざわめきをよそに3馬身もの差を離し、執念の1着をもぎ取った。
1着こそライスが下馬評を覆したと言えるが、2着マックイーン、3着パーマー、4着タンホイザと人気・実力上位がそのまま着順上位を独占する貫禄のレースとなった。


1993年東京優駿:2期でのBNW初お披露目。1期OVA14話のリメイク。ウイニングチケット1着、ビワハヤヒデ2着、ナリタタイシン3着という3強を見せつけたレース。
ラストのチケゾーコールはベテラン・柴田政人の初ダービー戴冠を祝うマサトコールが元ネタ。


1993年安田記念:しばらく掲示板外続きでピリっとしていなかったイクノディクタスが、14番人気を跳ね除けて2着に食い込んだレース。
1着はヤマニンゼファー。扱いはモブだが前年に続いての安田記念連覇を果たした、ダイタクヘリオス・ニシノフラワー等と凌ぎを削ったマイルの強豪だったりする。鞍上の柴田善臣はG1初制覇。
また引退レースであり、史上初の短・マイル・中距離の三階級制覇も懸けて挑んだ同年のスプリンターズSは、"あの"短距離王が完全覚醒したレース\バクシーン!/であり、何かとウマ娘と縁深い馬だったりもする。(その後2022年のアプリ一周年にてデザインチェンジを果たして実装がアナウンスされた)


1993年宝塚記念:メジロマックイーンGⅠ4勝目。イクノディクタスは好調を維持して2着。
端折られてしまったが連覇を目指したメジロパーマーも出走している(なお10着轟沈)


1993年七夕賞:逃亡者ツインターボ伝説第1幕。福島競馬場最多観客記録したレースでもある。
出走馬の多くが先行・逃げ馬だったこのレース。ターボ師匠が超ハイペースの走りで出走馬全てのスタミナ切れを誘発(勿論自身も終盤バテてた)、
まさに壊滅的としか言いようがない大逃げで2度目の重賞制覇を成し遂げた。
だがまさかのこのトンデモ展開が次なる策略の布石だったとは誰一人気づくよしもなかった…


1993年産経賞オールカマー:逃亡者ツインターボ伝説第2幕。
現役最強争いを繰り広げたライスシャワー、2戦連続2着のイクノディクタス、さらにこの年の帝王賞・川崎記念と立て続けに勝利して中央に殴り込みを図った大井競馬のハシルショウグン(鞍上は「鉄人」的場文男)とGⅢながら豪華な顔ぶれとなったこのレース。
実績では苦しい立場のツインターボだったが案の定果敢にハナを切る展開。だが前走を知る者は脚を溜めペースを堅持。やはり師匠にこの面子は苦しいか…
と見せかけこの時実はターボは折り合いを付けており、タイムは平均からやや速い程度だった。
異変に気付く他出走者だがしかし時すでに遅く、ターボ師匠渾身の二の足が炸裂、見事全てを出し抜いた策略勝ちを見せたのであった。


ちなみにウマ娘では(当然ながら)騎手が存在しないので、代わりに一緒に出場していたイクノディクタスが二の足のタイミングを指示している。


2016年有馬記念(?):ショッピングモールでキタサンブラックがサトノダイヤモンドに告白(!?)するシーンは、これがネタか?


1993年菊花賞:BNW3頭では最後の対決となったクラシック最終レース。例によってこの3頭による人気上位独占…
ではあったものの、タイシンは直前に運動誘発性肺出血を患っており、勝負はおろか出走すらギリギリという状態。
実質BWによる一騎打ちと言われていた。結果は五馬身を離してのハヤヒデのレコード勝ち(チケゾー3着)。


1993年有馬記念:トウカイテイオー奇跡のラストラン。
G1獲得クラシック馬4頭(ウイニングチケット(柴田政人)・ビワハヤヒデ(岡部幸雄)・ベガ(ペラ/武豊)・エルウェーウィン(パーメントウィン/南井克巳)
同じく古馬3頭(メジロパーマー(横山典弘)・ライスシャワー(的場均)・レガシーワールド(レリックアース/河内洋)
他にも実力十分古馬にマチカネタンホイザ(柴田善臣)・ナイスネイチャ(松永昌博)etc…とグランプリに相応しいメンバーが揃った暮れの大一番。
トウカイテイオー(田原成貴)は人気こそ4番だったものの、なにせ怪我明け1年振りのぶっつけ本番、そしてこの錚々たる面々。
勝つ見込みは乏しいと見なされていた。が…


トウカイテイオーか?

トウカイテイオーが来た!?


トウカイテイオーが来た!!!


奇跡の復活勝利を364日振りのレースで遂げたのであった。(この中364日のGⅠ勝利は今もなおJRA最長記録である)
2着ビワハヤヒデ、3着は3年連続これまた奇跡のナイスネイチャ、4着マチカネタンホイザ。


1994年高松宮杯:ウイニングチケットも出走している事から恐らくこのレース(アイルトンシンボリらしきウマ娘も確認できる)。
ナイスネイチャ3年振りの重賞制覇。現代基準で勝負服だが、当時はG2、それも2000mだった。


1995年高松宮杯:ヒシアマゾンが"先頭集団"で走っている事から恐らくこのレース。
マチカネタンホイザ1年振りの重賞制覇。なお翌年から高松宮杯は短距離GⅠとなるので、2000m時代最後の勝者でもある。


1993年宝塚記念:右回り・天候不順・左に写るモブ馬娘(オースミロッチ)が騎手と同じ勝負服カラーである事からこの恐らくこのレース。
本編第九話で語られていたレースでもあり、イクノディクタスが大外から猛烈な差しを図っている。
一瞬マックイーンの尻尾が見切れるのに注目。


1994年有馬記念:ライスシャワー、ヒシアマゾン、ナリタブライアン、ナイスネイチャとツインターボが出走。
マチカネタンホイザも出走予定だったが、直前で蕁麻疹を発症し出走取消を行っていた。
女傑ヒシアマゾン・怪物ナリタブライアンのクラシック両雄を相手にアニメ通りの爆逃げでターボ師匠が挑む!(なお13着!)


ちなみに成績・人気投票においてターボ師匠は有馬記念に出走する事は本来不可能だったが、大本命で兄弟対決が期待されたビワハヤヒデが直前の故障により引退。
ライスシャワーは最近は成績不振、他の有力馬も未出走や距離適性外で盛り上がりに欠けていた。
そこでJRAが推薦枠としてターボ師匠を盛り上げ要員として出走を決定、中盤までは圧倒的な逃げで見せ場を作るも第4コーナーで「ツインターボの先頭はここで終わり。」


SEASON3

2022年11月6日に製作が公表。製作は第2期と同じスタジオKAI。
2023年2月22日に、主人公はキタサンブラックで2023中に放送することが発表された。
チームスピカに入った彼女と、サトノ家の面々で構成される「チームカペラ」に入ったサトノダイヤモンドを中心にした物語が展開される模様。
そして2023年10月より放送開始。



Web配信アニメ

うまゆる

2022年10月16日よりウマ娘公式YouTubeチャンネル『ぱかチューブっ!』などで配信されているショートアニメ。話数は最終話が公開された2023年3月26日時点で全24話。
アニメ版うまよんと同様、ミニキャラとなったウマ娘たちの日常を描いたものであるが、内容は完全オリジナルとなっており、デザインもアプリ版1コマ漫画に準拠したものとなっている。
基本的に日常系だが、時折パロディ満載のカオス回や、現実の様々な小ネタも含まれているのが特徴。
配信に当たっては記念キャンペーンとしてタニノギムレットのSSRサポカ[Welcome to Umayuru]が無料配布された他、各話の配信ごとに毎回無料ジュエル150個が配布されている。


ウマ娘プリティーダービー ROAD TO THE TOP

2023年春からYoutubeで配信開始。制作はCygames Pictures。全4話の短編アニメ。
タイトル通りナリタトップロードを主人公として、彼女とテイエムオペラオー・アドマイヤベガを主軸に、現実での1999年クラシック三冠戦線を描く。
2023年5月21日、5月28日にBS11で放送。


コンシューマーゲーム

ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!

2023年発表、2024年春配信予定のゲームで、配信プラットフォームはSteam、Nintendo Switch、PlayStation4。ゲームジャンルは「ハチャメチャカジュアルアクション(公式)」。
トレセン学園春の行事であるファン感謝祭をテーマにしたゲームで、ドットで描かれたウマ娘達を操ってファン感謝祭専用の競技で競い合う。
ゲーム内容は[[すごくどこかで見たことのある>ダウンタウン熱血行進曲それゆけ大運動会]]エクストリームスポーツ。
何なら初報PVの時点でレースの背景に本人がいるので隠してすらいない*84リスペクトゲームである。




余談

AnimeJapan2016の初報時から声優が3人交代*85・1人*86はイラスト含めて降板、お蔵入りしたイラストもあるなどなんとなくごたついた感があるので、JRA、社台グループを代表格とする一部馬主との折り合いが悪いのでは?と言われた事もある。
競馬場に広告を出せているあたりサイゲとJRAの仲は良好だろうしフジキセキやトーセンジョーダンあたりは出せているので単純に許可の問題だとは思われるが…
なお、現在のところJRAとの本格的なコラボは行われていないが、JRAが競馬関連のコンテンツとのコラボに消極的なのはいつもの事である*87


ちなみに声優交代は基本的にはCD展開の都合であろう。売上の為のリリイベが多いので売れっ子や他のユニット持ちだとスケジュールが取れないのでなかなか難しくはなりがちである。なお、数少ない例外としてマヤノトップガンは声優が体調不良により引退した為の交代である。
ナリタブライアンに関しては初代声優が喉の不調により短期休業となり、当初は変更の予定はないとされていたが2020年12月から現在の声優に交代となっている。
その後は暫く声優交代はなかったが、2023年1月にアイネスフウジンの初代声優が廃業したことにより、現在の声優に交代となった。


会社が同じだからか、声優陣の多くが某アイドルゲーム(の派生作品)と被っており、特に看板ユニットに至っては3人中2人が起用されている。
ちなみに、何の因果かあと1人はインターネット上では以前から競馬ネタで弄られている。
作中トップの高身長キャラの声優が被ってるなど、偶然とは思えない悪ノリ要素も見られる。
あと某アイドルゲームのもう1つの派生作品とも実は結構被ってたりする。BNWの3人とか。


リリースにかぶったのは偶然との事だが、親会社の社長がリリースと同年から馬主業を開始していたりも。
G1奪取等の活躍したら普通に出そう、誰も文句言わないだろうし



初期リリース発表時(2016年当時)のPV・トレーラームービーは、現在リリースされたアプリ版のクオリティと比較されたびたび話題になる。
まずレースの迫力がショボく、徒競走ないし人間の長距離走のようなえっほえっほと覇気のない走り方。ラストスパートでは流石にそれなりの勢いになるが、それでもアプリ版の序~中盤レベル。
おまけに(車の)レースゲームのようにウマ娘同士が衝突してエフェクトが出るコメディタッチな演出まであった。当然ながら実際のレースでそんな事があったらコメディタッチでは済まないだろう。
一方でトレーニングやゲートインのモーションが現在まで変わっておらず、この時点で完成されている事も確認出来る。
また他ゲームにおけるルーム機能やギルドハウス機能を思わせる、ちびキャラが練習場を動き回る姿を見られる機能もあったらしい。現在のアプリ版ではサークル機能にその名残がある。


前述の未出演ウマ娘が確認できるアニメPVも、世界観が現在とは大分異なりレース前のパドックと思われるシーンではウマ娘たちがストレッチをしている姿を観客が見守る姿があった。
レース中にスペちゃんがすっ転んだり褐色のウマ娘がヒシアマゾンに腕を伸ばしながら走ってたりと、レース自体も現在と比べて真剣味に欠けている。
極め付きとしてよくネタにされるのがオグリと会長が何故か唐突にドギツい百合味のあるスケートシーンを披露するシーン。そもそも何故この二人なのかは不明だしスケートが始まる経緯も謎。
一応後にシンデレラグレイで絡みはあったにはあったが……。前述の褐色ウマ娘といい、百合路線を強く押す方針だったのかもしれない。


他には細かい点としてタイキシャトルのデザインが結構違ったり、ハルウララがユキノビジンと同室だったらしき描写がある。


また、日本テレビの長寿番組「踊る!さんま御殿!!」には、スペシャルウィークを演じた和氣あず未、サイレンススズカを演じた高野麻里佳などウマ娘を演じた声優が度々出演している*88



二次創作の扱いについて

いわゆる本作を題材にした同人活動だが、公式から営利目的での創作の禁止元となる馬のイメージを毀損しないよう、かなり強く配慮を求められている。
言葉を選んでいるが、要はウマ娘で金儲けするなキャラのイメージを損なうような事はするな。具体的にどういったものかは明言されておらず、その判断は個々に委ねられている。


特に、馬主を怒らせてしまった場合、冗談抜きでメディア展開に支障が出る
例えば、マナーの悪いファンを見かねた馬主が「うちの馬の提供やめます」とか言ったら、本当にそのウマ娘が突然いなかった事にされてしまうというわけである。
訴訟沙汰になったらマジで(訴えられた側の人生も)詰みである*89


…ともかく、公式が二次創作に対しここまで強く注意喚起を行うケースはかなり稀*90であり、本作の二次創作界隈は極めてデリケートかつ敏感な部類である事は確かである。二次創作界隈はその場のノリではっちゃけがちだがウマ娘相手に通用するとは思わない方が良い。
あくまで、公開されたガイドラインに従って、節度を持って楽しみたいものである。
一番の安全策は、『本作絡みの創作をしない。したとしてもチラシの裏に描くだけで済ませる』の一点に限られるのだが。


社会に与えた影響

コンテンツの影響もあって史実馬への注目が集まったりウマ娘関連の用語を用いた競走馬登録*91がされる等現実にも影響を及ぼしている。
なお「ウマピョイ」はウマ娘知らない馬主が友人の勧めで付けた馬名との事、おい友人*92
現実の競技を元にしているコンテンツだけにこれからの展開次第でどんな登場ウマ娘が実装されるのか、ウマ娘関連の競走馬が登場するのか要注目である。



…ただいい事ばかりではなく、ウマ娘ゆかりの牧場や競馬場等に聖地巡礼しに来た馬に関するマナーに疎いファンによる馬の安全や牧場の方々の業務に邪魔となる迷惑行為も増加。アプリ公式ツイッターでも2022年9月30日に注意喚起が行われている。
馬は繊細な生き物であり、馬牧場も馬を扱う仕事場にして私有地である
直接牧場に電話確認するのも営業妨害になる危険があるため、
この記事を見ている皆さんも、牧場見学の際は事前にゴールドシップ号が映るポータルサイト『競走馬のふるさと案内所』で見学可能かの確認と案内所経由での予約を行い、馬を傷つけないようにマナーに沿った行動を執りましょう。
加えて2020年以降は新型コロナウイルスの感染拡大で見学を一切受け付けない牧場もあるため、その場合は素直に諦め、ネット等での情報収集で我慢しましょう。


追記修正はウイニングライブを完璧に決めてからお願いします。


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*1 2018年3月末で退職。
*2 ただし、前世となった馬の記憶は基本的に受け継いでいない。稀にフラッシュバックすることがある程度のようだ。
*3 スペイン・バルセロナに建つ巨大教会。世界文化遺産にも登録された同地のシンボルだが、資金不足などの理由で建設開始された1882年から約140年経つ2023年現在でもなお未完で、現在も既存部の修復を行いながら建築が続けられている。一時期は「完成に300年以上かかる」とまで言われたが、IT技術の活用や資金不足の解消などによって短縮され、現在では2026年の完成が予定されている。
*4 実際に2017年~2018年に公開されたPVと2020年以降のゲームを見ると、モデル・UI・ダンスモーション・走行モーション等ほぼ別物に仕上がっている
*5 専用のAndroidエミュレーター経由
*6 一応、3Dモデルを簡易モデルにする事で、動作対象外機種でも遊べなくはないのだが、本作の魅力である3Dモデルを捨てる事になる。
*7 オークスとどちらかを選ぶ。史実・ウマ娘内共にライバルであるウオッカが出走する為で、史実ではウオッカがそのままダービーを勝利
*8 史実では感冒(風邪)の疑い高しとしてオークスに出走しておらず、牝馬2冠である
*9 クリアに着順条件がないものを含めるなら有馬記念にも出走する
*10 史実では当時の外国産馬規制により出走出来なかった
*11 共に1994年に目覚ましい活躍を見せたが、史実では秋天皇賞でビワハヤヒデが故障、そのまま引退となったため実現せず
*12 サイレンススズカはこのレースで、ライスシャワーは同年の宝塚記念でそれぞれ予後不良となって亡くなっている
*13 育成目標でOP~Gクラスのレース入賞が条件になるウマ娘が大半だが勝利(1着)を取っていないと出場資格を満たせずにそこで育成終了してしまう為。現状では育成条件がファン数獲得でメイクデビュー以外のレース出走が任意のハルウララとマヤノトップガンでしか発生しないイベントとなっている。
*14 これはウマ娘の育成シナリオが中央競馬のシステム(未勝利戦は3歳途中まで)を反映しているからと思われ、史実ウララは地方だったため勝てなくても走り続ければギリギリ現役続行が可能だった。
*15 逆に元ネタが0勝のハルウララは低難度だろうが何だろうがとにかく勝てるレースに出まくるだけで3年目まで行けてしまう。
*16 長距離を得意とするウマ娘にもかかわらず、育成中に中距離のレースに多く参加したゆえに「URAファイナルズ」では中距離で挑むことになってしまう、といった具合
*17 カテゴリ選出は「URAファイナルズ」と同ルール
*18 進化スキルや「大逃げ」等の習得に関しては本シナリオ専用の条件が設定されている
*19 チュートリアルで加入するサクラバクシンオー、ウオッカ、ダイワスカーレット、ゴールドシップ、ハルウララをそのまま起用できるようになっており、ゲーム開始直後から挑戦可能。
*20 キングヘイローの勝ち鞍である高松宮記念は短距離GⅠとしての歴史が浅く、1200m・GⅠになってからの勝者がウマ娘の中ではカレンチャンとキングヘイローしかいない為と思われる
*21 勝ってはいないが、3年連続で3着になった為出走レースとしての知名度が高いのが勘案されたと思われる
*22 特にハルウララやサクラバクシンオーは「芝の長距離レースを大前提にした」継承や育成を行った剛の者の参戦が定番となっている
*23 限界突破に用いる2枚目以降はサークルポイントを使ってショップで交換する
*24 メインストーリー中のライブではソロもある
*25 4人編成の『Special Record!』を除く。但し4人目は歌わない。
*26 スマホ側で3D表示の為の計算処理をリアルタイムで行って表示する事。逆にOPムービーのように「あらかじめ計算した結果を動画などで表示する」事はプリレンダリングという。
*27 G1レースやレジェンドレースのパドックで流れる曲「この大舞台でもきっと」がフジテレビ競馬中継の本馬場入場曲「Theme of SUPER KEIBA」にかなり似ている。
*28 マチカネタンホイザの育成イベント内容から、少なくとも「保護者同伴でないと遊園地で遊べない年齢」らしい。
*29 スタミナ・反射神経・柔軟性などあらゆる分野で人並み以下であり、コーヒーを飲むと眠れなくなるなど代謝も低い模様
*30 そもそも選抜レースはトレーナーにスカウトされる為に出るのである
*31 アニメだけでは分からないがウマ娘のみならずトレーナーも地方とはレベルが違い、中央には代々名トレーナーを輩出する名家もあるほどで、ウマ娘に振り回されるような人材がなれるものではない
*32 さすがにアオシマバクシンオーの流暢な早口と絶叫までは無理だったが...
*33 ちなみに同期にはキングヘイローの主戦騎手だった福永祐一や、テイエムオペラオーの唯一無二のパートナー・和田竜二などがいる。
*34 尤も史実では悲鳴を上げたせいで「悲鳴のためにゴールドシップ号が立ち上がったのではないか?」という疑惑をかけられ、危うくリポーターをクビになりかけるというあまり笑えないエピソードがある(幸いスタッフなどが守ってくれたおかげでリポーターは続けることができたが、細江氏によるとこの出来事のせいでリポーターとしての自信に色濃い影が落ちてしまったという)。
*35 特にアドマイヤベガ、マーベラスサンデーの2名は全戦を担当した
*36 その次に多く騎乗している騎手はメジロライアンなどの横山典弘。シンボリルドルフなどの岡部幸雄がさらに続く。逆に1頭しか乗っていない騎手も何名かいる(吉田豊(メジロドーベル)、カウント方法によるが安藤勝己(ダイワスカーレット。ただしJRA登録前に笠松時代のオグリキャップを担当していた)。
*37 よく見ると着用勝負服の通りに武がキタサンブラックを、ルメールがサトノダイヤモンドを育成しているのが芸コマ
*38 当時は実在の騎手の名が使えず、捩った名が使われていた。みなみは南井克巳、ますおは増沢末夫がモデル。
*39 ちなみに同作では他にもトウカイテイオー役Machico女史とスピカトレーナー役‎沖野晃司氏がそれぞれゲストキャラ、怪人役で出演している。
*40 73年春。
*41 2023年3月現在で14戦7勝。勝った7戦のうち重賞は6勝(GⅡとGⅢが3勝づつ)であり、間違いなくポテンシャルそのものは相当なものであるが、一方でそれ以外は全て馬券圏外(4着以下)という凄いピーキーな戦績の持ち主。
*42 普段は真面目で大人しい性格で、調教も生真面目にこなして追い切りでも凄いラップを連発するという高い実力を見せるが、いざレース本番になると真面目過ぎるせいで「何が何でも先頭を!」と掛かって暴走しがちになるとか……。そのため、本来は「適正距離がもっと長い(=短距離向けではない)」とされつつも短距離レースへの出走が主になっている。最も適正外とされる距離で活躍しているのだから、その体に秘めたるポテンシャルは相当なものだろう。
*43 ウマ娘化された馬ではダイワスカーレットの主戦騎手を務めた他、笠松時代にはオグリキャップの主戦騎手も務めた。
*44 ちなみに2003年宝塚記念の掲示板組(史実でツルマルボーイが2着)は、彼が実装されると全員ウマ娘化したことになる。
*45 既に参戦している馬でも、アグネスデジタルが「超常識外れ、デジタル伝説のGⅠ5連戦」1戦目に制している
*46 日本中央競馬会。農林水産省生産局畜産競馬監督課が管轄する国が運営する公営ギャンブルの特殊法人である。
*47 なおレース前の人気投票は行われているが、むろん実際のように公営ギャンブルとしての賭けの対象ではなく馬券は販売されていない。「走れウマ娘」の歌詞でも徹底的にその要素を排除している。
*48 現実ではアメリカ競馬における「ニューヨーク牝馬三冠(エイコーンステークス、コーチングクラブアメリカンオークス(CCAオークス)、アラバマステークス)」を指す通称。なお近年では日本競馬でも牝馬三冠を指す言葉として「トリプルティアラ」を使用する例がある。
*49 ゲーム的にはクラシック路線が中~長距離でスタミナ寄り、ティアラ路線がマイル~中距離でスピード寄りの傾向がある
*50 2019年に導入された新規格付け。格付けとしてはGⅢの下、オープン戦の上に位置付けられている。
*51 例としては「京都2歳ステークス」→「京都ジュニアステークス」、「3歳未勝利戦」→「クラシック級未勝利戦」。
*52 例としては「府中牝馬ステークス」→「府中ウマ娘ステークス」など。ただし英語で牝馬を意味する「フィリー」が使用されている阪神ジュベナイルフィリーズ及びフィリーズレビューはそのまま
*53 例としては「セントライト記念(正式名は朝日杯セントライト記念)」、「共同通信杯(副題:トキノミノル記念)」など。また、「弥生賞ディープインパクト記念」については旧名の「弥生賞」に戻されている
*54 例としては「アメリカンジョッキークラブカップ(アメリカJCC)」、「ジャパンブリーディングファームズカップ(JBC)」。
*55 例としては2023年現在GⅡの格付けである「東京スポーツ杯2歳ステークス(ゲーム内における東京スポーツ杯ジュニアステークス)」が2020年までの格付けであるGⅢになっている。また2024年に、ダートグレード競走の全国的な体系整備に伴い、2023年まで南関東所属馬限定競走SⅠだった羽田盃・東京ダービーのJpnⅠへの昇格とジャパンダートクラシック(JpnⅠ)の新設及びジャパンダートダービー(JpnⅠ)の廃止が行われたが、ウマ娘での番組変更は未定である。
*56 名前を敢えて出さないT大卒でも合格することが難しいとシンデレラグレイの作中でミニーザレディが言っている
*57 但し、フジキセキのシナリオでは装着の義務が有るように描写されている
*58 それどころかミホノブルボンに上着を貸した後、裸のままのシーンがアニメ3期で..つまりはそのまま..
*59 育成時に発生するイベントの中には、これを着ている時限定のものも。
*60 白のアウターウェアとえんじ色を基調としたインナー及びパンツで構成される勝負服。アニメ版ではライブ専用衣装ともいうべき位置付けがなされており、ゲーム版では汎用勝負服としての役割の他にイベント・ライブ用衣装として位置づけられているようである。
*61 ちなみに2022/6の育成イナリワン実装告知までの段階で育成できるウマ娘からは18頭立てのうち13頭がCMに出走。ゲーム内用の3Dモデリングのみ完了しており、育成実装のみまだのミスターシービーを加えると実に18頭中14頭がウマ娘と共通で出走している(さらに残りの4頭も全員デザインは完成しているとされる)。それだけ偉大な馬たちだったのだ
*62 サイコミの仕様として、完結後一か月が経過すると削除される為。
*63 同日にアプリ版の方でも育成ウマ娘としてのサクラローレルが実装されている。
*64 公演関係者に新型コロナウィルスの罹患者が出てしまった事で、1月16日~1月26日分の15公演が急遽中止になっている。
*65 元フジテレビアナウンス室長を歴任したフリーアナウンサー。後述する杉本清氏と並ぶ競馬実況のレジェンドとして知られる他、鉄道ファンとしても知られ、現在はJR東日本の新幹線とほとんどの同社在来線昼行特急(「ほとんど」と記したのは、篠ノ井線「しなの」はJR東日本ではなくJR東海の列車の為)の自動案内放送を担当していることで有名。
*66 フジテレビ編成制作局アナウンス室専任部長兼室長代理。「日本ダービーを実況したい」という理由でフジテレビに入社し、実際に延べ8回ダービーを実況するなどその夢を叶えた。フサイチコンコルドが優勝した1996年日本ダービー(「外から、音速の末脚が炸裂する!」)、その翌年サニーブライアンが二冠を達成した1997年日本ダービー(「これはもう、フロックでも、なんでもない!」)、ディープインパクトのラストラン・2006年有馬記念(「最後の衝撃だ!これが最後の、ディープインパクト!」)などが有名。F1でも92年モナコGPにてアイルトン・セナとナイジェル・マンセルの伝説のバトルを実況したが、その2年後、94年サンマリノGPにてA.セナの死亡事故を実況する事になる。
*67 フジテレビ編成制作局アナウンス室スポーツ統括担当部長。豊富な語彙力と異常に滑らかな早口を武器に数々の名実況で知られる反面、中距離以上では手持ち無沙汰になって黙り込むことが多いといった迷実況ぶりから、競馬ファンからは名スプリンター・サクラバクシンオーを捩った「アオシマバクシンオー」の愛称で知られる。欧州サッカーも実況していた事から絶叫レベルがヤバく、2021年の皐月賞と有馬記念では絶叫が隣のブースであるNHKのマイクに入ってしまう。
*68 元フジテレビ所属のフリーアナウンサー。長年に渡って競馬などのスポーツ実況に携わり、年100本以上鑑賞するという趣味の映画鑑賞で培ったボキャブラリーをフル活用した「ポエム」を披露することで知られた。競馬ではウマ娘でも取り上げられた1998年天皇賞(秋)を形容したフレーズ「沈黙の日曜日」で有名。
*69 フリーアナウンサー・競馬ジャーナリスト。元関西テレビ所属で長きに渡って競馬実況に携わり、「杉本節」と形容された独特の実況で人気を博した。宝塚記念の実況における「あなたの夢は~か、私の夢は~です。」というフレーズでも知られる。
*70 日本経済新聞社が親会社の、日本はおろか世界唯一の商業用短波ラジオ局「日経ラジオ社」の公式愛称。旧愛称の「ラジオたんぱ」でもお馴染みのラジオ局で、競馬関連ではJRAの場内実況(及び公式実況)担当局として有名。
*71 当時。2022年4月より執行役員報道・スポーツ局長。
*72 他にも雨中でのメジロマックイーンのレースは、降着した1991年天皇賞秋、0.8秒差付けて圧勝した1992年阪神大賞典や1993年大阪杯など候補は多いが…
*73 レース名は出ていないが、現在は1998年と施行条件が違うのでレース名を出さなかったとの事。こだわりが強すぎる…
*74 フジテレビで実況を担当していた塩原恒夫アナが、事故発生時に発した言葉。他にも「府中の二千に魔物がいた」と実況したアナもNHK(福澤浩行アナ)・毎日放送(美藤啓文アナ)と二人いる。
*75 ほとんどの人にとっては悲劇である沈黙の日曜日だが、オフサイドトラップにとっては苦難の果てに掴んだ最初で最後のG1制覇である為、勝者でさえ笑顔が無いアニメの展開にはできなかったからであろう。
*76 エルコンの一個上で1999年のカルティエ賞古馬チャンピオン。史実では超絶重馬場に悶絶しながら撃沈(鞍上ジェラルド・モッセ 1990年ソーマレズで凱旋門賞を制覇)。
*77 シンボリルドルフの息子で後の2022年3月18日にウマ娘内にも登場。本レースとその前の朝日チャレンジカップに勝利したが怪我で2001年に引退後、2002年から5年間、京都競馬場の誘導馬として活動。現在は宮崎県の乗馬クラブで余生を過ごしている。
*78 当時菊花賞は11月第一週
*79 当時は有馬記念の前週開催
*80 武豊は「競馬に勝って勝負に負けた」と語った。
*81 「大接戦のゴール」の空耳。青嶋アナは余りの凄さに喉を枯らしてしまったという。
*82 作中では有馬記念が1期と2期で合わせて5回開催されており、また1期の有馬記念はグラスワンダーが連覇した事が明言されている為、明確に彼女以外のウマ娘が勝っている2期の有馬記念ではありえない。
*83 消耗を恐れた小島貞博の判断で2番手に抑える形に作戦変更した。
*84 サイゲームスとリスペクト元の版権を持ってるアークシステムワークスはグランブルーファンタジーヴァーサスを共同で作っているので以前から良好な関係がある。
*85 竹達彩奈、伊波杏樹、上坂すみれ。上坂すみれは後に別役で参加。
*86 水瀬いのり。
*87 JRAのコラボ企画は基本的に新規層の取り込みを主目的としている為、コラボするまでもなく競馬ファンや競馬に興味を持ったファンが多いコンテンツとのコラボは避ける傾向がある。
*88 司会の明石家さんまも競馬好きで非常に有名であり、「我々世代の名馬が多い」とさんまは番組で語っている。
*89 種牡馬のイメージ毀損したら下手すると数億、数十億の損失にすらなりかねんから本当に死活問題なのだ。
*90 二次創作に関しては他のソーシャルゲームでもガイドライン等で明記されており、また漫画の出版社も二次創作等は規約上は禁止している。
*91 現在では「ウマピョイ」と「アゲマセン」と「ユメヲカケル」と「ガールズレジェンド」、非公式のミームが由来の「パクパクデスワ」、さらにゲームや漫画で登場したオリジナルウマ娘と同名の競走馬も登録済み
*92 もっともこれは2回目に申請して通った馬名。では1度目はどんな馬名で申請したかと言うと「プリティーダービー」。...流石にこれは「映画、雑誌、テレビ番組及び曲名等の名称は登録できない」という理由で却下された。

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