登録日:2012/04/10 Tue 14:09:16
更新日:2023/08/18 Fri 19:07:44NEW!
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ギャグマンガ日和 打ち切り 漫画 月刊チェジウ 夢野カケラ ゲーム化 驚異的な伏線回収 あるあるネタ 最終回は3ページ 恋のトライアングル 曙 ラブコメ パンチラ クソゲー 誤植 まるで成長していない… アンケート ダブルヒロイン 作中作 三角関係 鯉のtry!あんぐり ノレ 日本刀はめでる物 ファンブック 編集部のミスも重大
『恋のトライアングル』は「月刊チェジウ」に連載されていたラブコメ漫画。作者は夢野カケラ。全9巻。
作者の作品としては珍しく単行本が出ている。10巻の発売は未定。
高校を舞台に、タイトルの通り恋の三角関係が繰り広げられるラブコメ漫画。やたらパンチラが多い。
しかし、夢野の欠点である画力の低さにより、全く萌えない。
さらに設定の矛盾や未回収の伏線も多く、読んでいて非常にイライラさせられる。
このように読者からの評価は最悪であったが、編集部に贔屓されていたのか連載はそこそこ長期に渡り、単行本は9巻、さらにファンブックまで発売されている。
読者の間では、同時期に連載されていたタイトルの似ている釣り漫画『鯉のTRY!あんぐり』(こちらは読者から高評価)とアンケート順位が入れ替わっているのではないかと皮肉られていた。
前述の『鯉のTRY!あんぐり』が終了した2ヶ月後に「タクヤ達の恋はこれからも続く……!」という煽り文と共に唐突に最終回を迎え、読者を爆笑の渦に叩き込んだ。
……と思いきや、その翌月号に真の最終回を掲載し、わずか3ページで今までの矛盾や伏線を回収。
この真の最終回だけは、夢野の真骨頂として評価されている。
■登場人物
- 愛川タクヤ
主人公。
作画が安定しておらず、ストーリーの進展に比例して髪と眉毛の生え際が下がっていった。
- 平等院リカ
ヒロイン。ツインテール。
入院している弟がいるが、2巻以降登場していない。
- 星山マミ
ヒロイン。黒髪ストレート。
4巻で西島山にラブレターを貰うが、返事を返していない。
作者がもっとも感情移入しているキャラであり、ファンブックに掲載された作者コメントのキモさは直視するのをためらうほど。
- 西島山新平
タクヤの同級生。マミに想いを寄せている。
9巻で崖から落ちそうになって以降登場していない。父親の顔が2巻と8巻で全く違う。
- ハナエ
タクヤの後輩。
7巻でタクヤを屋上に呼び出すが、その後どうなったか描かれないまま修学旅行編に突入し、以降登場していない。
- 不良のボス
タクヤ達と敵対している不良集団のボス。
行方不明になっているタクヤの兄ではないかと思われているが……?
■ファンブック
ファンブックも原作同様、低品質&意味不明である。
例を挙げてみると、
- メインキャラの紹介画像なのに教頭先生の扱いが非常に大きい。
- タクヤの特技が原作に全く登場しない「関節を鳴らすこと」。
- 西島山の夢がこれまた原作に全く登場しない「売れっ子のマンガ家になること」。
- メインヒロインであるはずのリカの恋の行方の説明がかなり投げやり。何せ「さぁ…」一言だけである。
また、作者への質問コーナーでは自分の特技を「とにかく女の子にモテること」と自画自賛しており、正直うっとおしい。
また、犬の排便について熱く語っていたり、将来の夢が「(自分の創作キャラである)マミと結婚したい」であることなどから、相当偏った性癖の持ち主だと考えられる。
また、よく見るとタイトルが「恋のトライアング[[ノレ>ゴノレフ]]」と誤植されているなど、制作陣のやる気のなさが感じられる。
一方で、作者のコメントとキャラ紹介の内容を入れ替えると至って自然な内容になるため、これらの意味不明な内容は編集部のミスではないかと噂されている。
■ゲーム版
まさかのゲーム版も発売されている。プラットフォームはPlayStation2で、定価5800円。
内容はというと、
タクヤ(原作とは全く似ていない)の自己紹介
↓
下駄箱を開ける(このときの選択肢「開ける/曙」は伝説*1)
↓
卒業式(バックに学校の絵があるだけ)
↓
スタッフロール
↓
リカとマミのどちらと付き合うか選択
↓
選んだキャラのパンチラでEND
…ホントにこれだけである。クソゲーと呼ぶ事すらおこがましい粗悪な内容である。
こんな内容になったのも、開発スタッフが原作を相当嫌っていたからであり、わざわざゲーム内で「読んでるとイラついてくる」「つまらない」と明言し、
スタッフロールの最後に「夢野の名前を画面いっぱいに大きく表示した上に、イヤらしい笑みを浮かべている似顔絵(想像図)を出す」という嫌がらせまで行っている。
ソフトパッケージも適当極まるものであり、ハートマークの中に定価(5800円)*2が書かれているだけというもの。
今後の創作活動にまで影響が出てくると思われる蛮行に至ったのも、望まぬ企画を無理矢理押し付けられたスタッフのせめてもの抵抗だったのかもしれない。
タクヤ達の追記・修正はこれからも続く……!
[#include(name=テンプレ2)]
[#include(name=テンプレ3)]
本当はギャグマンガ日和の「打ち切り漫画家シリーズ」というネタの一つ。原作では11巻に収録。
『ソードマスターヤマト』『決めろ!キラメキシュート』の続編であり、単行本やゲームが出て天狗になりまくっていた夢野の呆気ない転落が描かれている。
この他、ゲーム化に関する話が8巻、ファンブックに関する話が公式ファンブックに収録されている。
前作、前々作に続き、打ち切り漫画の伏線回収を主にしているが、本作は長期連載に伴う設定の矛盾や画風の変化、出版社のアンケート至上主義もネタにされている。
■真相
長期連載になった理由は、前述の『鯉のTRY!あんぐり』と間違えてアンケートを入れられていたため*3。
要するに編集部の不手際によるものであった。読みはともかく字面は全く似ていないのになぜ読者に混同されたのだろうか
では肝心の『恋のトライアングル』の内容はと言うと、前述の通り
- 萌えないパンチラの連発
- 低レベルかつ不安定な作画*4
- 描き分けが全く出来ておらず、男性キャラは初期タクヤと西島山、女性キャラは全員がほとんど同じ顔。髪型だけ違う。
- 前の展開の出来事や伏線が未回収*5
- 設定が陳腐な一方で、死に設定化が多発
など、過去作の不人気の原因だった夢野のセンスのなさが健在。
そのくせ本人は「大ヒット中の自信作」と信じているからタチが悪い*6。
あくまでミスで優遇されていただけであるため、実際の人気・評価はすこぶる低く単行本も全く売れてないとのこと。
担当も作品に全く愛着がなく、「見てると眠くなってくる」とまで言われる始末。
ゲーム版も同様にスタッフが全く愛着を持たなかった為、原作者への悪意と嫌がらせに満ちたクソゲーに仕上がった。*7そもそも何故仕事を引き受けたとか突っ込んではいけない
また、ファンブック中のタクヤの特技は本当は作者の特技、「マミと結婚したい」という気持ち悪い作者コメントは本当は西島山のコメントだが、編集部が間違えて掲載した。
リカの恋の行方の説明と作者の犬の排便の質問に対する返答も同様に入れ替わっていたのである。というか聞くことがあんまりないという理由で「犬は何故排便してるのを見られると恥ずかしそうにするの?」という質問をした事自体おかしい。
そんなわけでアンケートのミスが発覚した後は瞬く間に冷遇され、あっさりと打ち切りが決定した。
ところが「言い出しづらかった」という理由で夢野に打ち切りの事が伝わっていなかったせいで、「主人公とヒロインがエレベーターに閉じ込められて終わり」という、明らかに次号に続く!な展開で終わってしまった。
これに対して夢野は「担当が忘れてどうするんですか!」と噛みつき、お情けで真の最終回が3ページ分だけ掲載される事になり、長期連載中に生じた数々の不整合点をむりやり拾いこんで終了した。
ちなみに夢野本人も、その際に[[過去のエピソードを読み直してようやく矛盾しまくった設定や放置しまくった設定に気づくという有様>https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/39817.html#id_c1a88fab]]であった*8。
しかも「最終回で50ページは貰えると思った」などという無駄な自信も健在。
さらにアンケートのミスが『鯉のTRY!あんぐり』の作者である日本庭園めでる先生に発覚した後、真の最終回の冒頭で唐突に『鯉のTRY!あんぐり』を取り出してキャラを介して褒めまくるという、冷静に考えればとんでもなく相手に失礼な事をやらかしている*9。
タグにもあるが、真の最終回内で「日本刀はめでる物」と唐突に褒めているが、これはめでる先生が日本刀コレクターであるため。担当はこの事で夢野を煽った挙句、夢野が刺される前提で話をしていた。
もっとも一番反省・謝罪すべきなのは重大なミスをやらかした編集部なのだが…。
オレの眉毛と生え際はその時の気分で追記・修正できるんだ 久し振りに追記・修正してみるか
気分と言えばうちの高校の校長は気分屋で一昨年は学園祭を2回も開催したんだぜ!全くあきれた校長だぜ!
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▷ コメント欄
- 可愛そうなめでる先生・・・。 -- 名無しさん (2013-10-07 17:59:16)
- 普通だったら裁判沙汰だよな。 -- 名無しさん (2013-10-07 18:18:58)
- というかアンケート取り違えた編集部が事の原因じゃないか? -- 名無しさん (2013-10-07 19:11:04)
- なんつうか、ジャンプ編集部もかなり怠慢じゃね? -- 名無しさん (2013-10-07 19:14:53)
- ↑あ、ジャンプじゃねぇや。間違い -- 名無しさん (2013-10-07 19:15:36)
- 教頭先生「いたい!いたい!お腹がいたい!」で噴いた -- 名無しさん (2014-02-05 13:14:17)
- ゲーム版を作った奴ら、何でこんなもんゲームにしたんだろうな。作りたくねえなら作んなよ。EDに至っては完全に裁判沙汰なのに -- 名無しさん (2014-02-22 19:13:14)
- 「『鯉のTRY!あんぐり』を真の最終回で褒めまくるという、冷静に考えればとんでもなく相手に失礼な事 をやらかしている。」と項目内で書かれているけど、一体どのあたりが失礼なんだ? -- 名無し (2014-04-11 12:30:52)
- ↑わざとらしく、本人からしたらすごい恥ずかしいだろう、と推測 -- 名無しさん (2014-04-11 12:37:26)
- ↑正直これは編集部の責任だよね -- 名無しさん (2014-04-11 13:49:51)
- このシリーズって漫画家あるあるの皮を被った編集への嫌味何じゃないかと思う時がある -- 名無しさん (2014-04-19 19:00:21)
- 夢野も夢野でおバカだが明らかに周りもひどいよな。ギャグとはいえ。 -- 名無しさん (2014-08-06 18:45:00)
- そもそも褒めまくる行為自体が夢野の「ボクはわかってますよぉ、そっちの方が面白いですよぉ」っていう姑息なヨイショだってよくわかるからな、前後の話見ると。大体打ち切りの原因が自分にあるってわかってるのに、その作品の中でベタ褒めするって相手ブチギレてもしょうがないぞ -- 名無しさん (2014-11-23 10:52:26)
- 例えるなら必死で練習したのにレギュラーになれなかった人が大した実力もないのに偶然レギュラー入りを果たした奴に「お前はすごいよ」って言われてるようなもんだよな。 -- 名無しさん (2015-03-19 17:10:17)
- このエピソードで夢野の性格の悪さと漫画の酷さが明確になったな。 -- 名無しさん (2015-06-27 19:58:34)
- 性格悪いっていうか斬られたくないために必死で擁護しようとしてたんだとは思う -- 名無しさん (2015-10-03 07:06:49)
- ↑連投失礼 まぁ失礼には変わりないけど -- 名無しさん (2015-10-03 07:08:00)
- 月刊誌で単行本9巻ということは長ければ9年連載してた可能性もあるのか -- 名無しさん (2015-10-19 10:51:39)
- 漫画のタイトルが被らない云々の実例として幽遊白書は最初「幽遊記」というタイトルだったが、「珍遊記」の連載がすでに決定していたため担当から変えるように指示された -- 名無しさん (2016-02-21 13:53:48)
- 遊戯王デュエルモンスターズとデュエルマスターズ -- 名無しさん (2016-11-15 19:09:45)
- まああり得ないんだろうけど、実際こんな事態が起きて発覚したらネットニュースぐらいになる大ごとだろうね。特にジャンプみたいなアンケート至上主義だったら編集長のクビ飛んでもおかしくないレベル -- 名無しさん (2019-04-13 16:09:03)
- ていうか、恋のトライアングルと鯉のTRY!あんぐりを間違えるって、口頭ならともかくアンケートなら文字に違いないのにごっちゃにしたならそれ読者も相当規模のアホだよね -- 名無しさん (2019-05-03 16:12:50)
- 「名探偵コナン」は元々「未来少年コナン」との重複を危惧して「名探偵ドイル」というタイトルを勧められていた。 -- 名無しさん (2019-05-16 14:15:48)
- 少女漫画の方の「風光る」と、少年漫画の方の「風光る」。あれ!? -- 名無しさん (2019-05-16 14:30:45)
- 原作者に対する個人的な好悪をゲームに反映するって、普通に考えたらクズってレベルじゃないよね。ちょくちょく夢野以上にアレだわ -- 名無しさん (2020-05-21 02:17:37)
- ↑原作作品に対する好悪をマジで反映させたゲームがあってな…ガシャポンウォーズって言うんだが。 -- 名無しさん (2020-05-21 03:14:44)
- ↑名前は知ってるけどどんな内容? -- 名無しさん (2020-05-21 05:38:44)
- 同時期に載る作品を似たタイトルにしちゃダメよね -- 名無しさん (2020-08-10 11:46:16)
- 「恋のトライアングル」は可もなく不可もなく、って感じのタイトルだけど「鯉のTRY!あんぐり」は凄いセンスだと思う -- 名無しさん (2020-08-10 16:14:25)
- 間違いなくチェジウ編集にまで飛び火していただろうね、少年ジャンプで例えるならサムライ8が5巻も出てるようなもんだからな -- 名無しさん (2020-10-02 16:28:36)
- ↑貴様ーっ、超ヒット漫画家である岸本先生原作のサムライ8を愚弄するかぁーっ! -- 名無しさん (2020-10-02 16:44:39)
- 単行本売上が本当の評価を反映してたはずだが編集部や夢野は何も思わなかったのか -- 名無しさん (2021-05-17 22:40:44)
- ↑それも鯉のTRY!あんぐりと同じく間違えて買ってたんでしょ。やっぱ読者が一番馬鹿だよ -- 名無しさん (2021-07-22 13:59:33)
- ↑ファンブックの話で担当から「全然売れてない」と言われてるから、たとえ単行本売上が良くてもアンケートが悪ければ打ち切られることに対する遠回しの皮肉だと思う。 -- 名無しさん (2021-09-02 01:18:42)
- 票集計で間違えられてたってことは、鯉のTRY!あんぐりはめちゃくちゃ人気あったのに読者投票をクソ漫画に吸われて打ち切られたってことか…作者が可哀想過ぎる -- 名無しさん (2021-10-08 14:21:56)
- 「担当が忘れてどうするんですか!」←設定忘れまくりのお前にだけは言われたくねえ…… -- 名無しさん (2021-11-20 00:31:00)
- 好き放題やらせた結果、夢野はやっぱり構成力が壊滅的だったと判明した回。これって1巻6話刻みで収録と考えても全9巻&月刊連載だから、4年と半年は続いてんのよね…… -- 名無しさん (2022-02-10 18:35:52)
- あやかしトライアングルと間違えそうになったw -- 名無しさん (2022-02-23 09:51:47)
- ↑2↑4 逆に言うと鯉の方は、票のかなりの部分を吸われてたにもかかわらず4年以上連載キープした怪物作ってことになる……まあ釣りというややニッチなジャンルだし単行本の売り上げはやけに安定してるから、アンケートに現れないが雑誌の間口を広げるのに貢献してるって判断かもしれんが。 -- 名無しさん (2022-11-12 23:15:07)
#comment
*2 タイトル画面とタクヤの自己紹介でも「5800円」が出てくる。
*3 現実ではこういったミスが起きないよう、掲載する漫画のタイトルは被らない・似ないように編集部の間で徹底されている。例を挙げると幽遊白書は元々は幽遊記というタイトルだったのだが、同時期に珍遊記が連載開始した為に変更している。
*4 人物の顔が以前登場した時と違うなど。
*5 学園祭を1年間に2回やるなど。
*6 恒例となっている冒頭の担当から電話がかかるシーンでも「今月号は今までで最高の出来」と自画自賛しているところであった。
*7 内容とスタッフの態度からして元々低品質なゲーム会社だったかもしれないが、仮に真面目に作った所で売れたかと言うと…
*8 これには担当も「何だったら覚えてるんですか?」と完全に呆れ果てていた。
*9 そもそも全く謝罪していない時点で不誠実。漫画のキャラがネタにしているか遠回しに馬鹿にしているようにも思えてしまう。
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