宝船の巡航/Treasure Cruise(MTG)

ページ名:宝船の巡航_Treasure Cruise_MTG_

登録日:2014/10/24 (金曜日) 00:55:14
更新日:2023/12/21 Thu 13:21:00NEW!
所要時間:約 4 分で読めます



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mtg tcg 8マナ ソーサリー コモン 沈没船 ドローソース 禁止カード ktk タルキール覇王譚 調製版アンリコ 金玉漂流在外 陰謀勾畫其間 スゥルタイ群




TCGの元祖・マジック:ザ ギャザリング(M:tG)。
30年を越える歴史を持つそのMTGの黎明期にパワー9と呼ばれる強力なカードが登場した。
その強さ、汎用性故に唯一パワー9を使えるヴィンテージ環境では必須のカードともなっている(一部例外あり)。
まぁ詳細はパワー9(MtG)を参照されたい。


さて、そのパワー9には手札が増える、いわゆるハンド・アドバンテージに直結するカードが2枚ある。



Timetwister (2)(青)
ソーサリー
各プレイヤーは、自分の墓地と手札を自分のライブラリーに加えて切り直す。その後、カードを7枚引く。


Ancestral Recall (青)
インスタント
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを3枚引く。




前者Timetwisterは条件があるものの最大限に活用できるなら7枚ドロー近くの最高の褒美を受けられる。


後者Ancestral Recall(以下アンリコ)は1マナでありながら3ドローかつインスタントという破格の性能。


とくにこの後者アンリコのぶっ壊れっぷりはまさに黎明期の混沌さ、手探りで効果を作っていた時代の象徴であり、
このコストパフォーマンス・利便性を兼ね揃えるドロースペルは存在しない。パワー9筆頭の称号も納得ものである。
こんなぶっ壊れたカードを供給し続けるわけにいかない(大会で使われる全てのデッキが青くなってしまう)ので、このアンリコを反面教師として、後のドローカードは複数枚引ける場合相応のコストか条件が付くようになっている。
ちなみに1枚ドロー(+その他オマケ)の場合の適性コストは青の1マナ、3枚ドローの場合は青シンボル2つを含む4マナ(+インスタントならば5マナ)である。



さて、時は流れ2014年秋。
オンスロートのフェッチランドサイクルの再録の発表により数多のプレイヤーが度肝を抜かれ注目した、
新たなるスタンダード環境の始まりを告げるエキスパンション、「タルキール覇王譚(以下タルキール)」が発売された。



このタルキールで帰ってきたものはフェッチランドだけではなく、メカニズムとして変異探査が復活。
変異に関しては割愛するとして、問題はその探査であった。



探査は、時のらせんブロックの第三エキスパンション「未来予知」にて初登場したメカニズムである。
(余談だが、この際の収録は「未来のマジックにおいて登場するかも知れないメカニズムの先行収録」という立ち位置で、フレイバー上は「(後に発売された)タルキールからやってきたメカニズム」ということになっている)
以下、探査の解説。


探査/Delveは、「この呪文の総コストにある不特定マナ1点につき、あなたはそのマナを支払うのではなく、あなたの墓地にあるカードを1枚追放してもよい。」を意味する。


プレイヤーが大好きな「コストを軽減する方法」を持つメカニズムである。
未来予知登場時点では3枚のカードが出現し、そのうちの1枚墓忍び/Tombstalker実質2マナ5/5飛行であるとして一時期レガシーで大暴れした実績を持つ。


いやぁ、コスト軽減ってバランス調整が難しいですね。
ま、近年はデベロップ(カードの強さ・バランスを調整する部署)の技術も上がってるし
復活させたとしてもそうひどいことにはならないでしょう。


誰もがそう思っていた。



…結論から言うと、別にそんなことはなかった。


以下のカードをご覧いただこう。



Treasure Cruise / 宝船の巡航 (7)(青)
ソーサリー
探査(この呪文を唱える段階であなたがあなたの墓地から追放した各カードは、(1)を支払う。)
カードを3枚引く。


カード右上のマナ・コストと効果テキストだけを読むとかなり非効率的なドロースペルである。
ちなみにソーサリー3ドローの適正なマナ・コストは集中/Concentrateの(2)(青)(青)である…と開発部的には結論づけられているらしい。
それに比しても非常に重い。


探査がついてるからそれで3~4マナのドロー呪文になれば割とお得かな?


まぁ普通の感想としてはこんなものだろう…いやいやいやいや。



最大で1マナ3ドローになるっておかしくねぇ?



そう、冒頭紹介したアンリコと、


レガシーで禁止され
ヴィンテージで制限をくらい
再録禁止指定され
以降は、マナ・コストやタイミング・条件などで厳しく調整されたものしか刷られていない


あのアンリコとマナ効率的に同等の呪文になりうるのである。何かがおかしい。



でも、いくらなんでも墓地7枚追放って手間かかりすぎじゃね?


尤もである。
事実、スタンダード環境においてはフェッチランドなど能動的かつアドバンテージの損失なく墓地を肥やすカードはある程度あるものの、絶対数は多くない。
かといって墓地を肥やす手段に長けたデッキ程、大抵その肥えた墓地からのリアニメイトなどリソースとして使おうとするので
その墓地をばんばん痩せさせてしまうこのカードはむしろ相性が悪いとさえ言える。
そいうわけでスタンダート環境では「ちょっと強いドロースペル」程度の扱いで青の入ったデッキに投入される程度で使用期間を完走した。



問題となるのは、モダンおよびエターナルである。


結論から言えば、宝船の巡航の主戦場はまさにそのモダンとエターナルとなった。



モダン以下の環境では上記フェッチランドが十種全て使えるだけでなく、
クリーチャー・除去・火力・カウンター・ドロー等も3マナ以下の低マナカードが中心になりやすい傾向にある。
(相手が「低マナで強い動き」を繰り返してくるので、こちらもそれに対処しようとすれば当然の仕儀である)
モダンで使われる代表的なものとしては、クリーチャーなら[[タルモゴイフ>タルモゴイフ/Tarmogoyf]]に瞬唱の魔道士闇の腹心秘密を掘り下げる者若き紅蓮術士など。
除去・火力は流刑への道稲妻
打ち消しなら差し戻し呪文貫き呪文嵌め等が挙げられる。
ドローは血清の幻視手練等。
これがさらにエターナルになると更に強力なドロースペル、ブレストこと渦巻く知識思案が加わり、
除去には剣を鋤に、カウンターには忘れちゃならないピッチスペルの目くらましForce of will等々
気軽に撃てる強力カードが目白押しになる。
要するに墓地を利用しようがしまいが普通にゲームを進めてるだけで超高速で墓地が肥えるのである。これがスタンダードとの最大の違いと言える。


これらの軽量スペルで序盤戦を自然とこなしている間に、あっという間に探査用の餌は揃う。あとは自分のタイミングで打つだけである。


こういった「唱えやすさ」に加え、

  • 対象を取らないので誤った指図を使われない、探査でコストを軽減しても点数で見たマナコストは8のため、《精神的つまづき》を喰らわない。
  • 墓地を追放するので相手のタルモゴイフのサイズを下げられる可能性がある

などの利点も(地味ながら)持っており、
さらに青の定番カードである瞬唱の魔道士とは決して相性が良いわけではないものの、
追放するカードを任意に選べるため瞬唱用のスペルだけ残しておくといった運用により共存も可能。
そもそも1マナで打てなければ弱いという訳でもないので状況によって柔軟に対応できると、かなり至れり尽くせり。
もちろんエターナル特有の「撃てなかったとしても最悪Force of Willの弾になる」という例の利点も持っている。


弱点らしい弱点は、序盤でも墓地にカードが一枚もないような最序盤に手札に来ると唱えるに唱えられず腐ってしまう点。
自分がタルモゴイフを使ってるとサイズダウンしてしまうおそれがある点。
墓地の枚数がギリギリの時にはマナを多く支払うハメになり、スキを見せかねない点。特にカウンターに関してモダンでよく使われている差し戻しとは、友情コンボレベルの最悪の相性差である。
しかしこれら弱点もデッキ構築を含めた運用・プレイングである程度カバーできるし、
そもそも弱点のないカードなどほぼ無いのであって、要はそれを補ってあまりあるメリットがあるかどうかである。
そして少なくともこのカードに関して、数多のプロプレイヤー達は「ある」と結論づけた。



こうしてモダン・エターナルに乗り込んだ宝船の巡航は現代に蘇ったアンリコとして猛威を振るった。
(とあるヴィンテージプレイヤーは「アンリコが解禁になったどころか5枚制限になった」「つまづきも指図も喰らわないからむしろアンリコより強い*1と言ったとか言わないとか…)
参考までに、タルキール覇王譚がトーナメント・リーガルとなってからのモダン・エターナルの大きい大会でのトップ8での採用枚数と最高成績を挙げると


レガシー選手権14:6デッキ18枚、4枚投入したデッキが優勝
ヴィンテージ選手権14:4デッキ14枚、3枚投入したデッキが準優勝
グランプリニュージャージー14(レガシー):4デッキ10枚、4枚投入したデッキが優勝
グランプリマドリード14(モダン):1デッキ4枚、4枚投入したデッキが優勝


(…まとめてて軽く目眩がしてきた)


タルキール発売直後ともあり、パワーカードや一部のデッキテクに対する対処法もまだ確立してない時期ながら、
早々にしてこの実績は、なんかもうヤバイとしか言えない。
各フォーマットにて、本来青を入れてないデッキが宝船の巡航のためだけに青を足すタッチ宝船や、
それによる青の隆盛を見越してメインボードから特定の色対策をするメイン紅蓮破などが流行り始める始末。
このカードが存在していた頃は猫も杓子も宝船という時代だったため、青黒ライブラリーアウトやハンデス、除去コンのような対戦相手の墓地を肥やすタイプのデッキは大きな苦戦を強いられた。


結果的に2015年1月、モダン・レガシーにて禁止、ヴィンテージにて制限指定され、かくして「宝船」は「嵐を呼ぶ船」として見事に轟沈する事となった。
ちなみに、これでコモンである。*2
MO特有のフォーマット、Pauperでもにわかに注目されていた。
しかし、結局は上記のフォーマット同様の理由により、Pauperでも2015年3月をもって禁止される事となった。


現在では活躍の場をパイオニアに移している。宝船の巡航が4枚積める貴重なフォーマットであり、軽量スペルを連打することで墓地が肥えやすい【イゼットフェニックス】や、ルーター能力を持つ《ジェスカイの隆盛》をキーカードに据えた【ジェスカイの隆盛コンボ】に2~4枚投入されている。







以下、余談。


中国語版のフレイバー・テキストがよく話題に登る。



金玉漂流在外,阴谋勾画其间。



…うん、とんでもないインパクトである。


英・日はそれぞれ


Countless delights drift on the suface while dark schemes run below.


無数の歓楽が水面上に浮かぶ間も、暗き陰謀が水面下で展開されている。


と、このカードが所属しているスゥルタイ群をよく表したフレイバー・テキストなのだが…
日本人にはどうしても最初の二文字(金玉)が目についてしまう。
これを入れたデッキが流行ってタッチ金玉とか金玉コントロールとか呼ばれる日が…多分来ない。


(余談の余談だが、中国語版では探査堀穴となっている。これまた意味深である)


さて、MTGのプレイヤー層というのは他TCGよりも結構年が行っていることがある。特に当時はまだデジタルゲームのMTGAなんてなかったので、ゲームをプレイしているのは20歳が若い部類に入る。
そんなオタクじみた20の盛り、下手すりゃ30だ40だ行ってる男たちが、ショップの中で「金玉!金玉!」なんて言って盛り上がっているのである。


地獄かな?


オタクショップなんて元々地獄みたいな有様だろ、という話が始まるのでこれでおしまい。
ひとつ言えるのは、お行儀良くしましょう、ということだ。


ついでに言うと、日本において中国語版に高値が付いているという非常に珍しいカードである。


余談その2。


上記にて「デベロップはバランス調整をミスった」という類の表記をしているが、
デベロップの最大の仕事はリミテッド環境とスタンダード環境のバランスを良くすることである。


なぜなら、絶版になったカードが多く含まれているモダン・エターナルと違い
リミテッドおよびスタンダードは現在発売中のブースターパックのカードで行われるかつ最も人口が多いフォーマットのため必然最も重要なフォーマットである。
そんな大事なところへ禁止カードを出したりバランス調整をミスったりして購買意欲をなくしたり、最悪MtGへの信用を傷付けようものなら、会社がかぶるダメージが半端ないのである。デベロップ責任者も社長室送りの刑になるし
一方、モダン・エターナルではゲームバランスが崩れない範疇で極力広いカードを受け入れるスタンスの都合上、
(趣味のゲームとして決して望ましいことではないとはいえ)禁止制限措置による「後出し調整」が割と気軽にできるのである。
ぶっちゃけた話、一時的にモダン・エターナルの環境が滅茶苦茶になろうが、挙句に禁止になろうが、
そのブースターパックがスタンダードで正常に楽しめる範疇であれば最大多数であるスタンダードプレイヤーは受け入れ、購入してくれるのだ。
リミテッド・スタンダードは発売前に環境調整をするフォーマット、モダン・エターナルは発売後に環境調整が可能なフォーマットと言い換えてもよい。


そういった観点で見た場合、この宝船の巡航は決してスタンダードを荒廃させる気配のあるカードではなく、
むしろこのカードを含めたスタンダード環境は近年まれに見るほど複数のデッキが入り乱れめまぐるしく変化する、
「競技フォーマットとして理想的な状態」になっている。
このカード自身も決して見向きもされない忘れられたカードではなく、かといって環境に悪影響を与えることもなく、
適切な条件を満たせば十分環境に通用する適切なカードパワーというカードデザイナーが目指す理想的なデザインといえる。
実際、下の環境で禁止・制限指定を受けた後も、スタンダードにおいては引き続き4枚投入可能、スタンダートを去る時まで然るべき時に活躍していた。
やはりデベロップの技術は向上していると見るべきであろう。


…ただ、その考慮をしなかった結果のしわ寄せをもろに受けたモダン・エターナルプレイヤーは…
まぁご愁傷様ですという感じである。*3
さらにモダンでは類似カード《時を越えた探索》も同時に禁止されたが、レガシーでは探索が禁止されなかったせいで禁止されるまでの1年間環境が真っ青に染まると環境への著しい圧力を加え続けた。
…まぁご愁傷さまです。ひどい時代だったね…




金玉漂流在外,我頼追記修正。


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  • 中国版のフレーバーテキストに金玉漂流って書いてあるのには吹いた -- 名無しさん (2014-10-24 01:49:00)
  • >このコストパフォーマンス、利便性を兼ね揃えるドロースペルは存在しない Contract from Below…使えるフォーマットないけどさ -- 名無しさん (2014-10-24 12:47:46)
  • アンティとジョークエキスパンションは別物だと考えていいんじゃないかな? -- 名無しさん (2014-10-24 13:45:50)
  • ヴィンテージ環境で禁止されてるだけのカードとMTG扱いされてないカードを一緒にするのは・・・。たしかリミテッドには禁止カードが存在しないから4版とかアルファベータでドラフトやれば使えるはず。。 -- 名無しさん (2014-10-24 22:11:33)
  • ↑一人当たり何万円いるんだそれ・・・ -- 名無しさん (2014-10-25 07:37:03)
  • >3マナと重めな為、ヴィンテージ環境でもあまり使われてはいない。 ヴィンテージの話だから仕方ないとはいえサラッととんでもない話だよなあ…w -- 名無しさん (2014-10-25 08:03:19)
  • https://twitter.com/twotone6/status/525464483461091328 -- 名無しさん (2014-10-25 08:38:24)
  • 3マナが重いってもう訳がわからないな。さすが札束が跳梁跋扈する魔界よ… -- 名無しさん (2014-10-25 09:05:54)
  • レガシーでも3マナは重い方だ -- 名無しさん (2014-10-25 10:09:55)
  • 槍や探索ともども下環境に投入できるひっさびさのカードってことで湧いている1枚。もう言われてるけど中国語版がネタ過ぎるのもさらに話題ドン。 -- 名無しさん (2014-10-25 10:38:41)
  • スタンでも普通に使われている。むしろ「宝船の巡航か時を超えた探索のどっちかを使うデッキ→強デッキ」って感じ。 -- 名無しさん (2014-10-25 19:53:54)
  • 正直タルキールは宝船や探索や槍姉ちゃんが活躍するまでフェッチ以外は塩と思ってました -- 名無しさん (2014-10-26 20:08:07)
  • フォースオブウィルで捨ててしまえばor捨てたものをマナにすれば、ええんやで -- 名無しさん (2014-10-27 01:56:20)
  • ウィルは追放なんやで。まぁウィルは墓地行くから1マナ軽くはなるけどね -- 名無しさん (2014-10-30 19:31:05)
  • 一部多少見やすく、表記まとめ等しました。かなり長くなってしまった… -- 名無しさん (2014-11-20 05:17:50)
  • 集中/Concentrateは3UUじゃなくて2UUなんだよなぁ… -- 名無しさん (2014-11-24 12:21:56)
  • 当然FOIL版もあるんだよね。ああ光ってる金玉が漂流在外ってそういう… -- 名無しさん (2014-12-16 18:47:47)
  • いや、4マナのジェイスはヴィンテで使われてるし3マナは重過ぎるわけじゃないよ。3マナ支払うだけの価値が無いってこと(一部のコンボを除いて) -- 名無しさん (2015-01-05 14:23:05)
  • 公式記事読めば分かるけど、デベロップはエターナルを度外視してる訳じゃないよ。 事実MMは青以外のデッキが1マナ脅威に対応できる為に刷ったもの(結果は違ったけど)だし、モダンが定着するまでのレガシー全盛期は新セットが出る度に新しいレガシーパーツに注目が集まってた。単にエターナルのテストに心血注いでる訳じゃないってだけ。 -- 名無しさん (2015-01-10 22:06:28)
  • モダン、レガシーでともにアウト。 -- 名無しさん (2015-01-20 01:12:09)
  • 残念、ヴィンテージでもだ。 -- 名無しさん (2015-01-20 01:41:53)
  • あー金玉去勢なんじゃー -- 名無しさん (2015-01-20 03:18:28)
  • グッバイ金玉! -- 名無しさん (2015-01-20 09:41:06)
  • ま、まだスタンがあるから・・・(震え声) -- 名無しさん (2015-01-20 09:48:54)
  • 一応統率者でも使えるんか -- 名無しさん (2015-01-20 09:54:17)
  • 某MTG動画見てて、モダンジェスカイの隆盛コンボ見てたら時を越えた探索も出てきて「さっきからモダンなのにタルキール覇王譚のカードばかりじゃねえか!いきなりモダン環境に割り込むとかなんだよこのカードパワー!」と驚いていたら、勢い余って早速モダンでは時を越えた探索とコンビで禁止、それどころかいきなりレガシーどころかヴィンテージまで制限喰らうなんて… -- 名無しさん (2015-01-20 13:54:58)
  • ヴィンテージ制限はすごいなー -- 名無しさん (2015-01-20 20:07:26)
  • 金玉去勢完了! DCI GJ! -- 名無しさん (2015-01-20 20:48:30)
  • 見事に沈没しましたね… -- 名無しさん (2015-01-20 22:15:08)
  • もうちょっとコストが重ければ良かったのかね? -- 名無しさん (2015-01-21 13:41:34)
  • ↑軽減できる最低値を2〜3程度にするとかじゃない?重かろうがそれ以上に墓地が超えれば意味がないし… -- 名無しさん (2015-01-21 13:46:52)
  • 記事にもあるが、スタンダード基準でバランス取ってるんだからモダンレガシーを基準にして弱くする理由がない。 -- 名無しさん (2015-01-22 01:33:49)
  • ただ、せめてもう青1マナだけでも重くすべきだったと思う。探査がモダンやエターナルで強いことは分かってた筈だし。この結果を踏まえてか、「運命再編」の新カードは最低限Time Walkにはならないよう調整してある模様。 -- 名無しさん (2015-01-30 10:13:48)
  • Pauperでも軽量カードが乱舞する環境だけど、それでも四枚積めるままなんだよな…… -- 名無しさん (2015-02-03 21:57:33)
  • おめでとう!とうとうpauperでも禁止食らって四冠グランドスラムだよ! -- 名無しさん (2015-03-24 00:47:28)
  • 今度の青のアバターと合わせると1発目探査で撃ったとして4マナ8/8出てきた上に殴ったらもう一回!とか出来るんですが大丈夫ですかねこれ(小声 -- 名無しさん (2015-03-24 09:52:32)
  • スタンでも禁止になったらウルザブロック以上の伝説になりそう -- 名無しさん (2015-03-24 10:15:17)
  • 戦乱ZENと組み合わさって禁止になったら下手すりゃ頭蓋骨絞め以来の伝説よ -- 名無しさん (2015-03-24 10:44:57)
  • スタン構築ですらわりと危ないカードなのに他の環境でこんなガバガバデザインが許されるわけなかったんや・・・ -- 名無しさん (2015-03-25 17:10:09)
  • ちなみに五冠達成の栄誉(?)はトレイリアのアカデミー、意外な授かり物、記憶の壺、そして頭蓋骨絞めのみ(かつては時のらせんもだった)。さてこのカードは? -- 名無しさん (2015-04-21 03:09:04)
  • まあどうひっくり返ってもスタンで禁止されるような状況じゃないけどな。 -- 名無しさん (2015-05-26 11:52:56)
  • っていうか現行スタンだとDigと比較してのコモンとしての「8マナでソーサリー」だからなあ。それに比べて探査枚数が6枚でよくてインスタントで撃てる…て、比較させる相手の作り方に公式の地味なゲスさを感じなくもないw。 -- 名無しさん (2015-06-02 11:25:42)
  • 『誤解のないように言うと、我々は《時を越えた探索》や《宝船の巡航》が古いフォーマットで強いことを見落としていたわけではなく、ただこれらのカードが古いフォーマットをどれだけ歪めてしまうかを少なく見積もってしまっただけなのです。』 なんだよお前らの見積もりガバガバじゃねーか -- 名無しさん (2015-06-18 08:45:34)
  • 5枚追放するだけで予言涙目になる -- 名無しさん (2015-06-26 22:48:18)
  • キャントリ以外のスタンのドロー系は金玉とdigで軒並み割食ってるよね。正直スタンも正常とは呼べない気がすんですがねぇ -- 名無しさん (2015-07-07 19:48:40)
  • ↑こいつと探索が久々の超大物なだけで、たいてい大会で使われるレベルのドローは1枚か2枚くらいに収束してたと思う。スタンにモダンレベルのドローが2枚もあれば十分青へのヘイトが高まる。現環境にこれに食われてるカードあったかな。 -- 名無しさん (2015-07-07 21:02:11)
  • digも死亡確認。まあスタンでは相変わらず強いドローカードという感じだが。 -- 名無しさん (2015-09-29 09:55:57)
  • Digは残当、というかなんで一度目の規制すり抜けたのか分からない -- 名無しさん (2015-10-01 09:32:48)
  • Digは金玉に比べれば青2でコンボ向けだしいいよね!→ヴィンテージレベルだったのでやっぱダメです -- 名無しさん (2015-10-23 20:16:27)
  • 金玉金玉って、こいつのイラストには金玉なんて書かれてないじゃないか!….と中国読みを知らないでよくこいつを金玉と呼んでた奴らに疑問を持ってた俺 -- 名無しさん (2015-10-23 20:31:02)
  • 遊戯王で言えばカオスみたいな感じか。MTGって除外中心のデッキあるの? -- 名無しさん (2016-02-25 02:51:34)
  • ↑相手の追放されてるカードをコストにするエルドラージがそれっぽいかな? -- 名無しさん (2016-02-25 13:45:17)
  • カオス共と昇華者ではカードパワーが段違いなんですがそれは大丈夫なんですかね…? -- 名無しさん (2016-06-12 22:21:31)
  • 乳首昇天タッチ金玉とかいうインパクトありすぎるデッキ名 -- 名無しさん (2017-09-01 17:18:11)
  • ↑赤青と青なのにわざわざタッチという表現使う辺り酷い -- 名無しさん (2017-09-12 13:14:32)
  • これといい、宝物(=珍宝)トークンといい中国語はすげーなー -- 名無しさん (2017-09-18 20:48:33)
  • 珍宝サクって金玉唱えます!!! -- 名無しさん (2018-06-29 16:54:41)
  • パイオニアで五冠なるか -- 名無しさん (2019-11-11 18:41:07)
  • パイオニアは墓地が肥えにくいから今の所問題ないな -- 名無しさん (2019-11-27 13:32:05)
  • Dig、死儀礼と共にパイオニアは通過できそうかな、フェッチランド不在も地味に痛い -- 名無しさん (2019-12-15 20:40:32)
  • やはりデベロップの技術は向上していると見るべきであろう。←その後カンパニーの禁止スルーによる大量禁止が来るとは思ってなかったんだろうなあ… -- 名無しさん (2019-12-15 22:24:17)
  • 結局カラデシュでのやらかしで、デベロップチームが事実上解散に。まあ、あれだけ見逃しちゃ、機能してないと判断してしょうがなしだが。 -- 名無しさん (2020-02-22 09:48:35)
  • なお後を継いだプレイデザインチームはそれ以上にダメだった模様 -- 名無しさん (2020-07-24 21:12:28)
  • そもそも下環境の禁止が問題になるわけじゃない。宝船の場合は、スタンは完走できていたんだからこれについては問題児というカードではない、下環境は禁止でバランスを取るとしているのだから。問題はモダンやレガシーで禁止を食らうカードがスタンでも禁止になるという状況を作り出していること。なので、上の方にある(青)重くするべきだったとかの意見は的外れもいいところ。下環境は配慮しないというわけではないだろうが、スタンで禁止にならなきゃ別にいいんだよ。下は禁止すりゃいいんだから。 -- 名無しさん (2021-05-24 13:49:30)
  • スタンの問題児ってのはカンパニーとかギデとかハゲとかカラデシュとかエルドレインのことだよ -- 名無しさん (2021-10-16 14:22:23)
  • 下環境では激ヤバだけどスタンでは穏当に期待通りの動きをしたってMtGのスタンスからすれば奇跡の良カードなんだよなぁ -- 名無しさん (2022-12-27 12:08:18)
  • 下の環境まで考えて出すのはカードプールが膨大になりすぎて不可能に近い スタンダード環境でバランスがとれてるなら良いと思う -- 名無しさん (2023-11-28 20:53:41)

#comment

*1 自分が宝船以外に墓地を使わないデッキであれば、Willなら喰らっても手札1対2交換になるので、別の形でアドバンテージになっている。
*2 レアにはこのカードの類似品《時を越えた探索》が存在しており、併用するデッキも多かった。
*3 《精神の願望》は現在でもたびたび0日禁止で話題になる。これはよく大問題のように言われるのだが、実は当時プレイしていた人々からすれば「やっぱりな」「むしろクソ環境でプレイしなくてよかった」という意見の方が多く、問題があると騒いでいるのはゲーム自体をあまりプレイしていない層だった。宝船が環境をぶっ壊した3ヶ月間のことを考えると、この3ヶ月のような事態を1日も経験しなくてよかったとする彼らの意見も理解できるかもしれない。

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