発動!渾作戦(艦隊これくしょん)

ページ名:発動_渾作戦_艦隊これくしょん_

登録日:2016/10/30 Sun 18:10:00
更新日:2024/01/29 Mon 11:09:37NEW!
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艦隊これくしょん 艦これ イベント 発動!褌作戦 ふんどし prinz eugen 艦これイベント 艦これアーケード 発動!渾作戦 駆逐棲姫 空母水鬼 秋月 野分



―ススミタイノ…カ……?―



―ヤラセハ…シナイ……ヨッ!!―



前回→AL/MI作戦
次回→迎撃!トラック泊地強襲




「発動!渾作戦」とは、ブラウザSLG『艦隊これくしょん』の2014年秋イベントの名称である。


褌(ふんどし)作戦ではない。くれぐれも褌作戦ではない。(大事なことなので2回言いました)
運営ツイッターによる作戦名発表の直後は、多くの人が「ふんどし作戦?」と勘違いしネタになった*1
ついでにふんどし艦娘の絵も増えた。ごっつあんです。


…その後吹雪の秋祭りグラでふんどし装備が本当に実装されたりした


イベント期間は2014/11/14から始まり、2014/12/1に終了した。
この期間中のみ限定海域が解放され、攻略することが可能。各海域のクリアボーナスやドロップで、先行実装の艦娘や装備が入手できた。
各海域に戦力ゲージが設定され、ボス旗艦にダメージを与えることでゲージが減少していき、旗艦を撃沈した時点でゲージを0にすれば攻略完了となる。


元になったのは史実にあった「渾作戦」。ビアク島の戦いの支援の為に陸軍の要請によって行われた輸送作戦である。
第三次作戦まで行われたのだが

  • 敵艦隊を実際より大規模と誤認して撤退した(第一次作戦)
  • 高速の駆逐艦のみで挑んだらより強力な敵艦隊に阻まれた(第二次作戦)
  • 敵艦隊殲滅の為に大和型二隻を投入しようとしたら、その矢先に米機動部隊がマリアナ諸島に来襲したので作戦そのものが中止された(第三次作戦)

…そんなわけで作戦は失敗。
日本軍は「貴重な燃料の浪費と、駆逐艦一隻の犠牲*2を払っただけ」何の成果も得られなかったという散々な結果となった。なんか後半の日本軍の作戦ってこんなんばっかである


なお、扶桑型の改二実装から初めてのイベントとなる。というか山城改二はイベント中のオンメンテで実装である。
そのためか、とある海域ではこの二隻が(というか航空戦艦が、だが)固定ルート要員となる事に。(なお史実における第一次作戦では、扶桑が参加している)


実装された新システムは

  • 対空カットイン
  • 連合艦隊:水上打撃部隊編成

夏イベントが地獄だった影響か、事前に中規模イベントと告知されていた。
このイベント当時はまだ甲乙丙の難易度選択がなかったこともあってか全般的に難易度も抑え目であり、歴戦の提督がそうまで苦戦する海域ではない。
ミニイベントを除けば、歴代でもかなり簡単な部類に属するイベントだろう。
攻略報酬も高性能な艦が多く、その意味でも美味しいイベントだったと思われる。美味しすぎてこのイベントの後に着任した提督は悲鳴を上げたのだが



本イベントで実装された新システム


対空カットイン


艦娘に特定の武装を組み合わせて装備させることで、航空戦の際に一定の確率でカットインが発生。敵艦爆・艦攻の撃墜数を大幅に上げる。


装備の組み合わせは高角砲と高射装置(※対空射撃の敵機との距離計算を行う為の装置で今イベント初実装。どうやらそれまでは妖精さんが勘で対空射撃をしていたらしい…)
高射砲(高射装置内蔵)と対空電探が一般的だが、機銃との組み合わせで発動できる五十鈴改二や摩耶改二、「機銃集中配備」のみでカットイン可能な皐月改二などが今イベントの後で実装されている。
今まで決戦戦力としては能力不足気味だった駆逐艦に「対空戦闘」としての役割を与えた画期的なシステム。
なお艦爆・艦攻が全滅すると、空母(一部の基地型の鬼・姫も)は砲撃戦で棒立ちになってしまう。
砲撃戦における敵空母(ヲ級改とか空母おば…空母棲姫とか)の強烈な一撃を無効化できる可能性がある意味でも、対空カットインはかなり重要度が高い。


なお、敵艦隊も(演習相手もそうだが)条件さえ整えば対空カットインを発動してくる。(画面には表示されない)
演習相手に秋月型や摩耶改二がいる場合は空母を出さないのが賢明であろう。


ただ、よく対空能力が強力と言われる軽巡ツ級は、対空カットインはブラウザ版では無印・elite問わず使用しない。
敵で使ってくるのは砲台小鬼や防空棲姫などごく一部のみ。




連合艦隊:水上打撃部隊


戦艦・重巡を中心とした、火力と装甲重視の連合艦隊編成。
第一艦隊に戦艦は4隻まで投入でき、空母系は正規空母1隻または軽空母2隻まで投入可能。
戦闘では機動部隊と異なり、第一艦隊から砲撃戦を開始する。敵艦隊を第一艦隊の強力な打撃力で削る事ができるため、脆い第二艦隊への被害を抑えることができる。
第二艦隊の戦力を夜戦突入前に温存しやすくなるため、機動部隊に比べ、特に道中では安定性の高い編成と言える。


デメリットは制空権を取りづらい事。せっかくの戦艦の大火力も、肝心の弾着観測射撃が出来なければ価値が半減する。
対策は空母を艦戦装備のみにして置物にする、軽空母2隻で運用する等がある。
また水上機母艦等の空母扱いではない艦を第一艦隊に組み込み、制空権を確保する手段もある。特にあきつ丸は烈風といった強力な艦戦を運用できる数少ない空母扱いでない艦(揚陸艦)であるため、航巡に搭載できる水戦が実用化されるまでは、今イベントから積極的に運用されるようになった。
また、戦艦を中心に運用するためボーキサイト以外の資材の消費が多い。大食らいの大和型*3を運用しているとそれが顕著に…


前述の通り道中の安定性に優れるため、連合艦隊に水上・機動の両方選べる場合は水上を選ぶ提督が多かった。
消費資材を気にしないのであれば、鍛えた大和型・長門型の運用で敵艦隊とガチンコバトルが楽しめるのもある意味で利点だろう。



BGM

  • 連合艦隊の出撃:E-1・E-2道中
  • 艦隊決戦:E-1・E-2ボス
  • 秋月の空:E-3・E-4道中
  • 防空駆逐艦、参戦!:E-3・E-4ボス



イベント海域について


出撃制限の御札は2枚。E-1・E-2出撃組とE-3出撃組に分かれる。
E-1・E-2が露払い、E-3の主力部隊で敵部隊を殲滅…といったイメージだろうか。
第三次までのそれぞれの作戦を再現していると思われるが、イベント進行上全ての作戦が成功前提であるためか
輸送作戦というより敵部隊の殲滅作戦になっている…というのはたぶん気にしてはいけない*4


夏イベントでは苦しめられた御札であるが、今回は全体的に海域の難易度も下がり、

  • 支援艦隊に御札付きの娘でも使用できるようになる
  • ExtraOperationのE-4は御札関係無しで出撃可能

等々、かなり楽になった。


え?夏が辛すぎただけだって?



E-1 南西方面海域 「第一次渾作戦」
~水上打撃部隊、出撃!~


連合艦隊(水上打撃部隊)のチュートリアル海域。ある程度の水上打撃部隊が組めるのであれば、難易度はそれほど高くない。
ここで出撃してしまうと御札によりE3に出撃できないが、
ボスも重巡ネ級elite(重巡リ級よりは強い)であり、初心者以外はここで躓くことは無かっただろう。


報酬は新装備である「91式高射装置」。
対空カットイン装備として使おう…と言いたいところだが、次のE-2には敵空母がいないためひとまず出番は無い。残念。



E-2 南西方面海域 「第二次渾作戦」
~未知なる“姫”との邂逅~


軽巡洋艦・駆逐艦を中心とした水雷戦隊で、敵の懐に飛び込み作戦を行う。
一応、航空巡洋艦なども入れることは出来るが編成が重すぎるととんでもない遠回りをさせられる為、あまりおすすめはされなかった。
夜戦マスもあるが、敵艦がカットインをしてこないためそれほど怖くは無いのが救いか。


ボスは初登場となる駆逐棲姫。あれ、どこかで見たような…?
上で述べたとおり、渾作戦において沈んだ唯一の日本軍の艦がよく似た彼女であり、その最期は航空爆撃により艦尾を吹き飛ばされたというもの。
その無念が形になったのだろうか…?
その見た目から提督での通称は「わるさめ」ちゃん。可愛いが性能はかなり高く、「どこが駆逐艦だ」と思わず唸ってしまうこと請け合い。
制空権が取れないため夜偵が機能せず、しかも高いカットイン率によって夜戦までに大破未満であった場合ほぼ確実にカットインが誰かしらに突き刺さる。
しかも昼戦の砲撃・終幕雷撃の威力もかなり高く、連撃を封じられる上に脆い水雷戦隊にとっては脅威。
後のイベントでラスボスとして君臨する超性能の駆逐艦と比べればまだ大分かわいい方だが
その後実装された6-3にて再登場。軽巡駆逐が主力となる6-3ではさながらダイソンの如く、6-3攻略の壁として立ちはだかる事になる。


なおこの駆逐棲姫の登場後、明らかに特定の艦娘を模した深海棲艦が増えていくことになる…*5


報酬は「91式高射装置」と、[[防空駆逐艦「秋月」>秋月型駆逐艦(艦これ)]]。
航空機の脅威に対抗すべく、対空戦闘用に特化して建造された「乙型駆逐艦」の一番艦。
駆逐艦が装備可能な砲の中でも最高の性能を誇る「10cm高角連装砲+94式高射装置」を持ってくる上に、対空値もその名に恥じずトップクラスを誇る。
その分雷装値が低いため夜戦能力は低いが、強力な駆逐艦として、そして艦隊を航空攻撃から守る"傘"として活躍できる艦である。


一方、その優れすぎた防空能力は演習において『敵艦隊』として現れた際に猛威を振るい、帝國海軍の機動部隊の最期を見届けた史実とは逆に、空母機動部隊最大の天敵となってしまった。
その実力は200機以上の攻撃隊が秋月型単艦に撃墜されてしまったという報告まで上がったほど。こうなってしまうと当然ボーキサイトの消耗もマッハ。
実際の秋月型駆逐艦にこれだけの防空能力があったなら大和を守れた。
秋月型と対空カットインの実装により、演習での空母は艦戦・彩雲のみを載せるのが基本となるほどの影響を与えた。味方にだがな…


E-3 南西方面海域 「第三次渾作戦」
~ドーモ、ダイソン=サン。ダイソンスレイヤーです~


いよいよ今作戦…渾作戦も最終段階。


ボスは久々のボス役であり、春と夏の最終海域にて最大の脅威と立ちはだかった戦艦棲姫。
夏E-6でダイソンとして散々苦汁を舐めさせられた恨み、我らが連合艦隊の火力にて晴らしてくれようぞ!
…というわけで連合艦隊(水上打撃部隊)で出撃である。


様々な艦の組み合わせで固定ルートが組めたのがE-3の特徴。
判明しているだけでも

  • あきつ丸
  • 妙高&羽黒
  • 能代&島風
  • 扶桑型・伊勢型の航空戦艦(最短ルート。ただし二隻投入必須だったり正規空母は投入できなかったりと制限は多い)

といった組み合わせで、ボスまでの戦闘回数が少ないルートを通る事ができた。
「特定の艦の組み合わせ」によるルート固定はその後のイベントでも多くの海域で実装されており、この海域はその原型であるとも言えるだろう。


報酬はドイツからやってきた重巡洋艦Prinz Eugen
本人の性能もさることながら(戦後生き残り組のため運の初期値が高く、夜戦カットイン要員として活躍できる)、持ってくる装備が

  • (改修による強化は出来ないが)高水準の性能にまとまっている重巡の主砲「SKC34 20.3cm連装砲」
  • 図鑑にて「残念ながら、我が連合艦隊に装備された電探よりスペックは高い」と称される超高性能対空電探「FuMO25 レーダー」

とどれも有用な代物。
あまりにも有用過ぎて、2016年10月現在未だに建造・通常海域ドロップ落ちせず、イベントでもドロップが厳しい事で有名になってしまった。ある意味で不憫な娘。



E-4【Extra Operation】パラオ諸島沖
~その名は“水鬼”~


E-3のクリア後に、特別任務としてに挑戦可能な真の最終海域。
渾作戦に呼応してこちらに進撃を開始した敵機動部隊を、パラオ諸島沖で迎撃する作戦となる。


深海棲艦の新カテゴリである「水鬼」のお披露目となる海域でもある。
「棲鬼」「棲姫」の上位互換と言える性能を誇り、本イベントの後にも戦艦水鬼、駆逐水鬼といった艦種が登場している。今イベント登場の水鬼さんは再登場していないが


道中には夏イベ最終海域で猛威を振るった空母棲姫(ルートによっては2回出る事も)、戦艦棲姫等の強力な深海棲艦が立ちはだかり
ボスとして空母水鬼が待ち受ける、割と真っ当なストロングスタイル海域である。
なお連合艦隊は「水上打撃艦隊」「機動部隊」のどちらでも投入可能。
制限はあるが雷巡3隻を組み込めたり、御札制限は無いので全戦力を遠慮なく投入出来たりと自由度が高かったため
難易度*6の割には苦戦しなかった提督も多いのではないだろうか?


報酬は陽炎型駆逐艦「野分」舞風のボイスで語られていた娘が満を持して登場である。
髪の色は舞風の金髪との対比なのか銀髪、性格もいつも陽気に舞い踊る舞風に対して冷静沈着で落ち着いた性格である(というか宝塚の男役っぽい?)。






追記・修正は、きっちりふんどし締めてからお願いします。



[#include(name=テンプレ2)]

[#include(name=テンプレ3)]







あれから4年4ヶ月後…


奴らは帰ってきた





艦これアーケード第陸回イベント海域:発動!渾作戦

2019年03月13日 作戦開始



そして2019年春…艦これアーケードでも第陸回イベント海域として、渾作戦が開始された。
作戦期間は2019/03/13(水) 7:00~2019/04/16(火) 23:59
拡張作戦は同年3/28(木) 7:00~からの実装となる。



【概要】

このイベントは2019/01/26に幕張メッセで開催されたJAEPO2019のイベントステージにて公表され、この段階で駆逐棲姫、空母水鬼、意味深な表情の春雨の存在が確認され
その後の続報により鬼・姫勢の特徴、軽巡ツ級と重巡ネ級の実装が発表された。


従来のイベント海域だと作戦開始時期が後段作戦、ExtraOperationに当たる海域が後日公表となっていたが、この海域の場合は最初から拡張作戦の開始~イベント終了時期が前もって公表されている。



念のため先に記述しておくが、このイベントの難易度はE-4までは比較的優しく、E-5の主に道中編成で一気に難易度が跳ね上がる物となっている。詳細は後述。



【海域の特徴】

前段作戦→後段作戦ではなくE-1~E-3で構成される「主作戦」と、多店舗の提督との協力プレイが含まれる「拡張作戦」で構成。
拡張作戦はE-4~E-5があり、E-4に該当する「敵機動部隊迎撃戦 前哨戦」が協力プレイとなる。


これまでの協力プレイでは二種類の難易度が用意されていたが、本イベントではその区別がなく一種類の難易度のみで
拡張作戦に至るまでに経由した難易度によって、同作戦の報酬に差異が出る。



【この海域にて追加されたシステム】

特効艦の実装

本イベント海域のE-1~E-3までの主力艦隊に対して、特定の艦娘の与ダメージが増加するシステム。この効果は各海域の主力艦隊にのみ発動し、道中艦隊や主力艦隊と組んでいる挟撃艦隊に対しては発動しない。
敵艦隊へ攻撃を加えた際に画面左に表示されている短冊状の艦娘アイコンが光る演出が加えられ、その艦娘が特効艦であることを示す演出となっており
砲撃、雷撃、瑞雲等の航空攻撃に至るまで特効の判定が入る。




駆逐艦軽巡洋艦重巡洋艦戦艦
E-1白露、時雨、春雨、五月雨、敷波、朝雲鬼怒妙高、羽黒、青葉扶桑
E-2白露、時雨、春雨、五月雨、敷波なしなしなし
E-3島風、満潮、朝雲、山雲、野分鬼怒、能代妙高、羽黒、青葉大和、武蔵


他にも、マッチングを行う海域(合同演習やEO)でのCPU艦隊に対して攻撃頻度や、提督の打電に合わせて行動する調整が加えられた。



【報酬艦娘関連】

掃討戦

今回は主作戦の掃討戦において野分、萩風。拡張作戦の掃討戦でU-511、雲龍と邂逅可能。


従来のイベント海域では改への改装が後日実装となっていた関係上改装設計図は獲得不可能だったが、このイベントでは他の艦娘と同様に3枚の改装設計図で改装でき
最短でイベント開始初日から改カードの排出が可能となった。主作戦の場合、☆5状態の野分や萩風を掃討戦に出撃させた場合でも彼女らの改カードと巡り合えるチャンスもあるが
改カードの排出率や掃討戦に至るまでの所要時間も鑑みれば、「甲種勲章付き改カード」を狙おうと思った場合、かなりの強運が必要となる難点も抱えている。



海域限定カード

期間中にイベント海域で邂逅するすべての艦娘カードには「発動!渾作戦」と書かれた黒色のフレームが印字されるようになり、任意でフレームの有無を選択することが可能。
本イベントでは海域ドロップのみとなるため、建造で邂逅する艦娘に対してはフレームの印字はされない。
例えば大型艦建造以外で邂逅できない大和やあきつ丸などに関しては、フレームカードの対象から外れている。


そしてフレームカード以外にも、以下のスケジュールでオリジナルイラストの夕雲型駆逐艦5隻が週替わりで邂逅可能で



3/13(水)7:00~3/20(水)7:00→夕雲改
3/20(水)7:00~3/27(水)7:00→巻雲改
3/27(水)7:00~4/3(水)7:00→長波改
4/3(水)7:00~4/10(水)7:00→早霜改
4/10(水)7:00~4/16(火)23:59→清霜改


イベント終了後の4/17(水)7:00~5月9日(木)7:00→各海域に上記5隻が1隻ずつ



といった具合に推移していく。グラフィックに採用されたイラストは二周年記念として公式サイトに掲載されていた物となる。
イベント後は夕雲改が鎮守府近海、巻雲改が南西諸島海域、長波改が北方海域、早霜改が西方海域、清霜改が南方海域にて邂逅となり、海域深部に行くほど邂逅しやすくなる。
財布「………。」



【主作戦】


E-1

・第一次渾作戦(消費GP350)
☆7


渾作戦が発動された!南西方面海域の

友軍を支援すべく進撃せよ!



出撃制限
正規空母、装甲空母、軽空母より任意の1隻以下(乙)
正規空母、装甲空母、軽空母より任意の1隻以下、駆逐2隻以上(甲)



道中は水雷戦隊を中心とした艦隊で固められているが、乙以上で戦艦ル級が混ざるようになり
乙でeliteが、甲でflagshipに差し変わるようになるのは相変わらずと言った所か。


主力艦隊旗艦はアーケード初登場となる重巡ネ級。乙以上でeliteとなる。
装甲ゲージの類は持っていないためダメージは通りやすいが、乙以上の難易度で艦隊にル級が混ざるようになるため、被弾に注意。
扶桑型や妙高、羽黒、時雨などが特効艦として採用されているため、彼女らの砲撃で大ダメージを狙うことも可能。余裕があれば試してみよう。


ちなみに何故かこの海域のル級は、少なくともflagshipの場合、一度の砲撃で最大二隻の艦娘に対して同時に砲撃を行うことがある。それズルじゃん!



報酬は全難易度で家具コインと戦果。周回報酬は戦果のみとなっている。(難易度で増減)


E-2

・第二次渾作戦(消費GP400)
☆8


第二次渾作戦が発動された!

高速艦隊で同海域に突入せよ!



出撃制限
重巡、軽巡、駆逐のみ任意の6隻以下(丙)
軽巡、駆逐のみ任意の6隻以下(乙)
軽巡、駆逐のみ任意の6隻以下、かつ軽巡2隻以下(甲)



道中は編成条件の影響か空母も戦艦もいないが、自軍の射程も短いため常にリ級やホ級に狙われるリスクも孕んでいる。
乙以上で潜水艦隊も参戦するものの、対潜装備がなくとも一定の戦果は挙げられる模様。



主力艦隊旗艦はアーケード初登場のわるさめちゃんこと駆逐棲姫。編成は



駆逐棲姫、軽巡ホ級flagship×2、駆逐ロ級flagship、駆逐イ級flagship×2



と、これまでのイベント海域の鬼姫勢からすればヌルく感じるようにも見える。しかし問題は駆逐棲姫のステータスや行動パターンであり



耐久340(甲)
火力80
雷装145
装甲115
備考射程:中、至近弾あり、魚雷CI、移動速度速め、回避率高め



安定の艦種詐欺振りである。


「射程外から殴れば楽じゃね?」と思うかもしれないが、残念ながら編成条件は乙以上で軽巡・駆逐のみの編成が必須となるため、戦艦や空母で一方的に殴られる痛さと怖さを与えることは出来ない。


彼女は通常の砲撃サークルに加え、南方棲戦姫などと同様に至近弾込みの砲撃サークル&扇状に6発の魚雷を発射する雷撃や、アーケード初登場の魚雷カットインも使用する。
これは艦隊全員の雷撃が込められていることもあってか、最大で14~15の雷撃サークルが艦娘に襲い掛かってくるという仕様。
更にE-2の主力艦隊は従来の敵艦と比較して移動速度が速く設定されているため、気が付くと中距離サークルに自軍が追いやられて駆逐の砲撃に支障をきたす恐れもある。
終いには回避率まで高く設定されており、自軍の昼戦火力も災いしてか思うようにダメージを与えられない展開が目立っている。


ダイソンなどと違って毎回のように砲撃サークルで中~大破連発などといった事態にはなりにくいものの、カットイン魚雷に関しては中~大破は覚悟すべき状況といったところか。
対策としては特効艦として採用されている駆逐に水上電探を積み、命中率を上げて少しでも決定打を与えることに貢献する戦術が挙げられる。
特に時雨改二に関しては特効艦の中で最も運が高いため、あわよくば昼戦でカットインを発動する可能性もある。


なお、駆逐棲姫の砲撃カットインのモーションは何故か春雨のそれに酷似しているが、これが何を暗示しているのかは不明。



報酬は戦略ポイントと戦果。周回報酬は家具コインと戦果だが、丙だと戦果のみ。


E-3

・第三次渾作戦(消費GP450)
☆9


遂に主力艦隊を投入する時が来た!

第三次渾作戦発動!



出撃制限
戦艦1隻固定(乙)
戦艦2隻固定、かつ正規空母、装甲空母、軽空母出撃不可(甲)



主作戦の最終海域。道中では丙でも戦艦ル級elite、空母ヲ級が登場するほか、軽巡ツ級も登場する。
困ったことにツ級は毎回とまでは行かないものの、艦娘の航空攻撃に対して対空カットインを発動させてくるため、瑞雲を積んでいる場合は道中艦隊へ飛ばすのは控えたほうが吉。
主力艦隊旗艦はみんな大好き(?)ダイソンこと戦艦棲姫。主作戦のラストを飾る彼女だが、付近に艦隊がいない限りは随伴艦隊は連れてこない。それでも



戦艦棲姫(甲で耐久630、金色装甲ゲージ)、戦艦タ級flagship、軽巡ツ級elite×2、駆逐ロ級flagship×2



と、主力艦隊らしさを感じる編成となっている。とうとうアーケードにまでエリツが2体も登場しました。
有難いことに大和型の2隻は特効対象となっているため、開幕T字有利で火力キャップを…狙えるには狙えるのだが
問題はたとえT字有利だとしても戦艦棲姫の砲撃サークルの大きさが目立ち、出鼻をくじかれる可能性が捨てきれない点にある。
勿体ないとは思うかもしれないが、開幕後敵艦隊に対して直進しつつ大和砲で夾叉弾を狙えば高確率で砲撃サークルから脱出が可能。


その後はT字有利を安定させつつ、特効艦で有効打を与えていけば勝機は見えてくる。
なお能代は特効艦であると同時に瑞雲により制空確保も狙えるため、索敵値によっては弾着観測射撃で装甲ゲージごと大ダメージを与える機会もある。



ちなみにE-3では演習と大型艦建造でしか狙えなかった鹿島とも邂逅可能なため、彼女のフレーム付きカードも狙おうと思えば狙える。
ただし香取型の船速はこのゲームで最低値に設定されているため、速度に注意。



報酬は丙でアーケード初登場となる15.2cm連装砲改に加え、特注家具職人と戦果
乙で試製46cm連装砲、特注家具職人と戦果
甲で試製51cm連装砲、特注家具職人と戦果
周回報酬は戦略ポイントと戦果(丙は戦果のみ)



となっている。


主作戦 掃討戦

・(消費GP200)


残存する敵戦力を掃討し、

渾作戦を完遂せよ!



恒例のチャンスタイム。敵編成は戦艦タ級flagshipをはじめ、雷巡や駆逐といつもの面子。




発動!渾作戦

2019/03/28より

拡張作戦への出撃が可能です!


<(゜∀。)




拡張作戦

E-4

・敵機動部隊迎撃戦 前哨戦(消費GP450)
☆10


我が作戦に呼応して敵艦隊多数接近中!

味方艦隊と連携し、これを迎撃せよ!



出撃制限:6隻固定、潜水艦or潜水空母より任意の2隻以下




他店舗の提督を合わせた3艦隊による協力プレイ海域。本イベントではどの難易度で進んでも全員が同じ難易度の海域で作戦が進められる。
前回のイベントと違って3戦連続の戦闘で作戦が終了し、ゲージも全艦隊撃破と仮定して最低4回の出撃で破壊可能となっている。



1戦目は重巡ネ級eliteを旗艦とした6隻編成、重巡リ級旗艦の6隻編成、軽巡へ級elite旗艦の6隻編成。合計18隻となる
戦艦も空母もいないが、油断していると重巡の砲撃で思わぬ被害が発生しかねない。


2戦目は戦艦ル級flagship旗艦の6隻編成をはじめ、空母ヲ級elite旗艦艦隊や、輸送ワ級eliteと駆逐ハ級eliteを合わせた6隻艦隊など、編成がランダムとなる。
合計は20隻を超えるものの、鬼・姫の類は出てこないため決して高い難易度ではない。


3戦目は



戦艦レ級elite(耐久450、装甲ゲージ)、空母ヲ級flagship×2、軽巡ト級elite、駆逐イ級flagship×2

戦艦レ級(耐久270、装甲ゲージ)、戦艦ル級elite、空母ヲ級、軽巡ツ級、駆逐ナ級×2



<(゜∀。) <(゜∀。)



まさかのダブルレ級編成。何気に難易度甲以外で駆逐ナ級が登場するのは初だったりする。急に火力が跳ね上がる砲撃に航空攻撃、雷撃も健在ではあるが
ここまでの激戦を潜り抜けてきた提督なら突破も困難ではなく、実質3対2の試合で難易度の区別がないこともあってか、寧ろ協力プレイ海域の中では過去最低難易度と化している節がある。
レ級の脅威も形無しである。



報酬は初回&周回共に家具コインと戦果で、経由した難易度が丙の場合は周回報酬が戦果のみ。


E-5

・敵機動部隊迎撃戦(消費GP450)
☆12


敵主力部隊来襲!パラオ諸島沖で

これを迎撃し、我が艦隊に勝利を!



出撃制限:なし



拡張作戦の最終海域。道中編成は難易度丙の場合、戦艦タ級と駆逐を合わせた4隻編成や、軽巡ツ級旗艦艦隊などが登場する。
敵艦隊の位置によっては2艦隊同時に襲い掛かってくる場合もあるため、イベント初心者は注意が必要。


乙になるとしれっと空母棲姫旗艦の機動部隊が道中をうろつき、難易度詐欺説すら流布されかねない状況であり、こうなると最短出撃でのゲージ破壊が怪しくなってくる。
問題は難易度甲の道中編成に



空母棲姫(耐久350、金色装甲ゲージ持ち)、空母ヲ級flagship、軽巡ツ級elite、駆逐ハ級flagship×3

戦艦棲姫(耐久500、金色装甲ゲージ持ち)、戦艦ル級flagship、軽巡ツ級elite×2、駆逐ハ級flagship×2




が、含まれている点。どこの主力艦隊かと思いがちだが、残念ながらこれらは道中で出現する。しかも艦隊の位置によっては随伴艦隊として同時に襲い掛かるため
最悪の場合、道中の段階で大破撤退確定な地獄絵図と化す。


また、この海域の主力艦隊の位置は3パターン程度に分けられており、内2通りは海域東側を徘徊し、道中で潜水艦隊やダイソン艦隊を発見するパターンがある。
これらは最大船速で無暗に突っ込みさえしなければ会敵を避けられるが、海域中央南側に主力艦隊が配置されていた場合は嫌でも



西側は行き止まり、東側は空母棲姫艦隊が徘徊



といった状態になる。このゲームの敵艦隊は基本的に同一のエリアをグルグルと回りながら徘徊しているため、自軍が主力艦隊に到達する前に機動部隊に発見され
道中で会敵or主力艦隊と組んで会敵は確定と言ってもいい。もし海域中央南側に主力艦隊が現れた場合は、腹を括るべき状況なのかもしれない。


そして彼女らを掻い潜った先に待つ主力艦隊は



空母水鬼(耐久690、金色装甲ゲージ持ち)、空母ヲ級改flagship×2、軽巡ツ級elite、駆逐ハ級flagship×2




装甲ゲージ持ち三隻を含むダブルヲー空母機動部隊編成。砲撃はせいぜいエリツに警戒しておけば大した被害にはならないが、問題は空母水鬼の航空サークルにある。
案の定、空母棲姫のそれと酷似する小型サークルの組み合わせと、それらが自軍の足元に収束する類の仕様となっており、


〇             〇  〇 〇  〇  〇 〇    〇 〇  〇  〇        〇 〇   〇  〇 〇    〇

このように12個の小型サークル→5個の小型サークルが自軍を通過した後、それらのサークルが自軍の足元に収束→2つ目の5個サークルが再度放たれる…といったややこしい攻撃パターン。
一定のタイミングで速度を落とし、二回目の5個サークルが放たれるタイミングで速度を一杯にして10時方向に逃げれば回避の可能性も高いが、そのタイミングを掴むには慣れが必要で
闇雲に速度一杯で逃げるだけでは回避不可能な難点を抱えている。


やはりというべきか水鬼の航空攻撃は食らえばワンパン大破は避けられず、カットイン攻撃も使用するため対空CI装備を完備し、回避不可能と感じたら輪形陣に切り替えるといった戦術が有効に働く。
難易度甲の場合は装甲ゲージ持ちが3隻も含まれているため、雷撃を外してしまうと勝利が遠のいていく可能性が高い。
突破した提督の編成例は甲標的を積んだハイパーズにより雷撃の手数を増やす編成、フィット補正により砲撃回数を増やした航巡&軽巡編成、潜水艦6隻編成などが挙がっている。


なお空母水鬼は空母棲姫と同様に中破以上の損傷で何もできなくなるため、装甲ゲージを破壊以降は積極的な砲撃を加えていきたい。



ちなみにE-5では演習と大型建造以外では初実装となる香取のほか、過去のイベントの報酬だった照月/照月改とも邂逅可能であるため、余裕があれば狙ってみよう。



報酬は難易度丙で零戦52型丙(六〇一空)、勲章、戦略ポイント、戦果
乙で烈風(六〇一空)
甲で彗星(六〇一空)
周回報酬は戦略ポイントと戦果(丙は戦果のみ)



であり、彗星(六〇一空)は初実装となる


拡張作戦 掃討戦

・(消費GP200)


敵主力部隊の邀撃に成功した。

敵残存戦力を補足撃破せよ!



敵編成は空母ヲ級や2隻の軽母ヌ級を含む、空母機動艦隊。珍しくも空母編成だが、軽巡ツ級も含まれるため対空CIには注意。



追記・修正は甲E-5を最短の出撃で突破できる方がお願いします。



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  • 作戦に見える -- 名無しさん (2016-10-30 19:10:47)
  • もう2年前のイベントになるのか -- 名無しさん (2016-10-30 20:24:24)
  • あの低難易度で今や必須と言える秋月となかなか強い上にふも持ってくるオイゲンが確定報酬って今考えると破格だよな -- 名無しさん (2016-10-31 00:31:57)
  • あとE-3ボスでまるゆ泥したから秋月育成兼ねて周回しまくったな、E-4では401泥もあったからそっち周回も結構いたし -- 名無しさん (2016-10-31 09:32:35)
  • 低難易度も何もゲームなんだから、この後もこれぐらいでよかったのに... -- 名無しさん (2016-10-31 20:04:55)
  • ゲームだから低難易度で当たり前なんて戯言、ファミコンで捨てたよ(白目) -- 名無しさん (2016-10-31 20:51:42)
  • ↑ファミコン時代て家庭用ゲーム機の黎明期じゃないですかーw ただファミコン世代と違って「高くて難しいゲームソフト買って長く遊び続ける」スタイルが廃れてるから「簡悔」批判が出るんだな(アルペジオコラボが好評な一方でギミックや基地航空隊は不評だったし) -- 名無しさん (2016-11-03 00:25:54)
  • 甲E-5は潜水艦隊ゴリ押しが精神的に負担が軽くて楽だわ。 -- 名無しさん (2019-04-10 02:10:00)

#comment

*1 ただ、塚田義明氏の著書『戦艦武蔵の最後 海軍特別年少兵の見た太平洋海戦』(光人社NF文庫)によれば、WW2当時の戦艦武蔵の乗組員の間でも「褌(ふんどし)作戦」のあだ名は割と浸透していたらしい。
*2 第二次作戦で爆撃により沈没した「春雨」。また第三次作戦参加予定であったが作戦開始前に沈没した「風雲」もいる
*3 1隻で水雷戦隊1個分の消費と同等である
*4 輸送艦隊の実装後であれば、作戦内容も少し変わっていたかもしれない
*5 空母棲鬼(姫)も髪型から赤城・加賀モチーフでは?と推測されているが、誰にでも分かるようになったのはこの艦からである。
*6 表記上はALMI作戦のE-6と同じである。

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